最新の観てきた!クチコミ一覧

12901-12920件 / 185178件中
心踏音 -Shintouon-

心踏音 -Shintouon-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/10/19 (水) ~ 2022/10/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初演時に観劇し思わずおかわりをした演目。
また観られるならと東京へ。

ストーリーの流れは知っていましたが、初演に比べてより理解しやすく演出を工夫されていたと思います。
再演で追加された時間が巻き戻る演出はなかなかの長尺で、それを実行してしまう挑戦的な所に魅力を感じるとともに、技術に対する感心が大きく、ストーリーから少し現実に戻されてしまった気がしたことが惜しく感じました。

盲人役の吉田青弘さんとフミ役の今中美里さんが初演と同じキャスティングで、キャラクターの関係性などからして、このお二人が続投だったことがとても嬉しかったです。

荒人神 -Arabitokami-

荒人神 -Arabitokami-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

台詞のない殺陣芝居、それなのにストーリーも演者の感情もしっかり、バッチリ伝わってくる素晴らしい作品でした。緻密な殺陣は演者さんの息が合っていて、見応え抜群。連作の最終章ということもあり、いろんな意味で感慨のある作品でした。

コチラハコブネ、オウトウセヨ

コチラハコブネ、オウトウセヨ

ポップンマッシュルームチキン野郎

王子小劇場(東京都)

2022/12/22 (木) ~ 2022/12/28 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

またこうして、PMC野郎さんを観られる日が来たことを、心から感謝します。
新しい物語に、前の短篇の作品、キャストが違うので新鮮。また前の作品もDVDで観なおしたくなった。
大好きな劇団さんの公演を大好きな劇団員さんとゲストの皆さんで観られるということが、当たり前ではなく奇跡なんだと改めて強く感じた公演でした。こんなに泣いた舞台はないっていうくらい、泣いた。
宙ぶらりんになってた気持ちに、一応の区切りがついて、またここから新たにこの劇団を応援していこうと思いました。
笑えて泣けて、これぞPMC野郎さん。本当に素晴らしかった。一生大切な作品として、心にしまっておきたいと思います。

荒人神 -Arabitokami-

荒人神 -Arabitokami-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

五彩の神楽という、5公演の最後に相応しい公演でした。映像化されないのがもったいない!

ネタバレBOX

過去4作品に出ていた主人公が舞台上の吊るされた絵の中から、出現するって!もう少年漫画です!そして闇堕ちして5作品目の主人公を救うって!もうヒーローもの、アベンジャーズです!
心踏音 -Shintouon-

心踏音 -Shintouon-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/10/19 (水) ~ 2022/10/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

少し前ですが、心踏音見ました。
主演の吉田青弘さんの盲目の剣士の細かい演技、座頭市のような超人ではなく、普通の人が少しずつ上手くなっていく様が心を打ちました。
それに岡村さんの中ボス、長身で殺陣も上手いので、登場した時ゾクゾクしました。
結末は、荒人神へのつながりを考えればあれで良かったのかもしれませんが、もっと他に方法がなかったのかな~というのが正直な印象です。
盲人一人を救うために他の多くの命を犠牲にするというのもどうかな?って気がしますしね。
でも考えてみても荒人神につなげる形での解決法については、いい案が私にも浮かばなかったので、現状あれがベストだったのかもしれません(^^;
全体的にはストーリー・殺陣ともに素晴らしい作品だったと思います。

In C

In C

Co.山田うん

スパイラルホール(東京都)

2022/12/28 (水) ~ 2022/12/29 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今年のKAAT公演を見逃した本作が早くも再演と二日前に知り、早速出掛けた。山田うんは「モナカ」以来二度目。「In C」(イン・シー)とはテリー・ライリーという著名な作曲家の楽曲の名で、これをダンス作品とした。楽曲はミニマル・ミュージックの範疇で、思い出されるのはダンスカンパニーのローザスがスティーブライヒの楽曲に振りを付けた「ドラミング」。これは音楽のダイナミズムを舞踊付きで味わう作品、つまり楽曲が完全に前面に出ていたが、今回は(「In C」が楽曲名である事を観る時は知らなかった事もあるが)ダンスのオリジナル作品として観た。オノサトルがアレンジして現代的な音になっていた事と山田うんの斬新な身体表現が楽曲に従属した舞踊とは一線を画していたが、間断なく徐々に変化する音楽の圧は「踊り」(ダンサー)に大きな負荷をかけると同時にそこに充満して行くエネルギーがある。
舞台は遺跡の石のパーツのような白褐色の装置、そこに同系色の奇妙な衣裳をまとったダンサーが登場、皆一様にアトムの頭のように固めた光沢の黒髪。ソロ、ユニゾン、アンサンブルの動きが絶えず脳に刺激を送って来る。身体というよりその「形」と変化が何か人間とは別の風景や現象、または視覚を超えたニュアンスとあらゆるイメージにアクセスさせる。
若干照明を落とす場面では条件反射で瞼が下がり目を開け続けるのに苦慮したが・・。山田うんの発想力とダンサーたちの再現力に脱帽する。

