正義の人びと
オフィス再生
六本木ストライプスペース(東京都)
2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても迫力のある演技で、難しいテーマでしたが内容がとても伝わりました。今現在も世界ではいろいろ起きていますが、何が正義なのか、本当にものの見る方向で変わるのかもしれないですね。いろいろ考えるきっかけになったかも。
とても面白かったです。
NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-
『NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-』製作委員会
シアターGロッソ(東京都)
2022/07/01 (金) ~ 2022/07/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/07/04 (月) 18:30
数十年前の深夜ドラマの記憶は「兄さん」というセリフしかなく、昨年、アニメで復習した作品。Gロッソの高低差の大きいステージを十二分に活用して、ここでしか作り出せない作品を見事に作り上げていました。30分ずつの細切れの放送より(しかも数回見逃したと思う)、2時間ほど一気にひとつながりになっている舞台版ほうがストーリーを理解しやすい。
正義の人びと
オフィス再生
六本木ストライプスペース(東京都)
2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/07/02 (土) 19:00
1905年にロシア第一革命が各地で労働者による暴動が勃発したことにより起きた。同年2月17日に馬車で外出中の大公を爆弾で殺害したエスエルのテロリストで、詩人でもあったイヴァン·カリャーエフに焦点を当てた、アルベール·カミュの言葉を巧みに取り入れた戯曲『正義の人びと』を観ました。
詩人で理想主義者で、甘言が上手いカリャーエフを中心に、おそらくテロ兼社会主義革命を目論む組織のリーダーアネンコフ、カリャーエフと激しく対立する現実主義者で抑圧された人々を自由にする為なら手段を選ばない冷酷感であり、正義感が人一倍強すぎるステパン、必要以上に喋らず、あまり感情を見せない爆弾作りのエキスパートドーラ、カリャーエフと同じく爆弾を実際に投げる役目と同時に、情報収集をする、極度に臆病で神経質だが、追い詰められると何をやらかすか分からない、非常に情緒が不安定で危なっかしく、危険なヴォワノフら個性豊かで、ひと癖もふた癖もありそうな面々による主にアジトの中でドラマが進行し、カリャーエフの自問自答やカミュとの対話場面、緻密で極度に緊迫したカリャーエフとステパンがそれぞれの正義感の違いによる激論を戦わす場面、信念が揺らぎ、不安に怯え苛まれ苦悩するヴォワノフとアネンコフとの対話などを通して、それぞれの正義感の違いや感覚のズレを通して、何を持って正義と言えるのか、そもそもこの世に明確な正義と言い切れる理由が浮かぶ正義など存在しうるのか、明確に何を根拠に間違っていると言い切れるのか、不正をして人々を抑圧している側の人間はテロ行為という手段を使って殺したら、それは正義の名のもとのことであるから許されるのかなど、人それぞれ、千差万別に、それぞれに正義と言う感覚があって、それにはハッキリとした答えはすぐには出せないということも分かってきたが、正義と言う問題について深く考えれば考えるほど謎が深まり、奥が深く非常に重たく、それでいて最近のウクライナ問題や香港問題、ミャンマー問題を考える上でも、切っても切り離せない重大問題だと感じた。
劇中、最後の方で、ドーラがカリャーエフが首吊り刑になる詳細をしつこく狂ったようになって、ステパンやヴォワノフに聞き、今度は自分が爆弾投げをやるんだと言うようなことを言い始めるくだりを観て、何処か他人事でなく、身体が凍りつき、すーと寒くなった。
カミュ役の俳優以外、男役も含めて全員女性だったが緊迫し、戦慄し、激しく罵り合い、激論を飛ばしか一抹の不安などの表現も含めて、自然に見え、声質も含め、宝塚の男役なんかではなく、役に入り込んでからしばらくすると普通に男に見えてきて、非常に素晴らしかった。
正義の人びと
オフィス再生
六本木ストライプスペース(東京都)
2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/07/04 (月) 13:00
