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カテゴリ:オーディション告知 返信(2) 閲覧(172) 2017/03/04 13:56
最近気付いた事。
私がこの世界に入り、今でも芝居を続けているのは、演劇が好きと言う事ではなく「つかこうへい」さんが好きだったから、と言う事。
つか作品に出会わなければ、そして、つか作品の音響をしてらしたY氏に出会い、つかさんもいらっしゃるブースからつか作品を見せて頂く事がなければ、おそらく私は全く違う仕事についていたかもしれません。
これまでの私の演劇の教科書は、かつて紀伊国屋ホールで見た『銀ちゃんのこと』でした。
齢を重ねるごとに、つかさんの台詞を背負える役者がいない事を痛感します。
つか作品は方々で上演されて来たし、現在も上演され続けているのですが、納得の行く役者と出会うのはほとんど稀な事です。
つかさんの台詞を背負える役者がいない限り、つか作品は成立しません。
つかさんの台詞を背負える役者を育てる事。
それが、劇団SSTの目標の一つでもあります。
演劇の深淵な森の中を、闇雲に走り続ける強い意志を持つ、そんな人間を求めます。
新宿サニーサイドシアター
坂田俊二
なぜ「新宿サニーサイドシアター」という名称にしたのかというお話ですが…。
私が最初に劇団を創ったのは、ちょうどつかこうへいさんが紀ノ国屋ホールで公演をやり始めた頃でした。故三浦洋一さんのくわえ煙草伝兵衛が私のつか作品との出会いでした。
その頃の紀ノ国屋ホールは、私にとって憧れの場所であり、演劇の聖地でした。
しばらくして、縁あって紀ノ国屋ホールから程近い場所で小劇場をオープンする事になったわけですが、つまりは、かつての紀ノ国屋ホールが私にとっての太陽のような存在だったので、「新宿サニーサイドシアター」。単純な話です。
私は、新宿サニーサイドシアターを、そして劇団SSTを、もっともっと活気溢れる、ギラギラと太陽がいっぱいの場所にしたい。そう考えています。
新宿サニーサイドシアター
劇団SST
坂田俊二
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