道産子男闘呼倶楽部 新作先出し読み合わせ『きのう下田のハーバーライトで』

道産子男闘呼倶楽部 新作先出し読み合わせ『きのう下田のハーバーライトで』

モダンスイマーズ

ザ・スズナリ(東京都)

2022/12/28 (水) ~ 2022/12/28 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 今回は新作先出し読み合わせというコンセプトの公演なので朗読の形式を採っているが、通常の演劇公演の形での上演は2023年の10月に同じ下北での上演を予定している。脚本が実に良く練られていて面白いと同時に役者2人の演技も素晴らしい。ナレーションも緩急上手く案配し作品進行中は蔭になり日向になってフォローし、ラストは照明ともタイアップして深い余韻を醸し出してセンスの良さを際立たせている。今回の舞台を拝見して本チャンも是非観てみたいと思わせる内容であった。無論、今回の形式でも2人の役者の掛け合い、緩急の付け方と脚本内容との見事な照応を堪能できる。(追記後送)

モダンスイマーズ『しがらみ紋次郎 ~恋する荒野路編~』上映会 生アフレコ

モダンスイマーズ『しがらみ紋次郎 ~恋する荒野路編~』上映会 生アフレコ

モダンスイマーズ

ザ・スズナリ(東京都)

2022/12/27 (火) ~ 2022/12/29 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

モダンは入場料が安い事を忘れていた。この入場料で人形劇で、映像で・・と正直大きな期待はしていなかったのだが意外な完成度であった。併演されている人形劇団ココンの監修とは言え人形、背景、これをベースに展開するシナリオもよく出来ており、映像(編集)も堂に入ったもの。生アフレコがまた徐々に慣れて来て世界に引き入れた。
上手と下手に置かれたマイクの前で主たる人物が喋り、平場でも動いて喋るが、その姿は裏方。コロナ期突入し新領域の開拓という事で始めたものの人形作成、稽古、撮影、映像編集と製作には多大なエネルギーを消耗し、中々大変であったという。費やしただけの事はあり、1時間程度の作品だが随所で魅せる。音楽が国広氏。まことに芝居に合わせて音を作る人、感服。上演(上映)は二回のみ。

蒲田行進曲【クロジカ】

蒲田行進曲【クロジカ】

演劇ユニット クロジカ

王子小劇場(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/11 (日)

価格2,420円

動画配信で、チーム海田の回を29日に視聴(120分)。

映画(松竹・角川)は視たが、元の舞台は未見の立場からの雑感。
監督が”武闘派”の深作欣二にもかかわらず、どこか大船調のノンビリとした雰囲気が残っていた映画版と比較すると、今回の舞台版、より荒々しくもアクティブなパッションがひしひしと伝わってきたように感じた。
コレ、もしナマで観ていたら感動のあまり泣いてたな!と思う場面もチラホラ。
妙に個性を押し出さずに、原作に忠実に作ったらしい、構成・演出のフジタタイセイ氏の力量の程に感服させられた。

なお、演じ手では、ヤス役・吉田覚さん、小夏役・池内理紗さんのお二人、期待を大幅に上回り、まさか、ここまでやれるとは!と驚きを思って拝見したことを付け加えておく。

ネタバレBOX

【配役】
銀四郎…海田眞佑さん/古屋敷悠さん
ヤス…吉田覚さん
小夏…池内理紗さん
監督…山下雷舞さん
橘・坂本龍馬…末安陸さん
刑事伊豆沼・カメラマン…芝原れいちさん
ユウジ(銀四郎付の大部屋俳優)…中川大喜さん
マコト(銀四郎付の大部屋俳優)…志賀耕太郎さん
トメ(銀四郎付の大部屋俳優)…シマザキタツヒコさん
ヤスの母…高橋まゆ狐さん
朋子(銀四郎ファンの若い女)・看護婦…江越暉さん
大道具・大部屋A…ヒガシナオキさん
助監督・スナックのママ…大木菜摘さん
医師・大部屋B…二瓶俊行さん
沖田総司・トク(小夏と親しい床山)…長門佳歩さん
『池袋ポップアップ劇場 season2』Vol.10

『池袋ポップアップ劇場 season2』Vol.10

観劇三昧

Mixalive TOKYO・Hall Mixa(東京都)

2022/09/21 (水) ~ 2022/09/21 (水)公演終了

実演鑑賞

東京にこにこちゃんさんでえらい幸せな気分になってもた。あと自分、ギジレンさんはどんだけぶっ飛んでいても楽しめる体になってましたね。着地に信頼が置けます。

鬼崎叫子の数奇な一生

鬼崎叫子の数奇な一生

中野坂上デーモンズ

ザ・スズナリ(東京都)

2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

デーモンズさんの劇は言い表す言葉にいつも迷っちゃうんですけど、本作でパッと思い付いたのは「虚無感の供養」と「虚無による福音」でした。

ともあれ、過去イチで怖かったですね。

SHINE SHOW!

