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六番目の小夜子

六番目の小夜子

舞台「六番目の小夜子」製作委員会

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2022/01/07 (金) ~ 2022/01/16 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

配信を買って拝見。
配信の画面だと暗過ぎてちょっと観るのがシンドかったのは残念。

主演の乃木坂46の鈴木絢音さんは良い雰囲気で、この作品が求めるダークさを纏ってました。
乃木坂さんの番組でも以前から存じ上げているアイドルさんだったので、
正直、ここまでシッカリと演じられるとは思わず、そこが期待以上でした。

原作を読んでいないので、端折られている箇所とかあるのでしょうが、
舞台作品としては堪能出来るだけのクオリティーにはあった気がします。

東京卍メロス

東京卍メロス

E-Stage Topia

ザ・ポケット(東京都)

2022/01/13 (木) ~ 2022/01/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

個人的には事前の期待感が高過ぎたかも知れないと反省した作品。
ドタバタは「結果的にドタバタする」のであって、最初からそれが狙われているシーンや
笑いのシーンは個人的にはあまりハマる事が出来ず、残念でした。

とは言え、2人組アイドルの歌唱とダンスシーン、在り方と意外なカミングアウトは予想外。
全員でのダンスシーンや終盤の盛り上がりは楽しく拝見出来た。

原作?の東京卍リベンジャーズを私が全く知らないので、拾い切れていないネタや
オマージュ場面は多くあるのかも知れない点は最後に書いておく。

「検温しましょ」

「検温しましょ」

トキヲイキル

ぽんプラザホール(福岡県)

2020/10/14 (水) ~ 2020/10/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

後の東京公演、そして最初の福岡公演、両方それそれの劇場で観ていました。
どちらも良い意味で差は無く、ムラ無く楽しめました。

福岡公演の方が先でしたので、初見状態で観たのですが、
東京公演の方でも書いた通り「時間が長い1本のコント作品みたいだな」と思いました。
特に外科→内科、の順番で場面が移っていったので、最終的に合流をするのかと思ったら、
そのまま独立した場面場面で終わっており、90分あまりと短い事もあって
「あ、え?終わり、、か…」って物足りなさを感じてしまったりもしました。

何れにせよ、ほのぼのと笑える時間で楽しめました。

検温しましょ

検温しましょ

トキヲイキル

上野ストアハウス(東京都)

2021/01/20 (水) ~ 2021/01/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

脚本がチュートリアルの徳井義実さんという事前情報が色眼鏡になってしまっていたかもですが、
舞台作品と言うより「時間の長い1本のコント作品」みたいでした。
面白かったんですけどね。

ナースステーションの外科→内科と場面が移っていって、
それぞれで起こるドタバタ話が、個々に成立していて色も分かれていて。
特に「坂口健太郎」の部分は笑っちゃいました。
肩肘張らずに楽しくみたら、十分に楽しめる時間でした。

初めて舞台を観る人からしたら、むしろ入門編みたいな作品だったかも知れません。

人狼TLPT S「トランスミッション」

人狼TLPT S「トランスミッション」

ピウス

萬劇場(東京都)

2021/06/30 (水) ~ 2021/07/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

劇場・配信を含めて6回分ほど観ました。
人狼が元々好きなのと、実際に目の前で演じる役者さん達のアドリブが楽しかったです。
基本的には人狼TLPTからのもので、個人的にはそちらも見慣れているのでスンナリでした。

若干アドリブでの関係性暴露が破綻していたり(元恋人同士・幼馴染同士…と言っていたのに…的な)
互いに名前を呼び間違えたりなどもありましたが、それも含めて楽しめました。

印象的だったのが2つの回。
1つの回は最初の段階で対抗COが無く、人狼全部が潜伏するという、
人狼に慣れていない観客の方がいたらどう楽しめば良いのか一瞬迷う回がありました。
(その後「魅せる人狼だから、多少無理目でもCOする様に」との内部で確認があったとか無かったとか)

