『インプロバイザーズ・スタジオ』オーディション・ワークショップをこの夏、短期集中で開催! 参加者募集!
即興演技表現の優れた個性的な俳優が集い、学び、演じ、それぞれの俳優が持っている能力と魅力を芸能/メディア業界にアピールしていく場『インプロバイザーズ・スタジオ』立ち上げのため、オーディション・ワークショップを開催します。
期間は8/18〜25。
①「インプロバイザー」って・・・
欧米では、名前を挙げ切れないほどのインプロ(即興芝居)出身のスターが、映画やTVドラマ、舞台の第一線で活躍しています。その歴史は50年以上。
◉緊張した現場でも表現を怖れることなく、一瞬一瞬生き生きと存在できる。
◉余裕と遊び心を持って共演者と関わることができる。
◉大胆さと繊細さ、ユーモア。それぞれの俳優が持っている本物の魅力や個性、クリエイティビティーが自然に溢れ出る。
◉現場の状況、相手役の状況に臨機応変に対応できる。
それが、優れたインプロバイザー(即興俳優)の特徴です。また、インプロバイザーは、観客の興味を一瞬一瞬惹きつけるためのストーリー展開を学ぶため、脚本家、演出家、監督に転向し、成功している人たちも数多くいます。
②目的は何・・・
日本には1990年代中頃、「シアタースポーツ」というインプロのフォーマットが本格的に入ってきました。しかし現在まで、欧米のように優れたインプロバイザーが世間に認められることは、実現していません。日本では「インプロ」=「俳優トレーニングのための初歩的なゲーム」というレベルに留まっていて、素晴らしいパフォーマンスをするインプロバイザーが育っていないのが実状です。そこで、意を決して、優れた資質や素敵な魅力を持った俳優たちを集めてインプロを指導し、そこから優れたインプロバイザーを世に送り出す『インプロバイザーズ・スタジオ』を立ち上げることにしました。優れたインプロバイザーとは、優れた俳優であり、優れた脚本家であり、優れた演出家であり、優れたコメディアンであります。
『インプロバイザーズ・スタジオ』のメンバーとなった俳優には、即興的演技レッスンを定期的に行っていき、また、多くの人に楽しんで観てもらえるレベルの即興パフォーマンスを打っていく予定です。それを芸能/メディア業界関係者に観てもらい、コネや容姿や年齢に制限されることなく、素敵な俳優として認められ、プロの俳優として活躍できる場にたどり続く、これまでにない道筋をつくることを目的としています。
「劇団」や「芸能事務所」などといった完全囲い込みのコミュニティから俳優が一歩足を踏み出して存在し、創造の可能性と活動の場を広げることができるネットワークにしたいと思っています。また、それぞれの俳優が所属する劇団、芸能事務所にとっても、所属俳優が即興表現による型にはまらない表現と飾らないナマの魅力を発揮し、世間に認知されることによって、新たなファンを獲得し、表現活動の幅を広げていけることと思っています。
③具体的な活動は・・・
メンバーとなった俳優に対してインプロのレッスンし(仮面のキャラクターになって「自分」の枠を広げたり、オーディションのためのセリフのある演技レッスンも行っていく予定)、関係者に対してのショーケース・パフォーマンスを行い(会場にての観覧、あるいはネット配信)、Webサイトを創ってそれぞれのメンバーの存在を世間に発信していきます。サイト上に、所属事務所や劇団の垣根を超えた、優れたインプロバイザーに限ったタレント名鑑を創る感じです。それぞれのインプロバイザーが、自分のプロフィールや売り(たとえば、「MC」とか「ナレーション」とか)、近々の活動の告知、写真や動画やボイスサンプルを各自でアップデートできるようにいようと思っています。『インプロバイザーズ・スタジオ』を介して仕事のオファーが来た際は、所属事務所や劇団が直接クライアントとやり取りをしていただければいいと思っています。フリーの俳優に関しては、『インプロバイザーズ・スタジオ』がその俳優のエージェント役を引き受けます。また、メンバー各自が、製作したオリジナル作品をサイト上にアップして、視聴者に課金し、それぞれが自由に収益を得たりすることもできたらと考えています。
④日本の俳優のおかれている現状・・・
現在、日本の俳優は、所属事務所のチカラや流行り廃りに大きく依存せざるをえない状況にあります。即興表現者として才能と魅力ある俳優が社会に認められ、愛され、長く活動していける一つの場を創りたいと思っています。アメリカで多くの名優を育て、輩出してきた『アクターズ・スタジオ』のように、多くの優れたインプロバーザーが巣立っていく場になることを目指して活動していきたいと思っています。
⑤主宰はどんな人・・・
主宰を務める今井純は、『アクターズ・スタジオ』芸術監督フランク・カサロとインプロの世界的指導者キース・ジョンストンにそれぞれ、メソッド演技と即興演技を学び、キース・ジョンストン、『ルースムース・シアター』芸術監督デニス・ケイヒル、ショーン・キンリーなどの来日ワークショップでは通訳を務めてきました。自ら主催する「インプロ」「仮面キャラクター」「脚本/オーディション演技」のワークショップの他、『UPSアカデミー』、大手芸能事務所数社にて即興演技指導をしてきました。2011年 、インプロの国際的機関『国際シアタースポーツ協会』のアジア地域代表理事に就任。『東京コメディストア』共同プロデューサー。 著書に「自由になるのは大変なのだ」「即興し始めたニッポン人」全3巻、そして「キース・ジョンストンのインプロ 実践記録」があります。
【ワークショップ詳細】
◎スケジュール
8月18日日曜日~8月24日土曜日まで
(ワーク終了翌日の25日日曜日に、体験ライブを行ないます)
10時~18時
(お昼休憩として1時間挟みます)
◎場所
笹塚メソッドBスタジオ(京王線笹塚駅より徒歩7分)
及び、Our Space(京王線幡ヶ谷駅より徒歩3分)
◎料金
1日7,000円
各期全7日間49,800円
(体験ライブの会場費800円をプラスしています)
※分割での支払も対応しております。ご相談ください。
◎お申込、お問い合わせは、
東京コメディストア オフィス
090-9345-3466(担当:伊坂)
japanese@tokyocomedy.com
参加希望の方は、
(1)氏名(読みも)(2)年齢 (3)電話番号
(4)Eメールアドレス (5)希望のワークショップ (6)簡単なプロフィール、経歴
を書いて、FaxまたはEメールでお申し込みください。
日程、または料金のことなどでご不明な点、ご相談などございましたら、担当伊坂までご連絡ください。
お申し込み、お待ちしています。