最新の観てきた!クチコミ一覧

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虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜

虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

出だしからモノトーンの世界とはいえそれは完全ではなく、はっきりとした色彩がつぶされているように見える。ここで観客の”?”を引き出し、舞台に引き付ける井保三兎の上手いところだ。さらに何気ない会話に伏線が組み込まれている。この伏線がわざとらしかったり、後から“実は”と取って付けをする作品は少なくない。そういう意味でかなり上出来だ!脚本・演出良かった!しかしながら今回はこちらでもコロナの影響か?客演なしで自分たちの身内のみで上演したためどうしてもこの役には・・・と思えるキャストが目についてしまう仕方ないとは思う。ということで脚本・演出で星を付けることとする。
このご時世そうそう思い通りにはいかない

『おやしらず』

『おやしらず』

午前の紅茶

宮益坂十間スタジオ・Aスタジオ(東京都)

2021/10/02 (土) ~ 2021/10/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

 板中央にパイプ椅子4脚がキチンと並べられている、背凭れは無論ホリゾントの側だ。出吐けは上手・下手そのぞれの1カ所。その袖の各々はクロスで目隠しがされている。出演者は総て若いという印象を持った。20代前半、大学生だろうか。

ネタバレBOX


 原案を女性が提示したものに負っており、脚本は劇団の専門部署が担った模様だ。内容的には決して悪くない。然しどのような世界を描くのか具体性に欠けている。原因はタイトルにも現れているが、"親知らず″がWミーニングであることがぼんやり示唆されてはいるものの、それがタイトルとして作品全体の象徴になる程の強度も、何等かの必然性をも惹起しないことだろう。つまり作品世界の設定自体が曖昧なのだ。脚本化する段階でこの点を詰め切れなかったことが最大の欠点だ。また、演出でキチンとダメ出しができていないように思えた。同世代、而も大学生で演劇部ということであれば仲間内の関係が悪くなるとか人間関係の問題を懸念してキチンとダメ出しが出来ないことも考えられるが、もしそうであるならそんなことは関係ない。演出の才能が有る者がその役割を担えば良く、出演陣は演出の駄目出しを尊重すべきである。何となれば、何故演じているのかを考えてみれば自ずと答えは見えてこよう。観客に届ける為では無かったのか? 其の為にこそ、裏方、(原案を含め)脚本家、演出家、役者は一丸となって創作に励んできたのではなかったか。先ずはそこから始めて欲しい。
虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜

虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ずっと面白かったです。

ネタバレBOX

自分にとって当然のコトだから他人にとっても同様であると考えるのは危険だと思いました。
未来からの手紙

未来からの手紙

アンティークス

王子小劇場(東京都)

2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

二話連続上演
未来と過去を繋ぐという点では関連
演技は圧倒的に「未来から」が優れる
宮崎太一と飯智一達の表情が良かった
プロットはなかなか巧妙に出来ていた

ホシノヒト

ホシノヒト

演劇企画アクタージュ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/09/23 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この流れだと、目の前で殺人事件が!?と思っていたのでしたが(やりかねないですよね(笑))そんな事はなくて良かったです。
ペンションとのことでしたが、この部屋を3人で掃除はないだろうと思ってしまいました。

ネタバレBOX

タイムパラドックスの理屈がよくわからないですが、主人公の過去が明るいものになって良かったです。殺人も起きなかったみたいだし。しかし、彼女の来し方を知らないのは彼女だけ?みたいな終わりでした。
夏の夜の夢

夏の夜の夢

演劇集団円

吉祥寺シアター(東京都)