そしてもう1回は大千穐楽。
なんと最後に残った3人がオープニング通りのシナリオで決着するという、
なんともミラクルを起こした回で、急遽音響や照明が見事にそれに合わせて、
一連の公演が完結するという見事なオチで、ビックリしましたし楽しめました。

な・か・い・ちゃん

な・か・い・ちゃん

カガミ想馬プロデュース

バルスタジオ(東京都)

2021/07/10 (土) ~ 2021/07/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

花奈澪さん・七海とろろさん・丸山正吾さんの3名がゲスト回を拝見。
な・か・いちゃんではない、星璃さんも含めてグダグダが楽しい雰囲気でした。
元々こういう回だろうな、と想像がついていたので満足でした。

『ロング・グッドバイ』

『ロング・グッドバイ』

Bobjack Theater

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2021/12/22 (水) ~ 2021/12/31 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

4回ぐらい劇場で拝見。
個々の役者さん達がそれぞれの役を全うされていて、
脚本と演出と、年末の温かい雰囲気を含めて良い公演でした。
ボブジャックさんには珍しく「明確な悪」が存在していて、
その方の演技も作品に緊張感を与えていて素敵でした。

若干なんとも言えず中盤に間延びするというか、
2時間切りぐらいのボリュームで楽しめれていたらな、と思いました。
具体的にどこが、と言われると難しいですが少し不思議な感覚でしたが。

コオロギからの手紙

コオロギからの手紙

映像劇団テンアンツ

ABCホール (大阪府)

2022/02/07 (月) ~ 2022/02/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

3時間超と知りどこかで中だるみするかと思っていましたが、感動シーン、迫力のある演技また新喜劇的な笑いを随所に入れてきて、最初から最後まで楽しむことができました。
機会がありましたらまた違うテンアンツさんの舞台を見てみたいです。

コオロギからの手紙

コオロギからの手紙

映像劇団テンアンツ

ABCホール (大阪府)

2022/02/07 (月) ~ 2022/02/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前説で3時間半と聞いたときには「長っ!」と思ってしまいましたが...笑
「退屈はさせません!」の言葉どおり笑って泣けるあっという間の時間を過ごすことができました。

寡黙と饒舌

寡黙と饒舌

ヨルノハテの劇場

シアター711(東京都)

2022/02/08 (火) ~ 2022/02/11 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/02/08 (火) 19:00

元がーまるちょばのケッチによるパントマイム(寡黙)と清水宏によるスタンダップコメディ(饒舌)のコラボ。面白い。休憩10分込み115分。
 清水は語りが決め手だが体もしっかり使い、やはりボディランゲージは大事だと改めて感じる。特に、後半で久々に見せたシンバル漫談を最近しない理由で、それがさらに分かる。ケッチのパントマイムは定番的なものや、ちょっとすぐネタがバレルものも含めて笑いを取るが、さすがと感心させるものもある。最後は2人がそれぞれ客席から出た3つのお題で演じる「三題噺」を見せ、これもさすがな感触。

レストラン「ドイツ亭」

レストラン「ドイツ亭」

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2022/02/03 (木) ~ 2022/02/12 (土)公演終了

