2015年7月16日〜20日まで、ジョージ・オーウェル原作の動物農場を上演します。その出演をお考えの方は、下記のワークショップに是非参加して下さい。というのは、「動物農場」の出演俳優は合計8〜10人程度で、どの俳優も重要なポジションを占めます。お互いに納得したいのです。
また、演劇企画「ある」のワークショップ参加者は、動物農場の出演とは関係なく、演劇的発見と演技力向上のため参加されています。純粋なワークショップとして十二分に価値が有るものです。是非ご参加下さい。
演劇企画「ある」ワークショップ
テーマ 〜キャラクター 観客の想像と共に〜
2015年
4月6日(月)14:00〜22:00まで (休憩1時間あり)
4月7日(火)18:00〜22:00まで (17時45分開場。18時開始)
参加人数10人程度まで。
場所:初日 西戸山生涯学習館 講習室 http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=644
2日目 北新宿生涯学習館 http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=647
今回は、6日と7日で場所が違います。お間違えの無いようにお願いします。
内容
初日 1:身体の解放と他者とのコミュニケーション
二人組でからだを揺らし合う。
自分の体のこわばり、身構えに気づき、他者にからだを委ねる感覚を感じる。
これだけでも、初めての人にとってはかなり影響があるようです。
・揺らしたあと急に筋肉痛になった(前日まで体を酷使し通常なら翌々日に出る筋肉
痛が体の中の循環が良くなり出てきた。)
・次の日揺らした場所以外で辛いのところが分かった(傷んでいた部位が現れた)
(全身を揺らすと、腰が抜ける人が出るので、上半身か下半身の揺らしをします)
などなど。
2:様々なポーズや歩き方が身体に働きかけるもの。
様々な歩き方をしてみる。
人の歩き方を真似る。誇張する。そこから見えてくる世界は?
3:「性格や性質(キャラクター)」を顔、身体、声で伝えるゲーム
4:「性格や性質(キャラクター)」を人物同士の関係性で伝えるゲーム
5:声、顔、身体、言葉を使ってキャラクターを作り、そのキャラクター同士の出会い。
そしてエチュードへ。
二日目 1:動物のイメージを使ってキャラクターをつくるゲーム
2:衣裳や小道具を使ってキャラクターを作るゲーム
3:様々な場面(失敗に直面する、等)で生きるキャラクターとは。
料金 2日を通じて2,000円。1日だけなら1500円です。
(1日だけでも構いませんが、2日のほうがそれぞれのエクササイズの意味がわかります。)
(また、参加者に合わせてエクササイズをしていきますので、多少変更することもあります)
参加ご希望の方は、1お名前、2ご連絡先、3性別 4演劇経験者かどうかを明記の上、演劇企画「ある」までお知らせ下さい.
詳しくはホームページのワークショップのところで確認して下さい。
演劇企画「ある」堀益和枝
ホームページ
http://engekikikaku-aru.jimdo.com
メールアドレス
engekikikaku.aru@gmail.com
このワークショップは演劇企画「ある」の主宰堀益和枝が竹内敏晴のもとで11年間学んだことと、フィリップ・ゴーリエ演劇学校で学んだことをもとに行うものです。
竹内敏晴とは日本の演劇ワークショップの先駆者(竹内敏晴が始めた時はワークショップという言葉さえなかった)であり前衛演劇の先駆けであります。「ことばが劈(ひら)かれるとき」などたくさんのからだと言葉についての本を書いています。
フィリップ・ゴーリエとは、元ルコック演劇学校の講師で、フランスで自分の演劇学校をひらいています。独特のやり方で、演者の最も大切な「pleasure」を大切にし、演者の「人間性」や「精神」が現れる演技を大切にします。
このワークショップは俳優の感受性の開拓と表現力を広げることを目的にしています。なので、演劇企画「ある」の舞台に出演しない方も参加します。ですが、次回公演「動物農場」の出演者を募集しておりますので、出演をお考えの方は参加して下さい。