非常に重たい内容の作品で、見終わった後、どっと疲れが(褒め言葉です)。おそらく、普段は画廊として使用していると思われるスペースで、普通だったら邪魔な階段をうまく利用し、照明も必要最低限。しかも、男の革命分子役を女優が演じるという気を衒ったことをやりながらも、スムーズにストーリーに引き込まれるほどの表現力あり。これぞ小劇場の醍醐味といった作品。
連結の子
ONEOR8
すみだパークシアター倉(東京都)
2022/06/30 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ずっと前に脚本は読んだことがあったのだが、文学座の公演は観れていなかった。自劇団で公演されるということで楽しみに観に行った。
正義の人びと
オフィス再生
六本木ストライプスペース(東京都)
2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
正義のためのテロ、深い話。演者の熱演に目が離せない。スタッフさんも親切で、良い時間が過ごせました。ありがとうございました。
きみと花火と。
UGM Kreis
πTOKYO(東京都)
2022/07/01 (金) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
旗揚げおめでとうございます。
しっかりした演技!女優さんがキレイ!ソファでビール片手に良い時間が過ごせました。ありがとうございました。
梶山太郎氏の憂鬱と微笑
劇団道学先生
新宿シアタートップス(東京都)
2022/06/29 (水) ~ 2022/07/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/07/04 (月) 14:00
座席1階
2017年に劇団創立20年記念公演として上演された演目という。座付き作家の中島淳彦さんは当時まだ、ご存命。主宰の青山勝氏が1年勘違いしたために、あらためて記念公演の本を書かねばならなくなった中島さんは「20年記念のネタは去年全部使ってしまった」とぼやきながら書いたのだという。そうパンフレットにしるしてあるのだが、これが事実なら、いったい中島さんの懐にはどれだけのネタが入っているのかと感心する。
ネタに行き詰まっている主人公の小説家・梶山太郎をめぐる人たちの人間味あふれる笑いと涙の物語は、「ネタがない」なんてうそでしょ、と言いたくなる出色の出来なのだ。
梶山太郎は自分が行き詰まっていることを素直に認められず威張り散らしたり、怒鳴ったりという男なのだが、生活費を稼ぐために書いている児童書の連載も打ち切りを宣告される。また、これもアルバイト的にやっていた文化センターの文章教室も、自慢話ばかりする授業のため生徒数が激減、打ち切り通告に担当者が訪れていた。そんな小説家の妻は実は資産家なのだが、梶山のわがままを受け止め、ご主人を立てて付き従っている。妻の支えがあるのに文章教室の生徒である女性にちょっかいを出す梶山。物語は梶山の書斎に客人としてやってくるさまざまな人たちとの微妙な人間関係を浮き彫りにしながら進んでいく。
中島さんの本は、それぞれの登場人物の立場、シチュエーションやお互いの関係が絶妙で、その人間関係が縦横に走って物語に幅を持たせて飽きさせないというところがすごい。さらに、会話劇の中で言わなくてもいい「余計な一言」をそれぞれのキャラクターに言わせるなど、せりふを聞いているだけでも面白さ抜群なのだ。
出版社の編集者で「西城秀樹」という歌手と同姓同名のキャラクターを設定したのはご愛敬だと思いきや、ご愛敬だけでなく、携帯の着メロなどさまざまな小道具を駆使して笑いを取っていく。ラストシーンの大合唱はもちろん客席も参加し、あの名曲を歌ったのだ。満席の客席のあちこちから「あーおもしろかった」の声が聞こえてきそうな、そんな幕切れなのだ。
とにかく、自分が見てきた小劇場の作品で、これほどまでに脇役の登場人物たちに多彩な物語を持たせて存在感を示している作家は、見たことがない。
演出もテンポがよくて、すっかり魅了されてしまう舞台。「あーおもしろかった」と劇場を後にしたいなら、今はこの作品が一押しだと言いたい。
第10回西谷国登ヴァイオリンリサイタルSpecial!
西谷国登リサイタル
浜離宮朝日ホール(東京都)
2022/07/03 (日) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても良かったです。生で聴く楽器の音色は最高でした。
西谷さんの奏でるヴァイオリンの音色に、何度か鳥肌が立ちました。
激しさ、悲しさ、楽しさ、穏やかさ・・とても素晴らしかったです。
新納さんの、激しくも優しい、流れるようなピアノの音色も素晴らしかったです。
とても贅沢な時間を過ごす事が出来ました。大満足でした!
