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〜ことばとイマジネーション vol.2 実体のある言葉〜演劇企画「ある」

  • ケッアール ケッアール(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(0) 閲覧(67) 2018/02/09 16:03

 朗読やリーディングが盛んです。また、声優の独特の発声も、ある一定の支持を受けています。ですが、声を伴う実体のあることばで語られてるものはほとんどありません。音として面白かったり、見事な心理描写だったり、キャラ立ちする言い方だったりはします。ですが、語り手の存在がくっきりするものはない。ここでは、上手な朗読や個性的な声を探求するのではなく、もっと原始的な言葉を探り、表現につなげていきます。情報伝達だけでなく、お互いの存在を確認する言葉。録音できない豊かな言葉。音波とは違った、実体のあることばを発見します。

〜ことばとイマジネーション vol.2 実体のある言葉〜
2018年
3月7日(水)18:30〜22:00まで (18時00分開場。18時30分開始)(和室)
3月8日(木)18:30〜22:00まで (18時00分開場。18時30分開始)(学習室B)
場所 両日ともに新宿区北新宿生涯学習館 http://www.city.shinjuku.lg.jp/shisetsu/map5-2.html
ワークショップ代 二日間で3000円。1日だと2500円 なるたけ二日間の参加が望ましいためこのような設定になっています。ですが、1日だけの参加でも構いません。
内容 
 言葉とは意味内容の伝達道具という認識が日常での認識でしょう。ですが、舞台で本当に素晴らしいことばは実体があります。言葉の意味内容や、話者の心理(気遣い)が身にしみることはよくありますが、それではない。声を伴ったことばが、まるでその人の手か何かになって、からだの中に入ってくる。内臓を掴まれる感覚。私は腸(小腸)あたりを掴まえられた感覚があります。あと、声を伴った言葉がまるでお湯のように肺あたりに染み込んでいった感覚もあります。ことばが「ある」ということを実感し、演劇の道に進みました。演劇企画「ある」の名前の由来は、この体験に基づいています。
 実体のあることばを体験するワークショップです。

初日 からだのゆすり。空間の中に存在することは。他者が存在して自分が存在するという体験。言葉を語る時の障害を外す。日本語の持つ音の面白さを楽しむ。
 初日は感受性の開拓に重点を置きます。
2日目 からだのゆすり。語りかけのレッスン。詩を読む。声での働きかけと、声と言葉を使わない働きかけとは。感受性に支えられた表現のレッスンに入って行きます。
 日常使わない感覚を豊かにして生き生きとした他者への働きかけをしていきます。
       
細かいエクササイズについては、参加者に合わせて計画をしていきたいと思います。

持ち物は、初日は動きやすい服でお願いします。持ち物に関しては、お申込いただいたときに、詳しくお話します。
 
*申し込みの際、お名前、連絡先(メールアドレス[日中も連絡が取れるもの])、演劇経験者かどうかは必ずお知らせください。なお、よろしければ、性別、年齢(20代など大体で構いません)も教えてくだされば、細かいワークショップの計画を立てるのに役に立ちます。お申し込みは engekikikaku.aru@gmail.comの@を半角@に直しておしらせください。
または、ホームページからお申し込みください。
演劇企画「ある」https://engekikikaku-aru.jimdo.com

〜ワークショップのやり方を少しでも知りたい方へ〜
 基本的に演出家であり「ことばが劈(ひら)かれるとき」の著者であり演出家である竹内敏晴のからだの解放と深い息遣いのためのエクササイズ、イマジネーションが動き出すためのエクササイズの影響を強く受けております。
 また、フィリップ・ゴーリエ(フランスのフィリップ・ゴーリエ演劇学校主宰)による、ユーモアあふれつつ妥協を許さない明確なダメ出しの仕方、俳優の内面には直接は立ち入らないが外側から強烈に揺さぶりをかける指示の出し方に、影響されております。
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。