あつい胸さわぎ
iaku
ザ・スズナリ(東京都)
2022/08/04 (木) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
私の見てきた中でもベスト舞台の一つ。初演も良かったが、再演の今回も期待を裏切らない素晴らしい舞台だった。冒頭の夜食があるかないかをめぐる母娘の会話から笑える。母役の枝元萌が絶品。娘(平山咲彩)も、幼馴染の男の子コウちゃん(田中亨)に対する、臆病な恋心が仕草の端々から醸し出されて微笑ましい。
さらに母親の職場の、上司の木村さん(瓜生和成)と透子ちゃん(橋爪未萠里)を入れた会話も笑える。この笑いはボケとツッコミが基本で、上質なコントや漫才のつくりである。母がボケても、東京(実は千葉)から来たばかりの不器用な木村は突っ込めず、そこがまた笑えたりする(笑)
女性の「胸」をめぐって話が回っていく作劇が見事。喜び、恥じらい、成長、母と子のずれ、びょうき。肉体に関わるときめきや、性の目覚め、自意識が、胸によって具体化される。
FAMILY~夏が思い出させてくれたこと~
ヒューマン・マーケット
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2022/08/02 (火) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
Laki☆Laki Hipster ~真夏の夜の悪夢~
株式会社エアースタジオ(Air studio)
シアターサンモール(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
楽しかったです!オネエさま達の迫力と美しさ。そして聡ちゃんの可愛いこと!!その前のどこを見てたらいいか分からないお姿。目が泳いでしまいました。
ダイバシティーファミリー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。コメディのなかにほろっとする場面、エピソードを織り混ぜながら、良くできていたと思います。
役者の皆さんの演技も良かったですよ。私は好きなお芝居でした。次回も期待しています
FAMILY~夏が思い出させてくれたこと~
ヒューマン・マーケット
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2022/08/02 (火) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本日拝見しました。今までの作品を観ていなかったですが、それなりに楽しめました。前回までの作品を観ているともっと楽しめたのかとも思いましたが、役者の皆さんの演技もとても良かったです。コメディ要素もあり、家族の絆もあり
家族を振り回す役の女優さん本人が、悪いわけでは無いのはわかってても、本当に嫌なやつに見えてきたくらい、いい演技でした。また機会があれば、楽しみにしています
ダイバシティーファミリー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
様々な家族の形を描いたハートフルコメディ。全般的に軽快なノリの笑いが多く、ショー的要素も加わりコメディ色が強めでしたが、終盤はそれぞれの決断もあり、泣かせる場面もある前向きな形のエンディングでした。登場人物も多く皆さん熱演でしたが、人物が多く、1時間45分程の舞台だった為、個人的にはやや浅くなってしまっているエピソードもあったかなと感じました。
蝶々結び
LUCKUP
上野ストアハウス(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
ダイバシティーファミリー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
コメディー要素がたっぷりな舞台でした。
そのため、上演時間も予定よりオーバーしていて、今後はもっと延びるかもです。
私の下町〜母の写真
Brave Step
サンモールスタジオ(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
不思議と観(魅)入らせる“力”のある公演。観劇日は満席、全回とも予約 完売のようで人気公演というのも肯ける。
昭和初期(昭和11年)から終戦(昭和20年)までの期間を描いた人間ドラマ。時代背景を考えると もっと重苦しい内容になると思っていたが、意外と淡々とした庶民の暮らしに重点を置いた描き方になっている。敢えてそのような演出にしているのかも知れないが、軍靴の音が高くなり きな臭い情勢、更に戦争へといった時代背景を上手く取り込み、それでも東京のど真ん中で暮らす人々の逞しさが全(前)面に出ている。重厚イメージを持って観ると違和感を覚え、評価が分かれるかもしれない。しかし生き抜くことの大変さは十分伝わる。どんなに辛く苦しい状況に追い込まれても、明るく強かに生きる、それは今(いつ)の時代にも当てはまるのではないか。
脚本・福田善之氏の自伝的な物語であるが、冒頭の案内にもあるように、記憶と言うには曖昧で、追憶という郷愁さもあまり感じられない。自伝とは言え、4歳から13歳という年齢では鮮明に憶えていないところも多々あるだろう。それでも、自分の家の隣近所を懐かしんで説明する、そこにこの作品に対する強い思いを感じる。主観を交えつつも、傍観者的に物語の案内役として、家族とその周りの人々を温かく見守る、そんなスタイルで紡がれる。
(上演時間2時間45分 途中休憩15分)22.8.6追記
舞台『千と千尋の神隠し』【5月17日~19日12時、22日12時、25日12時、6月25日~7月3日の公演中止】
東宝
御園座(愛知県)
2022/06/22 (水) ~ 2022/07/04 (月)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
7/3(日)12:00 上白石萌音 主演 (愛知公演7/3休演に伴い)帝国劇場収録ver配信観劇。
超こだわり演出/舞台装置が半端なく、宮崎駿作品への並々ならぬリスペクト。
ハク、湯婆婆、釜爺、リン、カオナシ、そして千尋、全てのキャラも秀逸!
鳥肌もののジブリ映画「千と千尋の神隠し」完コピ舞台。
大絶賛!
人生ゲーム
劇団未来計画TOP
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2022/07/02 (土) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇。
色んな仕掛けや小道具が満載で、笑顔になる。
人生を勉強するボードゲーム、愉しすぎ!
