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かげきはたちのいるところ

かげきはたちのいるところ

Aga-risk Entertainment

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2021/08/13 (金) ~ 2021/08/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

東京公演の13ステの後のクラファンで実現した新2ndの柿落としシリーズとして幕が上がったこの週末の4ステの最初
大阪公演としては5年ぶり、関西公演としては4年4ヶ月ぶりとなる期待の舞台です
まずは劇場に入った瞬間からセットの良さにまずは驚かされる
そして新2ndってセットによってかなり雰囲気まで変わるんだってのに驚く
そして4年4ヶ月ぶりの関西公演の幕が上がる
もう曲のボリュームが上がっていく瞬間から上がるテンション
流れるように進んでいくストーリー、そしてたっぷりの笑要素
しかしそれだけではない感じに展開されるシリアスなシーン
そして揺れ動く様な人の感情
それぞれが極上で引き込まれる作品
ある意味ではショートストーリーによるオムニバスなんですが、あまりそんな感覚にならない巧みな演出
最初の冷蔵庫で一気に気持ち持っていかれた
笑も多いけどシリアスも魅力的
しかし驚かされたのはドシリアスなシーンの真ん中で笑いをとるって凄すぎます
75分+10分休憩+75分が一瞬の感覚
日替りゲスト大熊隆太郎 さんは思ったより出番多い印象
明日はまた違う感じかな?
やはりいいのは塩原俊之 さん
渋さもありながらきっちり笑いをもっていく、しかし強そうなのに綻ぶ感じも良かった
津和野諒 さんも相変わらずいいんですよね
テンション高めもいいけど草へのこだわりもw
今日の斉藤コータ さんは珍しいなのオンパレードやった感じ
途中かなり戻したんですけどね
矢吹ジャンプ さんのホワンとした雰囲気は今回の作品にはなくてはならない感じ
淺越岳人 さんの屁理…論理的にたたみかける感じってやはりいいし、好きなんですよね
伊藤圭太 さんのこの人ならではって空気感もいい
いつのまにか馴染んでる感じはアガリスクさんとしてもかな
鹿島ゆきこ さんの参謀的な今回のポジションも魅力的
観察眼の鋭さもいい感じ
榎並夕起 さんの可愛さ増してません?
髪の感じも魅力的、そして意外に論理的に駆逐する感じもいい
ラストの感じも最高でした
前田友里子 さんの今回の感じもいい
愛するがこそ言えないジレンマ、しかし思いの強さが伝わってくる素敵な役
そして熊谷有芳 さんがやはりいい
クールビューティーそして冷静沈着、しかし脆さもあるんだけどあたたかいそんな魅力的な存在
この魅力的な10人+1人見逃すには惜しい舞台

第29次笑の内閣「マクラDEリア王」

第29次笑の内閣「マクラDEリア王」

笑の内閣

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2021/07/22 (木) ~ 2021/07/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

この物語は笑の内閣 さんらしい感じの世界観で作り上げられる作品
今回の作品のテーマはハラスメント
ほんと色んな種類のハラスメントを取込んだ感じ
それをリア王って作品を使って、演劇業界って世界観に置き換えて作り上げられたのが今回のこの作品って感じ
その世界観にしたからこそ、リアルにパワハラやセクハラがリアリティをおびてくるそんな印象なんです
観てるうちにほんとにこんなことあるのでは?ってなってくる
そしてそんなセクハラなんかがあるからこそ、逆にそれを武器として使おうとして動く人や、それを逆手に利用してのし上がろうとする人がいたりして、さらにリアリティが上がったりする世界観
ほんと上手く作られてるなって印象の作品に仕上がってる
ラストもなかなかの展開
この作品は基本的にマスクを着用されての演技なので表情はわかりにくいんですが野口萌花 さんの初々しさがいい雰囲気を作られてました
そしてフリーライターの三鬼春奈 さんがセリフの感じや立ち振る舞いが良かった印象なんですよね
他の感じも気になるお2人やったかな
やはり良かったのが山岡美穂 さん
結果的にはいいように振り回されてるようで、振り回してる感じ
中路輝 さんもいい雰囲気やったんですがそれを手玉に取る感じの #熊谷みずほ さんが相変わらずいい雰囲気を作られてた
美穂さんとみずほさんのコンビネーションも良かった

