僕だけが正常な世界
プロペラ犬
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台を間違ってしまった役者が開演前の舞台でアップしているうちに眠りこけて見た夢だったのでは?と言う体に見えてしまって、ミチルの悲劇に肉薄できていない気がしました。プロペラ犬さんは初めて見たのでこう言う作りなのかもしれませんが。
プロペラ犬初心者なので、みなさんの流れ(歌やダンスで拍手するのかしないのか等)に身を任せてと思っていましたが、若い方が多かったので皆さん初心者だったのかも。
日日よ、愛うすきそこひの闇よ
&Co.
The side(麩屋町通五条)(京都府)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
満足度★★
うーん😔わざわざ京都まで来て観るものでも… 京都はめっちゃ寒い⛄途中で意図的なのか、暖房が切られ寒い中観劇
ポエム的で言葉一つ一つに重み有るが躍動感はほぼなく、週末のサラリーマンにはキツイ
他にも選択肢あったのに、これを選んだことに後悔
G線上のアリア
PSYCHOSIS
新宿スターフィールド(東京都)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
めちゃくちゃよかったです!!高取英先生のお話を演出や音楽、美術を変えたらこうなるんだー!!と、びっくり。音楽も美術も衣装もみんな素敵で、目からも耳からも入ってくる情報が全部最高でした……。
サンジュストとロベスピエールカッコよかったです。
少女マンガの世界に迷い込んだようなひとときでした。
おふえりや遺文/Carmilla
消えた王国
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2022/12/17 (土) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/12/18 (日)
小さな空間、なのに演技はもちろん舞台や照明等丁寧に作られていました。一人芝居の難しさ、大変さを知っているだけに、「やるな!」って感じました。
客入れ中に流れていたピアノ曲がこれまた好き♬
サブマリン
マチルダアパルトマン
北千住BUoY(東京都)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/14 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/10 (土)
青-何とも言えない会話の妙を楽しみました。また姉妹の父への愛と狂気を感じましたよ。うふふ。
黄-(青を観てからの黄)同じ脚本なのにこんなに違うの!!笑
こっちは妻の実直さを感じました。
この企画大好きです。
夜明けの寄り鯨
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2022/12/01 (木) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/12/09 (金)
横山さんの作品だし、観たいな!と観劇。小学校の給食で「鯨の竜田揚げ」を食べた世代です。日本人と捕鯨。に関して興味もあったけど、この舞台ではそこまでは突っ込まず、どれもこれも上っ面をさらう感じにも思えました。
蛍
第27班
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2022/12/02 (金) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/12/03 (土)
初めての第27班観劇。設定がスゴイなぁ。あちこち過去や現在と織り交ざったりだったけど、ラストにはちゃんと理解できたもの。
皆さんそれぞれ魅力的だし、舞台美術も音楽も素敵でした。
しびれ雲【11月6日~11月12日昼公演中止】
キューブ
本多劇場(東京都)
2022/11/06 (日) ~ 2022/12/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/11/24 (木)
とっても穏やかでクスッと笑った舞台でした。あの方言がまた良いですよね。真似したくなります。
SHINE SHOW!
Aga-risk Entertainment
シアター・アルファ東京(東京都)
2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了
九十九龍城
ヨーロッパ企画
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2022/02/19 (土) ~ 2022/02/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ヨーロッパ企画 さんとしては2年ぶりの本公演となる今回の作品は九龍城ではなく #九十九龍城 って少しそんな世界を感じる世界観
現実に香港にあった九龍城砦って移民や貧困層や犯罪者によって混沌としたカオスな感じのイメージ
そんな感じの場所を舞台にこの物語は繰り広げられていく
そんな中の少しばかりイメージが違うものが警察が作り出したもの凄い斬新なシステム…このあたりが #ヨーロッパ企画 さんらしい
そんな混沌とした世界の中で生きていく個性的なキャラの登場人物たち
このあたりの絡みもほんと魅力的な作品をさらに作り出していってる印象なんですよね
そしてそんな世界観からさらにラストに向けて世界観が変化していくんですよね
