【このワークショップの概要】
スタンダードな演技術として、舞台・映像・ボイスオーバー、といった様々なジャンルを問わず世界中の俳優が、マイズナーテクニックを学んでいます。
その最も大きな特徴を一言で表すなら「何が起きるかは、自分の内面やイメージではなく相手がすることによる」です。
このワークショップでは、そんなマイズナーテクニックの基本的なトレーニングで観察と反応の筋肉を鍛えていき、最後には短い台本を使って、その瞬間相手と関わる練習をします。
経験の浅い人はもちろん、現場経験の豊富な人も、マイズナーテクニックをやったことあるという人にも、明日からの現場で役に立つものを持って帰ってもらうことができるWSです。
【主催者からのメッセージ】
このワークショップでは稽古場の環境づくりも大事な要素としてファシリテートしています。俳優にとって安全で余計なストレスのないポジティブな環境のなか、のびのびと演技に取り組んでもらうことを心がけています。
【開催日時】
29日(土) 10:00~17:00
30日(日) 10:00~17:00
全2日間
【会場】
高円寺K’sスタジオ
最寄り駅・東高円寺駅
【参加費】
2日間:10,000円
(事前払い。お申し込み後に口座振り込み。参加費のお支払いをもって、参加確定となります)
※割引
・早割:9,000
(2月28日までにお申し込み・振り込み完了の方)
・U25割引:8,000
・リピーター割引:6,000
※キャンセルポリシー
キャンセルが発生した際には以下のキャンセル料を頂戴します。
3月25日まで:参加費の5%
3月26日以降:参加費の50%
3月28日以降:参加費の100%
【参加お申し込み方法】
以下のフォームからお申し込みください
https://forms.gle/n3PAeHLHtnyXLjJCA
【定員】
10名程度
先着順
(最少催行人数4名に満たなかった場合はキャンセル、あるいは時間を若干短縮させていただく場合があります)
【講師プロフィール】
西村壮悟
俳優・演技コーチ
新国立劇場演劇研修所第2期修了。
舞台を中心にしながら映像でも活躍。主な出演作品に舞台『アルトナの幽閉者』 など。 『NO SHOW』 『ZERO HOUR~東京ローズ最後のテープ』 『日本むかし話』ではケネディセンターなど海外での舞台公演、プロダクションに出演。ストレートプレイ以外にもホスピタルシアタープロジェクトに参加し、主に障碍を持つ子どもと家族のための演劇を創作。2017年に文化庁新進芸術家海外研修制度でロンドンに留学。インパルス・カンパニーのスコット・ウィリアムズ氏から学んだマイズナーテクニックをベースに、演技コーチとして俳優指導を開始する。自身が演技指導者として活動する他にも海外の優れた指導者を招聘し、日本の俳優や俳優指導者に向けたワークショップを開催。エイベックスアカデミー、THEATER LAB TOKYO、日本芸術学園講師。
【イントロクラス受講者の声】
「リピテションを通しての戯曲の扱い。自分より相手に集中するため受け取るものは多くなる。傷ついたり怒ったりする回数は明らかに増えたと思います。芝居の上でどうしても自分の欲しい情報ばかりピックアップしてみたいようにみてしまったりすることがあり、それを回避できたのはとても良かったです。」
ー豊田可奈子
「実際に参加してみて、まず想像以上にのびのびと楽しめた自分がいたことに安心しました。西村さんが参加者の私たちの言葉によく耳を傾けながら風通し良く進めて下さったことも大きいと思います。どんなやり方や意見でも一度認めた上で次に進めて下さることがありがたかったです。台詞を用いる場面では、短い時間にもかかわらずどの段階も分かりやすく進んで行けたことが驚きでした。台詞との付き合い方が実感を持って理解出来たように感じます。」
ートヨザワトモコ
【ハラスメント防止のための取り組み】
【ハラスメント防止対策】
マイズナーワークショップはあらゆるハラスメント、特定の属性を持つ個人や集団を対象にした差別的発言・行動に反対します。
「共に創作をする、あるいは共に演技トレーニングをする仲間の存在価値を認め、敬意を払う」という価値観を最重要視します。
健全なトレーニングを逸脱することを起こさないために、まず上記の価値観を参加者の方にも周知するとともに、参加者が安全に取り組めるようにルールを設定します。
【ワークショップが安全で健全に進行されるよう以下の対策をとります】
・ワークショップ内で行うエクササイズは参加者個人のセクシュアリティ・年齢・経験等に配慮して進行します。また、上記のような参加者個人の属性に基づいた差別をしません。
・エクササイズの意図やルールを説明します。
・講師は参加者に対して暴言や暴力、恫喝、強要、威圧的な態度、無視等の行為をとりません。身体的な接触は指導のために必要な場合だけ、社会通念上適切な箇所にのみ行います。
(基本的に講師は参加者に許可をとってから身体に触れますが、緊急の場合は許可をとらずに参加者の身体に触れて止める場合があります。例:参加者同士の意図しない危険な接触や怪我を避ける場合)
・エクササイズの内容に不安がある場合、参加者はそのエクササイズへの参加を拒否する・見合わせることができます。また、講師は参加者の意見に合わせてエクササイズのルールを変更する等の対応を努力します。
・参加者の方に性的表現や不必要な身体的接触を要求したり、あるいはプライベートな事柄を開示するよう要求することはしません。
・台本を扱う際、性的表現や身体的接触、あるいは暴力が書かれているような場合、それを実行するよう求めることはしません。
・エクササイズに対してのフィードバックや感想など意見交換をうながし、どの参加者も発言の機会が得られるようにします。
・参加者からいただいた連絡先へ、ワークショップ等の告知以外で連絡を取ることはしません。
・参加者から進行に関してご意見や苦情をいただいた場合には速やかに対応をとります。
・このガイドラインは、随時ふり返りを行い、必要に応じて改訂していきます。