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キラメキ  FINAL

キラメキ FINAL

project真夏の太陽ガールズ

ABCホール (大阪府)

2021/08/26 (木) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今まで見たキラメキで一番感動しました☆コロナ禍の中東京オリンピック、パラリンピックでスポーツの素晴らしさを改めて感じた今だからこそ深く心に突き刺さるものがありました☆舞台でシンクロナイズドスイミングを体感する衝撃は初演から全く色褪せてなく更に完成されてました♪劇中何度も涙が溢れる感動を頂きました☆ありがとう!

『砂の女』

『砂の女』

キューブ

シアタートラム(東京都)

2021/08/22 (日) ~ 2021/09/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/08/28 (土)

観てきました。 現実的じゃない設定で、気軽に楽しめるタイプの芝居ではない。プロジェクションマッピングなどの演出は、さすがケラさん。とにかく仲村トオルさんが良い☆

つみ

つみ

アブラクサス

すみだパークシアター倉(東京都)

2021/08/22 (日) ~ 2021/08/28 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

諸々あって序盤(だけではないけど)はなかなか舞台に集中できなかったが、力のある舞台でよかった。舞台はね。

ネタバレBOX

本編とは関係ないが、前列の女性客2人、遅れてやってきた1人が開演5分前ぐらいに席についてから、2人ともマスクを外して喋り始めたのに唖然。係員も何も言わず。始まっても後から来た女性客は鼻出し(+多分口も)マスク状態なのが目に入り、嫌だなあと思いつつ観てたが、10分ほどしたら今度はマスクを外してそのまま最後まで。連れの女性もどうやら顎マスク状態で最後まで観てたようで、あまり笑いが起こるような内容でもなし、下手に注意して逆ギレ飛沫なんてのも勘弁なので、そのうち改心してマスクをつけてくれるだろうと願いつつ観てたのだが。もし楽日によく来るお客さんなのだとしたら、これからはここの楽日は避けた方が精神衛生上いいかも、なんてことを思ってしまったぐらい。

運悪くヤラカシ客の来場回にあたってしまっただけとはいえ、このモヤモヤを☆に反映させずに済ませられるほど、こちらも人間ができてなかった、ということで、長々と愚痴を書かせていただきました。何卒ご勘弁を。
『砂の女』

『砂の女』

キューブ

シアタートラム(東京都)

2021/08/22 (日) ~ 2021/09/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

かって親しんだ世界をいま、目前に見て、それに勝る興奮を感じられるか、そこが、古典を再演する肝だろう。「砂の女」(1962)は日本の戦後文学の里程標となった作品、作者自身の脚本による映画(1964・勅使河原宏監督)もまた、世界的な評価を得た。その後、芝居にもなったようだが、草月ホールで見たような、見なかったような。それから六十年。
今回はケラリーノサンドロヴィッチによる舞台化である。
『鳥のように、飛び立ちたいと願う自由もあれば、巣ごもって、誰からも邪魔されまいと願う自由もある。飛砂におそわれ、埋もれていく、ある貧しい海辺の村にとらえられた一人の男が、村の女と、砂掻きの仕事から、いかにして脱出をなしえたか――色も、匂いもない、砂との闘いを通じて、その二つの自由の関係を追求してみたのが、この作品である。砂を舐めてみなければ、おそらく希望の味も分るまい。』というのは安部公房自身の言葉だ。このシンプルな構造の中で、作者は戦後日本の課題を二人の男女に託して描いたわけだが、それを世紀を超えた今、舞台で見るとどうか。
コロナ禍で、全国に「非常事態」が拡がろうかという酷暑のなかのでトラムの公演は、観客の肌にも砂がこびりついてくるような迫力のある舞台だった。古典を今に生かしたケラの力量は大したものだ。それは、丁寧に追われる原作のストーリーの功績よりも、脚本・演出家の舞台あらではの工夫がこの成功につながっている。この欄で言えば、筋は原作で周知なのだから、いまさら「ネタばれ」でもあるまい。舞台に積み上げられたその細かい演劇ならではのネタが見事な舞台だった。
観客は老若男女取り混ぜた芝居好きで満席だった。舞台の上も下も芝居好きが集まった一夜の愉しみがここにあった。コロナの憂さも晴れようというものである。..少し長くて十五分の休憩をはさんで二時間五十分。..