正義の人びと
オフィス再生
六本木ストライプスペース(東京都)
2022/07/02 (土) ~ 2022/07/05 (火)公演終了
第15回 シアターΧ 国際舞台芸術祭2022(IDTF)
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2022/06/16 (木) ~ 2022/07/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
何れの公演も、板上に大道具は無い。フラットな空間である。2つのダンス公演で観客はダンサーの身体の動きや、小道具、音響や照明効果を通して自由に想像力の翼を広げることができる。
第10回西谷国登ヴァイオリンリサイタルSpecial!
西谷国登リサイタル
浜離宮朝日ホール(東京都)
2022/07/03 (日) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
『Drunk-ドランク-』
singing dog
サンモールスタジオ(東京都)
2022/06/30 (木) ~ 2022/07/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/07/03 (日) 18:00
第1回公演『ブラックアウト』でアルコール依存症を取り上げたユニットが、その前日譚とでも言うべき依存症たちのさまざまを描く。(3分押し)115分。
大崎(楢原拓)がマスターを勤めるバーに集まる依存症たちとその妻・恋人らのあれこれを描く。当パンによれば、作・演出の藤崎自身が依存症を離脱して20年だそうで、描かれるリアルな物語には笑える面もあるけど笑ってはいられない感じも強く持つ。面白い、という表現が適切とは思えないけれど、興味深い題材を描いて役者陣も巧みに演じる。チャリT企画の主宰・作・演出の楢原がここまでしっかり役者をやるのも面白い。
ここにいます。
演劇集団あんちぽっぷ
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2022/06/29 (水) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
第4回公演「Love in Smoke」
スラステslatstick
ABCホール (大阪府)
2022/07/01 (金) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
出演者が多いけどテンポよく切り替わって、とても分かりやすい。
全員が勢揃いする場面は、ホントにミュージカルっぽくて、ワクワクします。
舞台中央のそのシーンの主役を観るもよし、セットの二階部分を使っているメンバーを見てもまたよし。
時代設定は1960年代かもしれないwので、タイプライターやダイヤル式電話が小道具。
全員がいつでもどこでも煙草をふかしている懐かしい風景。
そんな時代を過ごしてきた人にしか分からないようなネタ。チャーミーグリーンって!
めっちゃ楽しい舞台でした。
第10回西谷国登ヴァイオリンリサイタルSpecial!
西谷国登リサイタル
浜離宮朝日ホール(東京都)
2022/07/03 (日) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初めて聴くヴァイオリニストでしたが、拘りのある曲作り、その熱さに感動しました。アンコールは「チャールダッシュ」、聴衆に十分満足させるコンサートでした。
『キルキルバンバン!』
劇団SUBUTA!
こった創作空間(東京都)
2022/06/18 (土) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/06/19 (日) 13:00
小劇場俳優だったが30歳を前に就職した男が先輩社員と共に訪れた先で思わぬトラブルとなり……な物語。
「なワケねーだろ!」なナンセンスコメディがいつしか殺し屋たちの疑心暗鬼サスペンス(?)に転ずるという、まるでそれまで普通に飛んでいた飛行機がいきなり背面飛行をするようなトンデモ展開なのに木に竹を接いだような違和を感じさせない(あくまで私見)のが不思議。
さらに終盤で復讐の意義などにも触れたかと思えば「なワケねーだろ!」で締めるという……ナンじゃこら!?(褒めてる)
しかし刀の反りを上に向けての抜刀・納刀では親指を切るおそれがあるのではないかしらん?
漂着(kitchen)
下鴨車窓
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2022/07/02 (土) ~ 2022/07/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
下鴨さんらしい内容
口うるさい大家のアパート三部屋で起こった出来事を上手くシンクロさせながらの展開。最後になるほど繋がっていくが、時間の流れはマッタリ。観客の想像力を試しているかのよう。良かった‼️
きみと花火と。
UGM Kreis
πTOKYO(東京都)
2022/07/01 (金) ~ 2022/07/03 (日)公演終了
第10回西谷国登ヴァイオリンリサイタルSpecial!
西谷国登リサイタル
浜離宮朝日ホール(東京都)
2022/07/03 (日) ~ 2022/07/03 (日)公演終了