mimimalの増村と申します。
この度、東京・新宿のギャラリー新宿眼科画廊にて演劇・パフォーマンスアートの企画展を開催することになりました。
つきましては当イベントの参加団体(個人でも可)を広く募集致します。
▽概要▽
演劇パフォーマンスアートフェスティバル
「わたし、▽(さんかく)、festival」
会場:新宿眼科画廊・地下
開催期間:2013年8月10日(土)~8月21日(水)
※期間以前にワークインプログレスや公開稽古などを実施予定。
タイトルについて
以前、どこかの居酒屋のトイレに入ったら自己啓発的な社訓がいっぱい羅列してあって、そのなかに自分のことを「わたし」と呼べるようになりなさいと書いてありました。わたしは未だに自分のことを「わたし」と名乗るのは苦手です。
とあるデザイナーの本を読んで知った話ですが、わたしという日本語は本来一人称の代名詞ではなく公のなかの個人のことだそうです。昭和27年に國語を制定した際、「私」は公の場の一人称代名詞に定められました。それまでは漫画や古い映画のように「わい」や「おいどん」といった多様な一人称が実際に使われていたそうです。統合された一人称「わたし」は独立した一人称「I(アイ)」とは違い、社会性と窮屈さを備え持った言葉と言えるのではないでしょうか。
当イベントの目的はわたしとわたしと社会をつなぐ(渡す)ソーシャルコミュニティを作ることです。ポストインターネット時代の身体(メディア)や物語についての各々の見解を提示してみんなでうーんと考えてアップデートする。そんなイベントになったらいいなと思います。
開催意図
小劇場においては誠心誠意作品をつくっても、学芸発表会さながら座席を知り合いが埋めていてうんざりと思っている方も多いと思います。おもしろい作品を作ることももちろん大事ですが、作品を社会に接続するために必要なのは場をデザインすることです。その手段としてこのイベントを企画しました。
制作過程から参加者同士が交流する場を設けます。また、会期中は上演後にアフターイベントを企画するなど、参加者同士や観客との摩擦によって先鋭的な表現を生み出す事を目標とします。
参加費:15000円~20000円/1日(1日から受付可)
※各団体様で受付した予約分の売上げは100%還元致します。
詳細は下記URLでご覧下さい。
http://www.mimimal.jp/sankaku_index.html
興味がございましたら是非ご連絡ください。お話だけでもできたら幸いです。特に他団体とのつながりの少ない団体様、これを機にお近づきになれたら幸福です。
それでは失礼致します。
増村啓悟(mimimal)
mail@mimimal.jp