畜生たちの楽園

畜生たちの楽園

劇団不労社

AI・HALL(兵庫県)

2021/07/17 (土) ~ 2021/07/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

入った瞬間に目に飛び込んでくる今回の舞台にとりあえず目を奪われる
相変わらず手の込んだ舞台を作り上げられてくるなって印象
しかも今回は2面舞台と少し変わった空間を作り上げられてるなって印象
そしてその空間は完全に囲まれてる感じで今回の作品にピッタリって印象
そして最初のシーンからインパクトのある立ち上がりをみせるんですよね
ここの登場も上手いなって感じ
この序盤からこの世界観がすでに引き込まれていってこの後にさらに広がっていく世界にさらにって感じかな
普通の生活からはかなり逸脱した感じの世界なんだが、この世界で暮らす人にとっては普通の日常
かなりエログロ要素がふんだんになので観る人を選ぶ作品なのかもしれないがかなりおもしろい
そしてラストの謎めいた感じもこの作品のラストとしては秀悦な印象
色んな感覚を刺激される作品
今回も魅力的な演技をみせてたのが村田千晶 さん
頭のネジが一本飛んでるとしか思えない見事な演技
その子を溺愛するようで、どこかアルツハイマーっぽい石井テル子 さんの演技も光ってた
そして相変わらず上手いなってのがイトヲ さん
この人は心から毎回別人やなって思う演技
そしてこの人無しでは成立しない作品って演技やったのが殿村ゆたか さん
今回さらに振り切ってた印象
かろうじて普通かと思ったら…やはりって感じやったのが石川信子 さん
ほんといい表情を見せる女優さん
優しさもありながらも強さも、そしてズレていく感じの精神状態も良かった

イキヌクキセキ~十年目の願い~

イキヌクキセキ~十年目の願い~

「イキヌクキセキ~十年目の願い~」製作実行委員会

COOL JAPAN PARK OSAKA・WWホール(大阪府)

2021/07/16 (金) ~ 2021/07/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

客席はコロナ対策のひと席間隔を空けての50%
もう少し増席も可能やったかもですが緊急事態宣言下の要請のままにされた感じ
でもこの感じは観る方からすると観やすい配置にはなってますね
そして以外やったのは客入れ時にBGMが全くないんですね
話し声が無くなった瞬間の違和感結構
2011/3/11の東日本大震災、それは東北地方太平洋沖地震による災害
それから10年の時を経た被災地に再建された食堂
復興の象徴になる感じの元気食堂を中心にした物語
そしてもうひとつのワードは『ひまわり』
それは元気の象徴そんな感じで進む物語はタイトル通りの音楽劇
音楽劇と言ってもミュージカルテイストって感じではなく、出演者さんの歌が何ヶ所かに入る感じと生演奏が全体に使われてることから
全体での歌唱もあるものの、この舞台的にはシングル、デュエットによる歌の部分が見せどころになってるそんな印象の舞台ではありますね
松平健 さんをはじめとした豪華なキャストで演じられる舞台は1幕70分、休憩15分、2幕85分の170分と少し長目の感じ
しかしそんな感じはまったくしないうえにその時、そしてそれから10年後のそこで生きる人達の感情、その移り変わる感情が伝わってくるようなそんな作品やった印象
松本明子 さんほんと歌が相変わらず上手い
今回のこの座組での期待は鳩川七海 さん
やはりこのキャスティングやとセリフは多くはないんですが、1番の見せ場は2幕の最初のあたりですかね
完璧に都合のいい女って感じの役ではありましたがw
いたるところでいい表情をされてたのは事実

罧原の乱

罧原の乱

劇団そとばこまち

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2021/07/09 (金) ~ 2021/07/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

