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CITA主催 悲劇Tragedy ワークショップ告知

  • Tatsuya Yasumoto Tatsuya Yasumoto(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(0) 閲覧(88) 2014/09/17 20:03

悲劇とクラウンのワークショップ

「悲劇とは人間の模倣ではないが、その人生の模倣、つまり行動のそれだ…」
-アリストテレス

このワークショップでは演劇の2つの主要な劇的スタイルを通して、それらの持つ力強さと豊かさを探求していきます。それは疑問と挑発/触発に基づくプロセスです。
このプロセスで一番大切なことは演じることの喜び…そして俳優たちが彼ら自身の美しさを自由に模索することです。


Part 1: 10月−悲劇
このワークショップであなたは俳優として、どんなリズムで、また色、状況、物を心に浮かべながら動くのを好むか徐々に見つけていくでしょう。自身の、限界と自由という相反するものを模索します。
悲劇に臨む身体状態を見つけ、悲劇で表現しなければならない「私たちの存在よりも強い力に対して剥き出しにされる感覚」に立ち向かうエクササイズを一緒に行いましょう。
そして外的要因によってもたらされる大きな力の働きを、内的要因である激情に変えるエクササイズ、つまり外側から押さえつけるものを内側からあふれるものに変換する、ということを学びます。これらはもっと単純に言えば押す、引くという力の働きです。
悲劇というものがどういうベクトルの向きを持つのか探します。それと共に、何が自分たちの後を押し、また妨げとなるのか。言い換えれば私たちは何に引っ張られ、何に押されるのか。そういったものに対峙した時、身体はどのようなラインを描き動くのかをも探求していきます。

自身の運命に導かれ、また運命に相反される事、つまり引っ張られる感覚と押し戻される感覚を頭で考えるのではなく、体感するエクササイズを行います。そしてこういったエクササイズは身体で悲劇を理解するのに役立つでしょう。
またコーラスの中から一人の話し手が語る世界とその言葉に目を向け、言葉をどう動かすのか、言葉によってコーラス(群衆)を動かし彼らの感情をどう奮い立たせるのかを探していきましょう。

ワークショップではシェークスピアとエウリピデスの戯曲を取り上げていきます。それらはギリシア悲劇への雷鳴轟く入り口です。
俳優にとって難しいのはそうした悲劇の中のコーラス(コロス)と現実の自分とをどう一致させるかということです。彼らが挑むのは、神や宇宙とつながる人間世界をはるかに超越した次元のものです。
悲劇の真理に迫りましょう。


時:10月18日 9:00〜17:45
  10月25日 13:00〜21:00(両日途中休憩あり)
ところ:杉並区役所 高井戸地域区民センター
    168-0072 東京都杉並区高井戸東三丁目7-5
参加費:¥8,000(一日だけ、両日参加かかわらず)
学生割引:¥5,000
※お友達とご一緒にお申込みの場合は更に上記価格から¥2,000の割引があります。

お申込み・お問い合せはcitainternational@gmail.comまで。



これらのワークショップは全ての舞台経験のあるアマチュアとプロの俳優の方々に参加していただけます。更に演出家や作家、ステージデザイナーの方々にもおすすめします。全てのセッションは身体を使ったトレーニングから始めます。
身体・声を使った即興(インプロビゼーション)をベースに行っていきます。これは声と身体を使うものです。参加者は個人で制作する時間が与えられ、その結果を発表する場を持ちます。
会場でワークショップ前に着替えなど準備をする場合、開始時間より少し早めに会場に来られることをおすすめします。

このワークショップは英語と日本語で行われます。
参加者は母国語で即興(インプロビゼーション)を行って頂けます。

このワークショップだけの特別な割引:11月にはこのワークショップと対をなすクラウンのワークショップがあるのですが、悲劇とクラウン両方のワークショップを予約された方は、クラウンのワークショップを半額で受けていただくことが可能です!

〜C.I.T.Aとは?〜

国際シアターカンパニーC.I.T.Aは2001年にニュージーランドにてDrDapertutto(ロシア人演出家フセヴォロド・メイエルホリドによって使用された仮名)として活動開始、以後十一年間リサーチや若手育成、パフォーマンスを世界各地で繰り返し、2012年、正式に東京を拠点として発足。

C.I.T.Aは芸術的研究と制作、そのイノベーションを行うことを目的とする多文化機関であり、国内外で活動するアーティストと共にジェームズにより運営される、芸術研究機関である。それは異文化が交差する場であり、またそれ自体が漂白する場でもある。継続的に作品を吟味し、リフレッシュする場である。C.I.T.Aはその協力者たちが自由な提携の許に、活動できる組織であり続けることをその活動指針とする。

C.I.T.Aについて詳しく知りたい方は私たちのウェブサイトを御覧ください。

http://internationalcita.com/cita/

Facebook: https://www.facebook.com/CitaInternationalCentreForTheatreArts?ref_type=bookmark


〜主催者略歴〜

ジェームズ・スザランド(James Sutherland):
New Zealand Drama School卒。現在は東京を拠点にCITA/International Centre for Theatre Artsを主催。イギリスはロンドンにあるドラマスクール・East 15で三年間のPhysical Theatreコースのプログラム作製責任者を務めた。イラン・韓国・日本・イギリス・ニュージーランドなど各国で教育者として活躍。主要なモーションピクチャー、テレビ、舞台で演出、パフォーマー、振付家として活動した経験も持つ。C.I.T.AではRomeo and Julietを演出し、現在はNose/鼻を製作中。また最近ではWar Knocking on My Window(韓国)、Kanadehon Chushingura(イギリス)、Albert Speer(ニュージーランド)、Hole in the Roof(イギリス)などに参加。

  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。

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