日本初演・テネシー・ウィリアムズが三島由紀夫に捧げた作品『男が死ぬ日』女優オーディション
「三島由紀夫に捧ぐ。長きにわたる友情と彼への深い敬意の証として----」冒頭より
テネシー・ウィリアムズと三島由紀夫の友情から生まれたこの作品を知る日本人は数少な く、日本で一人でも多くの人に知ってもらいたく上演いたします。
重要な役であるメイド・黒子を演じてもらう女優を募集しています。
リアリズム演技の練習法を多く使用しプロセスを大切に芝居を作り上げていきますので、多くの演技テクニックが習得できる絶好の機会です。
たくさんのご応募お待ちしています。
【オーディション概要】
募集条件:20代に見える女性
日時:12月1日(土)18時15~21時45分
12月2日(日)18時15分~21時45分
開催場所:笹塚メソッド
稽古日程: 8月5日~9月1日
公演日:9月5日(木)~9月15日(日)
アメリカ公演(9月下旬予定)
ギャランティー 支給(応相談)
申し込み方法:hk46@bobbynact.com
上記のアドレスに必要事項を明記のうえ、件名を【オーディション】として送信ください。
・お名前
・身長
・所属(あれば)
・経歴
・写真(顔がはっきり認識出来るもの)
・連絡先(メールアドレス・携帯番号)
*応募多数の場合には書類選考があり
【公演概要】
日程:2019年9月5日(木)から15日(日)
劇場:シアター倉(錦糸町)
公演回数:13
演出:ボビー中西
BNAWホームページ:http://bobbynact.com
翻訳:広田敦郎
出演:3名(情報解禁19年1月予定) 女性メイド・黒子(一名)
プロデューサー:ボビー中西
企画:Hell`s kitchen46
『男が死ぬ日』は、2001年7月、米国コネチカット州ホワイトバーン劇場で、アクターズ・スタジオ重鎮の演出家、アーサー・ストーチの演出によって世界初演が行われました。 私はその中で、三島由紀夫をモデルにして書かれた主人公のストーリーテラーを演じさせて頂きました。この台本をもらった時、私は三島由紀夫とテネシー・ウィリアムズという、日本とアメリカの演劇を語る上では欠かせない劇作家たちの、二人の友情から生まれた作品がこの世にあったのだと、深く感動しました。そしていつか今作を、三島由紀夫の、そして私の母国、日本でも上演したいと強く思いました。
20年に渡るNYでの活動後、私は日本に活動の拠点を移し、日本の俳優たちに、マイズナーテクニックを基にした、世界に通用する役者になるためのリアリズム演技を教えてきました。そして2015年12月に、私の教え子である古畑新之と、本多章一、友人の菊地凛子を迎え「男が死ぬ日」をリーディング公演として演出し、上演しました。(ホームページhttp://www.otoko-ga.com/参照)
本公演のための実験でもあったこのリーディング公演は大きな反響を呼び、幕を閉じました。そしてこの度、錦糸町シアター倉で「男が死ぬ日」を日本初演として上演いたします。翻訳は、テネシー・ウィリアムズ「地獄のオルフェウス」を訳した広田敦郎です。
ボビー中西経歴:
初の演技本「リアリズム演技」https://www.amazon.co.jp/リアリズム演技-ボビー中西/dp/4880594067
1990年、渡米。恩師フィル・ガシー氏(トム・クルーズなど指導)のもとでマイズナーテクニックを学び、のちネイバーフッドプレイハウスに入学。サンフォード・マイズナーから直接演技指導を受ける。95年、27歳のとき日本人で2人目のNYアクターズスタジオ生涯会員となる。その後数多くの映画、TV、舞台に出演し、ダン・アークロイド、ハイミー・サンチェス、アル・パチーノ、ウォーレン・ベティー、ダイアン・キートンなどと共演。現在、BNAWでのクラスを中心に新国立劇場演劇研究所、大手事務所、俳優養成所、個人レッスンなどでマイズナーテクニックを中心に、演技を初めて学ぶ俳優から世界で活躍する俳優まで指導している。延べ3000人以上。メジャードラマ・映画で演技コーチとしても活躍している。今年6月には初めてとなる演技本『リアリズム演技」を而立書房より出版する。https://www.amazon.co.jp/リアリズム演技-ボビー中西/dp/4880594067