ロシアの国立演劇大学及び大学院にて演出・俳優指導を学んだ横尾圭亮がクリエイション団体を立ち上げます。今回は共に創作に臨んでくれるメンバーを募集します。
歴史に残り続ける名作を現代に立ち上げていきませんか。

【アヴォ―シについて】
横尾圭亮（演出家/俳優指導者/俳優）主宰のクリエイション団体。 日本ではあまり日の目をみない海外戯曲を中心に、歴史に残る名作たちを上演していきます。
Xアカウント：https://twitter.com/avos_theater

【主宰について】
横尾圭亮（演出家/俳優指導者/俳優）
ロシア国立サチリコン劇場付属ライキン演劇大学俳優学科卒業。
ロシア国立マールイ劇場付属シェープキン記念演劇大学大学院首席入学後、『舞台話法表現の教育における俳優トレーニングの適応法』にて修士号を取得。
大学院在学中は演出家ウラディミル・ドラグーノフ氏（ロシア功労芸術家）の国立大学演習クラスに助手として携わり作品創作・俳優指導にあたると共に、国立レンコム劇場のロングラン公演『桜の園』（演出：マルク・ザハーロフ）に俳優として出演。
帰国後は劇団俳優座演劇研究所カリキュラムアドバイザー兼演技術及びステージ・ムーブメント講師に就任。一般社団法人日本演出者協会出版『はじめての演劇』に「演技の基本／演技：身体と動作／演技：声と言葉」を寄稿するなど日本国内での俳優教育・演劇教育の普及に努める。
―近年の主なムーブメント指導及び演出作品―　※●：演出
2023年：サルメカンパニー5周年記念公演『スウィングしなけりゃ意味がない』
2022年：カクシンハン若手育成実験公演実験公演『ハムレット』
2022年：サルメカンパニー第7回公演『人間の感動について』
2022年：人間劇場第4回本公演『トロイ戦争は起こらない』
2022年：劇団俳優座演技研究所『長男』(アレクサンドル・ヴァンピーロフ)　●
2021年：劇団俳優座『戒厳令』※第56回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞

【募集要項】
対象：18歳以上。アヴォーシの団体ビジョンに賛同いただける方。
※事務所等所属者はご自身で許可を取った上でご応募ください。

応募方法：下記googleフォームにて、必須事項を記入の上、ご応募ください。
https://forms.gle/D2XUK9WYqEmsxQGW6

人数：6名

応募締切：2024年2月19日(月)

選考スケジュール：
書類選考：googleフォームから応募いただいたデータにて書類選考
　　　　　※2月末日までに合否に関わらず結果をご連絡いたします。
二次面談：オンライン面談(15分程度)
　　　　　※ご参加いただく方には別途日時を相談させていただきます。

2024年の団体スケジュール：
・毎週水曜日19:00-21:30定期稽古（都内稽古場／2024年3月13日（水）より開始）
・公演前集中稽古（2024年10月上旬予定。具体的な日程はメンバーと相談の上確定。）
・公演日：10月11日（金）／12日（土）
・横尾圭亮主催のレッスンへの無償参加（月8回程度）

費用：
入会費： 5,000円
月会費：15,000円


【横尾圭亮メッセージ】
ロシアから戻ってきて4年が経ちました。世界情勢も大きく変わりました。
第二の故郷ともいえるロシアで芸術文化の力が戦争によって脅かされ、様々なつながりが断ち切られるのを見聞きし、理不尽な暴力を前に人は、表現することは無力だと感じてしまうことが多々ありました。
しかし、本当にそうなのでしょうか？
私たちが当たり前に生きているこの世界に、最初から「あった」ものは、ほぼありません。
家も道も車も、会社も学校も。今目の前にある机や椅子、鉛筆も。人の言葉ですらも。
「こうありたい」、「よくありたい」という人の想像力と創造力の産物、人間のビジョンが現実に生み出したものです。
多くの人々の想像力と創造力に囲まれ守られながら私たちは今を生きています。
だから私は、この分からないことだらけの世界に対し、演出家として「そうぞう」し「つなげる」ことで挑戦していきたいと思います。
これから先の10年、100年、1000年も人が人を慈しんでいくために必要な演劇。
そんなものを創りたい。
既存の形ではない新しい枠組みで、これからの未来への道筋を照らしていけるような作品を、演出家と俳優とが対等に、自由に大胆に健全に創作していける集団を模索していきたいと考えています。

人と人とが自立しながらも様々な繋がりをもって豊かな創作の海に漕ぎ出せるような集団。誰かが苦しくなっても「АВОСЬ(アヴォ―シ)!（何とかなる！）」の言葉でいつでも戻ってこれるような場所。

ゆえに団体名を「アヴォーシ」と名付けました。

今回は今年の10月の公演に向けて、これからの未来に向けて創作していくメンバーを募集します。

自由に、かつ未来に責任を持って創作に向かうことは、とても難しいかもしれません。しかし同じような志を持つ私たちが集まれば、どんな荒波にも呑まれない楽しく刺激的な旅ができると信じています。

たくさんの素敵な出会いがあることを楽しみにしています。


【問合せ先】
アヴォーシ
avos.theater@gmail.com

・恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。

・あらゆる差別と暴力を容認せず、誰もが心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。