ネタバレBOX

そのネタバレから行けば、まず、場面設定。昭和二年生まれの男が昭和三十年に僻村で砂の穴に落ちる。
舞台は砂に囲まれた崩れ落ちそうな家の一杯セット。周囲が砂の高い壁に囲まれていて、村人たちはその上から縄梯子をかけて上り下りする。褐色で統一された家には、無色のマッピングで時に砂が滑り落ちる。原作の時代設定は変えていないのに観客を異質の世界に運んでいく。加藤ちかの美術とマッピングの使い方がリアルで実にうまい。
男は仲村トオル、女は緒川たまき。映画の岡田英治、岸田今日子で刷り込まれている二人の役柄だが、全く違う。映画では、眉をひそめて登場する複雑な感じの不機嫌な二人だが、こちらは肉感的で即物的。この配役で、作品が現代につながった。
例えば二幕の幕開けの場面。雨が降ってきたと妄想するシーンの繰り返し。ソラメントウナベスの曲(昭和三十年代にはもっともはやったラテン音楽だった)で二人が躍るシーン。このあたりは原作にないが、ケラが演出した優れたシーンだ、それに続く上野洋子の音楽。
上野洋子の不思議な演奏もこの劇世界に大きく貢献している。ここで、作品の持つ抽象性が担保された。今までのケラ作品(例えばカフカ連作)とは別の世界を作り出した。
ラジオの効果的な使い方。原作の時代にはまだテレビが普及していない。メディアと生活を巧みに取り入れて、外の生活と仲の生活をドラマにしている。
こういう、演劇で遭遇するさまざまの問題を、現代に通じるように細かく処理しているところが今回の上演の「ネタ」だろう。ここまでくれば、原作の終末は全部ではなくとも少しは変えて見たくなったのではないだろうか。原作通りで幕は下りるが、ここは、ケラによる新しい結末も見て見たかったような気がする。芝居を見てきて、この結末はなぁ、とも感じたのである。


うわさにきく風2020-2021

うわさにきく風2020-2021

やみ・あがりシアター

吉祥寺シアター(東京都)

2021/08/26 (木) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/08/27 (金) 14:00

やみ・あがりシアターらしい巧妙な作劇。シンプルに面白かった。
 コロナ禍前とコロナ禍後の同じ場所を描いた中編の2話上演。
 『…2020』は、昨年4月に他劇団と同時に上演する予定で作っていたものが上演中止になったという作品で、2020だからコロナ後なのだけれど、コロナ前の世界を描かれている。東京からちょっと離れた所にある「かざみ」駅に集まる人々の話。強風で運転が見合わせになる中、出かけようとする者、来る人を待つ者、等が繰り広げるアレコレ。無関係と思われていた人たちが徐々に繋がるあたり、笠浦の構成の妙が冴えて、楽しく見せてもらった。63分。
 10分の休憩後に上演された『…2021』は、その1年後の同じ駅を舞台に、『2020』からの登場人物(の1年後)と新たな登場人物が、やはり無関係と思わせて繋がる見事な作劇。2話で1作と言われればそう思うと思うであろうし、1話の1年後という設定も効いてて、引き続き楽しく見せてもらった。60分。


 驚いたのは、劇団員・加藤が演じるシンガー・ソングライターの役名「スージー・ロトロ」。これは、劇中でも使われるボブ・ディランの「風に吹かれて」が入った2ndアルバム "The Freewheelin'" のジャケットにディランと一緒に写ってる当時のガールフレンドの名前(「スーズ・ロトロ」表記もあり)なのだ。終演後に笠浦に聞いたら「誰も気づいてくれない」と言っていたが、かなりのマニアでなければ気づかないだろう(^_^;)。全体のエンディングにもディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」を使っているし、笠浦ってディランのファン?
https://www.amazon.co.jp/Freewheelin-Bob-Dylan/dp/B0000024RQ

チーチコフ

チーチコフ

劇団俳小

萬劇場(東京都)

2021/08/27 (金) ~ 2021/09/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

チラシの意味はそのまんま「あっかんべー」で良かったみたい。想像を超えた舞台でした。生演奏のピアノにコーラスガールの皆さんが素敵!女性の私でもドキドキしました。オープニングも面白かったです。
このお話、小説の原タイトルが「死せる魂」なんでしょうか?このタイトルでこの内容だったら騙された気になりそうなんですが。あ、だからこそ「あっかんべー」?

