NEVER SAY GOODBYE【2月5日~2月27日公演中止】
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2022/04/02 (土) ~ 2022/05/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
こちらも休演の合間に何とか観劇できた。『NEVER SAY GOODBYE』は、再演だが、ちょうどロシアとウクライナの戦争が勃発したころと重なり何とも複雑な心境で観劇。若手の活躍もとても良かった。
『夢介千両みやげ』 / 『Sensational!』【5月7日~10日公演中止】
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2022/05/07 (土) ~ 2022/06/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『夢介千両みやげ』と『Sensational!』の2本立て。休演が繰り返す中で何とか観劇できた。『夢介千両みやげ』は人情コメディ時代劇。ショー『Sensational!』は、雪組らしいダンスナンバーでした。
グレート・ギャツビー【7月16日~21日、7月29日~8月18日公演中止】
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2022/09/10 (土) ~ 2022/10/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
花組公演が中止で久しぶりの観劇、一本立ての「グレート・ギャツビー」。今回で3度目の上演。主人公のジェイ・ギャツビーを演じた月城かなと。とても役にあってた。ラストの重要な役を担った、組長の光月るうさんが凄く良い味出してた。
憫笑姫 -Binshouki-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/08/17 (水) ~ 2022/08/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回がこの団体の公演の初めての観劇でした。
HPで演出の動画を見てはいました。でもワードレスということで自分がこの演劇空間に入り込めるか最初は不安だったのですが、いい意味で想像を裏切られました。
物語がしっかりあって、殺陣以外の演技も一つ一つがとても細かくて、また、音楽が演技と合わさることでより物語が力を増していました。引き込まれて気づけば2回リピートしました。
直前になって公演を知ったのでスケジュールが合わなかったのですが、本当はもっと見たかったです。
セリフがない分一人一人の何気ない動きが後になって実は重要なことだったりするので、最初は目が追い付かず分からないこともあるので、何回も見た方が深く分かって楽しめると思います。
エレファント・イン・ザ・ルーム
Bratto coyote
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2022/09/17 (土) ~ 2022/09/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ストーリーもさることながら、演者さんの熱量がピッタリ合ってて、しかも笑える場面も数多くあり、楽しい時間でした。2度観たい内容です。
ピアニッシモ
ペテカン
新宿シアタートップス(東京都)
2022/09/14 (水) ~ 2022/09/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
久々にペテカンのメンバーを見れてなんだかうれしかったです☆ みんな良かったけど、なかでも山口良一さんがとてもいい味出してました☆
なんであんたはんは市会議員になれへんのか
笑の内閣
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2022/09/16 (金) ~ 2022/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★
選挙の大変さを実体験を交えながら❔リアルに描かれていた。公職選挙法の矛盾も指摘し、立法者の無能さや、その無能者が作った法律を運用している裁判所にも疑問を呈していた。
映画(香川一区や、なんであんたは総理大臣になれないのか)をパロッた題名ではあったが、内容はそうでもなかった。少し内閣らしさは感じられなかったが、勉強になりました😌
三年前のリフレイン
劇団東京座
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2022/09/16 (金) ~ 2022/09/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
総ての壁面を黒いクロスで蔽い側壁の幕のみスリットを設けて出捌けとしており、舞台上のセットは場転に応じて入れ替える。普通のタイムスリップ物と観るか、心理劇と観るかで評価も変わってこようが演出が頂けない。
トロイ戦争は起こらない
人間劇場
シアター風姿花伝(東京都)
2022/08/24 (水) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
待ちぼうけの町
劇団俳優座
シアターX(東京都)
2022/09/02 (金) ~ 2022/09/11 (日)公演終了
