昨年度、一旦休止したコンクールを再開するにあたって「新しいコンクールのあり方」を検討し、2024年度は主に若手(原則35歳以下)を対象に小規模な形で再開することといたしました。
参加にあたっての負担軽減と、コロナ禍の影響を特に大きく受けていると考えられる若手の団体・演劇人への支援の意味も含め、「書類審査(第一次審査)」を通過した団体には「45万円の舞台制作費補助」を事前に支払います。
「上演審査(第二次審査/作品上演による審査)」の賞金は最大で総額50万円。
その他、「豊岡演劇祭への参加」等、受賞者への継続的な支援を予定しております。
審査員には一部「公募審査員」を導入。
固定化を避け、舞台芸術関係者に限らず、より多くの方へ機会提供を行います。
全国の演劇人の皆様のご参加をお待ちしております。
演劇人コンクール事務局
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少しずつ形を変えながら、新しい時代に合った、新しい演劇コンクールのあり方を模索していきたいと考えています。
演劇人コンクールは2000年に公益財団法人舞台芸術財団演劇人会議主催によって開催された、わが国初の演出家を対象としたコンクール〈当時の名称は利賀演出家コンクール〉として注目を集めてきました。2008年からは受賞対象を舞台創造を担う各部門全体に拡げ、舞台を構成するさまざまな表現に関してその力量を競い合うコンクール〈利賀演劇人コンクール〉となりました。
2020年、本コンクールは豊岡の地に引き継がれ、コロナ禍の中でもなんとか継続をしてまいりました。2023年度はいったんコンクール事業を休止し、コンクールのあり方を検討する催しを行い、コンクール経験者、未経験者の双方から、いま求められるコンクール像をヒアリングしてきました。
豊岡ならではの新しい形でのコンクールを持続できるように最初の一歩を踏み出します。ぜひ、ご参加ください。
演劇人コンクール 代表 平田オリザ
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■応募の条件
・過去に上演歴があり、今後演出家として継続的に活動していく意思のある者。
・上演審査の演出家が原則35歳以下の者。
※病気やケガ・出産・育児・介護等の事情で活動休止期間がある場合は、考慮いたします。
■審査
書類審査(第一次審査) ※7月15日(月) 応募〆切
応募作品について、提出された参加申込書・演出プラン・映像資料などに基づいて審査を行います。
これまでの活動の実績も参考とします。この審査では、上演審査への参加資格を得る合格者を選考します。
上演審査(第二次審査/作品上演による審査) 最大4団体を予定
期間:11月7日(木)〜11日(月)を予定。(移動日を含む4泊5日を予定。上演日は11月9日(土)・10日(日)。)
場所:江原河畔劇場
■賞
優秀賞・観客賞
賞金総額 最大50万円 + 一部、賞品にて支給
この他、豊岡演劇祭への参加/利賀芸術公園等でのレジデンス制作/BeSeTo演劇祭・静岡県舞台芸術センター(SPAC)・鳥の劇場等、国内外の劇場プログラムでの上演、舞台芸術フェスティバルへの参加などの支援を行います。
■課題戯曲
コンクールの応募者には、下記の課題戯曲より1作品を選択し、作品を演出・構成していただきます。
A:『マッチ売りの少女』 別役実
B:『楽屋』 清水邦夫
【作品の上演に関する規定】
上記の作品は、一部抜粋あるいはテキストレジを行うことができる。台詞の変更は不可。
上演は、日本語で行う。
上演時間は、60分以内とする。(時間に収まらない場合は選考対象になりません)
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応募方法・詳細については、ホームページをご覧ください。
■演劇人コンクールWebサイト
https://engekijin-concours.tumblr.com/
■江原河畔劇場Webサイト
https://ebara-riverside.com/06/14/6867/
※環境により「演劇人コンクールWebサイト(Tumblr)」がご覧いただけない方は、江原河畔劇場Webサイトをご覧ください。
【ハラスメント防止のための取り組み】
■ハラスメント防止対策について
演劇人コンクールではハラスメント防止対策にあたってガイドラインを作成し、
事務局スタッフ・審査員を含む全ての参加者に誓約書をいただいた上で実施いたします。