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カテゴリ:ワークショップ告知 返信(1) 閲覧(387) 2018/02/18 20:12
ロシアの本場、国立モスソヴィエト劇場で学んだ杉山剛志氏。過去のWSより、コメント抜粋です!
【舞台で「生きる」演技を引き出すスタニスラフスキー・システムの本当に役立つ有効な使い方】
スタニスラフスキーの最後の愛弟子であるマリヤ・クネーベリからその理念と方法論を受け継ぎ、現在は世界各国で活躍する海外の演出家達から5年間に及ぶ体系的俳優教育を受け、その後ロシア・モスクワの国立劇場に演出助手・研修演出家として所属し学び得た日本では未だ確立されていない国際スタンダードの演技法である本当のスタニスラフスキー・システム。
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スタニスラフスキー・システムと聞くと=『リアリズム演技』『写実主義演技』と思うかも知れませんが、実は必ずしもそうではありません。
俳優という職業は演出家の趣向や作品の方向性によって本当に様々な表現形態のなかで演じることが求められます。
しかし表現形態がどうであれ、俳優にとって何よりも重要であり、必要とされる能力は、俳優自身の内面に充実した真実の生活やプロセスが有るか無いか、つまりリアルに【生きている】という実感を持って演じられるかどうかということです。
もしも俳優がその実感を内面に持つことが出来ていなければ、形や声や動きなどがどんなに綺麗だったとしても、観る者の関心や興味を惹くことは難しいでしょう。
それに何よりも演じている俳優自身が演じていても面白さを感じれないと思います。
逆に、【生きている】という強い実感を内面に持てさえすれば、観客の関心や興味を強く惹くことも可能でしょうし、また俳優として演じることに強いやりがいや楽しさを持つことも出来るでしょう。
たとえそれが外面的にどんな表現形態だったとしてもです。
俳優の仕事は『与えられたセリフをどのように言うか』や『感情を作り、それに満たされ、そしてその感情を表現すること』だと思っている方は少なくないと思います。
そして色々と試みてはいるけど上達している手応えは薄く、その結果に一喜一憂し、手探りで続けてはいるが一体何をどのように学んだら良いのか分からず悩んでいる方も多いと思います。
しかし実は、ピアニストや画家やバレリーナに才能を伸ばす為の確立された教育や訓練があるように、俳優にも【体系的に学べる確立された俳優教育】が存在するのです。
それが国際スタンダードの俳優技術である【スタニスラフスキー・システム】です。"
今回のワークショップでは、その国際スタンダードの俳優技術である【スタニスラフスキー・システム】を、「ワーニャ伯父さん」一幕を通して、『見せる』演技ではなく『生きる』演技、を学びます。それも戯曲の読み方の基礎からから丁寧に取り組んでいきます。
具体的なレッスン内容は【生きる演技】を生み出すことに繋がる色々な効果的なエクササイズ、短いエチュード、戯曲分析などを用いて理論と実践の両面から取組みます。
10日間みっちりと、そして後半は劇場という場所でのワークショップ。まだ参加枠ございます!ぜひご参加ください!
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