精神病院つばき荘
トレンブルシアター
シアター711(東京都)
2022/10/12 (水) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
数日前にこの芝居を観劇した知人に薦められて観劇。
とても面白かった!
タイトルからして、重〜い芝居を想像していたが、いい意味で裏切られた。
『雨の世界』
ウテン結構
サブテレニアン(東京都)
2022/10/14 (金) ~ 2022/10/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
換気については分かりませんが(余程酷ければ苦しくなるかもですが)体感気温は個人差と、座った場所で違ってくるのかと思います。私は時々劇場で死ぬほど寒い目にあったりするので、この日くらいの室温は助かりました。
私は雨女でも晴れ女でもありませんが、持っている「気」のせいでそう言うことができてしまう人がいるのかもですね。
オープニングシーンから「え?ホラー?」と思ってしまいましたが、風雨の中を歩く姿が説得力がありました。赤と白が基調の衣装も良かったです。
ハッピーな泥棒が月を回す。
空想実現集団TOY'sBOX
東京アポロシアター(東京都)
2022/10/13 (木) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/10/15 (土) 16:00
10月15日16時の回観ました。
それぞれの個性が良く出て、楽しそうに演じていて、安心して観ていられました。
ニヤッと笑わせる掛け合いが、楽しかった。
脚本家さんの気配りも良かったと思います。
『地獄変』
芸術家集団 式
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2022/10/15 (土) ~ 2022/10/17 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
よい時間をありがとうございました。お芝居上手かったですね。
旗揚げとは思いしてますませんでした。次回作も期待してます
いびしない愛
ばぶれるりぐる
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/10/13 (木) ~ 2022/10/17 (月)公演終了
人間ぎらい
しんゆりシアター
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2022/10/08 (土) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
冒頭からアルセスト(采澤靖起)が、フィラント(齋藤尊史)のお調子者の愛想のよさをなじる長セリフのシャワー全開。さすがモリエール。シェイクスピア同様、言葉の芸術としての演劇をたっぷり楽しめた。セリメーヌ(那須凛)の登場場面、彼女の社交界のお歴々の空っぽさをユーモアと辛辣さで次々描写するセリフは圧巻だった。
太った年増貴婦人のアルシノエ(頼経明子、派手な帯の黒い和服姿で好演)が、社交界の噂と称してセリメーヌの浮わついた男出入りをやんわり攻めれば、セリメーヌも負けじとアルシノヘの不人気ぶりをあからさまに言う。大変面白い芝居だった。
北則昭の新訳はこなれた日本語で、調子がいい。白い階段を黒子が移動させ、中央の三角の傾斜台をクルクル回して、長台詞に飽きやすいところを、視覚的に変化をつけていた。
ヒロインのセリメーヌが「マダム」とか「++夫人」と呼ばれたり、誰と結婚するかと言われたり、未婚か既婚かと疑問に思ったら、あらすじを見ると未亡人ということで納得。20歳だから相当若い未亡人になる。
ハッピーな泥棒が月を回す。
空想実現集団TOY'sBOX
東京アポロシアター(東京都)
2022/10/13 (木) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/10/15 (土) 13:00
インターネットの匿名型掲示板を舞台に集まった男女5人が、「架空の盗賊団を結成する」というテーマで繰り広げる虚々実々のドラマは、はじめはコミカルに、やがて真実が見え隠れすることでエモーショナルになっていく。#ハピムン
高円寺が踊る
東京高円寺阿波おどり演劇公演
座・高円寺1(東京都)
2022/10/13 (木) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
観てきた☆ 高円寺阿波踊りの歴史を知ることが出来た。第一回のころの白黒写真がスクリーンに映される演出は良かった。ただ一家族の歴史をだらだら見るのは、途中で飽きてしまった。
ハッピーな泥棒が月を回す。
空想実現集団TOY'sBOX
東京アポロシアター(東京都)
2022/10/13 (木) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
実際には顔を会わせてない、演出と現実の演出に素直にすごい!
45分ほどの短めの劇だけど見ごたえがあってちょうどよく、楽しかったです!