いきなりド派手な殺陣シーンから始まるんですが、この迫力がまずは凄い
そしてこの世界観で進むのかと思ったらいきなり世界観が180°変わるんですよね
かなりこの雰囲気の変化もいいなって感じ
まあそこからがこの物語の本質ではあるんですけどね
時代劇をテーマにしたテーマパーク、そこのメインとなるイベントをやる劇団のお話し
時代の流れとともに人気を失った彼らの変化なのか、それとも頑なに今の形を守り続けるのかって感じに進んでいく物語
最初の殺陣の雰囲気から一変して、笑いっぱいの素敵な展開
そしてアドリブがかなり多めで、ランタイムはステージごとにかなりバラつきがあるんやないですかね
今回は結果的に2、30分余計に楽しませていただけたんやないですかね
笑いいっぱいの素敵な時間でした
この物語の中心にはやはりアキ さんが大きな存在感
そして爆ノ介 さんがいいコンビネーションを見せる
やはり南園みちな さんがいい空気感を作られてました
途中ツボ入って止まらなくてホワイトボードの方向きました?
山﨑ひな さんお初かな、いいなって雰囲気でした

ファンタジーのつくりかた

ファンタジーのつくりかた

RABBIT HEART PROJECT

AI・HALL(兵庫県)

2021/07/09 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

かなりファンタジー色の強い世界と時間軸の異なるふたつのリアルの世界が上手い感じに流れていくそんな世界観の作品
全く違う世界観と近いんだけど異なる世界観がほんとにいい感じに近づいたり離れたり
リアルのふたつの世界は最初軽い違和感から紡がれる感覚
しかしこのズレが後半にかけていい感じにこの作品の世界観の中心を構成していく感じ
そしてもうひとつのファンタジーな世界を引き立てていく
そしてこの世界感もラストに向かって現実とシンクロしていく感覚はほんと見事なストーリー展開
まずは驚いたのは暗転明けやったかもしれない
この座組はなかなかの人数なんですが、明かりがついた時の光景は少し鳥肌が立つほどの見事さ
この座組ほんと凄いなっていきなり思わされる瞬間が訪れるので注目
これは遅れたら少しの時間は入場できないって言うよなって納得の演出から始まるんです
楽しさも多いんですが、キッチリグッとくるところもある素敵なストーリー展開
ラストもいいのは、やはり流石の片岡百萬両 さん作品って印象
ラストおばあちゃんに挨拶したのが大星志歩 さんかな?
いい表情されてた
飯伏裕理 さん葬儀会館まで気がついてなくて、めっちゃ上手くなってるかも
他にもいい空気感作られてた人が多かったんですが結構早着替えが多く雰囲気違う3役されてた橋本真衣乃 さん良かった
そして水紀憧子 さんがやはり輝いてた印象
強い意志、向上心からの挫折、しかしその先にって感じ良かった
上西秋穂 さんの歩くときのリズムが頭に残ったまま終演やったかも

sandglass

sandglass

遊劇舞台二月病

AI・HALL(兵庫県)

2021/07/03 (土) ~ 2021/07/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

この作品途中まで見た時に気がつく、全く雰囲気が変わってるけど観たことのある設定
そして気がつく、2年ぐらい前に遊劇舞台二月病 さんが関西演劇祭 でされた舞台のリメイクなんですね
しかし舞台的に全く違う作品になってた印象なんですよね
物語の中心には脚本家を目指す男、そしてその妹
時代は戦争末期から戦後初期って時代
長い戦争が終わり、人々は時代が変わる恩恵みたいなことを期待してたのだが…
一生懸命にその時代を生き抜く人たち、その状況は良くなるでもなく、逆にジリ貧になって行くかのごとく
その2人を中心にした物語とリンクしながらも、もうひとつの物語が進んで行く感じ
こちらもどうしようもない絶望感に向かって行くようなストーリー展開
そしてそれぞれの向かって行く先に…
妹役が石田麻菜美 さんです?
魅力的な表情、セリフから生まれる空気が良かった
中村ユリ さんの嫌われために存在するような役
しかしラスト前に見せる優しさ
そして観たかったのがかまとと小町 さんの尾形柚香 さん
やはりこの女優さんはいい空気感作られます
優しさの中に生き抜くための強さ、そんな感じがすごく感じられる魅力的な役でした

エギング☆ロック

エギング☆ロック

遊気舎

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2021/07/02 (金) ~ 2021/07/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

