2017年8月23日(水)〜27日(日)に「査察官」を上演します。その出演者を募集しています。
「査察官」はゴーゴリの傑作喜劇「検察官」を元に、大幅に現代を風刺するようアレンジしたものです。(原作の良さは残しています)現代の日本を風刺した、この時観なければならない作品です。
また、演劇的なチャレンジとしては「キャラクター」を演じる面白さをお届けします。自分の延長線で演じるのでもなく、安直な2.5次元キャラクターでもない、役の仮面をかぶって遊ぶ舞台です。(仮面劇でありません)俳優って素晴らしい、生で演者が自分ではない役を演じているのは素晴らしいと思わせる舞台です。
演劇企画「ある」は、普段舞台を見ないお客様からもとても好評です。「これなら、時間をさいて、(テレビや映画より)高いお金を払って見に行く価値がある。」「もっと高くてもいいんじゃない」と言われる舞台です。(観客は決して富裕層ではありません。)また、出演者も30代〜50代と幅も広く、経験豊富な俳優たちが本当に面白いことをするために参加されています(時々20代の俳優もいます)。出演に至るまでとても時間をかけ双方納得する形にしたいと思っています。出演をお考えの場合は、基本的にワークショップにご参加下さい。出演が決まれば、ワークショップ代は返金します。
募集の手続き
1 メールでお名前、性別、連絡先、年齢(概算でも構いません)、演劇経験年数、所属をお知らせ下さい。同時に、いつのワークショップに参加されるかもお知らせ下さい。
2 こちらからお返事をします。その後、電話でお話します。
3 お互いに納得できましたら、企画書(経済条件込み)と台本を提示します。
4 納得いただきましたら、契約成立です。
*1から4までの間に、ワークショップに参加いただき、お互いに納得したいと思います。
稽古は小屋入りと本番を入れて、4週間は14時から22時までです。初めの2週間は18時から22時までです。NGは配慮いたしますが、上記の稽古時間なので完全にアマチュアの方は無理だと思います。また、経験年数はあまり問題ではありませんが、プロとしての気概と責任をお持ちくださることをお願いします。(演劇で生活を成り立たせている必要はございません。)
詳しくはホームページを御覧ください。
https://engekikikaku-aru.jimdo.com
連絡先 engekikikaku.aru@gmail.comの@を半角@に変えて連絡して下さい。
演劇企画「ある」主宰 :堀益和枝
主宰について
大学時代から(中学時代から)学生演劇をする。俳優、演出、作家をこなす。
1997年から2009年まで故竹内敏晴氏の元でからだとことば、演劇について学ぶ。
2007年より上京し、演劇企画会社の演出助手や俳優のためのワークショップを行う。
2009年より、演劇企画「ある」を立ち上げ、舞台の演出をする。
2012年、2013年と渡仏し、フィリップ・ゴーリエ演劇学校で学ぶ。
現在、日本で年に1回のペースで舞台を制作する。企画の大きさの割には、非常に準備に時間をかけていると評される。