SHINE SHOW!

Aga-risk Entertainment

シアター・アルファ東京(東京都)

2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

ずーっと楽しかったです。アガリスクさんで気になりがちな(気にしながら観るのもそれもまた楽しいんですけど)テーマとか構成とかに目が向かなかったですね、楽しさでそれどころじゃなくて。

それでも今テーマっぽい事を言うならば、世がコロナになってからちょっと対立構造になっちゃってた娯楽と日常生活の仲を取り持つような、世話焼きさんな劇だったのだと思います。

ベントラー・ベントラー・スペースピープル

ベントラー・ベントラー・スペースピープル

サムゴーギャットモンテイプ

スタジオ空洞(東京都)

2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

楽しかったです。チケットもとてもお値打ち。
サムゴーさんに出てくる人達は醜悪さとか、脆弱さとか、そういう「負」の立ちのぼり方がキュートですね。

華麗なる家路【一部公演中止】

華麗なる家路【一部公演中止】

しむじゃっく

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2022/07/30 (土) ~ 2022/08/07 (日)公演終了

実演鑑賞

たいへん 砂まじりの配膳 という様相。
逆班もみたかったですね。

セイレーンの痕

セイレーンの痕

たすいち

吉祥寺シアター(東京都)

2022/06/23 (木) ~ 2022/06/27 (月)公演終了

実演鑑賞

何より脚本の「ゆるしの広大さ」に目を見張りました。演出面だとメイン所どころかアンサンブルひとりひとりでさえしっかりと活きていて、これは本当に珍しいのでひょっとしたら凄いことなのかも知れません。歌唱シーンは個人的なアレルギーが出ちゃってウムムとなっちゃいました。すいません。

アカデミック・チェインソウ

アカデミック・チェインソウ

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2022/06/22 (水) ~ 2022/06/30 (木)公演終了

実演鑑賞

二軍のおふたり、好きでした。

道産子男闘呼倶楽部 新作先出し読み合わせ『きのう下田のハーバーライトで』

道産子男闘呼倶楽部 新作先出し読み合わせ『きのう下田のハーバーライトで』

モダンスイマーズ

ザ・スズナリ(東京都)

2022/12/28 (水) ~ 2022/12/28 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

読み合わせでも声の変化でかなりの表現力がある
プロットはとても面白い
禍福はあざなえる縄の如し
人生逆転の連続
どこが転機だったんだろう
面白いように(悲しいかな)コロコロ変わる
自分の人生を振り返っても・・・
転機に戻ってもやり直せそうもないし、結局は同じことのような気がする、オー・ヘンリーの「運命の道」のように
でも最後は笑っている

コチラハコブネ、オウトウセヨ

コチラハコブネ、オウトウセヨ

ポップンマッシュルームチキン野郎

王子小劇場(東京都)

2022/12/22 (木) ~ 2022/12/28 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

久しぶりに吹原さんの世界に触れられて良かったです。
透明の床の下にあるベッドが、遮蔽感や孤独感や伝えられないもどかしさを表しているようでした。
マリオをよく知っていたらもっと笑えたかなとも思いましたが。
サインボールが飛んできたので、気を良くして?パンフレットを買いましたが、とても充実していて買って正解でした。

ジョン王【1月3日夜~1月8日昼、1月22日昼公演中止】

ジョン王【1月3日夜~1月8日昼、1月22日昼公演中止】

彩の国さいたま芸術劇場

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2022/12/26 (月) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

明治開化で現代劇が始まった頃、活劇というジャンルがあったそうで、日清戦争名場面などを舞台でやってみるのがはやったそうだ。これはまさにシェイクスピアが書いた英国史の活劇で十世紀も前の英仏(仏王・吉田剛太郎)の戦争をめぐる両王家の活劇である。不運、不人気のジョン王(横田栄司)の話として、英仏国民にはおなじみの話なのだろうが、いかんせんここは極東の日本で話になじみがない。彩の国シェイクスピアシリーズで最後に残った歴史劇大作も、英仏陣を衣装の色で分けるとか、主人公の王族私生児(フィリップ・小栗旬)を冒頭、お得意のホリゾントを開けて町の中から登場させるとか、日本の流行歌を挟んで、観客を休ませるとか、蜷川が発明した趣向を取り入れて最後の歴史劇巨編をキャスト三十人の殺陣満載で挑んでいるがとにかく長い。20分の休憩を挟んで80分づつ。年末に3時間では客の入りはどうだろうと思ったら、これが意外にもほぼ完売。大河ドラマで人気のあった小栗旬の人気によるものだろうか、寝ている人も多かった。

この世界がおわる前に。

この世界がおわる前に。

アンティークス

シアター711(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

まちがいない劇団さん。2時間超えでも夢中であっという間。良い時間をありがとうございました。

このページのQRコードです。

拡大