ミュージカル『CATsLa』
呼華歌劇団KOHANA
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了
Dramatic Jam 4
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2023/01/13 (金) ~ 2023/01/19 (木)公演終了
実演鑑賞
「アレルギー」懐かしいなあ。
コロナ禍の実質ロックダウン空けに最初に見たのがこの劇でした。
あの時は、この一本だけの公演でした。
三文姉妹
T-works
「劇」小劇場(東京都)
2023/01/24 (火) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
俳優さん皆好演して、楽しい空気も伝わりアイデアもとても良かったんだけど、如何せん舞台が見づらい(見切れ席が多かった気がする)ので内容が全く頭に入ってこない。
座席がもし独立・可動式なら体の向きを変え多少観やすくなったのだが。
でも、寝ている人が多かったのは、なにも座席の位置や大寒波だけの問題ではない気も。
時をちぎれ
劇団青年座
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
健康サプリ「減量丸(がん)」が主力商品の「嶺岡(みねおか)幕府商事」。現代のパワハラ、派閥抗争を、室町幕府の意匠をまとわせて展開する。副社長(鎌倉公方=くぼう、元社長夫人=野々村のん)の専横を軸に、パワハラ上司は関東管領(石井淳)や侍所長官(麻生侑里)。地方からの新人(小暮智美)は参勤交代(江戸時代だけど)とよばれ、謀反に失敗した社員は「奉公人」に格下げなど。ワンマン会社のパワハラ構造をどう改革するかという現代的テーマを、大人のごっこ遊びのごとく、楽しく笑いとともに見せてくれた。(時に、友情のひびや、挫折の苦みもこめて)
元・現不倫相手、片思いなど社内の隠れた人間関係や、夫婦(今回はないが親族)関係を隠し味とするのはさすがの土田英生流。女性にだらしない問注所長官(人事部長)の青山(綱島郷太郎)が、自分を「だらしない人間だ。反省している」と言いながら、「でも反省も疑わしい」と自分で自分に突っ込みを入れるシーンは爆笑だった。
そしてなにより社長=将軍役の山路和弘が抜群だった。実にひょうひょうとして自然体で、何をやってもかわいげがあり、ほれぼれした。
1時間55分。逆転に次ぐ逆転の展開を2時間以内に収め、ぜい肉を絞った舞台もよかった。セリフ量も抑えられて間合いや繰り返しを生かす余裕があり、ぜい肉を絞った楽しめる舞台だった。
『キレナイ/Dear Me!』
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
#キレナイディアミー Dear Me!観劇 飛び道具が飛び道具で終わってないのが好感持てた。どこまでが脚本でどこまでが演出なのかは分からないがとても丁寧な感じ。特に後半のお芝居はテンポ良く見応えがあった
あでな//いある
ほろびて/horobite
こまばアゴラ劇場(東京都)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
学生劇団出身らしい都会風な現代青春後期劇である。作者は四十歳半ば、劇団員もおおむねそのあたりで固めている。
青春劇だからそれぞれのタイプを対立させて描いていくが、軍に入って世を正したいという青年がかなり丁寧に追われているのは珍しい。それに対するのは女性の美容師。仲間にアジア人の日本在住35年の整体師。口は立つのにあっさり騙されて妊娠して捨てられる女性、彼女の元を離れられない意気地のない肥満男、食肉生産工場で神経を病む中年の男、浮浪者取り締まりを請け負う男、などが登場する。個々の話も人物もうまいが類型的だ。
エピソードを重ねていく手法で、話の運びは抽象劇と日常会話劇を混ぜた調子で、それはそれで良く纏まっていて、飽きないで見られるが、見ているうちに80年代に流行ったにぎやかな小劇場のいくつかを思い出した.あれはもういいとなったはずじゃなかったのか。
ひねり玉のつもりかもしれないが小洒落ているが力がない。引きこもりの右翼青年なんか面白いのに、説明が先に立つ。せっかく切り込めるところなのに尻すぼみ。思い切って突っ込むところがない。
この調子では、現代リアルの若い加藤拓也に、内容だけでなく技術的にもかなわない。「ほろびて」なんて縁起の悪い劇団名だ、と言われないように生き生きした劇世界を表現してほしい。
Go Let It Out
演劇企画アクタージュ
荻窪小劇場(東京都)
2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
久しぶりに劇場で観劇させていただいた。
以前の作品ともまた違う、最後まで予想を裏切る展開でラストまであっという間だった。
本来、もやもやする物語は苦手だったが、演者の皆様の迫る演技に思わず息をのみ、内容を考察してしまう。