2021/10/02 (土) ~ 2021/10/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台を二重に組んだグローブ座風の裸舞台の中央の高みに木材の森風のオブジエが立っている。それだけの愛想のない舞台に、二十人余の役者が次々に現れてはセリフを朗唱風に言う。稽古中はコロナ禍だったので、俳優間の距離をとったという。それがリアルではない独特の空間になっている。音楽は笛や小太鼓が入っているが現代音楽で、時に踊りもある。振付も、踊り手もパッとしない。テキストレジと演出は客演出の鈴木勝秀。近頃、現代化やコスチュームプレイ化でサービス過剰の「夏の夜の夢」を見慣れていると、森の中の恋人の取り違えと、町人たちの御前芝居に絞った構成で、祝祭劇らしい喜劇的なシーンの連続で休憩なしの二時間。演出が劇場パンフで正攻法のシェイクスピアと言っているように、この作品は、あまりごてごてと飾らなくても面白いのだと、納得できる舞台だった。
しかし、このように芯だけを上演するならば、俳優には今少し頑張ってもらいたい。かつてはこの劇団のシェイクスピアは安西徹雄訳だったが今回は松岡和子訳。言いやすくなったからか、若い俳優たちはほとんど、セリフを一気に口にするだけで,言葉のニュアンスの表現ができていない。味気ないことおびただしい。この劇団には声優としても高い評価のベテランがいるのだから、もっとキチンと教えたらどうだろう、この際、口移しでもいいと思う。そのうちにうまくなる。
この上演台本だと、音楽と、それに伴う踊りは芝居の雰囲気に大きな影響を及ぼす。音楽の曲は今風との折衷で悪くないと思うが、編曲が雑な感じがする。振付はやはりプロの振付師をスタッフに加えるべきだった。折角の妖精たちがそれらしく見えないではないか。
劇場は満席。コロナ明けの祝祭気分も溢れていて、観客も楽しんでいる。飾らないシェイクスピアの良さを久しぶりに見た。


暫しのおやすみ

暫しのおやすみ

劇団競泳水着

駅前劇場(東京都)

2021/10/02 (土) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

実演鑑賞

良い舞台だったと思います。

朗読劇19ヘルツ

朗読劇19ヘルツ

TOffice

STUDIOユーキース(東京都)

2021/10/01 (金) ~ 2021/10/05 (火)公演終了

実演鑑賞

ネタバレに。

ネタバレBOX

即興劇は、もう少し長くても良かったんじゃないでしょうか。
虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜

虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観終わった後に、登場人物を調べてしまいました
若干の脚色が入っているのかな⁉︎と思いつつ、
違和感を感じていたストーリーが
ラストに視界が開けるような終わり方、見事でした!
登場人物の人柄の描き分けもよかったです。

イリクラ ~Iridescent Clouds~ 2020-2021

イリクラ ~Iridescent Clouds~ 2020-2021

カガミ想馬プロデュース

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2021/09/29 (水) ~ 2021/10/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前に見たときと全然違って思わず★五つ!!

ネタバレBOX

とは言え、やっぱり長いです。ミュージカルを謳っていない(ですよね?)ので、本当に肝心なところだけ歌にして、スピーディな展開希望。
レッドとブルーの殴り合いは「そんなことやってる場合か!」と突っ込みたかったです。
30歳の制服デート

30歳の制服デート

サキクサ

雑遊(東京都)

2021/10/05 (火) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/10/05 (火)

価格2,800円

5日20時開演の初日舞台を拝見。

2016年の初演、2018年の再演、と観てきた
深谷晃成さん脚本の作品。
今回、キャストを一新
タケル…浅見臣樹さん
ミナミ…大塚由祈子さん
が演じる45分間は
何故、ミナミがタケルに制服デートをもちかけたのか?
タケルもミナミに隠し事があって…
既知のストーリーなんだが、今宵もまた、切なさと優しさが涙腺に来た。

三十路のいっぽめ

三十路のいっぽめ

中山ヤスカ 30th 企画公演

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2021/10/05 (火) ~ 2021/10/05 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

