最新の観てきた!クチコミ一覧

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にぶいちの失明

にぶいちの失明

山田ジャパン

新宿シアタートップス(東京都)

2022/11/03 (木) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

グッバイ ロビンソン

グッバイ ロビンソン

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2022/10/26 (水) ~ 2022/10/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/10/28 (金) 14:00

全地球的に特殊な状況に陥ってしまった世界の中でも仕事やら何やら「日常生活」を続ける人々……が、彼らにはそれぞれ悩みや迷いがあり、な物語。
公表されているあらすじからSF系かと思いきや実はしっかりした人間ドラマ。そして「ひたすらポジティブ」な落としどころとその後の幕切れが何ともステキ。
また、劇中の「あの設定」は実はイマの世の中の「アレ」の隠喩ではないか?と思って大いに納得。
今を生きる我々へのエールと提言、しかと受け取りました♪

今貂子舞踏公演「彗星」

今貂子舞踏公演「彗星」

舞踏カンパニー倚羅座

アバンギルド(京都府)

2022/11/03 (木) ~ 2022/11/07 (月)公演終了

満足度★★★★

舞踏を初体験。観るもの全てが凄かった。半分以上が外国人で、最後はブラボーの連呼。アート🎨なんだろう‼️

如月葵芸能事務所

如月葵芸能事務所

株式会社ALL GREEN

シアター・アルファ東京(東京都)

2022/11/03 (木) ~ 2022/11/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです!
ストーリーが分かり易く、肩肘張らず楽しめる作品でした。
役者さん達は個性的なキャラクターを好演していて、みな良い味を出していました。
笑いあり、涙あり、感動あり、芸能界の裏を覗けた気がしました。
楽しい時間を過ごしました。大満足でした!

Heart of Stone

Heart of Stone

DANCETERIA-ANNEX

大倉山記念館(神奈川県)

2022/10/24 (月) ~ 2022/10/27 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/10/26 (水) 15:00

やっぱりダンテリは演出、脚本が唯一無二で面白い。他では観ることの出来ない舞台があると思う。
毎回の公演が、さらに楽しみになってきた。

猫、獅子になる

猫、獅子になる

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2022/11/04 (金) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

30年以上引きこもっている人間は、
引きこもった瞬間から時間が停止している、
私の弟も引きこもりみたいなもので現在や未来の話はせず
いつも過去の話ばかりする。
そういう意味では中学の頃の台本をいつまでも持っていたり、
過去の苦しみに囚われているのはなんとなく納得できる。

しかし、30年以上も引きこもっている人間に演じてもらおうという考えが
どうしても理解できない部分もあった。最後のあの偶然も決め台詞を言わせるためには
必要不可欠だったのだろうか。

ムサシ

ムサシ

ホリプロ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2021/09/02 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

帰ってきたという感慨と
蜷川演出の方が好きだったという正直な思い

一流の役者がはしゃぐのを観るのは楽しく懐かしさはあったが、そこにどれほどの統制があるのか
縄で繋がれる場面は初演の方が断然面白いし、長くても持っていた
客観視されたなかでの遊び心がこの作品に必要なのではないか

踊らぬサロメ、きみがすき。

踊らぬサロメ、きみがすき。

あんよはじょうず。

王子小劇場(東京都)

2022/05/18 (水) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

黒壁へのタイマー投影での始まり方
ギャラリーでスポットライトを役者が使うラスト
シンプルだが、劇場を効果的に使っていた

RENT レント

RENT レント

キョードー東京

東急シアターオーブ(東京都)

2022/05/18 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ストーリーは一世代前のステレオタイプな価値観に思え、普遍性がうすいように感じた

しかし、名曲SEASONS OF LOVEはやはり素晴らしい。52万5600分という1年をどうやって数えようかという歌詞は、問題を抱えている人にとっての人生のかけがえのなさをというテーマに力強く迫り、作者が急死したことにもリンクし複合的に作品を支えている。

