あと9秒で
ももちの世界
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/18 (日)
深い闇の中にいた男が再起をかけた挑戦の物語。その先には成功が待っていると信じたいいが、すんなりとはいかない適合者の世界。
女中たち
CEDAR
シアターブラッツ(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/12/18 (日)
価格5,150円
18日13時開演回(120分)を拝見。
2015年に初めて「女中たち」を観たときは、事前の予習無しで臨んだため、作中の「奥様と女中ごっこ」が把握できず、???のままで終わったが、筋書きは承知の今回は、さすがに迷うことなく、じっくりと作品を鑑賞することが出来た。
クレール(妹):黒河内りく(くろこうち・りく)さん
奥様:月船さららさん
ソランジュ(姉):円地晶子(えんじ・あきこ)さん
の座組は、演技の技量・熱量は勿論のこと、役者さん各自の個性も相まっての(こういう言い方が適切かどうかは自信は無いが)まさしく”華やかな魅せる"「女中たち」!
120分の上演時間を存分に愉しめた。
妄想ホテル
ウーテレ合同会社
藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)
2022/12/17 (土) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★
江戸川乱歩の代表作的な黒蜥蜴をミュージカル的演劇に仕上げている
この劇団がシリーズ化するかどうかはおいておき、江戸川乱歩ファンには物足りないと思う
ただし、ゲスト(JKらしい)の演技が以外とはまっていた
こんな人が演劇会を盛り上げてくれることを切に願う
サブマリン
マチルダアパルトマン
北千住BUoY(東京都)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/14 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「青いサブマリン」の回観ました。多少強引な設定もなんのその、嚙み合わない会話が実にリアルに感じますね。大満足です。
ひめごと
劇団大樹
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
緻密でリアリティのある舞台セット、特に柿の木が素晴らしく始まる前に見入ってしまいました。そしてカヤグムの美しい音色、見る前から期待度高め。
セットと音楽にピッタリと合ったストーリーで、静かにでも何かを隠している不穏な感じがとても良かったです。スタッフさんの対応もすごく良く気持ちよく観劇できました。
キンモクセイの頃
アダチコレクション
ユーロライブ(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/08 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ショートムービーの登場人物がそのまんま、実際の舞台でのコントに移行。実に面白い展開ですね。両方とも大いに楽しめました。
『ダークダンス』
尾米タケル之一座
ウッディシアター中目黒(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/14 (水)公演終了
Xmas fool
ROUND TREE プロデュース
千本桜ホール(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
いや~これは面白い。ウソにウソを重ねて、どうやって収拾すんの?と思って観ていましたが、最後は大団円。楽しい時間を過ごせました。
全部、知っている。
SPIRAL CHARIOTS
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
幕末サンライズ
URAZARU
ザムザ阿佐谷(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
ひめごと
劇団大樹
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
見事な舞台セットの中で繰り広げられる情感深い家族ドラマ、グッときましたね。韓国の民族楽器の琴の生演奏も素晴らしかったです。
ある母の記録
NonoNote.
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
これは見事な旗揚げ公演。簡素なセットの中で繰り広げられる過去と現在を行き来する濃厚な会話劇、グッときましたね。期待以上の素晴らしさでした。
ある母の記録
NonoNote.
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
ひめごと
劇団大樹
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
劇場に入ると、そこには作り込んだ舞台美術…当日パンフによれば「能舞台」がモチーフになっているらしい。また上演前には韓国民謡の一つ「アリラン」が流れている。その舞台は韓国の一般的な家庭で見かける床暖房「オンドル」をも連想する。下手には大きな柿の木(草月流華道)、そしてカヤグムが置かれチマチョゴリを着た奏者による生演奏、その雰囲気作りは素晴らしい。
タイトル「ひめごと」…母の そして一人の女性として歩んだ人生、その中で封印した出来事(思い出)を掘り起こすような。人の人生を詮索する事は出来ない、しかし自分に関係しているとなれば話は別である。ミステリアスな展開に興味が惹かれるが、この家に出入りしている母の教え子の存在が日常生活という今を繋ぎ止めている。そして後々 彼女の行為がテーマらしき「存在=生きている」に結びつくような上手さ。それは単に生きているだけではなく、その代々を遡るかのような家族愛を描く。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし)
時代絵巻AsH 其ノ拾六『赤雪~せきせつ~』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