もとソフトボール部のメンバーの12年後?を2人の元部員を中心に描き出していく感じの青春を振り返る?青春に戻る感じの魅力的な物語
思い出の遊園地、そして観覧車
懐かしい思い出が強く残ったまま時間だけは過ぎ…そして現実は…そんな中に少しばかりの反発心がって感じに展開していく
音楽も多めで効果的にそれを使われている感じ
しかしここでマクロスF ライオン を聞くとは、しかしこれがかなり効果的
久保田浩 さんを始めとする男優陣もいいんですが小川十紀子 さんと峯素子 さんが中心になって物語を描き出していく
いいコンビでした
そして中迎由貴子 さんがなかなかに魅力的な存在感
クールビューティーって感じですね
要小飴 さんの作り出す空気感も魅力的でした
松本祐子 さんの巫女さんも魅力的やったり
魔瑠 さんの最初のがほんと最高やったんですよね
みちえでしたかね?
とは言えやはり西原希蓉美 さんの破壊力は凄かった
ここでガッツリ歌声が聞けると思ってなかったのでラッキーでしかない感じ
そしていい演出になってました

外の道

外の道

イキウメ

サンケイホールブリーゼ(大阪府)

2021/06/26 (土) ~ 2021/06/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

会場に入ってまず思うのはやはりサンケイホールブリーゼ って大きいな、そして今回もきっちりいいセット組んできてるなって光景がこの後に展開していく物語への楽しみを膨らませてくれる
大きな会場はまた違った開演までのドキドキ感があったりするんです
これがまた良かったり
そして客席照明がついたままでキャストがひとりづつ登場するって少し変わった始まり方
しかしその座り方が同じ空間とは思えないなって印象
これは物語が始まっていくとなるほどってなるんですけどね
地元ではない遠くの土地で偶然その存在を知る同級生
その2人を中心に紡がれる物語
やはりイキウメ さんが作られる世界観は独特
しかしその独特な雰囲気がたまらない空気感を作り出していく
空間の使い方、時間の流れの表現が秀悦で照明の使い方や音響の入れ方がほんと効果的なんですよね
今回はラストがスッキリって感じではなかったかもしれないですが、心地よい余韻が残る
浜田信也 さんと安井順平 さんの作り出す空気感
徐々に壊れていく感じがほんと見事
清水緑 さんの役は実はかなり意外な感じなんですが、これがまたいいんですよね
そして豊田エリー さんがまさに輝いてた感じの印象
セリフでもベタ褒め、しかしそんな感じにぴったりやった印象

海のホタル

海のホタル

カラ/フル

T-6(テ・シス)(大阪府)

2021/06/25 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

夫からの威圧感のある生活から萎縮した感じで生活をおくる二児の母
そんな感じから始まっていく壮絶なひとりの女性の約10年を描き出していく
びっくりするほど色んな要素が散りばめられている
最初は旦那の浮気…
普通ならこれだけでもかなりなんだが、浮気相手の旦那が…
それだけでもなかなかに波乱の幕開けなのだが…そこから始まるほんとの中心には軽いジャブ…
ここから始まる壮絶な人生のほんの些細な出来事でしかなくなっていくんですよね
凄すぎて言葉を失う
中盤でさえかなりなんですが、そこからラストに向けてさらにシフトが上がる
幸せな時間、それはかなりうたかた
一瞬の幸せはその後の壮絶な地獄の幕開けの序章やったのかもしれない
その幸せなシーン、かなり美しく描かれている
だからこそのラストの崩壊へのギャップが凄い
序盤は成瀬トモヒロ さんのダメ男っぷりがリズムを作る
そして栖参蔵 さんが暴れまくるそんな印象
そして白木原一仁 さんの前半のいい男っぷりからの、おまえもなのかって転落っぷりが見事
山田百合香 さんがなかなかにインパクトのある役を見事にこなされてた印象
珍しい役と言えば鎌田恵弥 さんが女をやらないのは意外
そして二役両方見せ場のあった印象
しかし今夏はやはり木下菜穂子 さんの演技に引き込まれるばかり
鳥肌が立つほどの熱演なんですよね
幸せなシーンの可愛さ、そして美しさ
しかし壊れていく様もほんと魅力的でした

