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板橋ビューネ2019 参加団体募集のお知らせ

参加条件は
「作家が亡くなっていること」

演劇祭開催時期:2019年12月2日-2020年1月26日
公募団体:4団体
応募締め切り:2019年3月15日

板橋ビューネウエブサイト:https://itabashi-buhne.jimdo.com/
お問い合わせ:info@subterranean.jp(赤井)
主催:サブテレニアン、板橋ビューネ実行委員会


境界(ボーダー)をまなざす

演劇は古来より境界にあった。
異国と本国。市民と奴隷。霊界と人間界。資本主義とアウトサイダー……。
客席にいる“こちら側”の人間が見ている、舞台上には“あちら側”の存在があった。

世界をかつてないほど早く移動できるようになり、世界の情報にアクセスしやすくなった今、世界はより身近になった。地域や国境を越境することは、特別なことではなくなった。

しかし、人間の感性や内面はどうか。世界が身近になった分、理解できないもの、近づきがたいものを畏れる想像力は欠け、“共感”や“同調”できる情報ばかり選んでしまってはいないだろうか。

我々が求めるのは、観客の想像力であり、観客が想像する自由を許すような作品である。目を凝らし、耳を澄ませる場所を作り出そう。

「板橋ビューネ」は2013年に始まった舞台芸術祭です。2013年には4都市8団体の劇団が参加しました。2014年には、東京・名古屋の二都市で行い、韓国の劇団も招聘しました。それ以降も各都市でも開催し、地域の劇団や韓国の劇団が参加しています。日本の様々な地域から、また世界から参加できる演劇祭を目指しています。

 このフェスティバルの目的は、既存のテキストを用いて、新しい解釈・演技・演出によって古典の魅力を引き出すことです。芸術に必要な「独創性」や「オリジナリティ」、「個性」といったものは、果たして舞台芸術にとって何を意味するのでしょうか。果たして、テキストの「独創性」だけが舞台芸術の“新しさ”なのでしょうか。私たちは少し遡って、俳優と観客が演劇を形作るという課題に立ち返ってみたいと思います。 誰もが知っている古典戯曲を取り扱うことで、舞台芸術にとって最も重要な要素――俳優と観客――が創造するフェスティバルを目指したいと思います。

 サブテレニアンは決して恵まれた劇場ではありません。不便な部分もあると思います。しかしそれを不便と考えず、魅力と感じる方を求めます。そしてそういう場所でやるからには漫然とした作品はいりません。先鋭的な作品を求めます。私たちは、新しい演劇を作る担い手と、その観客を求めています。
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。