実演鑑賞

ドイツのベストセラー小説の日本での劇化。脚本は長田育恵。長田主宰のてがみ座と民藝の
合同公演。演出は民藝の丹野郁弓。
この小説がいつ書かれたのか知らないが、舞台はほぼ、六十年前、ようやくドイツ国内でホロコーストが裁かれるようになった時代である。その裁判のポーランド語訳者として法廷に出ることになった「ドイツ亭」の娘(賀来梨夏子)の視点からのアウシュビッツものである。十五分の休憩を入れて二時間半足らずだから長い芝居ではないが、登場人物も三十人近く多い上に、小説の脚色にありがちの人物設定、説明も多くかなりもたれる。
ドイツと日本は同じ敗戦国でありながら、一応前世紀の間にその位置を回復した。六十年前には、負の遺産の清算ではさまざまな場面で国民も生傷を負った。戦前生まれの私にはそれはよくわかる。それを忘れないでおこうという事も大事だが、それならもっと、今の若い人たちが共感できるような作りがあったのではないだろうか。このドラマを作った人々はほとんどその時代を生きてない。無理にその時代に戻るよりも、現今の民族国家の問題点を生きたドラマにすることの方がよほど訴求力があると思う。運悪く私は長田育恵の評判の良かった作品を見逃しているが、見た作品からでも今注目されているア・ラ・フォーティの女性劇作家の実力者の一人だという事は知っている。海外を舞台にすることも、時代を超えて設定することも、ドラマには便利かもしれないが、そこは、無理にでも祖国のドラマを祖国の人間と文化の中で描いてほしい。日本固有の歌人を素材にちゃんといいホンが書けているではないか。


ネタバレBOX

ベストセラーと言うだけあって、昔の婦人雑誌の連載小説風の波乱の筋書きが繰り広げられるが一向に観客に届かない。客席は例によって、白髪の老人ばかり若者はほとんどいない。実際を知っている老人に表面だけ取り繕ったドラマを見せてもらっても仕方がない。と言うのが本音だろう。
コオロギからの手紙

コオロギからの手紙

映像劇団テンアンツ

ABCホール (大阪府)

2022/02/07 (月) ~ 2022/02/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2022年2月8日 13時からの公演を観に行きました。
初めての観劇でしたが、どんどん舞台に引き込まれ、気付くとエンディング・・・
笑いあり、感動あり、何よりも主人公の人間味に引き込まれます。
とても良い時間を過ごすことができ、テンアンツのファンになりました。
素敵な時間を過ごさせていただき有難うございます。
コロナで何事にも制限がある世の中ですが、無事に千秋楽を迎えられることを祈っています。

『忠臣蔵・武士編』『忠臣蔵・OL編』

『忠臣蔵・武士編』『忠臣蔵・OL編』

青年団

アトリエ春風舎(東京都)

2022/01/04 (火) ~ 2022/01/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

■武士編鑑賞/55分弱■
かなり騒々しく演出されている。奇声や変な動きで笑かそうとしたり、飛び道具的なギャグが多く、いたずらにふざけすぎていて、OL編より、また、以前観た時より、議論の流れが追いにくくなっている。
議論の概要がホワイトボードに整理されたりと、OL編のほうが議論劇としては観やすかったし、取っつきやすかった。

『忠臣蔵・武士編』『忠臣蔵・OL編』

『忠臣蔵・武士編』『忠臣蔵・OL編』

青年団

アトリエ春風舎(東京都)

2022/01/04 (火) ~ 2022/01/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

■OL編鑑賞/50分強■
日本人の意志決定の在り方を描いた作品ということで、日本人の話し合いはこうなりがちという典型例を示すことに力点が置かれ、そもそも議論の面白さは志向されていないため、★★★がせいぜい。
山中志歩、西風生子ら新人が加わって新風が吹き込まれるかと期待もしたが、いかんせん作品が強すぎて、以前観た時と印象は変わらなかった。

女歌舞伎 さんせう太夫~母恋い地獄めぐり~

女歌舞伎 さんせう太夫~母恋い地獄めぐり~

Project Nyx

ザ・スズナリ(東京都)

2022/02/06 (日) ~ 2022/02/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/02/07 (月) 19:00

145分。休憩なし。

コオロギからの手紙

コオロギからの手紙

映像劇団テンアンツ

ABCホール (大阪府)

2022/02/07 (月) ~ 2022/02/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めて舞台観戦させていただきました。
笑い!わらい!!ワライ!!!(笑)→感動へ( *´艸`)
いっぱい笑顔をいただきました。
初めて見たのがこの舞台で良かったです♪
また行きたいでーす。

チェーホフも鳥の名前

チェーホフも鳥の名前

ニットキャップシアター

座・高円寺1(東京都)