メガネニカナウ6

メガネニカナウ6

メガネニカナウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/06/15 (火) ~ 2021/06/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

緊急事態宣言の延長で週末の公演は中止、平日のみ9ステをin→dependent theatre 1stで上演する舞台の初日
3本の短編と山本香織 さんによる一人芝居で構成される上杉逸平 さんプロデュースの魅力的な世界
全ステ用意されたアフターイベントも中止

ドリームキャスト
エンタメ要素をふんだんに入れたコメディって感じですね
今回観られると思ってなかったものも観られる玉手箱って感じ
亀山貴也 さんのキャラもいいんですが為房大輔 さんと #石畑達哉 さんのコンビネーションが冴えわたる
山岡美穂 さん最初わからなかったんですよねw
そして笠松遥未 さんの使い方、生まれたキャラいいです
クールな雰囲気から少し負けず嫌い感が良かったのが鳩川七海 さん
あのキャラの雰囲気でてたかも
そしてメインは成瀬遥 さんですね
可愛さとイタズラっぽさ、そして狂気をあわせ持った感じ
やはりいいですね
中川浩六 さんやはりいい本、作品を作られますね最高でした

曇天トラベル
こちらは雰囲気変わっての心理的に攻める感じの会話劇って感じ
不思議な世界観を作り出せれてた印象
さぶりな さんと永津真奈 さんがベースを作る
そこにオオサワシンヤ さんがいいスパイスを…かなりふんだんにw
そして山本香織 さんがさらにいい空気をそそいでた印象
凄い人間的、自分を守りたい気持ちなんかが中心にあるようで違った側面も見え隠れするような作品
そして物語の中心には植松ゆき さん
やはりいい空気感作られますね
少しアンニュイな表情、信念をもった感じいいな
こちらの鳩川七海 さんはAチームとは別もの
自信なげなこの感じもやはり上手いんです
ダメだしにもっていくのも上手い
南出さんと太田さんの作る素敵な世界

魔女と呼ばないで
始まりからいい世界観を想像させる立ち上がり
こちらもエンタメ要素の強めな魅力的な世界って印象の作品
浅雛拓 さんがいいところを締めながら浜口望海 さんと松田悠 さんがいい感じに荒らす
でもこの2人がめっちゃいい
野村洋希 さんが魅力的なスパイスを加える感じかな
そこに上杉逸平 さんが謎めいて、それでいて話の変化を作るいいキャラを演じられてるんですよね
そしてほんと良かったのが岡田由紀 さん
気が強いんだけど優しさあふれる感じの魅力的なキャラ
しかしさらに良かったのが町田名海子 さん
このキャラはほんと生で観て欲しい
ここまで観たことのない名海子さんやった
ラストシーン鳥肌の良さは二朗さんの上手さなんかな

やはりメガネの作品と作品の間の山本香織 さんの一人芝居は今回も秀悦
それぞれの作品が中川浩六 さん南出謙吾 さん&太田浩司 さん二朗松田 さんらしい素敵な作品
セッティングしながらのここも見逃せません
やはり上杉逸平 さんが作るメガネニカナウってほんと素敵な世界ですね

恋愛日記’86春

恋愛日記’86春

キノG-7

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2021/06/08 (火) ~ 2021/06/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

売れない映画監督そしてその妻、さらにはその妻の妹の奇妙な三角関係を中心に進んでいく
男は週の前半と後半で妻とその妹の家を転々とした生活をおくってる
この時点で情報量多いんですが、さらに三者三様にさらに複雑な人間関係がって展開
それぞれにかなり濃いキャラ
そして周りにもかなり個性的な人達が織りなす人間関係
前半は少し滑り気味の笑い要素も、後半はいい感じにハマっていく
そして熱い演技も随所にあって約2時間を感じさせないストーリー展開
やはり藤原大介 さんがいい空気感作られるんです
いい役者さんですね
F.ジャパンさんの熱すぎる熱量
胸を借りようとしてた女優さんも気になったんですよね
そして映画監督と最終的には浮気した友人の女優さんもかな
登場シーンからいい空気感作ってたのが若尾保賛奈 さんですね
相変わらず少しボーイッシュな感じですが今回は気の強い女性って印象