感染対策がしっかりされていました。劇場の入り口(外のところ)に流台が作られて、石鹸で手を洗い、ペーパータオルも用意され、入り口では足裏消毒、検温、アルコールの手指消毒といった具合です。ここまでは萬劇場の仕様のようでしたが、さらに観客にはもれなく不織布のマスクが配られて、観劇中はこちらを使うことになっていました。場内は2列目以降は市松模様席、1列目は座席の間が開けられていて、さらに間にはアクリル板という対策がなされていました。

ローマの休日と東京の仕事

ローマの休日と東京の仕事

リブレセン 劇団離風霊船

日本聖書神学校礼拝堂(東京都)

2021/08/24 (火) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

離風霊船の舞台は十数年前にシアターアプルでやった『ゴジラ』以来だから、本当に久しぶり。とはいっても今回はプロデュース公演なので、本公演とはちょっと趣きが違うが、礼拝堂という天井の高い空間で演じられる可愛らしいお話。川口果恋さんもとてもチャーミング。

ネタバレBOX

終演後の列ごとの退場時、礼拝堂横の大きな窓越しに役者陣のお見送りがあって、何だか嬉しくなってしまった。
神様はつらい。 ご来場ありがとうございました。

神様はつらい。 ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

アトリエ第Q藝術(東京都)

2021/08/25 (水) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

アトリエ第Q藝術の狭いスペースを実に上手く使った上演
3つの出入口をフル活用、庭も使い、そこでの見えない部分は壁にプロジェクション
冒頭から鳴り響くピンクフロイドの音楽がピッタリ
照明が印象的だった
内容はなかなか面白いコメディタッチのSF
キャストの表情が良かった
記憶に残るセリフは「美は終わりの中にある」
ステージと客席の間に間口いっぱいに上下少し開けただけのアクリル板を設置しての上演は大変だったろうな

ローマの休日と東京の仕事

ローマの休日と東京の仕事

リブレセン 劇団離風霊船

日本聖書神学校礼拝堂(東京都)

2021/08/24 (火) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「ローマの休日」に憧れた若手女優。スキャンダルで芸能界を追われた母をマネージャーに持ち、一分の隙も無いように管理された生活に疲れ果てる。朝ドラのヒロイン決定の記者会見をバックレて、憧れのローマへと逃避行。協力するのはでかいスキャンダルを狙う為わざと泳がせようとする芸能記者達と、母のスキャンダルをすっぱ抜いたことをずっと悔やみ続けている今は悔い改めた別の芸能記者達。

やはり日本聖書神学校メーヤー・ライニンガー記念礼拝堂の美しさは群を抜いている。ここで舞台が観れることの素晴らしさ。会場の持つ力。1913年に宣教師メーヤーとライニンガーが来日し伝道を始めた事を記念して建てられた。

母親役の牛水里美さんが良かった。シリアスとユーモラスの見事なバランス。クライマックスではピアノの生演奏も披露。主演の川口果恋さんはずっと自分を押し殺した損な役だが、クライマックスでは歌い(巧い!)踊り側転まで披露。もっとこのキャラで物語を縦横無尽に駆け抜けて欲しかった。替玉役松本彩楓(さやか)さんは非常に魅力的。他の作品も観てみたい。

ネタバレBOX

かなり創作に苦しんだようなホン。公演の決まっている教会を舞台にする為、七転八倒したような。もっと単純明快な喜劇に振り切った方が良かった。ミュージカル部分がとても華やかだっただけに。ロマンス要素のない「ローマの休日」じゃあ退屈。キャラの立っている松本彩楓さんをもっと筋に絡めるべき。芸能記者達の役回りがちょっと酷い。
キラメキ  FINAL

キラメキ FINAL

project真夏の太陽ガールズ

ABCホール (大阪府)

2021/08/26 (木) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ヘップで拝見した時より進化していた❗良かったです。これが最後というのは、とても寂しい😣⤵️。見て良かった‼️

つみ

つみ

アブラクサス

すみだパークシアター倉(東京都)

2021/08/22 (日) ~ 2021/08/28 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

この劇団に初めて遭遇したのは2018年。その時は羽杏さんの演技のみに気持ちが持っていかれた状態で、作品のしての出来はまだまだと感じたが、三年後の今回、しっかり劇団の力を付けたなと感じた。今までしっくりこなかった演出に磨きがかかってきたなと思う。前作まで場の流れに違和感を感じることが多かったが、今回は上手く流れていたというか・・・。照明や音響の使い方も有効打が増えたように思う。また、出演者の全体のレベルが上がり、メインだけが浮き上がることもない。良いバランスだった。コロナ禍でなかなか劇場まで足を運ぶことができなくなっていたが、暫くぶりの“生”は見応えがあった。