19時の回を観劇。テーマ的な関連性がふんわりとありそうでなさそうな短編集
一回こっきりの公演ということで「勿体無い」と思ったが、どうやら主催さんの30歳の誕生日記念の公演らしい。それならば贅沢とは思うが決して勿体なくない。ブロマイドが主催さんのやつしかないのも納得(誕生日祝いですから)クオリティーという面ではいい役者さんスタッフさんをそろえられたのでしょう、驚くほどストレスなく見られました。作品自体も短編らしいズンとくる良作ばかりでした。

ネタバレBOX

チケットも配信もパンフも何もかも安すぎ(笑)
ヨコハマ・ヤタロウ~望郷篇~

ヨコハマ・ヤタロウ~望郷篇~

theater 045 syndicate

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2021/09/30 (木) ~ 2021/10/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

お話の所々で挟み込まれたパロディや横浜ネタが笑いを誘いつつ、全体としてまとまりのある楽しいストーリーでした。
感染対策も十分に施されており、安心して観劇することができました。

ユートピア

ユートピア

singing dog

「劇」小劇場(東京都)

2021/10/01 (金) ~ 2021/10/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

家族…一律には語れない内容、それを父親を悪者(実際いるだろう)に仕立て親・子の関係を切り口に描いた秀作。血の繋がり、子にしてみれば親は選べない。切り口を抉ってみれば憎悪の塊だったか?表層の面白さ、その奥にある味わい深いさに酔いしれた。

俺が働いて食わしてやっているんだ、女房・子供は言うことを聞け。妻(家内)は、家の中だけのことをやっていればいいんだ!…そんな夫であり父の絶対的力、傲慢な思い、悲哀は後からついてくる。一方子供たちは、そんな父親の傲慢な態度に辟易し憎んでさえいた。本作は父親の独善的な考えを前面に出し、それに対する子供視点で描いている。子の憎まれ口を通して父親像を浮かび上がらせる。同時に父親の思(重)いも付いてくる。
シンプルなセット、キャスト5人という少数ながら、家族 特に父という家庭内の独裁者とどう向き合うかを体現。たしかに「少しだけ温かくコミカルでそれでいて胸に刺さる」見事な作品だ。
この父親を反面教師にしようかな、あっ時すでに遅しか。

(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

セットは、中央に卓袱台もしくはテーブルに見立てた台のみ。家族は父、兄・姉、そして物語をリードする自分(次男)、母はすでに鬼籍。自分が小学3年生、夏休みの伊豆高原での回想から物語は始まる。父親の言うことは絶対服従、その象徴がトランプのババ抜き。
父曰く、一流大学を卒業し大企業へ入社、そして安定した生活を営むこと。自分の言うことを聞いていれば間違いない。子供たちは息詰まる生活、その抑圧された家を早く出て自活したかった。

父が癌で入院・手術という事態になって久しぶりに兄姉弟が集まる。従順だった兄、姉は何となくすり抜け、自分は父の叱責を一身に負った。そんな兄姉、そして自分も変わっていた。従順だった兄も一流企業に入ったはいいが、ノルマに追われ、妻とは離婚協議中。姉は離婚し、年下男と同棲中。自分は転職を繰り返し不安定な生活。

物語は父親の威圧さを強調して描いているが、当日パンフに「その人が構築されるまでには、家族の影響が多分にある」と。父親は貧しい家庭に育ったこともあり、早く家を持ち自分なりの家庭を築きたかった。セット卓袱台の上に立ち君臨する姿は、家をイメージさせる。冒頭の伊豆高原は会社の保養所、自分なりに家庭サービスもしていたつもり。自分の思いと妻や子供の意識、そのギャップを生み出し気がつかない。これは悲劇なのか、それとも「家族」という名の喜劇なのか?