仮面音楽祭

仮面音楽祭

藤原たまえプロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2022/11/02 (水) ~ 2022/11/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

歌って踊って手拍子ありペンライト振りのお祭り演劇も演劇ファンとしてかしこまらず、リラックスして観る事ができたのがよかったし、客席と舞台が一体となって盛り上がったのが、なによりもよかったです。

通し狂言 義経千本桜

通し狂言 義経千本桜

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2022/10/01 (土) ~ 2022/10/26 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

A,B,Cプロに分けてのスケジュールや、開演前の映像など見やすい気配りが感じられた。

特にBプロがよく感じた。
菊之助のいがみの権太は、小気味良く、最期の息絶えだえの台詞にはとても引き込まれた

ジャージー・ボーイズ

ジャージー・ボーイズ

東宝

日生劇場(東京都)

2022/10/06 (木) ~ 2022/10/29 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ブラックチームを観劇。役者さん同士の掛け合いも歌もとても安定していた。

演出が素晴らしかった。開演してすぐの映像と音楽によるワクワク感で高揚した。

カメラを使った演出はもちろん、上下構造や、人物があるシーンを見ているように配置するのも見事だと思いました。その場にいない登場人物同士が、演出の処理によりうまく繋がっていました。


これからご覧になる方は、開演前の着替えや客席が映されるカメラなどを楽しむために10分ほど前には客席に着くことをおすすめします。

サド侯爵夫人

サド侯爵夫人

遊戯空間

銕仙会能楽研修所(東京都)

2022/11/05 (土) ~ 2022/11/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

三島由紀夫の台詞や世界観を役者が体現していたと思います。発声佇まいも素晴らしかったです。

一方で能舞台であったのは挑戦的だと思ったのですが、そのことによってこれまでのこの戯曲の上演を越えられたとは私には思えませんでした
けれど、大切な試みだとは思います

「カレル・チャペック〜水の足音〜」

「カレル・チャペック〜水の足音〜」

劇団印象-indian elephant-

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2022/10/07 (金) ~ 2022/10/10 (月)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

「国家と芸術家」シリーズ三部作、の最終作。・・と書いたが(何処かでそう目にしたと思って探したが行き当たらず)、ケストナー、藤田嗣治、ジョージ・オーウェルの続き四作目。
劇場が狭かった前二作から芸劇へ。それに題材がカレル・チャペックという事で今回は劇場で観たい!と思っていたが結局、3度目の配信鑑賞となった。
配信についても、前二作に比べ映像が断然良く、見返す事なく一回の視聴で台詞が聞き取れ、前方席での観劇気分を味わえた。
だがもっと驚いたのは舞台の完成度、テキストの深さ、巧さ(執筆の神が味方したかのような..)である。
チャペックと言えば「山椒魚戦争」を書いた著名な作家の一人であるが、演劇への関心から知り直した人物でもある。劇場で観た彼の戯曲「R.U.R」(ハツビロコウ)「母」(コットーネ)はいずれも「戦争」に触れた品だったが、本作もチャペックが執筆に生きた第一次大戦と第二次大戦の戦間期が舞台となり、大戦後誕生した民主国家チェコがやがてナチスの台頭した大国ドイツに翻弄される軌跡と密にドラマが進む。
舞台はチャペックと兄ヨーゼフの家族=妻と幼い娘が住む家。若いチャペックがフラれたばかりの初恋の女性、彼女が交際する事になる新国家の大統領の息子、大統領本人、チャペック兄弟の親友、それにこの世ならぬ謎の女が訪れる。家族の葛藤と克服、逃れる事のできない国家と歴史の状況の中で精一杯生きる人間たちの人生が美しく刻まれていた。
配信では避けていた☆5を付けた。