アフタートークは
竹内銃一郎 さん
安住の地 さんで劇団飛び道具 さんの中村彩乃 さん
森脇康貴 さんの3人
綾乃さんはやはり女優さんでもあるので、観る角度が女優目線やったりしますね
男女逆転ってイメージはいいかもって思いました
そしてスカートがデザイン良くて気になったかも

遥方 - KANATA -

遥方 - KANATA -

劇団Furure

AI・HALL(兵庫県)

2021/06/05 (土) ~ 2021/06/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

会場に入ると真ん中にドーンとテーブルを構え、その周囲を取り囲む様な3面囲みの客席
これは入った瞬間何処に座るのか悩む感じではないかな
そして照明が入ってから気がつくかもしれないもうひとつのポイント
そんな舞台で始まる物語は謎めいた感じ
カウンセリング?って感じから一変する謎めいた空間で始まる討論
それは気がつけば裁判員裁判って感じになっていくんですがそこにはそれとは違うルールが存在する
そして錯綜するかの様に犯人の犯罪、現場の再現が入り混じっていく…
そんな不思議な感じに展開し引き込まれる物語
かなり魅力的やったのが川崎千潤 さんかな、立ち振る舞いいいですね
そしてくめはるか さんはセリフないところもいい表情
あやぴぃ さんも空気感いいですね
今回はクールな感じかなと思ったら熱い部分もある鈴木ありさ さんもやはりいい
ランタイム120分とちょつぴりです

ボイルド・シュリンプ&クラブ

ボイルド・シュリンプ&クラブ

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2021/04/29 (木) ~ 2021/05/09 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

B公演
CASE3~ピエロの逃避行~
かなり切ないんだけどいいストーリー
刑事もの好きな人にはハマりそうな展開なんですよね
目が出ないけど一生懸命な大道芸人、それを応援する本当なら別世界の女性のラブロマンス
とは言いながら最初からかなりド派手な展開
やはりこの作品場転がほんと魅力的に見えるのはこの座組の連携の良さなのかもしれませんね
ラストまでいきつく暇なく展開されていくストーリー
汚職…その強大な圧力にも屈しない…そんな世界観がそこにあった印象
ラストは…ひきこまれますね

CASE4~浮気調査は世界を救う~
最初はただの浮気調査?そんな感じから始まる物語はかなり複雑な展開を見せる
しかし『白金台』のワードに飛びつく探偵
そこから膨らむこの物語はかなり魅力的なんですよね
潔癖症…しかしそのほんとの…混沌とする世界観の中に色んな思いが詰め込まれた世界観…これがいい
建前的には浮気調査、しかしその裏側にはって世界観いいですね
さらに深まる誤認逮捕…いいところを突いてきます
そして潜入捜査w
アクション、場転がほんといいんです
でもこんな中で光ってるのが西分綾香 さんやった印象
クールなんだけど…
でもほんと魅力的な座組に引き込まれる舞台

ローヤの休日

ローヤの休日

ゲキバカ

ザ・ポケット(東京都)

2021/04/21 (水) ~ 2021/04/25 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

女囚ver
OPから一気に引き込まれる世界観
派手なエンタメって雰囲気で始まるんですけどストーリーが秀悦
見終わった後に残る色んな感情がこの作品の素晴らしさを物語ってる
あまり配信って実は見ないしハマらない…しかしこの作品はほんといい
さらに生で観たかったって思わせる作品
途中で色々感じる違和感
しかしそれは当然…でもそれを見事に回収していくんですよね
ストーリーの良さ、魅力もあるんですがご出演の女優陣の魅力、作り出す空気感がやばいレベル
生の舞台ならさらにってほんと魅力的なキャスト
初見の軽辺るか さんも小玉百夏 さんもいい
個人的にはsuzuyaka さんがやはりいい
梅棒 さん以来なんですがやはり魅力的
そして沢辺りおん さんがほんと魅力的
最初にこの女優さんに出会わせてくれたのもゲキバカ さん
そして久しぶりのりおちはパワーアップしてた印象
ほんと魅力的な女優さん
これ生で観られたら至福やな