演技はそれぞれのキャラクターをしっかり立ち上げ、バランスも良い。特筆するとすれば、1人2役(姉と母)を演じた内海詩野さん。目元が母に似ているという台詞をきっかけに、それぞれの役の表情を演じ分ける。動作(母=家内は卓袱台内だけの動き、姉は卓袱台も含めその周りを動く)も実に自然体だ。
亡き母へのプロポーズの言葉、「幸せに出来るかは判らないが、苦労はかけない。」に困惑の笑み。ちなみに漫画、映画化された「釣りバカ日誌」の浜ちゃんのプロポーズは「君を幸せにする自信はないが、ボクが幸せになる自信がある」だ。プロポーズに込めた思いが真逆の結果になるが、そう簡単に思いは通じないということか。
さて、この構築された家族の行く末が気になるのだが…。
次回公演を楽しみにしております。
暫しのおやすみ

暫しのおやすみ

劇団競泳水着

駅前劇場(東京都)

2021/10/02 (土) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ良かった!演者も見せ方もいい!感情移入して夢中でラストまで。良い時間をありがとうございます♪

ユートピア

ユートピア

singing dog

「劇」小劇場(東京都)

2021/10/01 (金) ~ 2021/10/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

良いシナリオだ。板垣雄亮(ゆうすけ)氏演ずる父親が強烈。独裁者であり、絶対的な支配者。”家族“を司る教祖であり、その根幹となる造物主。『血と骨』や『モスキート・コースト』、父親版『愛を乞うひと』でもある。前半は観ているだけで死にたくなる程苛烈。思い当たる節がある人にとっては観ちゃいられない地獄絵図。この父親が象徴するものが、人間を苦しめている諸悪の根源なのではないかとさえ。ババ抜きでそれを表現するテクニック。

三人兄妹の末っ子の述懐から始まる。父親への呪詛、その父親に追従した兄への憎悪、惨めな奴隷としての生涯を終えた母親への無念。母の死から家を出、もう二度と父と会うつもりもなかった。そこに父親が癌で倒れ、緊急手術で危篤状態の知らせが来る。長らく家を離れていた長男、長女、次男が実家に何年振りかに集まる。

板垣氏は兇悪な呉智英と云う感じ。何を言っても話が成立しない人間の典型。そのモンスターに対抗する対となる存在、内海詩野(うつみしの)さんも凄まじかった。母親と次女、叔母さん役もこなす。五人芝居で今作を演らせる劇団の要求も恐ろしい。内海さんの瞬間的な表情の変化がこの作品に緩急をつけている。次女の同棲相手である坂井宏充(ひろみつ)氏もギスギスした話を中和する重要なキャラ。三人兄妹の怨念の中立な聞き役でもある。

落花生(ピーナッツ)を三人がひたすら食べながら会話をするのだが本当にかなりの量を食べている。矢鱈とそれが気になる。物語は三人の父親に対するトラウマ話の回想から、何故かそれを聴いている父親の魂へと視点は移っていく。

設定は有りがちだが、真摯に取っ組み合った作家の魂の彷徨を是非とも体験すべき。

ネタバレBOX

子供達の罵詈雑言を、昏睡状態の父親の脱け出した魂がふらふらと彷徨って聴いている。妻がパート先の会社の社長と不倫していた話まで聴かされ、落語調に自嘲までする。何処で間違えたのか?何を間違えたのか?

裏MVPは犬のコロッケ。雑種のゴールデン・レトリバーで舞台には登場しないのだが、重要な役回り。擬人化して登場させて欲しかった。コロッケが四面楚歌の父親を唯一庇って欲しいところ。
名シーンは、死の淵に立つ父親の下に現れる亡き妻。かつてのプロポーズの言葉、「幸せに出来るかは判らないが、苦労はかけない。」に複雑な笑みを浮かべる内海さん。
月並みな話だが、全ての解けない問い掛けは時間だけが答を育んでゆくのだろう。それには兎に角時間が掛かる。

山田洋次調の坂井氏のプロポーズはもっと重要な父子の対面シーンを空気を読まずぶち壊すようにやって欲しかった。
盲年【東京公演】

盲年【東京公演】

幻灯劇場

こまばアゴラ劇場(東京都)