2022/01/26 (水) ~ 2022/01/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/01/29 (土) 18:00

 全体を通して、そして、明治時代にサハリン島/樺太に刑務所長とポチョムキンの娘ナターシャの結婚披露宴に招待されてやってきたチェーホフ、大正時代に塩川家にやってくる宮沢賢治など、小さな誇るべき事柄も加わりつつ、昭和初期から第二次世界大戦に日本が突入していく過程、そして戦後から昭和の後期までを、一つの家族とそれに関わる人たち、そこから派生した家族や子孫を中心に、サハリン島/樺太におけるロシアと日本の交流や歴史を描いていて面白く、且つ、最後には感動していた。
 日本とロシアのサハリン島/樺太における交流や、サハリン島/樺太の明治以降の全体的な歴史の流れはしっかりと描けていたし、時々スライドも使うことで、リアル味を補強もしていた。また、戦争の悲惨さも描ききっていて、共感や悲痛を感じれた。
 登場人物が異常なほど多いのは良かったが、それを何人かの俳優で何役も演じていて、何人かの俳優を除いて、ほとんどの俳優が何役やってもおんなじような縁起をして見えたので、それはどうかと思う。確かにこの劇は、サハリン島/樺太における、ロシア人と日本人との交流や歴史を伝えることがメインなのはわかる。しかし、登場人物一人ひとりの印象が薄い完全なドキュメンタリー劇なら、何も劇じゃなくても、映画やドキュメンタリーTVドラマ、または、新聞の特集記事や、雑誌の記事、もしくはノンフィクション本にでもすればよいのであって、劇という表現媒体にこだわる必要はないんじゃないかと思った。劇として面白くするためには、魅力的な登場人物や個性的な登場人物が今回の劇では少なかったので、そこらへんを演る役者も含めてもっと深く検討すべきだと思う。
 途中度中、コミカルな笑いや、ドタバタな笑いがあって、時々緊張を解きほぐせて良かった。

ロング・タイム・ノー・シー

ロング・タイム・ノー・シー

ナイーブスカンパニー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/02/02 (水) ~ 2022/02/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

髙橋広大さん水野奈月さんの回を観劇しました。リーディングを感じさせない感情の寄り添いとぶつかり合いが刺激的でした。

APOFES2022

APOFES2022

APOCシアター

APOCシアター(東京都)

2022/01/15 (土) ~ 2022/02/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/02/06 (日) 16:00

石澤希代子×平井隆也『震える私の心の音』を観た。面白い。45分。
 バレエをやっていた石澤の特性を活かした脚本はなかなか見事なもので、それをしっかり演じる石澤の演技も一種「神がかった」ような凄さを感じた。オープニングとエンディングで繰り返される「こんなことで泣きたくない」というセリフがすごくいい。一人芝居のフェスティバルだが、このコロナ禍の影響か、1組の公演数が少なくなって来ている気がする。

見舞う男

見舞う男

ジェットラグ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2022/02/03 (木) ~ 2022/02/07 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/02/05 (土) 17:00

中津留章仁の作・演出で、ある家族の物語を描く。面白い。115分。
 交通事故で一時的に記憶を亡くしたらしい女性(平体まひろ)の病室に、同じ会社に勤め事故の加害者になってしまった男(冨岡健翔)が見舞いに(だから『見舞う男』)来る。当初は女性の兄(星野卓誠)と姉(十碧れいや)には胡散くさがられるが、次第に受け入れられ…、な物語。社会派と言われる中津留だが、こういう一種の「ホームドラマ」も書ける、というのは知ってはいたが、本当に久々だなぁという感じ。それぞれが少し変な部分を持つ家族に、不思議な提案をする男、という4人を軸に物語は展開される。元宝塚男役の十碧のヴィジュアルを活かした役作りや、芝居に慣れてる富岡の使い方などは巧いが、昨年の『東京原子核クラブ』から注目した平体が記憶喪失の女という難しい役を演じ、エンディングもしっかり担っていたのは良かった。

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