鉄の花(くろがねのはな)【4月25日、26日公演中止】

鉄の花(くろがねのはな)【4月25日、26日公演中止】

本若

AI・HALL(兵庫県)

2021/04/23 (金) ~ 2021/04/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

まん防の影響で初日は中止、そして緊急事態宣言で日、月が中止で全2ステがアイホール さんで上演となった舞台
なのである意味で大千穐楽となった回を観劇
時は幕末、黒船来航で国のあり方、未来の考え方によってさらなる混沌に突入しようとしていた時代
そんな状況の中自分の信じた道、価値観を貫き通す男を中心に新撰組を絡めながら進む物語って印象
この時代を描く時に少し維新側の薩摩や長州をって雰囲気が多い気もするんですが、違う角度から作られてた印象の作品
(まあ新撰組を中心にも少ないわけではないですけどねw)
そしてもうひとつのファクターが方向性がバラバラになった幼馴染の3人かな
このふたつの要素だけでも盛り沢山
さらに先を見据えた力あるもの存在が加わって繰り広げられていく世界
ランタイムは120分かな?
そんな時間が過ぎたことを全く感じさせないそんな作品になっていた印象の舞台
アフターイベントにはシーン再現の写真取り放題
しかも大盤振る舞いなことに3シーンやるって凄いサービス
やはり物語の中心には平宅亮 さんが大きな存在感をみせられてましたね
この人の作り出す空気感、世界観は見るものを惹きつける印象
そして浅雛拓 さんがさらにこの物語にいいテイストを加えられてた印象なんですよね
五七五のところもほんと何回でも見たくなるそんな印象のシーン
堀江祐未 さんが足の負傷からいいところでご出演やったうらら さんがいい感じやったんですよね
そして今回ほんと魅力的な空気感を作られてたのが立花裕介 さんでしたね
ある意味で裏の主役
そしてそのポジショニングを見事に演じられてたんですよね
やはりこの役者さん魅力的ですね

くっついている

くっついている

イズム

イズムスタジオ(大阪府)

2021/04/23 (金) ~ 2021/04/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ドペギャンver
そこは流れ星に願いをすれば叶うと言われてるキャンプ場
ありがちな噂なんだがそんな魅力があってもいいんやないかなって思わせる場所
そこには他人の目から見ると少し不釣り合いな夫婦が経営している
しかし仲睦まじい2人
そしてそこに訪れる仲良し女性2人組
さらに考古学教授と名乗る男が…
このあたりから物語は複雑な流れを見せていく感じ
しかし全体を通して何気にほのぼのした印象の作品に仕上がってる印象
ラストの雰囲気もかなりホッとするそんな作品になってた印象
こういう雰囲気ってやはりいいな

コルマンver
こちらは7人そしておひとりはかっこ付きなんですよね
基本的な話のベースはドペギャンver と同じ?
キャンプ場を夫婦が経営してて、流れ星にお願いをすると叶うって部分だけは同じでそれ以外は全く違うお話し
個人的にはこちらかなり好きなテイスト
そしてそれぞれのキャラがかなり濃い印象
夫婦のキャラもかなりいいんです
そしてキャンプ経験の浅い男、10代のキャンプ慣れした女の子
この女の子の世の中とは一線を画した雰囲気もいいんですよね
さらにそこに濃いいキャラの魔女の様なコスの目立つのが嫌いな配信者って謎の存在が加わる
さらにそこにギターを持った幽霊の様な人物までって濃すぎ
この作品トータルで完成度も高かった印象
そんな中でも魔女の様な姿の配信者、ほんと最初は美人さんやけど誰ってぐらい雰囲気が違ってビックリしたのがくすむらしほ さんなんですよね
この女優やはり凄いポテンシャルやったことを再認識した舞台
カラコンとはいえ不覚w

波高けれども晴天なり

波高けれども晴天なり

無名劇団

大阪市中央公会堂(大阪府)