2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

能の『弱法師(よろぼし)』をモチーフに捨てた盲目の我が子を家に連れ帰る父親の話。···では無いようだ。いろんな要素を詰め込み過ぎて、逆に散漫な味になってしまった印象。好き嫌いはかなり分かれるだろう。料理と同じで旨味成分が多過ぎても不味く感じるように人は出来ている。この題材ならもっとタイトに絞り込んだ方が客はのめり込んで観た。
ステージの下部が出入りできるようになっていて、グレート・ムタ宜しく役者が匍匐前進で消えたり現れたり。見たことのない装置で演者を撮影し、その姿をイラスト風に変換してリアルタイムでステージ背面の二面の壁に投影してみせたり。アイディアと技術が迸る。変換した3Dデータ画像はバレットタイムのようにぐるぐるぐるぐる廻る廻る。何じゃこりゃ未来都市か?と驚いた。特筆すべきは衣装デザインで、鈴木みのるの剃り込みや象形文字のようにジャケットをカットして、それを糸で縫い合わせたオーダーメイド。色々引っ掛かるので、着脱は大変そうだ。

駅で飛び込み自殺の高校生、目撃者は元裁判官と主人公である盲目の青年。青年は目が見えないものの、「許すな」と呟いた轢死者の最後の言葉を聴き取っていた。元裁判官の男は、その青年が自分が棄てた我が子であることに気付く。
女刑事役の松本真依さんが非常に魅力的。クールにもコメディにも振れるキャパシティ。毎日毎日彼女の下に自首してくる高校時代の友人役は橘カレンさん、彼女の告解すべき犯した罪とは?
素晴らしかったのはイマジネーションを刺激する台詞の数々。「天国は太陽、それは夕陽の中にある。」「地獄は影の中に。人は誰もがそれを連れて歩いている」。

ネタバレBOX

元裁判官と女刑事は高校時代、“ゴム部”の遊びで、小さな穴を開けた避妊具を学校中にばら撒いていた。その結果、妊娠した9名の女子生徒と、ヤりまくりの男性教師が放校処分。その舞台には登場しない教師がキーマンで、青い瞳をしている。元裁判官は妻が出産した時に息子の青い瞳を知る。その時すでに妻は妊産婦死亡。数年後耐え切れず、息子の青い瞳をカッターナイフで潰し山に放置した。橘カレンさんはその教師と結婚し、子供を産むが旦那を震災のドサクサに紛れ殺している。

主人公が入るのは盲人ばかりを雇って商品の品質検査をさせているブラック会社。不謹慎差別ギャグ連発なのは良いが、イマイチ面白くない。危険な笑いにリスクを持って踏み込むなら、良識ある観客を爆笑に巻き込まないと何の意味もない。
『プンティラ旦那と下男のマッティ』

『プンティラ旦那と下男のマッティ』

近畿大学 舞台芸術専攻30期生

東大阪市文化創造館・小ホール(大阪府)

2021/09/30 (木) ~ 2021/10/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めて舞台を鑑賞しました。演技の迫力や、セットが本格的で感動しました。話の内容は難しいところもあったけど、展開が面白く、次はどうなるのだろうとワクワクさせてもらいました。歌のうまさ、楽器も演奏したりと、楽しい時間でした。

虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜

虹の人〜アスアサ四ジ イヅ ジシンアル〜

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

飽きのこない展開、後半の井保さんの芝居は鳥肌もの。

ネタバレBOX

最初の女将さんのメイクから伏線になっているのには脱帽。
スイカが出てきた時点で見え方の違いと確信しましたー笑
暫しのおやすみ

暫しのおやすみ

劇団競泳水着

駅前劇場(東京都)

2021/10/02 (土) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

見初めは誰がどうゆう関係なのか?を理解するまで少し時間がかかってしまったが、関係性を理解できるとすーーーーっと入っていけた。劇的な何かがあるわけでもないが、個々の問題を自分達で考え新たな道へ歩みだす姿に共感が持て好きな作品でした。魅力的な女優さん達のリアルな演技に拍手。

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