物理的な圧力に晒された人々が、勝ち取った自由を手放さざるを得ない現実に直面する光景に、つい重ねてしまうのはわが国の事。日本は敗北を喫しつつあるが、これに関する報道は殆どなく、今どういう覚悟をせねばならないかを考える契機は希薄である。
カレルと周囲の人物たちは苦境に悶えながらそれを克服する精神、歩き方を手にし、生を全うしようとする。早晩朽ちて国もろとも凋落させるだろう効用のなくなったシステムを温存し、「改革」のポーズだけを取ってその場をやり過ごす(その実やり遂げようとしているのは売国的な政策)我が国の中枢を、「それ」としてありのままに見る事・・舞台がくれた勇気を、今以上にゲンジツを見る態度に向けるよう促されている気が個人的にしている。

イヌの仇討

イヌの仇討

こまつ座

紀伊國屋ホール(東京都)

2022/11/03 (木) ~ 2022/11/12 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

8000円という高いチケット代を払うのはこまつ座だから
安心して観劇できるだろうと思っていつも購入している。

井上ひさしの脚本は今回もよく満足のいくものでしたが
会場内に携帯電話抑制装置がないため、通知音がよく鳴っていたのが残念。

演者の方で体調が悪かったのか、台詞が飛びまくっていた。
舞台は生ものだから仕方ないが、何回もそういう場面があると集中力が途切れる。

仮面音楽祭

仮面音楽祭

藤原たまえプロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2022/11/02 (水) ~ 2022/11/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
「仮面音楽祭」らしく、受付やプロデューサーの藤原たまえさんが、仮面を頭に付けてお出迎えしてくれる。まずは、祝祭の雰囲気作りをするといった配慮が愉しい。
可笑しくて 大いに笑った。この面白さを 自分の拙文で表現しようとしても無理だぁ。
常態と狂態が混じり合った混沌とした世界、そこに足を踏み入れた男女が巻き起こす抱腹絶倒の物語。快と楽の迷路の果てに見えた光景は…。

劇団ポツドールの「愛の渦」のような見知らぬ男女による一夜の狂乱だが、「愛の渦」のような性欲ではなく、何方かと言えば性抑であり生欲という 前向きな人生を思わせるラストだ。結局名前も分からず別れていく、そこに大都会 東京の哀愁を観るようだ。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台は、相席酒場「ミラクル」という合コン専門店。中央にソファとテーブル、その上にはカラオケのリモコン、上手奥に別場所を表すクッション、下手に部屋ドアがある。シンプルであるが、物語を描くには十分なセットである。面識のない男女が出会いを求めて夜な夜な集まってくる。

男女各4人の客と店員2人の計10人の歌とダンスで綴る人生の悲哀であり応援歌のような公演。ラストはしみじみと余韻を残す秀作。面白いのは人物造形で、(心に仮面を付けたような)お互いの素性を知らない 個性豊かな人々が、いつの間にか自分の悩みや苦労を語り出す。知らない者同士(役名はなく 男女とも1~4、店員も1~2である)、遠慮しつつ様子見の会話(常態)であったが、店員が勧める 銘酒「飲んだら危険」というアルコールを飲んだら、一転 泥酔した狂(嬌)態になる。

序盤、同棲しているカップルが、それぞれ相手に内緒でこの合コンに参加し鉢合わせをするという波乱の幕開け。この修羅場が圧巻で見どころの一つ。お互いが顔に水をかけたり頭から流したりと、体を張った演技をする。気まずい雰囲気から、それぞれの人間性ー本性へ、その化けの皮が剝がれていく。裏表がないのは、山田瑞紀サンが演じる流しのタンバリニストぐらいか。彼の短パン衣装や風貌・タトゥーが強烈で、一瞬にして空気(感)が変わる。

人生は傷つくことの繰り返し、それを何度も乗り越える。別れ話に准えて、人生は何度でもやり直せるは、リストラされた男や非モテ男への励ましか。江上剛の小説「人生に七味あり」〈うらみ・つらみ・ねたみ・そねみ・いやみ・ひがみ・やっかみ〉の人生七味唐辛子を思い出す。それが人生に深い味をつけ、人間味を増していく。それこそが、人間の祝祭〈生存〉を意味しているよう。
勿論、歌はその場景に合った選曲をし、情感たっぷりに歌い上げる。
次回公演も楽しみにしております。
私の一ヶ月