2021/04/17 (土) ~ 2021/04/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

時代は大正、役100年前って感じ
背景的には今のコロナと同じような感じにスペイン風邪が流行ってた頃
絵画への熱い思いから海外に勉強をしに行ってた青年
やはりそんな時期の海外からの帰国したものには色々と風当たりもきびしい
そんな感じを今とダブらせながらこの物語は進んでいく
やはり自分のやりたい事への熱い思い
やはりコロナ禍でのアーティストって存在の思いだったり、伝えたいことがいっぱい詰まったような、そんな作品やった印象
しかしこんなテーマやといつもの無名劇団 さんだと暗くなりがちなところの空気感を変えてたのが尾形大吾 さんやった印象
この役者さんの熱量、熱いものが空気変えてたな
そしてそれに反応する感じに島原夏海 さんの演技も違う空気感を感じた
妻であるんだけど…って切ない感じからの強い思いがほんと魅力的な女性を描き出してた
柊美月 さんの堅物の感じからのラストでは変化してる感情も良かった♬
泉侃生 さんの奔放な感じもいい雰囲気を作品に添えてた印象
そして今井桃子 さんがかなり切ないんだけど、強そうに見えてって微妙な存在を素敵に演じられてたんですよね
出来上がった絵に対する最終的な満足した感じの表情から、出ていくまでの変化がほんと魅力的やったんですよね
少しお写真は角度悪いんですが、本編はベストポジションやったのかもw

四代目鼠小僧次郎吉

四代目鼠小僧次郎吉

橋田ゆういちろうのカンパニー

ACT cafe(大阪府)

2021/04/05 (月) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

フェイスシールドをお客さん全員に着用
初めて靴カバー装着って体験まで
徹底したコロナ感染症対策の構えをされてた印象
ここまでやってるところは逆に珍しいかもって感じに劇場へ
もともとそれほど広くない空間ではありますから、さらにって感じ
ランタイム60分で途中に換気タイムまで
物語は四代目の鼠小僧
四代目ともなると、時代は現代って感じ
しかし悪いものか盗んだものを分け与えるってスタンスは変わらない
そんな中で最大の敵にって感じかな
しかし鼠小僧一家には弱点がって感じもいいスパイスがきいてるなって印象
そして客席ど真ん中を使うかなり大胆な演出もいいな
この舞台なによりほんと熱量が凄い
熱いってより熱すぎるって感じの熱量で進んでいく
やりすぎぐらいがこの熱量にはピッタリなのかもしれないなって思わせる役者陣
この熱量で駆け抜ける12ステってかなりの体力なのかもしれない
そして満腹さんは毎ステクリーンヒットされてるのかも気になるw
この舞台は鼠小僧もいいんだが、やはりその娘Zsystem さんの笠松遥未 さんがめっちゃいいですね
かなり振り切った演技、守りに入らない感じの振り切り方
そして本気でまだやるの?って雰囲気
そしてキリッと締めるところは美人さんモード
ほんと色んな表情を見せてくれるいい空気感でした

ヤドカリン

ヤドカリン

超人予備校

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/04/02 (金) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

開演前にはウクレレとピアニカによるライブが15分ほどあるので、余裕があればそれも楽しめる感じ
そしてそれが終わると前説、なんですがそれさえこのステージの一部って感じに物語は始まっていく
その世界観はリモートと少しファンタジーって感じなんかな
ファンタジー?絵本の中の世界?
しかしその世界は明るい雰囲気もありながら、どこかで闇
その根底にはやはりコロナ禍の人の精神状態が描かれてる印象
人との繋がりがリアルには難しくなり、コミュニケーションがズレていく、そんな中の複雑な精神状態が描かれてるようなそんな作品
とは言えステージが暗くてとかは全くなく、逆にボーツと見てたら明るくて楽しいだけの舞台って印象なんやないかな?
まあ、あまりにもボーツと見てるストーリーわからないですが大爆笑
この舞台も三等フランソワーズ さんの本多真理 さんは相変わらず、この人にしか出せない空気感ですね
あのシーンの間はこの人にしか演じられないのでは?
そしてやはりいいのが藤井愛希子 さん
ほんといい表情を見せられてるんですよね
笑顔もなんですが、投げやりっぽい雰囲気を作るところ上手くて見惚れるんですよね
カテコは写真取り放題
アップは全ステ終了後にはなりますけどね

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