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群衆朗読劇『d-どーの旗のもとに』オーディションワークショップ付き

  • ガソリーナ ガソリーナ(0)

    カテゴリ:オーディション告知 返信(0) 閲覧(188) 2010/12/04 00:58

2011年1月19日より1週間

少し変わった朗読劇を上演いたします。
場所は大塚萬劇場。

これは、キャストが逃げたとか、ホンが遅れているとか、そういう非常事態ではありません。
 急な話だと思われるかもしれませんが、いつも我々はこうやって芝居をギリギリまで考えて作っています。

 さて、今回は『群衆朗読歌劇』とタイトルの前についておりますが、そもそも朗読劇と聞いてみなさんはいったいどんな演劇を想像するでしょうか?
 おそらく、台本を持った役者が一人、スポットライトの照明を浴び、膝にある台本を淡々と読んでいく。
 そして、内容に関しても非常に社会的ななにかであろうと思われるかもしれません。
 ですが、我々がこの度、上演するのは、そういうたぐいの朗読劇ではありません。

 まず朗読劇の割りには人が大勢出てきます。
 リーディングドラマにはある形式です。

 本番が1月3週目となると非常にタイトなスケジュールだと思われるかもしれませんが、例えば、声優の方は、家で台本とその日、アフレコする声の入っていないビデオテープを渡されて、あとは自習です。

 これはごくごく普通に行われているもので、よっぽど予算があるとかスケジュールがしっかりしているものでないかぎり、下手したら、画もついていない、画コンテを直接撮影したものに、漫画の吹き出しのようなものが入っていて、それが出たら、演技してください、というのが、しごく当たり前になっています。

 前日もある声優さんからお話を伺いました。台本はある、画コンテの再撮のガイドラインはある、でも、本当なら画が入ってほしい。

 『エヴァ』のDVDのボーナストラックをご覧になったでしょうか。そこに、具体的にアフレコで使ったであろう、画に吹き出しが台詞のタイミングに合わせて出る、というものが入っています。これは相当難しいものです。

 ですから、声優、声優といっても、必ずしも、画がきちんと整備されていて、その画に沿って、自分のキャラクターの心情をきちんと演技できる環境にはあまりないのです。
 さて、そんな現状を嘆いていてもしかたがありません。

 なんか、もっと声優がのびのびと自由に納得できる演技が出来る場所はないものか? 
 とつくづく考えていました。

 この私がやろうとしている朗読劇は、画がしっかりしていて、それによって、声優さん達がのびのびと演技できる、というものではありません。
 さっき言った事とまったく矛盾してはおりますが、声優が声をあてる、ということのテーマをもっと掘り下げた演劇ができないものか、と思っている次第です。

 もしもこの企画に興味が持たれたら、是非とも、12月5日の2時間にわたるワークショップに参加してもらえればと思います。
 受講料は2000円です。
 が、これは場所代、そして、そこに設置する二本のマイク、台本のコピー代、そして、私が書いたアニメをDVDで流しながら、本当に使われたアフレコ台本で少しマイクの使い方、ならびに、どのくらい適応力があるのかということを見せてもらうための、機材費などにあてられます。

 声優志望の若者から、ここぞとばかりにぼったくるものではありません。

 御心配になる方に、この2時間のワークショップでなにを行い、なにを見せてもらうのかということを以下に明記しておきます。

 まず、日程 12月5日13:00から一回目

 12月5日15:00分から二位回目。
 もしも参加者が多い場合は、六時半から3回目の予定です。

 各回、定員は20名弱、15名くらいが理想です。

 そして、まず、私の紹介、これからやろうとしていることの簡単な説明が五分。

 さらに、各々の自己紹介を3分程度行ってもらいます。
 声優の世界はもちろんですが、、自分が声がいい、演技がうまいとかという才能だけではこの業界はやってはいけません。
 自分をきちんとアピールして、売り込むこと。

 なにも堅苦しく考えることはありません。自分はなにものなのか、これからどうしたいのか、といったことを率直に語っていだだければいいだけです。
 ある種の謙虚さ、先輩へのリスペクト、同時に自分に対しての絶対的な自信。
 矛盾しているようですが、これらを併せ持つことが、仕事に繋がります。
 逆に言うと、その能力がないと、この業界ではやっていけないということです。

 売れれば勝ちだから、上手ければそれでよしでしょう、という考えかたは捨ててください。

 全ては、その先輩達がいろんな苦労をして切り開いてきた道の後を、我々は進んでいくのですから

 そして、お一人お一人に渡された台本はこの一月の半ばから上演される『ドードーの旗のもとに』の台本のパーツです。

 メンツを変えながら、読んでいってもらいます。
 声質を見たい(聞きたい?)のです。
 音楽を作る時と同じです。どういう声が一番その人の良さを出すことができるか、を探りたいと思ってます。

 もしも興味がある人は下のアドレスから、まずはメールを下さい。

 締め切りは12月4日PM8:00です。

 前にも書きましたが、本番は1月の17日からで、そこから日曜まで時間が確保できる方でなければなりません。
 また、一部ダブルキャストになっておりますので、どうしてもこの日は、同じダブルキャストの人と変わって欲しい、という交渉ももちろん可能です(もしもその人が、うん、と言ったらですが)

hjinno08@yahoo.co.jp
『ドードーの旗のもとに』オーディションについて

で、お願いします。

じんのひろあき

  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。