とりあって
かわいいコンビニ店員 飯田さん
OFF OFFシアター(東京都)
2022/09/08 (木) ~ 2022/09/14 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/09/12 (月) 14:00
フィットネスクラブのバックヤードを舞台にしたスタッフたちの「激辛」な人間模様。
時折笑いもあったりしながら進むが、終盤の展開は胸糞悪くて「何で金を払ってこんなに不愉快にならなくてはならないんだ(怒)」と……(褒めています)
そしてその終盤で語られる不愉快なあれこれは「ありそー!」なだけでなく、今、現実で問題となっている「あること」への揶揄(得意の深読み)のようで、「だからより不愉快なんだ」と大いに納得。(笑)
BREATH
キャラメルボックス俳優教室
新宿スターフィールド(東京都)
2022/09/14 (水) ~ 2022/09/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
キャラメルボックスっぽい、とかキャラメルボックス風、的、系といった形容はきっとあったと思う、というのも、こういうテンションでノリで演じてる若者の芝居を以前、中々の率で観たし若者に好まれるのも判る。
昔TVで見た(そんな時代もあった)同劇団の「サンタさんが何とか」とか言う芝居が、開演と同時にすぐさま甦った。舞台手前両脇で2人が電話している図、話が噛み合わない内に切れて片方が困り顔、だったり、発語のテンションだったり、総勢で見せる歌、そして踊りのタイプも「効率的に客を乗せる)。テンポを作る音楽(場の間ずっと鳴る)、無音、メロウな音楽の切り替えなど。(観客は終始音楽に気分を誘導されている。)
もっとも本作は数年前に書かれた作品。作者がパンフにネタ元や、自身の過去作からの借用設定等をあっけらかんと紹介していて、バックステージ物である本作で上演される芝居が、先の「サンタさん・・」である事も(確かに台詞練習の場面ではスクリーンのこちら側とあちら側がどうだと言った台詞を吐いていた。かつての公演のパンフにも劇作家はネタ元をウディアレンの某映画だとか、あっけらかんと書いたに違いない)。
転換のインターバルが短いのは数個のエピソードが並行している事によるが、それぞれの接点もある。2、3クール回ると表面上の対立や不具合の背景が少しずつ顕われて来る。最初はランダムな線たちだけであったのが、面の中の空隙となり、やがてはっきりとした穴となり、着実に埋められて行く。
で、思ったのは「キャラメルボックス」的舞台は数あれど本家の完成度には敵わない、という事である。
なお役者を陥落から掬っているのは台詞、台詞がそこへ至る不安定さを解消して役者を輝かせる。
笑顔の砦
庭劇団ペニノ
吉祥寺シアター(東京都)
2022/09/10 (土) ~ 2022/09/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
家族の様子が身近でリアルだった
最後は少しほっとした
漁師の部屋も家族の部屋もセットが細かく、出現退去のスピードにも驚いた
夜の女たち【9月3日~8日公演中止】
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2022/09/03 (土) ~ 2022/09/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
溝口健二監督作品、ミュージカル(荻野清子作曲)、の二点でもって観劇に及んだ。☆5を付けたい衝動はある。ミュージカルとして堪能できた実感は残るが、その「ミュージカル」性について判断つかない、というか持て余す部分がある。いずれにせよ「夜の女たち」の世界を味わい、こみ上げて来るものがあった。そう、映画は未見であったので、自分の中の古きシネマの残滓を集めて投影したような感覚・・(例えば成瀬巳喜男の「浮雲」や川島雄三「洲崎パラダイス・赤信号」「風船」、小津監督の「東京暮色」等)。観劇後、あらためて映画「夜の女たち」を観ると、舞台は原作をほぼなぞっている。若干ニュアンスが異なる部分もあるが、僅かな差異は意味的には大きい。主人公は終盤商売仲間たちからボカスカやられるが、舞台では二度それがあってキツかった(一度であれば記号的な理解に止められるが二度やると生理的にも「持たない」と思われ、それを払拭する演技上の正当化なり展開が求められる)。ネガティブな要素はそこのみ。他は良い効果を持ったと思う。前半の貞淑な妻が夫に死なれ一粒種にも逝かれた後、身を寄せ体の関係もあった社長に実の妹を寝取られる(というより男を妹に寝取られる)に及ぶ。空白の時間を挟んで現れた主人公は夜の商売に身をやつしている。江口のり子の(歌はともかく)関西弁の演技は中々痺れるんであるが、秩序外に生きる人間の心の荒みと、肉親思い(実の妹には母親代り、死んだ夫の妹には姉代り)との両面性が(映画でも田中絹代が好演しているが)見せ所。彼女の己を支える(男への、社会への)復讐心を吐露する時、頭にスカーフを巻いた仲間の一人がすかさず「叛逆やね」と小声で言う。教育のない彼女らに、主人公が知恵を入れたか、「どこかにあるといふ」希望の別表現として「叛逆」を二度言う。これは映画には無かった。だが闘う構えを見せる事で、その対象である大きなもの、社会が照射され、ドラマの構図に到達する。
時分にとっての「目玉」であった荻野清子(音楽)は、今回の仕事でようやく蘇った。
