今回、自主制作映画「拝啓、海の底から」での主人公の母親役の募集を行っております。
◇企画意図
生まれ育った場所というのは切っても離せないものであり、幼少期の記憶とは無意識に自分の性格へと少なからず影響しているものです。それは視覚だけではなく触覚や嗅覚によっても引き起こされるものだと思います。監督自身、海の傍で育ち磯の匂いを嗅ぐと懐かしい気持ちになった経験があります。主人公は海から離れたいと逃げつつ離れられずにいる。
この映画では海という場所のもつ空気感と母と娘の複雑な関係、心の変化を描き出します。
◇あらすじ
リュウグウノツカイが海岸に揚ったらしい。
生魚の匂い、干涸びた地面にたむろする猫、ちょっと背筋の曲がった背中。
アジの開きの白い目が苦手だった。中学まで自分の母親が嫌いだった美潮は浩平に連れられたまたま実家がある小田原に帰って来た。8年ぶりの、あんなに嫌いだった磯の匂いと母は、そんなに嫌ではなくなっていた。そして三人はまた日常に戻っていく。
◇登場人物
美潮 23歳 決まっております。
洋子 57歳 <募集中!!>
干物の直売所で働いてる。
美潮が高校進学で上京するまでシングルマザーで
忙しい日々を送っていた。
浩平 25歳 決まっております。
◇完成予定 2016年8月
◇撮影地 東京(八王子)・千葉
◇完成尺 1時間前後/HDカラー
◇スタッフ
監督/脚本/企画 長谷見琴海
助監督 小田楓
制作 植地美鳩 佐藤えり子
撮影 前田玲 竹田蓮瑠人 山崎泰平
録音 長堀花音 古賀陽大
照明 河島由佳
車両 堀内健吾 甲田悠馬 齋藤拓也
衣装/美術 吉田晴妃 鈴木緑風
◇連絡先
《制作部代表》 植地美鳩
◇上映について
短編系の映画祭への出品、上映を計画しております。
◇ギャラについて
基本でません。
交通費、食費はこちらで負担致します。
◇撮影場所
千葉館山近辺です。東京からロケ車で移動します。
◇撮影日
7月3日終日
(7月2日夕方に前入りしていただきます。)
どうぞよろしくお願いします。