違うチームも見に行きます!
ひとりでできるもん!
うずめ劇場
シアター風姿花伝(東京都)
2022/10/12 (水) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/10/14 (金) 19:00
座席1階
漫画家の内田春菊による書き下ろし。若い女性が男尊女卑激しき落語界に飛び込んでいく物語。内田春菊だけでなく、主宰のペーター・ゲスナーも落語家役で登場する。
ペーターが開演前に劇団員の小さな男の子を抱っこして客席へ案内してくれた。すっかりくつろいでいるので演出家はバックヤードかなと思ったら、しっかりと出演していた。
中心となるのは、高校卒業後「落語女子大学」に入学する「蜜子」役の後藤まなみだ。セーラー服姿で高校生として登場したかと思えば、最後はいっぱしの落語家として高座に上がる。切れのある動き、よく通る声。この力演が舞台を支えている。
落語界だけではないのは、近年の有名歌舞伎役者の狼藉ぶりが示しているが、師匠に弟子入りするという徒弟制度はやはり、セクハラ・パワハラの温床らしい。本来であれば「落語女子大学」の講義で取り上げるべきだと思うが、舞台では学生同士の話の中で語られる。「芸のためなら女房も泣かす」というのはもはや通用しない。こうしたところをビシッと突いているのが内田春菊の台本の切れ味のいいところだろう。
ラストシーンまでどんでん返しなく進んでいく。もうひとひねりあってもよかったような気がする。
いびしない愛
ばぶれるりぐる
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/10/13 (木) ~ 2022/10/17 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/10/14 (金) 19:00
初見のユニット。全編土佐弁(幡多弁)で展開される会話劇だが、ニュアンスは分かるものだなぁ。106分。
かつお節工場の控室を舞台に、後を継いだ次女・謎の男・古くからの職人・出戻った長女・若い職人、が展開する物語は、焦点は姉妹の葛藤にあるようだが、ゆったりした展開でやや見えにくいのが惜しい。細かい言葉には分からないところもあるが、ニュアンスは伝わり物語には影響はない。細かいエピソードが多く、私の好みより会話がゆっくり進むので、ちょっとテイストではないなとは思った。役者陣の巧さは伝わる。
SERI(セリ) ひとつのいのち
conSept
博品館劇場(東京都)
2022/10/06 (木) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
月は夜をゆく子のために
トランスレーション・マターズ
すみだパークシアター倉(東京都)
2022/10/08 (土) ~ 2022/10/19 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
食えない人ばかり、その我の強さには狂気すら感じてしまうほど
遺産が入ってくる青年と良からぬ評判のある娘(バックには強欲な父親)との恋の駆け引き。
ロマンチックの欠片もない、こんな空気感の中 一体どうなる事かと思いましたが
前半での怒涛のやり取り、後半に突入して台詞量は減ったというのに濃度が一気に上がっていく感じ
時代やお国柄の違いもあって共感という点ではついていけない部分もありましたが男と女にはいろんなカタチが存在すると痛感
漆黒の中に綺麗を探り当てる刹那
二人の運命が絡み合う濃厚な一夜がそこにはありました、圧巻
『雨の世界』
ウテン結構
サブテレニアン(東京都)
2022/10/14 (金) ~ 2022/10/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★
空調なんとかならなかったんですかね?満席なのはよいことですが、サウナ状態でした。
もうここまでくると換気してるって書いてあっても嘘じゃん!だし、もうここの劇場には行きたくないと思いました。
途中から呼吸も苦しくなり、はやくおわれおわれと願ったため細かい動きが追えておらず。イライラしてたので笑いどころも白けてしまいました。
最初の嵐に傘で立ち向かうマイムがすごくお上手だったなーー!とは思いました。
『雨の世界』
ウテン結構
サブテレニアン(東京都)
2022/10/14 (金) ~ 2022/10/18 (火)公演終了
夢 相 心-Mu sou shin-