このあたりの流れもほんと見事な印象なんですよね
今回はチケットもギリギリまで取れなかった感じで、最初は京都でと思ったのはチケット取れずの人気ぶり
なので作品の素敵な世界観は体験できたもののあの大きな #シアター・ドラマシティ だと役者さんの表情までは…残念…
アフターイベントの #おまけトークショー もあって満足でしたが
ヨーロッパ企画 さんは当然良かったんですが、やはり気になったのは #藤谷理子 さんの演技
動きもいいんですがセリフの感じも魅力的やったんですよね
だからこの人の表情は観たかったなって印象やったんです
たぶん?間違いなくいい表情されてた予感しかしない魅力的な女優さんやった印象
君といつまでも 痴人の愛・現代篇
BALBOLABO
シアターOM(大阪府)
2022/02/18 (金) ~ 2022/02/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
この作品の原作は #痴人の愛 って #谷崎潤一郎 さんの1925年ぐらいに書かれた作品
タイトルにもある通りにその現代編って感じに、そしてそんな作品が原作とは思えない仕上がり
あまり大きいとは言えない #シアターOM さんのステージ
元々感染対策をめいっぱいされた空間にさらに座席の間隔を空けるってこれ以上はってぐらいの徹底したコロナ対策
そして3人芝居ってのがこの空間をめいっぱい使うにはいい感じやったりするんですよ
そしてこの作品ならではって演出も
どんな感じに現代編なのかは観てのお楽しみなんですが、世界観から全く違うんですが元々のテイストは残ってると言うより間違いなくそのままにって感じです
そのあたりはやはり気持ちの移り変わりや思いって感じなんですが、そのあたりは役者さんの作り出す空気感から伝わって来る感じかな
#河野奈々帆 さんの謎めいた空気感がいい感じ
色々書きたいところですが…このあたりまでかな、やはりキレは見惚れる感じかな
そして #滝川楓 さんが魅力的な雰囲気を作られてるんですよね
振り幅もなかなか、他の雰囲気も観たくなるそんな魅力的な存在でした
セリフもほんといいですね
MARIONNETTE
劇団The Timeless Letter
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2022/02/11 (金) ~ 2022/02/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
会場に入ってまず目に飛び込んでくるのはかなり作り込まれたセット
これから始まる舞台に期待が高まる
久しぶりにここまで作り込んだセットかもしれない
世界観は20世紀初頭のロンドン
雰囲気はシャーロックホームズっぽいんだが、中心にはスコットランドヤードってこれも魅力的な世界観が膨らむ感じ
そして次々と起きていく殺人、その犯人は…そしてその動機はって魅力的なストーリーは進んでいく
かなり複雑なんだが巧みな物語
怪しい感じの登場人物も多いんだが、なかなかその真相がわからない作りは見事としか言いようがないかな
そして主人公、その周りのキャラがいいんですよね
そしてその捜査と並行して流れていくストーリーも無駄がなく魅力的な世界をさらに膨らませていく感じ
テンポもいいですね
そしてさらに後半の展開もいいんですよね
なかなかに見事な予想外の展開をみせていくストーリーは時間を忘れて引き込まれていく感じ
トリプルキャストなので他のチームやと全く違う雰囲気を楽しめそうな気がする
しかし根底には見事な物語が楽しませてくれる感じは間違いない
teamBLUEの主人公のスミスを演じるのは #三浦求 さん
やはりこの人いい雰囲気を作られますね
セリフの雰囲気もいいんですが表情もいい
そう言えばこの舞台ダンスでもみせてくれるんですが、そのあたりのキャストさんのお名前どこかに?
ダンスもほんとこの世界観を盛り上げる
そしてこのチームをチョイスしたのは #杉崎おと さんのご出演ってのがあったんですよね
序盤はおしとやかで控えめな先生
しかし中盤からの変化が見事すぎるんです
そしてラストあたりの空気感はほんとに見事で引き込まれる
やはりいい女優さん
他のチームの雰囲気も観たかった作品
without SUN
ステージタイガー
近鉄アート館(大阪府)
2022/01/29 (土) ~ 2022/01/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
そんなに先ではないんだけど、今とは違う世界観
その世界は人工知能、AIの技術が進んでおりアンドロイドが実用化されてる
新しい進歩にはどうしても超えないといけないハードルがあるってのも常なのかもしれない
それは精神的、肉体的な機械と人の共存って感じなのかもしれない
そんな世界では労働としては疲れも知らない機械が優位、それにより仕事を奪われる人が増加
このあたりは行政ってか国なんかが破綻してる気もするんだが、あっても不思議ではない
そんな中から生まれる感情も想像の範囲内
そんな中で知り合う職につけない女性と同い年ぐらいのアンドロイド
この2人を中心にした物語はやはりステタイさんらしく、熱い人間関係が描かれていく印象
このあたりの人の心の動きであったり思いってものの描き方がほんと巧みで引き込まれていく
そしてラストに向かう疾走感
主役の #関愛加 さんほんといい雰囲気で、さらに #上西秋穂 さんが盛り上げる
#生田朗子 さんのアンドロイドが口は悪いんだけど、その心は熱い思いがって感じも良かった
そしてやはり良かったのが #有元はるか さんなんですよね
