【フィリップ・エマールの演劇ワークショップ
~クラウン(道化)とコメディ~ 】
◇目的:「笑いのきっかけをつくり、笑わせ、その笑いを持続させること」
◇場所:東京都内の施設(参加者のみにメールにて告知)
◇日時:2019/5/29(水)~2019/5/31(金)
いずれも10:00 〜17:00(途中で1hのお昼休憩あり)。
3日間連続で1つのWSとなります。
◇対象:プロの、俳優/コメディアン/パフォーマー/ダンサー/etc。
定員10名。
◇料金:¥20,000(全3日間)
◇応募方法:①氏名
②連絡先
③プロフィール(可能であれば英語でお願いします。)
④動機
以上を明記して、下記のアドレスまでメールにてご応募ください。
4/30日(火)23:00が募集の最終期日となります。その上で書類選考を行 い、後日連絡させていただきます。
Mail:contactme@philippe-aymard.com
*その他にご質問などあれば、お気軽にメールにてお問合せください。
◇備考: ・当日は時間厳守でお願い致します。
・準備、ウォームアップのためにお早めにお越しください。
・服装は、動きやすく、大きなロゴや文字の無いものが望ましいです。
・WSには日本語の通訳が付きます。
◇講師紹介:フィリップ・エマール
講師のフィリップ・エマールは、クラウン(フランス語で道化の意。歴史的、文化的に日本で言うピエロとは異なるため、以下“クラウン”と表記)であり、俳優、パフォーマー、歌手、演出家、そして本人いわく、夢想家である。
劇場や、映画の中だけでなく、路上や、病院で子供たちにクラウン・ドクターとして関わり、また、シルク・ドュ・ソレイユのクラウン(2001年~2011年)も務めた。
2012年から東京で演技を教え始める。演技指導は彼にとって、プロのアーティストたちと共に、舞台と演技についての経験を共有することに他ならない。創造することを楽しみ、観客とのつながりを明確にし、精錬し、より確かなものにしていくことなのである。もちろんクラウンというコミカルなキャラクターを通して。
◇フィリップからのメッセージ:
WSでは、シアター・ゲームや即興を使い、コミカルなキャラクターを練り上げ、創り、構築していきます。その手法は伝統的なクラウンのスタイルを基礎にしています。例えば、オーガスト、白いクラウン、コメディア・デラルテ、ソロやデュオ・・・等々!
「クラウンは『今、ここ』に綴られていく生きた詩である。それを観客が見て驚くのはクラウンの内に自分の姿を見出しているからだ!」
このワークショップは、皆さんにとっての探求の場でもあります。自分について更に深く知り、皆さんの中に宿る創造性や作家性、そしてご自身のストーリーを語る表現者としての自分を知ることでしょう。
幼き頃の自分にもう一度出会い、共にクラウンの本質を見つけましょう。それは、個々の身体的個性と想像力によって育くまれるのです。
まず、存在感についてワークします。それは、ただその場に居ることであり、今ここに存在し、周りの世界を発見することです!
感情のワークでは、感情を研ぎ澄まし、正確にすることで、お客さんに伝わるものにします。
聴くためのワークや、関係性のワークも必要です。相手とのつながり、権威とのつながり、そして世界とのつながりについて学びましょう。
常に自分に忠実で、嘘をつかず、誠実でいることができれば、演技は自由で、過不足の無い、人の心の琴線に深く触れるものになります。
各々が、自分でも笑ってしまうような個々の滑稽さを活かして、演じることが肝心です。そうすれば、演技は自由で豊かなものになるのです。
全身を用いた身体ワークを通して、自分自身を観察します。そうして、歩き方、身振り、癖や習慣、姿勢、振る舞い、等・・・つまり成人になる過程で身に着けてきたものすべてを明らかにしていきます。
自己検閲することを止めて、欠点を見つけたなら強みへと変えましょう。そこに価値を置き、前面に押し出すのです。ダイヤの原石を発見したかのように楽観視し、表面を削り、磨けば、それは輝き、観る人の笑顔も輝かせるでしょう。
それを特別で、他の誰でもない個性的なものにするためには、自分が喜んだり、固執したり、挑戦する姿を見せるのです。想像を働かせ、大げさに振舞ったり、ひょっとしたら音楽を奏でたり、歌ったり、踊ったり、気取って歩いたり、走ったり、一緒にジャンプしたり、叫んだり、滑ったり、転んだりするかもしれません。それから、たぶん恋したり、間違いなく泣いたりも、そしたら皆で一緒に笑いましょう。そうすれば、生きること、笑わせることについてもっとよく学べるのですから!
Philippe Aymard
それでは、皆様にお会いできるのを楽しみにしています!
Mail:contactme@philippe-aymard.com