其ノ拾伍 『赤心〜せきしん〜』で武田義信を、そして其ノ拾六『赤雪~せきせつ~』で勝頼…武田家の悲哀が描かれている。本公演で続けて甲斐・武田家を取り上げているが、前作との関連をしっかり描いている。勿論、フラーヤーの絵柄である白百合である。この白百合は武田信玄と嫡子 義信さらに勝頼と親子の絆を表すと同時に、「威厳」(花言葉)を示しているよう。しかし全体的に赤色、それは武田軍甲冑の赤揃えだけではなく、何となく血=悲運を連想させる。劇中の台詞、罪なき人々の命が犠牲に…。舞台の中で描かれる勝頼像は、戦国武将としては純粋で心優しき者のようだ。
時代絵巻AsH は、戦国という乱世の時代の それも巨星ではない人物に光を当てている。巨星とは違う人間味によって、単に「滅びの美学」だけではなく、如何に生きるかといった生き様を描く。信玄という巨星の後を継いだ勝頼、後世における比較評価、武田家を滅亡へ という事実、その概観に捉われずその人物の魅力を舞台化する、そこに時代絵巻AsH 灰衣堂 愛彩女史の力をみる。
(上演時間2時間20分 途中休憩なし)
秒で飛びたつハミングバード
かるがも団地
OFF OFFシアター(東京都)
2022/12/15 (木) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/17 (土) 14:00
この劇団の本公演を観るのは3回目。とてもいい気持になる芝居。観るべし!112分。
20代後半の男女が、悩んだり振り返ったり落ち込んだり前を向いたりする群像劇。中心になるのが教員の絵莉子(柿原寛子)とその近所に住む仁科(袖山駿)。さらに、その知己の歯科医・アッキー(武田紗保)と同棲するあきら(大嵜逸生)、絵莉子の同僚後輩の畠中(家入健都)や仁科のパート仲間・氷室(助川紗和子)、仁科や氷室が買いに行く弁当屋の東(一嶋琉衣)も加えて、様々な関係の男女の葛藤を、コメディで描く。とにかくセリフのキレがよく笑わせてくれるが、時にシンミリさせるあたりも脚本の巧さを感じるし、それを笑いにできる役者陣も見事。7人に加えて、老婆や中学生ほか「森羅万象」を演じる宮野風紗音が巧い。間を取らず展開する演出も効果的だ。この年代の持つ、達成感と喪失感を巧みに描いて、とてもいいモノを見せてもらった気になる。
本劇団の本公演は3回目だが、どれも星5つを付けてる!作・演出の藤田はリアルさに満ちた物語を書き、自分の経験をベースに書いているのではないかと思う。人間を信じる気持を書いているのではと感じる。
とにかくいい芝居である。
美々須ヶ丘
fukui劇
劇場HOPE(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
秒で飛びたつハミングバード
かるがも団地
OFF OFFシアター(東京都)
2022/12/15 (木) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
踊り部 田中泯 「外は、良寛。」
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
田中泯77歳。2002年、山田洋次監督、真田広之、宮沢りえ主演の『たそがれ清兵衛』にて俳優デビュー。クライマックス、真田広之と果たし合いをする敵役なのだが総毛立つ凄まじい存在感。「何だこの人は・・・」「この人の舞踊を見てみたい」と強く思った。それから20年、その日が来た。
客席通路に三人の男達(甫木元空〈ほきもとそら〉氏・三嶋健太氏・緒形敦氏)が赤い着物の女(石原淋さん)を担いで登場。さらってきた女を森の奥深くに捨てて立ち去る。石原淋さんは一人、舞台へと歩みを始める。樋口可南子っぽい印象。紅花の着物は幕末期の物らしい。この彼女の動きが強烈なインパクト。映画のワンシーン。田中泯氏が唯一認めた弟子とのこと。
ステージ・バックには杉本博司氏のアートが巨大スクリーンに投影される。日の出前の海が時と共にじんわりと姿を現す。絵のような写真のような水平線。じっと目を凝らしてしまう。(毎回変えているらしい)。他にも良寛の筆運び(「秋の日に光りかがやくすすきの穂 これのお庭に立たして見れば この人や背中に踊りできるかな」)や動きを止めない星々の大群が降り注ぐ。「雪は天からの手紙である」と中谷宇吉郎は言った。時折ぱらぱらと天から雪が舞い落ちてくる。
舞台中央、天井から一本の透明なパイプのような綱が垂れ下がっている。それを揺らし手繰り寄せまた揺らすのは作曲家本條秀太郎氏。三味線で奏でられる曲がリフが効いていて心地良い。キュアーっぽいゴシック・ロック。
田中泯氏は童のようにはしゃぎ回る。猿と兎と狐が集まる。幟を掲げ振り回して走る。ステージ中央に巨大な奈落があり、柵で囲まれたその周囲を駆け回る。はしゃぐ爺さん。
時折、上手に座り眼鏡を掛けると、良寛についてナレーション的に本を読む。
奈落が迫り上がり幾何学的な枠組みだけの家と寝床が現れる。
70歳の良寛と30歳の貞心尼(ていしんに)が出逢い、純愛が始まる。貞心尼の詠んだ「鳶(とび)は鳶 雀は雀 鷺(さぎ)は鷺 烏(からす)は烏 なにか怪しき」が曲として歌われる。これが名曲。世間の人に二人の関係が変に思われないだろうか?と心配する良寛に返した句。
手毬が始まり、夢中になって遊ぶ。
松岡正剛氏が「良寛の“書”」について書き下ろした本、『外は、良寛。』。書道専門誌の出版社からの依頼。
「淡雪(あわゆき)の中に顕(た)ちたる三千大千世界(みちおうち)またその中に沫雪(あわゆき)ぞ降る」
松岡正剛氏は「一沫の良寛が一千の雪となり、三千の良寛が一泡の雪となる。そのように雪と良寛がしきりに降りつづけているわけなのだ。」と解いた。
「雪は天からの消息である」。
「ただただ良寛の淡雪が降っていたのです。気がつけば、外は良寛━━、良寛だらけです」。
『メサイア・カーミラ』&『FEMIKING』
TremendousCircus
ザムザ阿佐谷(東京都)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/26 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/17 (土) 13:30
今までの私が苦しんできた分、救われた気がしたよ。泣いていた私の味方でいてくれる、そんなお話だった。⚠でも今まで差別や性犯罪の被害にあった子はフラバに注意⚠