各演者がそれぞれの役回りをこなしていることで、精密に組みあがった作品のように感じる。
コロナ禍でありながら劇団員も増えたとのことで、これからも期待したい。
GOOD BOYS
TAAC
新宿シアタートップス(東京都)
2023/01/18 (水) ~ 2023/01/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
暗闇の中の会話から始まる。二人の子供とお婆さんの声。しかしこのお婆さんの声がおとぎ話の魔法使いのようなわざとらしいダミ声で最初から違和感がある。その後も泣くべきか、怒るべきか、はたまた笑うべきか喜ぶべきか困ってしまう場面が続く。30分以上してようやくこれはファンタジーなのだと気が付いた。そう思って観ればいろいろ合点が行くのだか今度は何が面白いのかが見えなくなる。ううむ何なんだろう。この疑問は観劇後、以下のように氷解する。
作者は「ステージナタリー」「MOTION GALLERY」などでアゴタ・クリストフ『悪童日記』を下敷きにしたと語っている。Wikipediaで『悪童日記』の項目を読むと大きなプロットはほぼそのままに戦時下のハンガリーから現代の日本に設定を変えていることが分かる。したがって不自然に感じる部分が沢山出て来るのは当然である。原作を読んでみると中身はまるで違っているし、この舞台の主題として価値や本質を見抜く力ということがあるので特に原作表記はしていないのだろう。
家の外壁を回すという大技の意味が分からなかったのだが uzさんの「観てきた!」で合点した。日記がめくられて行く(=時間が経って行く)イメージなのだ。しかしゆっくり回すときは良いのだが早く回すとホコリが舞ってスモークをたいたようになる。マスクはむしろこの対策に有効だ。
エンケラドスの水
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
ミュージカル「進撃の巨人」
「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会
⽇本⻘年館ホール(東京都)
2023/01/14 (土) ~ 2023/01/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
何がどう変わったのかよく分からないのだけれども、良かった!!
初日よりずーーーっと良かった。私の見る姿勢も違っていたかもしれない。
千秋楽のチケットも取れば良かったと思わないでも無いが、チケット代がねえ。
血の婚礼
劇団東京座
中野スタジオあくとれ(東京都)
2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/01/21 (土) 18:30
ガルシア·ロルカ作『血の婚礼』という何ともおぞましく、血生臭い感じを連想させるタイトルと、CoRich舞台芸術!に載っている不穏な雰囲気が出ているチラシを見て、かなり期待に胸膨らませて観に行った。
最初のほうの場面で息子にどこか不穏な感じを感じさせるぐらいに異常に依存し、ある一族に対して狂気じみて執着し、憎んでいる母親が登場し、途中で死神を具現化したような、闇を具現化したような怪しく、どこか底しれない怖さを持った老婆が登場したり、敵対する一族の若者で気性が激しく、自由気ままで、粗野な男レオナルドが出てきたりと一癖も二癖も癖が強く、個性的でアクの強い登場人物が登場し、シリアスな音楽も相まって、この劇の緊迫感、得体の知れない恐怖、暗闇の場面が多いことによる心理的に不安や恐怖を煽る演出、小さな劇場を見事なまでに使い切った臨場感、一体感が相まって、気付くと、その禍々しく、血生臭く、呪わしく、恐ろしい劇世界のなかに没入していた。
死神を具現化したような、闇を具現化したような怪しく、どこか底の知れない怖さを持った老婆を演じた俳優が、手足がまるで骸骨のように痩せ細り、顔も極端に骨張って見え、声も含めて、観客に恐怖を与えるの十分な肉体を使った演技で、才能を感じた。
花嫁役を演じた役者は、あんまり色気が出せてはいなかったのは難だったが、二人の男が自分を巡って闘って、二人共命を落としたあとの気丈な振る舞いの演技は迫真に迫っており、見事だった。
昔の恋人レオナルド役の俳優の今の奥さんに対してのDVじみた演技や、花嫁に対して粗暴でありながらどこか女性を惹き付ける魅力、どこか憎めない感じが滲み出ていて良かった。
母親役を演じた役者は、息子に対して異常に依存している感じは現れていたものの、ある一族に対して狂気じみて執着し、憎んでいる感じは出し切れていないのが非常に残念だった。
息子役の俳優は、好青年役のときは比較的上手かったが、復讐の鬼となり変わってからも、あんまり変わって見えなかったので、俳優の伸びしろの限界を感じた。
