この度、第27回鶴屋南北戯曲賞を受賞し、商業や新劇にも多数作品提供している、演劇ユニットiakuの横山拓也さんとアクターズホームのアクティングコーチ千葉大将による特別ワークショップを開催いたします!
ワークショップ1日目はiakuの過去作の台本を用いた横山拓也さんによる演技クラス、2日目は1日目の横山さんの演出を踏まえた千葉大将によるコーチングクラス、計2日間のワークショップとなります。
アクティングコーチという言葉に馴染みのない方も多いと思いますが、アクティングコーチの役割というのは、俳優が現場へ入る際に、台本分析や役を演じるためのアプローチを共に取り組み、より深く素晴らしい演技へと導く職業です。
例えば、ある台詞のところで「もっと激しく泣いて」とオーダーするのが監督や演出家だとしたら、キャラクターの内面を埋めて“ 自然発生的に ”激しく泣けるよう、俳優とキャラクターを繋ぐお手伝いをするのがアクティングコーチの役割です。
俳優がどうやって現場前に自分で準備をしたら良いのか、どうすればオーダーされた演出を的確に演技に反映できるかを体感していただけるようなワークショップになったらと考えております。
10名前後の少人数制のワークショップです。是非良き出会いと実りある時間になれば幸いです!
ご応募お待ちしております!
【日程】
2024年12月21日(土)11:00-14:00 [講師:横山拓也]
2024年12月24日(火)11:00-14:00 [講師:千葉大将]
※両日参加が必須です。
※参加者人数により終了時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。
【会場】
東京都内スタジオ
※詳細は参加決定後にお伝えいたします。
【内容】
12/21(土)は横山拓也さんによる台本を用いた演技ワークショップ、12/24(土)は横山さんの演出を踏まえた千葉大将によるコーチングワークショップになります。
※ 両日同じ台本を用います。使用台本は、横山拓也さんの過去作の予定です。
◇横山拓也さんプロフィール
横山拓也(よこやま・たくや)
劇作家、演出家、iaku代表。1977年、大阪府生まれ。2012年に演劇ユニットiakuを立ち上げる。緻密な会話が螺旋階段を上がるようにじっくりと層を重ね、いつの間にか登場人物たちの葛藤に立ち会っているような感覚に陥る対話中心の劇を発表している。
主な受賞作に『エダニク』(第15回日本劇作家協会新人戯曲賞)、『ハイツブリが飛ぶのを』(第72回文化庁芸術祭賞新人賞)、『モモンバのくくり罠』(第27回鶴屋南北戯曲賞受賞)などがある。また、PARCOプロデュース『ワタシタチはモノガタリ』(演出:小山ゆうな)、世田谷パブリックシアター『う蝕』(演出:瀬戸山美咲)、モボ・モガ『多重露光』、劇団俳優座『猫、獅子になる』(共に演出:眞鍋卓嗣)、新国立劇場『夜明けの寄り鯨』(演出:大澤遊)、文学座『ジャンガリアン』(演出:松本祐子)など、iaku以外への作品提供も多数。
2025年2月にはシス・カンパニー『やなぎにツバメは』の上演が控える。iakuの舞台作品を原作とした小説『わがままな選択』(河出書房新社,2022)の出版や、映画『あつい胸さわぎ』(まつむらしんご監督,2023)が公開されるなど、幅広く活動中。
◇iakuとは
劇作家・横山拓也による演劇ユニット。緻密な会話が螺旋階段を上がるようにじっくりと層を重ね、いつの間にか登場人物たちの葛藤に立ち会っているような感覚に陥る対話中心の劇を発表している。間口の広いエンタテインメントを意識しながら、大人の鑑賞に耐え得る作品づくりを心掛け活動中。
[代表作]
「エダニク」(2009年/第15回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞)
「人の気も知らないで」(2013年/第1回せんだい短編戯曲賞大賞受賞)
「逢いにいくの、雨だけど」(2019年/第26回OMS戯曲賞佳作受賞、2021年/第29回読売演劇大賞上半期作品賞ベスト5選出)
「あつい胸さわぎ」(2019年/出演の枝元萌が第27回読売演劇大賞優秀女優賞受賞)
「The last night recipe」(2020年/第65回岸田國士戯曲賞ノミネート)
「モモンバのくくり罠」(2023年/第27回鶴屋南北戯曲賞受賞)
◇千葉大将(ちば・だいち)
アクティングコーチ
アクターズホーム代表。
アクティングコーチとして芸能プロダクションや専門学校など俳優育成スクールにて幅広い年齢層の俳優を指導。多くの芸能事務所に所属する若手俳優を育成し、第一線で活躍する俳優を輩出する。現在では本年度TVドラマ主演俳優や・商業映画・商業舞台のメインキャストのコーチングも担当している。
全ての受講者に対して誠実で愛情深く向き合い、根っからのポジティブさと演技への理解の深さ、明瞭なコーチングで、飛躍的な成長へと導く。 プライベートレッスンのリピーター率が非常に高く、鋭い観察眼と台本分析力で、受講者のオーディションや現場での実績を導き出している。
◇アクターズホームとは
演技未経験の方から第一線で活躍している方まで、自分の技術を向上させたい俳優のためのトレーニングスタジオです。
【演技とは与えられた想像上の世界を真実に生きる能力である】サンフォード・マイズナーの演技理論をベースに、ハリウッドやニューヨークで活躍している演技指導者のテクニックを使い、効果的なトレーニングを重ねることによって「エンターテインメント業界に必要とされる俳優」「リピートされる俳優」を目指します。
【受講料】
14,000円(税込)
【応募資格】
・18歳以上の方
・12/21(土)と12/24(火)両日参加可能な方
<見学のみの受付について>
ワークには参加できませんが、見学のみで参加する方も募集いたします。
【参加人数】若干数
【料金】4,000円(12/21・12/24の二日間)
受講と見学、どちらもお申込み可能です。
受講と見学を同時にお申込みいただいても、書類選考に影響はありません。
【応募締切】
12月8日(日)23:59
※応募者多数の場合、アクターズホームで書類選考を行います。そののち、受講及び見学にご参加いただく方には《12月12日(木)》までにご連絡させていただきます。
【応募フォーム】
アクターズホームの問い合わせフォームよりご応募お願いいたします。
https://actorshome.jp/
《お問い合わせ項目》から[ワークショップの申し込み]をご選択いただき、《その他質問・ご要望》に「横山拓也さんWS受講(もしくは見学)希望」とご記載ください。
また必ずプロフィールを添付してご応募ください。
問い合わせフォームから応募ができなかった場合は、info@actorshome.jp宛てに以下の内容をお送りください。
①お名前(フリガナ)
②お電話番号
③メールアドレス
④ご年齢
⑤横山拓也さんWS受講(もしくは見学)希望
⑥プロフィールを添付
【このワークショップに関するお問合せ】
アクターズホーム事務局
mail: info@actorshome.jp
web: http://actorshome.jp
【ハラスメント防止のための取り組み】
<このワークショップにおけるハラスメントポリシー>
今回のワークショップにおいて、暴力的な発言や威圧的な行動、強要、身体的精神的な攻撃、差別、人格否定などのあらゆるハラスメント行為は行いません。
参加者に対して最大限の敬意を払い、安心で安全な環境作りを徹底します。