私の一ヶ月

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2022/11/02 (水) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

新国立劇場で「私の一ヶ月」を観劇してきました。
役者さんの演技など表面に出てるものの効果が素晴らしかったから、私の残念な気持ちも強いのかもしれないけれど、この話、脚本の設定の一部に「大学図書館の閉架書庫」「(中途採用の)職員」が出てくる点、誤解を招くセリフや状況があります。

大学図書館の学生アルバイトに対して職員が「時給の発生する休憩」と告げる、導入部の台詞は衝撃的なほど、現実の大学図書館の状況とかけ離れています。

お芝居としてはそれなりに飽きない構成だったけれど、脚本の設定がなってない。
中途採用で、司書資格しか持ってない人が正職員になれるほど甘い業界ではないです。
お芝居としてはたぶん、ほかに良いところもあったし、本の流通に対する問題意識、人間どうしの交流過程、「司書ってもっと評価されていい職業だと思ったんだ」という台詞もあったんだけど、とにかく設定がこれではいろいろ失敗しています。

コロナ禍で停滞して苦境に立たされた演劇界の脚本家が、大学図書館の職員に嫉妬して、わざとねじ曲がった表現をした可能性もあると、残念に思いました。

仮面音楽祭

仮面音楽祭

藤原たまえプロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2022/11/02 (水) ~ 2022/11/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

残念ながらチケプレには外れてしまったのですが、コナンさんが絶賛していたので観に行ってしまいました。
行って良かったです!面白かった!カラオケにも合コンにも縁はないですが、今時はこんなシステム(相席)があるんですね。そこに集ってしまった男女の組み合わせが笑えました。男女の仲も、女友達も、おかしくもあり、ほろ苦くもあり。
個人的にはタンバリンマン?の歌をもっと聞きたかったです。

VANYA‼︎

VANYA‼︎

人間劇場

SPACE EDGE(東京都)

2022/11/03 (木) ~ 2022/11/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

魅力的な役者さんが多く、引き込まれました。ほとばしる「若さ」を感じながら、一緒に踊りたくなりました。楽しい時間をありがとう。

ネタバレBOX

やはり暴力はだめですよね。
藤原さんのドライブ

藤原さんのドライブ

燐光群

座・高円寺1(東京都)

2022/11/04 (金) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 傑作、華5つ☆。昨日といい、本日といい傑作に立て続けで出逢うことができた。今作もまた今年拝見した全作品の中でトップを競う作品の一つである。まだ席に余裕がある、ぜひ観ておくべし!(これから食事を作って食べる、追記後送)

ネタバレBOX

 燐光群は演出も坂手氏が兼任しているが、役者陣のレベルが高いことは観て居る方々が良く御存知の通りである。そして、今作には今迄燐光群が上演してきた様々な作品を書く為に坂手氏自身が取材させて頂き多くのことを学んだ経験が活かされている。一応それらの作品名を挙げておく。「カウラの班長会議」、「お召し列車」の二作品だ。これらの作品を創作する取材の中で坂手氏はハンセン病に出会い、深く考えるようになった。そういった経緯からだろうか。もっと若い頃の複式夢幻能という発想を軸に創作されていた作品群とは可成り肌合いの異なる作品になっている。複式夢幻能とおっしゃっていた頃の作品群は、より抽象度が高かったように思われるのだ。それは、若い才能の必然でもある。というのも若者に欠けている体験を理論でカヴァーしていたからである。それに比して今作は人生体験も増し表現活動にずっとキチンと関わり合ってきた人間としての積み重ねがより濃く深く顕れている。つまりこの戯曲は、脚本として用いられている単語の一つ一つが在るべき場所に在るべき形で描かれているのである。この優れた脚本の特性を役者陣が見事に身体化している。こんなに素晴らしいことはめったに起こることでは無い。それが起こっているのだ!

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