ガルシア·ロルカの『血の婚礼』という作品自体は何となく知っていたので、劇団東京座がどう料理してくれるのかと過度に期待して観に行ったら、肝心の男同士の殺し合いの場面がはっきりと描かれなかったので、拍子抜けして、かなりがっかりした。
明日の幸福
diamond-Z
日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
『キレナイ/Dear Me!』
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
『キレナイ/Dear Me!』
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
キレナイを観劇 時間を聞いてちょっと長いかと思いましたがテンポが良く飽きずに見られました コメディー寄りの内容ですが基本飛び道具的なネタでない笑いでストーリーの流れと合わせてじわりと笑いが起こる方向でとても好き
ラブ・フォーティ
南森町グラスホッパーズ
中崎町ギャラリー&カフェ MATSURI(大阪府)
2023/01/23 (月) ~ 2023/01/24 (火)公演終了
『キレナイ/Dear Me!』
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「Dear Me!」観劇。夜間保育園の現状と課題を描いた1時間50分の舞台でしたが、複数のエピソードが盛り込まれ、実に見応え十分の舞台でした。脚本も実に面白く、また9人のキャスト陣も素晴らしい。笑いを散りばめたコメディ調ですが、メッセージ性もあり、お薦めの舞台です。観劇後は、温かく優しい気持ちになれました。
ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」
明治座
明治座(東京都)
2023/01/07 (土) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
オープニングから圧倒される。別所さんてこんなに凄い人だった?続く今さん、岡さん、実力者の品格を感じさせる。そしてそして中川さんの劇場の中に広がる歌声の素晴らしさ!!更に藤岡さんのダンテがまた凄い!一気に舞台の雰囲気を変えてしまう迫力!(間合いが悪くて拍手出来ずに申し訳ない気持ちになった。心の中で盛大に拍手してました!)聞いているだけでも素晴らしい舞台。しかし、それだけでなく、シンプルなセットの多様性も見逃せないし、演出も面白い。ストーリーも実に心を惹きつける内容で、続きがどうしても観たくなってしまった。次回作切に切に期待します!
『キレナイ/Dear Me!』
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め 【Dear Me!】
川崎駅東口の繁華街ど真ん中にある夜間保育園、その名も「にしぐちほいくえん」が舞台。そこで働く人々と 子供を預ける親たちが織りなす人生模様、それを笑いと涙で綴る感動作。
保育園だが、大人びた子供が1人登場するだけで、基本 子供たちは登場しない。それでも そこが保育園であることが自ずと分かる演出が素晴らしい。そして保育園が抱える問題は時と場所に関係なく、そこで働く人と親にいろいろな問題や課題を負わせる。特に深夜保育というだけあって問題は深刻なはずだが…。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし)
『キレナイ/Dear Me!』
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め 【キレナイ】
いろいろな意味で「キレナイ」人々を優しく、そして温かく見守るような物語。舞台は川崎にある美容室「PAZ」、そこで働く人が抱える青春事情ならぬ「精神事情」を問題として負わせる。しかし、けっして乗り越えられないコトではなく、それを克服しようとする姿が共感と感動を呼ぶ。
この美容室、あまり流行っていないというが、逆にそれが客の一人ひとりと向き合える時間になっている。店の人々と客との面白可笑しい会話がテンポ良く展開していく。
全体を通して癒やしと逞しさ。コロナ禍という閉塞状況だからこそ、この公演からは、地域に根ざし明るく強かに生きていく、を強く感じる。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし)
APOFES2023
アポックひとり芝居フェスティバル
APOCシアター(東京都)
2023/01/14 (土) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/01/23 (月)
価格1,000円
湯の佳世『さなぎの家庭』を動画配信で視聴。
育児の大変さもだけど、子を産み・育てることへの決意のさまが伝わってきた…
と門外漢のオッサンは感じた50分3本勝負。
【追記】
2本目のアコーディオン編、(短編としては面白いが)3本の中での位置づけが自分にはイマイチ、ピンと来ませんでした。