それでいて、人生の教訓も満載で、お祖父さんお祖母さん夫婦の関係が羨ましすぎ。
あんな老夫婦になりたい!
愉しかった。面白かった。
次回も楽しみ!
ほどらひの夢
あみゅーず・とらいあんぐる
Therter Cafe 信天翁(大阪府)
2022/07/01 (金) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
楽日観劇。
幸せな気持ちに包まれるリーディング、1年半ぶりの #あみゅーず・とらいあんぐる さん拝見できて良かった!
■妻が椎茸だったころ
急逝の妻のレシピ&雑記帳に…
■島崎
長寿な世界で、ご先祖様と…
■ちょっと変わった守護天使
男性不信キャリウーマンと2次元オタクが⛺️に…
first train 1987
TAMA企画
AI・HALL(兵庫県)
2022/07/01 (金) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「我孫子検車場を彷徨う男達と女がたどり着く場所は?
『わたしがなくしたもの…』」
不思議な空間だった。
出演者もユニークで、少しお年をめされた俳優さん達の素人っぽさに、川本さん等の芸達者の役者さんがご脇を固め、現実と非現実との境目があやふやになって面白かった。
東京スーブニール
ミモザ
STAGE+PLUS(大阪府)
2022/07/01 (金) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
小劇場のイケメン俳優と飲めるバーを舞台に、
女優と男優のカップルと、カップルを別れさせようとする女優の母と、観光客·滋賀県民が繰り広げる恋愛ドタバタ劇団あるあるコメディ!
1,2回公演とガラリと雰囲気の異なるコメディ、笑った笑った。
エレクトリカル舞台も愉しかった!
第4回公演「Love in Smoke」
スラステslatstick
ABCホール (大阪府)
2022/07/01 (金) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とてもお洒落で上質な、大人のなんちゃってミュージカル。
笑って、ホッコリして、スマートな歌やダンスを堪能。
3組の夫婦と恋人、恋人未満の男女のちょっとコミカルで、キュートで、一途な恋の駆け引き。
お値段以上にお値打ちな公演、幸せな2時間20分でした!
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・バルコニー!!
東京にこにこちゃん
シアター711(東京都)
2022/07/21 (木) ~ 2022/07/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/07/22 (金) 14:00
「もしもロミオとジュリエットがあの時……」な状況で描くその後の世界。
漫画原作の某人気長寿アニメのようなホームコメディが展開されて所々に元ネタ引用の部分もありつつ、もう少し元ネタ関連が欲しいと思っていたら、終盤の「解毒剤」という言葉でうっすら察した後に「あーそういうことか!」となる怒涛の展開、前作に続いて「それまでの楽しい世界」が崩壊するとは萩田さんってばイジワル!(笑)
がしかし今回はそれによってジュリエットの悲嘆が伝わるし、ある意味でまたハッピーに転ずるのが救い?
また、「胡蝶之夢」が好きな身にとってその変奏とも受け取れる構造も好み。
あと、オープニング映像も良かった。最初に表示される「アレ」の通りで「ソレ」を知っていると見事なまでのオマージュなのがワカって頬が弛みっ放し。
舞台「the Selected World」
CRUSH KITCHEN ENTERTAINMENT
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
覚えのない場所に集められた12人の男女。どうなるの?はらはらドキドキで引き込まれとても集中して楽しめました。衣装も素敵で、良い効果が出ていたように思いました。オススメです。
ダイバシティーファミリー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
『二人で狂う……好きなだけ』
髭亀鶴
スタジオ空洞(東京都)
2022/07/21 (木) ~ 2022/07/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
イヨネスコ、男女二人の芝居、と見て「授業」の翻案かと勝手に予測していたが、 翻案でなく別物だと開幕後暫くして気づいた。タイトルは原作仏語「Délire à deux… (à tant qu’on veut)」のほぼ直訳らしい。
演出者の名前に覚えがあり、思い出せば少し前配信で観たユニークなリーディング公演「教育」(田中千禾夫作)の演出であった(若い美形で今回前説をやっていた)。舞監を「見える裏方」として立ち回らせ、部屋を区切る三方の壁に風船をこれでもかと吊るし、破壊を表す象徴として舞監に割らせる。そして窓から見下ろす「外」が何やら騒がしく、一体何が起きているのか・・と、舞監が正面奥でどうやら音オペしてる。
登場人物は、鏡の前でメイクをしながら「十数年前、夫を捨てて貴方の元に走ったが間違いだった」と愚痴が止まらない妻(中村早香<アマヤドリ)と、それを持て余す髭を湛えた夫(山森信太郎=髭亀鶴)の二人。「犀」や「授業」のように徐々にエスカレートして行く戯曲だが、時間の区切れ目が到来する予感はせず、延々と続くボレロのようでもある。不条理演劇の「狂気」に対応する破壊の装置を盛り込んだ演出は面白かったが、不条理演劇の狂気はやはり役者が体現するのが本道である。(本作を利賀でやって受賞した西悟志氏が同じイヨネスコの「授業」をSPACで演出した舞台では、台詞を身体運動と連動させる演出で「狂気」=思考が過剰言語でヒートアップする様を表現した。)
いずれにしても演出家志向の若い女性演出の今後、少し楽しみ。
蝶々結び
LUCKUP
上野ストアハウス(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了