劇団まっコイ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2022/10/14 (金) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
素直に良かった。異なる2つの場合をシンクロさせながら進む。準主役の人がコロナで、朗読となっていたが、こんな対応も有りだなと感じた。他の役者のことを考えると良い選択だと思う😁
『雨の世界』
ウテン結構
サブテレニアン(東京都)
2022/10/14 (金) ~ 2022/10/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/10/14 (金) 15:05
雨女の理由・嵐の理由はともかく、開演時間05分の理由はよくわからない。
精神病院つばき荘
トレンブルシアター
シアター711(東京都)
2022/10/12 (水) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/10/14 (金) 14:00
座席1階
以前から見たかったこの舞台。ようやく見ることができた。下北沢の小劇場は補助席まで出す満席。小劇場ファンだけでなく、日ごろは下北沢など来ないように思われるお客さんも多かった。日本の精神医療の恐ろしさを感じている人が多いからかもしれない。
舞台は、男性患者に院長が集会での発言を頼む(病院側の意に沿うように強要する)場面から始まる。患者と院長の会話を聞いていると、患者が冷静に答えているのに対して院長は突然主治医を自分に変更したり、めちゃくちゃぶりが最初から際立つ。患者が言うことを聞かないとみるや、院長は強制隔離の書面を作って一方的に読み上げる。看護師が止めようとするが止められるものではない。患者は隔離の部屋に閉じ込められる。
原発事故と絡めた展開になっているところが示唆的だ。東日本大震災では原発が爆発したときに精神科病院の患者らが取り残され、避難中のバスや搬送先で数十人が亡くなるという悲劇が起きた。災害や戦争などの非常時に真っ先に切り捨てられるのがこうした患者たちであり、障害を持つ人々であると世の中に赤裸々に示した。このあたりが、精神科医から劇作家に転じたくるみざわしんの「原点」とも言える場面だ。
舞台では、1964年に米国の駐日大使ライシャワー氏が精神疾患歴のある青年に刺されるという事件が起き、日本に精神病院がたくさん建てられたという歴史も述べられる。精神科のベッド数は外国と比べても日本は断トツで多く、精神病患者は病院に閉じ込めておくという発想が一般の人も含めて定着し続けている。安倍総理銃撃事件でもそうだが、被疑者の精神鑑定が行われることは多い。犯罪が精神疾患によるものという司法判断が出た場合、患者(被疑者)には刑罰ではなく入院・通院治療が行われる。これは個人的な感想だが、ここでも入院で社会から遠ざけておくという発想が残っているような気がする。精神科病院が「迷惑施設」と言われるように、入院患者はいつ犯罪を犯すか分からない怖い人、というイメージがまだ根強い。
ここ数年、ようやく精神疾患の入院患者を退院させ、社会の中で共に生きるための支援を手厚くする方向に向かっているが、現実はまだ、26万人もの入院患者がおり、ベッド数もそれほど減っているわけでない。舞台ではこのような精神疾患患者たちの強烈な人権侵害について、いまだ問題になっている身体拘束も含めて分かりやすく提示される。
メディアが真正面から扱おうとしない精神科病院の実態。演劇だからこそ世の中にしっかりと示せるのだろう。この戯曲は現実を「告発」する大きな力を持っている。劇中の、「自分たちは大きなものに見放されている」というせりふが心を刺す。大きなものというのは政府、精神保健行政だ。多くの人が見るべきだと思う。
ぴえろ
タクフェス
サンシャイン劇場(東京都)
2022/10/07 (金) ~ 2022/10/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
客席からは絶えず笑い声が溢れていました。ちょっとしたことでも客席の反応をしっかり頂く宅間式、くどいくらいの笑いネタ量に少し疲れましたが、しっかりの心に響くストーリーだったと思います。確かになんだかすっきりしないラストトと私も感じました。共存していくラストもありじゃないかと思ったんですけど・・・。
個人的に、鈴木紗理奈さんが実に美しく、そして切ない存在であったことが印象的でした。
足跡
さるしばい
萬劇場(東京都)
2022/10/06 (木) ~ 2022/10/16 (日)公演終了