(何度も書いてそうだが)黒テントの「メザスヒカリノ・・」では松本大洋の飄々とした、多彩な場面で構成される舞台を多彩な音楽で支え、松本ワールドを具現した名作となった。長らく名前を見ずに過ごしてある時ミュージカル界にその名前を見つけ、著名な脚本家による舞台を普段は踏み入れない高名なタレントや俳優の出る劇場に(彼女が音楽というので)足を運んだが、ガッカリ(芝居が超つまらなく、これにどう音楽をつけるの?という作曲家の声が聞こえそうな位で、劇中音楽の流れる箇所は僅かだった)。その後も一つ見ていて、こまつ座「十一ひきのネコ」の宇野誠一郎氏の楽曲をベースに新たな楽曲を一、二加えていたが、宇野氏のテイストと荻野氏のは異なり、同じ劇の中で両者が棲み分けている状態(私には荻野楽曲が流れる時間が心地よいが、激全体は宇野氏テイストなのでバランス的に難しいものがあった)。
今回のミュージカル楽曲は全体にジャジーで、特徴的な楽曲2つを多義的に頻度高く用いて効果的であり、劇的高揚を幾度も味わえた。
一つ、ラストではアウトローを自認した女たちの群唱が、転調を重ね、綾なすように声が折り重なるのだが、荻野女史は、最後にテーマのメロディに戻る前の混沌において、一つ音を探し出せなかったのではないか、と思った。「音程の向こう側」を表すにもその音が欲しいはず、、勝手な推測だが。
俳優については江口以外は事前に確認しておらず、舞台上で福田転球が判った以外は後で確認した。
☆4にした理由が判った。女の悲運の物語にいくら感情移入しようが、よく描かれていればいる程、男はその甘味な情感に浸れるのであり、そこには慎みを求められるような。。何となく、そんな感覚に見舞われる。
笑顔の砦
庭劇団ペニノ
吉祥寺シアター(東京都)
2022/09/10 (土) ~ 2022/09/19 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/09/18 (日) 13:00
舞台美術の凄さは、そこに暮らす人の時間を感じさせることだ。もう何十年もこういう暮らしをしてきた人、いつもの暮らしが繰り返されてる感、あるいはまだ馴染まなくて定着していない感じ、仮置きのまま迷いながら暮らしてる感・・・。そういうことを雄弁に語るのがセットなのだと強く感じた。船長、みんな寂しいに決まってるよね。
潔白なセイレーン
プラズマみかん
布施PEベース(大阪府)
2022/09/02 (金) ~ 2022/09/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
人を傷付けない潔白な世界!
そんな世界に人は憧れ?!
砂消しでズリズリ削ると「白河の…田沼」的な…セイレーンが…
愉しい!
潔白な姉弟や夫婦と、欲の権化·セイレーンの対比が面白く、人々の悶えが愛おしく、お魚咥えたドラ猫が可愛く見えた。
結構、見入ってしまうくらい、面白かった。
悪事身に笑い変える
No2.5 STAGE
STAGE+PLUS(大阪府)
2022/09/02 (金) ~ 2022/09/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
マチネを観劇!
ちょっとしたストレスを笑いに変える「ストレスコメディ」珠玉のオムニバス3本!
心をくすぐり、最後はホロッと!
なんだか愉しい!
なんだろ、知らず知らずに引き込まれ、クスっと笑い、人の暖かみが感じられた。
とても良かった。
こんなに良かったのなら、ソワレも、ライブも観たかった!
またの凱旋公演をお待ちしています。
■難破船のゆくえ:田舎から上京する友人は…ナンパに興味津々?!
■オーバータイム:コンビニで探し物…急いでるのに、時間を超越してる!?
■マウントレディー:の友人の二乃は噴火寸前?! でも、ある事が分かると…抱きしめたくなる!?
定位
StarMachineProject
KAVCシアター(兵庫県)
2022/09/01 (木) ~ 2022/09/03 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
中止からの再開!
いつもプロジェクションマッピング等で不思議な世界に誘ってくれるが、今回は仮想空間や豊岡等と、35秒の狭間と共に、時空を越えた公演に…
視覚、タップ、カバンストリート、日独、織り交ぜ、今回も不思議な空間が…
意欲的な作品だが、ついてゆくのが大変かも。
誰が俺の猫を殺した
演劇集団D03(二郎系劇団みそじあまりみっつ)
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2022/08/28 (日) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初回で千秋楽な回を観劇。
質素倹約で、浮世絵師逆境の時代に!
歌川国芳は猫を愛でつつ、のらりくらり…
演技も板についてて、しっかり作り込まれてて、猫と人のやり取り、面白い!
10分程遅れたが、直ぐ物語に引き込まれ、中々どうして、しっかりした完成度にしあがってて、むっちゃ愉しかった。
最初から観たかった!残念!
CODE556980
遊気舎
ACT cafe(大阪府)
2022/08/27 (土) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇。
おじさん·おばさんになった戦隊ヒーローと悪の組織!
REDが捕らわれ…
出トチり、台詞·タイミング間違い、何でも有り!
そしてこの期に及んで客イジリをやりたい放題!
「ゴーゴーロック…」じゃなくて…
大はしゃぎの、大人の悪ふざけ、小一時間の筈がまさかの80分、愉しかった。