丘の上、ねむのき産婦人科

丘の上、ねむのき産婦人科

DULL-COLORED POP

ザ・スズナリ(東京都)

2021/08/11 (水) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/08/22 (日) 13:00

Bバージョンを観劇。
男女入れ替えたキャストにより、より性差を感じる事が出来ましたが、私はAバージョンの方がストレートに響きました。
自分の中の固定観念を意識した気付きになった気がします。

うわさにきく風2020-2021

うわさにきく風2020-2021

やみ・あがりシアター

吉祥寺シアター(東京都)

2021/08/26 (木) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/08/26 (木) 18:30

135分。休憩10分を含む。

神様はつらい。 ご来場ありがとうございました。

神様はつらい。 ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

アトリエ第Q藝術(東京都)

2021/08/25 (水) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

雰囲気のある会場(初めてだが、気に入った)を活かした感覚劇。色々な意味で間口も広いが奥行きも感じられる内容。

脳損傷で15年間眠り続けていた「無動無音症」の男が、ある治療によって出現し出したインナートリップの世界観。設定はアメリカ映画「レナードの朝」に似ている。その世界観は会場アトリエ第Q芸術の構造を上手く活用した「こっちの世界」と「あっちの世界」を行ったり来たりする不思議な感覚。
登場人物は、主人公の男を中心に「こっちの世界」と「あっちの世界」の意識の変化によって、周りの人物が表裏関係として現れるが、そのイメージは地上と空中といった独創的な空気(浮遊)感で観客の意識を不思議と刺激する。しかし油断をしていると、そっと絡むような寓話性を持ち込み、立ち止まり考えさせる手強さもある。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

場内は舞台側と客席側を二分するようにアクリル板で仕切る。少し揺れるたび、角度によって客席側が映り込むと不思議な感覚になる。舞台は病室内、ベットに寝ている男(古口圭介サン)のところに医者、看護師、マスコミ=「ザ☆密着」の人(インタビュアーとカメラマン)が来るところから始まる。先に記した「無動無音症」の医学的説明を映像で表す。この映写、後々 会場の庭を利用した世界観の広がりにも利用する。それは病室という閉鎖的な空間と外の広く自由な世界を対比するかのような効果を示す。

ある覚醒実験(成功率7%)によって、男は短時間だが眠りから覚める。「10000年後の世界で神々と宇宙滅亡の危機を救う実験をしていた」という妄想のような言葉に驚く病院関係者。夫々の世界観(「こっちの世界」、「あっちの世界」)で登場するのが医者=コルネイ(佐藤晃子サン)、看護師=ダンプ運転手(園田シンジ サン)、インタビュアー=イエス(根本こずえサン)、カメラマン=ブッタ(辻井彰太サン)で1人2役を演じる。時に「EXILE」の「Choo Choo TRAIN」のイントロ部分での振り付け(タイミングをずらして上半身を螺旋階段状に回すパフォーマンス)を見せるなど、緩い笑いを誘う。

物語は、漂流しながらも「こっちの世界」と「あっちの世界」で生きるのか、男の生き方を巡る選択の問題へと流れていく。10000年後の世界は滅亡の危機と言いつつも、終わりはないという。しかし、看護師から「こっちの世界」は「終わりがあるから、生き甲斐も遣り甲斐も感じられる」、一方 「あっちの世界」は「永遠ならばモチベーションが保てるのか」といった問い掛けをする。何でもありの苦労なしは、生きている証をどう捉えるのか、と言った寓話的な問答。男の下した判断とは…。

本筋に関係が有るのか無いのか、さり気なく面白可笑しいネタを入れてくる。イエスとブッタ(衣装もそれなりに着替え)が大道芸人といったフェイク(「あっちの世界」にもコンビニがあるのか)、先に記したパフォーマンス等は小難しくなりそうな内容の箸休め的な演出。役者がシーンに応じて庭で演じる時には、映像で見せるか、中扉を開けリアルに見せる。会場を実に上手く使い、浮遊感(あっちの世界)を額縁演技として切り出す。一方、場内は地に足がついた現実が現れ、空気感の違いを際立たせる。
あと謎の女(酒井実鈴サン)は…男の潜在意識を性差の違いで表現したのであろうか、疑問だぁ。
次回公演も楽しみにしております。
うわさにきく風2020-2021