最初の少し悪役ポジションからのふたりの心の動きに触れて変わっていく感じが見事
そしていいところで笑いももっていくんですよね
abc赤坂ビーンズクラブ -side2-
エヌオーフォー No.4
赤坂RED/THEATER(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
クリスマスシーズンに相応しく、今回も華やかなレビューショウを楽しませて頂いた。演劇、コント?、歌唱、ダンスと盛り沢山ではあるが、やはりダンスが特に圧巻でした。今回が2回目の公演ですが、3回、4回と続けて欲しい公演だと感じました。
YELL
N-Trance Fish
ABCホール (大阪府)
2022/01/28 (金) ~ 2022/01/31 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ダンスパフォーマンスで紡ぐひとりの男の物語
何の変化もない日常を繰り返す中で起きる誰にでも起きるかもしれない情報社会の怖さ
そしてそんな中からの立ち直り
そんな感じを描き出してるのかなって感じた舞台
SNSの何の根拠もない情報に多くの人が踊らされていく
そんな感じさえ見事なダンスパフォーマンスで描き出してた印象
音、光、映像、そして見事なダンスで描き出していく世界観はパワーがあって見事な作品に仕上がってた印象なんですよね
やはりこのぐらいの人数のダンスは迫力が凄い
そしてそれぞれのダンサーさんのポテンシャルも高いので見るものを引き込む感じなんですよね
その見事なパフォーマンスを魅力的な役者がさらに世界観を盛り上げてた印象
かなり独特な世界観なんですが明確にストーリーが見えてくるあたり見事
物語の中心には #浅雛拓 さんが存在する
ラーメン屋さんなんですが風評被害で自殺までも考える
そんな流れを見事に描き出してた
そしてもうひとりが #早川丈二 さん
その存在は案内人って雰囲気なのかな?って印象
基本的にセリフがあるのはこのふたり
しかし伝わるストーリーは見事ですね
マザー4
サヨナラワーク
劇場HOPE(東京都)
2022/12/20 (火) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ミステリー的な始まりで、謎が徐々に解明されていく感じが好きで、中盤から後半のスピード感が楽しい。ただ、その分序盤部分がやや単調で長すぎたように感じられてしまい、その点が少し残念に感じてしまった。
R/J + 眼帯のQ
ウーテレ合同会社
CCO クリエイティブセンター大阪(大阪府)
2022/11/13 (日) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
なんとも感想の難しい作品
ストーリーを楽しむというよりダンス(動き)を盛り込んだパフォーマンスを楽しむ作品
皆さんしっかりと力強く演じていたので最後まで楽しめたクールなお芝居
The Birthday Party
CEDAR
新宿シアターモリエール(東京都)
2022/12/17 (土) ~ 2022/12/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
不思議な劇でした。観た人それぞれに感想を委ねるような。しかし後半はかなり物語に引き込まれて行きました。観に行く方はアフタートークショーも必ず参加してほしい劇です!
リーディング&シネマ 「川端康成 葬式の名人 」
株式会社ムーブマン
シダックス・カルチャーホール(東京都)
2022/12/22 (木) ~ 2022/12/22 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
パート2で川端が卒業した現在の茨木高校(川端在学時は旧制中学・大阪にある学校である)も協力した映画をも併映。
あと9秒で
ももちの世界
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2022/12/16 (金) ~ 2022/12/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初日観劇。これまでのピンク地底人3号氏の作風とはガラッと変わった印象。何より、死者が出てこない(笑)ボクシング演劇と言いながら一人の難聴者の生き直しを描いたような作品だった。
芝居の最初、主人公とその友人の会話があまりにも棒読みというか、有り体に言うと下手くそで、これを2時間見せられるのかと驚いたのだが、慣れなのかなんなのか、すぐ気にならなくなった。しかし、耳のほとんど聞こえない人があんなにスムーズに声で会話できるものだろうか。と思っていたら、最後にネタばらしがあった。
最後に込めたメッセージは素晴らしい。しかし、途中の映画の話はどうにもモヤモヤした。聞こえないことを隠して合格しようとすることと、「IDを買う」ことを比較するには無理がある。聴覚障害者が聴覚テストのパターンを学習していい数字を出すのは、舞の海関が頭にたんこぶを作って身長制限を突破したのと基本的には変わらない。一方で「IDをかう」のは免許証偽造のようなものだ。それをあえて並べて比較した意図は?
そして、母親の感情がこの芝居にどう絡んでいるのかがいまいち分からなかった。クリスチャンの女性も、結局なんだったのだろう……という気がする。恋愛が描かれたわけでもなければ、それほど主人公に強い影響を与えたようにも見えなかった。主人公の内面はよく描かれていたが、周りの人物が浅かった。
いい作品だっただけに、もっと作り込めたらよかったのにという感じ。