うわさにきく風2020-2021

やみ・あがりシアター

吉祥寺シアター(東京都)

2021/08/26 (木) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/08/26 (木)

価格3,500円

26日18時半開演の初日の舞台を拝見。

コロナ前の日常が舞台の2020
コロナ禍の最中である2021
10分弱の途中休憩を挟んだ
60分の中編2本。

2020は牧歌的な作風。ともかく理屈抜きに笑えた。
でっ、2021は…
作劇に苦労された? 笑いの中にも作者の思いが伝わって来た。

前後半通してみて、ここ数年、小劇場界や世間で起きた色々な事柄に、思いを巡らせてくれた芝居でした。

ネタバレBOX

役者さんでは
かき回し役のチカナガチサトさん
ムード"チェンジ"メーカーの河原邦恵さん
シリアスパートの柱・久保瑠衣香さん
の前・後半出ずっぱりの3人が印象に残った。

【配役~2020】
駅員…小切裕太さん
若い男…阿部遊劇手さん
若い女…久保瑠衣香さん
女子学生…チカナガチサトさん
女子学生の家族…尾形悟さん
旅行者の男…末永全さん
旅行者の女…大和田あずささん
地主の娘…河原邦恵さん
農協の男…河村慎也さん
スター…加藤睦望さん

【配役~2021】※上記の他
男子学生…前田隆成さん
男子学生の家族(ラーメン屋)…市川歩さん
旅行者の大学生…川口知夏
郵便局の先輩…依乃王里さん
郵便局の後輩…佐藤昼寝さん
神様はつらい。 ご来場ありがとうございました。

神様はつらい。 ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

アトリエ第Q藝術(東京都)

2021/08/25 (水) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

10000年後の世界で神々と共に・・・なんて、男の夢か妄想なんじゃないのと思って見ていたら思わぬ展開が・・・。納得できるようなできないような・・・。でも、思わず笑ってしまったり、面白かったです。アクリル板が間にあって、照明の加減で客席が映り込むのも演出の一部だったのかもしれません。

前回行った時にこのスペースの面白さを知ったのですが、今回もそれが生かされていて、入り口まで続く庭で待っている間に「あのドアってどこに続いているんだろう?」と見て
いたドアが、あ!あそこだったんだ!と分かったり、庭の光景が使われていると共に、え、じゃあ私たちも見られていたの?とちょっと焦ったり、映像がうまく使われていたりと本編以外のところでも楽しんでしまいました。いや、あれも本編のうちですね。

ローマの休日と東京の仕事

ローマの休日と東京の仕事

リブレセン 劇団離風霊船

日本聖書神学校礼拝堂(東京都)

2021/08/24 (火) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。礼拝堂という場所を上手く利用したストーリーと演出でした。
楽しいストーリーの中に、マスコミの過度な報道について考えさせられました。
役者さん達の演技も良かったし、女性陣が皆可愛かったです。
礼拝堂で観劇という、何とも贅沢な時間を過ごせました!

ローマの休日と東京の仕事

ローマの休日と東京の仕事

リブレセン 劇団離風霊船

日本聖書神学校礼拝堂(東京都)

2021/08/24 (火) ~ 2021/08/29 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

スーパーポチ

スーパーポチ

コトリ会議

Art Theater dB 神戸(兵庫県)

2021/08/11 (水) ~ 2021/08/14 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

スーバーなポチが…
いつもながら、不思議な死生観。
更に今回は旅に出る理由も??

そして若旦那家康さんは台詞らしい台詞はなく…
でも存在感あり。

芸名変更の女優陣2人·三ヶ日晩さんと花屋敷鴨さんが大活躍でした。
コトリ会議ワールド満喫!

新長田の鉄人も応援してるぜ!
楽しかった。
東京公演も頑張って下さい!

透明な山羊

透明な山羊

下鴨車窓

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2021/08/07 (土) ~ 2021/08/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

千秋楽観劇。
遺品整理で父の山荘に…

息子、父の友人の娘、編集者、家主。
登場人物がいだく嫌悪·虚無·慕情…
居なくなった存在への思いが徐々に浮き彫りになり、
炙り出される居ない存在の輪郭。

全て裏目になる不公平感。
報われない者…
死にたい者…
生きたい者…
観劇後、哀しさが残る。

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