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冬物語

冬物語

演劇ユニットLABO!

すみだパークシアター倉(東京都)

2022/11/11 (金) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/11 (金) 14:00

元NOISEのメンバーによるユニット。シェイクスピアらしいシェイクスピアだった。楽しい!(5分押し)79分(休憩13分)90分。
 シェイクスピア作品の中で初めて観る戯曲。2幕の前半では、勘違いから起こる悲劇が重々しく描かれ、後半は祝祭的な印象を濃くして、ハッピーなエンディングに向かう。言葉の美しさに現代口語的なセリフも混ぜて、分かりやすい物語になり、近藤達郎による生演奏を加えた歌とダンスも楽しく、3時間が気にならない舞台だった。
 劇団 tea for two の西尾早智子が出演というので観に行ったが、従来にない役柄を好演。その他、役者陣の巧さを感じる芝居だった。

ことばにない【京都公演中止】

ことばにない【京都公演中止】

ムニ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/11/03 (木) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/12 (土) 11:00

座席1階

午前11時開演で、2回の休憩を挟み劇場を出たのは午後3時半。4時間を超える長さで客席も役者もお昼ご飯は抜き! でもその長さを感じさせない、充実した内容だった。このチャレンジングな設定は成功を収めたといってよい。

まず、舞台転換にリズムがあって観客を飽きさせない。次の場面に出てくる役者を、まだその前の場面が続いているなかで照明を落としたスペースに登場させて転換とともにスイッチ。演技を終えた役者はしばらくその場にいて、タイミングよく舞台から出る。カフェ、ソファがあるリビング、事務所、乗用車の中など小道具もうまく使ってまったく違和感を感じさせないスピーディーな舞台進行だ。
舞台の床、そして奥の壁に向かってのデザインが斬新だった。物語の中身や舞台設定とは直接関係ない、デザインとしての装飾。あまり見たことのない舞台美術の一環だ。これを指揮したスタッフには敬意を表したい。すてきなデザインでした。

そして物語。演劇部の顧問をしていた女性教師が書き溜めた戯曲の束を遺して死亡し、その葬式の挨拶からスタートする。演劇部には仲のいい4人の女の子がいて、物語はこの4人を中心に進んでいくが、その一人に亡くなった女性の息子が母の遺品の戯曲を送り付け、その内容が本人がレズビアンであることをカミングアウトする内容だったことで、話が動く。4人は演劇の市民ワークショップに参加するなど卒業後も何らかの形で演劇にかかわっているが、果たしてこの戯曲を上演すべきかどうか-。
面白かったのは、市民参加の演劇ワークショップが実際に舞台上で行われたことだ。役者さん志望の若者ならなじみのあるものかもしれないが、そうでなければ「こんなことをするのか」と新鮮に映る。また、女の子4人の微妙な関係、会話もうまく表現されていた。この4時間という長編での膨大なせりふは大変だったと思われるが、役者たちはしっかりこなしていた。よく鍛えられている印象だ。

驚くべきことに、これは「前半」なのだという。また、来年に同じくらいの上演時間で後編が演じられるとのことだ。実際、終幕では明らかに「後編へ続く」という形で展開した。
客席のいすには柔らかなクッションがあり、長時間の鑑賞に配慮されている。2回の10分間の休憩ではトイレに行列ができるが、アゴラ劇場のトイレは男女同数の個室トイレがあって、ジェンダーフリーを感じた。客席数も絞ってある。劇団の心意気だろう。劇場を出たら早くも夕刻だったが、価値ある4時間だった。

ルードヴィヒ

ルードヴィヒ

ミュージカル『ルードヴィヒ』製作委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2022/10/29 (土) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

主演の中村倫也さんの演技・歌は、何度も見たり聞いたりしていたけれど、その想像を簡単に超えてきた感じです。中村倫也さん、本当に何者なの。。。。

ネタバレBOX

主演は中村倫也さんですが、福士誠治さんとのW主演と言っても良いほどです。
一貫してルードヴィヒを演じるのは中村倫也さんですが、福士誠治さんは老いたルードヴィヒの他にも、甥っ子カールの青年期など、さまざまな役を演じ分け、ほぼこの2人でお芝居が出来上がっていると言っても良いほど。
2人の歌唱力に支配され続ける、2時間のノンストップミュージカルです。

序盤からかなりのスピードで話が進むので、お芝居やミュージカル慣れしていない方には、話について行くのが難しいかも知れません。
あと大音量の演出なので、苦手な方もいるのかも?と思いました。
私は天才ベートーヴェンの圧を、音響と共に感じ、音が大きいのも楽しめました。

中村倫也さん、歌のグレードが上がってました。感情の細やかな表現もさすがでした。そして頭の先から足先まで、全身でお芝居をされていて、まさに全身全霊。
トップ俳優のこんな姿は、なかなか見られないと思います。
秘密結社のつくり方

秘密結社のつくり方

ACファクトリー

シアターサンモール(東京都)

2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/11/11 (金) 19:00

座席1階G列2番

価格5,500円

菅原ブリタニーさんが初のアクション!とのことで、ACファクトリーさん初見でした。
サンモールは何度も行ってる会場ですが、ロビー要所での案内スタッフは劇団員さんでしょうか…?
案内声出しや接し方、とてもよかったです!

他の役者さんを知らないので、帰りにパンフを購入しましたが、役者紹介のみで役柄が載ってない。。
入場時に渡された白い用紙に役名=役者名が載ってるので捨てないように…!

ネタバレBOX

ブリちゃんの演技は何十回と見てきましたが、女優さんとしてとても成長したなと!
自分の正体を明かすシーンのシリアスな感じや、アクションでの女性なのにたくましい感じとか、とてもかっこよかった☆

秘密結社、洗脳とか難しいワードもあったけど、コミカルな笑いや二人の刑事が息抜きになって、力まず最後まで楽しめました。
田舎あるあるで、あの家族には今後ものんびり過ごしてほしい。。ほのぼのしました
コノハナノサクヤヒメ

コノハナノサクヤヒメ

CHAiroiPLIN

国際文化ホール(東京都)

2022/11/11 (金) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ちょっといつものプリンとは感じが違ったけど、観れて良かった☆
ヒトラー最高でした☆

ダンスピアの消失

ダンスピアの消失

ENG

六行会ホール(東京都)

2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても素晴らしかった。
物語の筋自体はごくシンプルなものですが、やはりダンスが出色、かつ、シナリオに必要不可欠な要素として、ダンスが取り込まれている。

この作品はプロデューサー松本稽古さんの熱意と振付師としての力量の賜物なのだろう‥と思いました。

勢いでBlu-ray予約してしまったので、届くまでにプレイヤー買っとこうと思います。

秘密結社のつくり方

秘密結社のつくり方

ACファクトリー

シアターサンモール(東京都)

2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めて観劇する劇団さんでしたが、今まで観れなかったのが悔やまれる位、とても面白かったです。タイトルからコメディ要素たっぷりで期待しておりましたが、小ネタが多く散りばめられており期待以上に笑わせて頂きました。多くの役者さんが出てますが、それぞれ見せ場もあり、魅力的な役者さんが多かったです。終盤のアクション場面も見応え十分でした。

会議は踊る、されど進まず

会議は踊る、されど進まず

リンクス

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2022/11/10 (木) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

王道の青春物の会話劇。序盤、やや硬さも見られたが、10人の役者さんが皆キャラ立ちしており、話の展開もスピーディで面白かった。終盤のパフォーマンスは狭い空間を上手く使いながら、とても良かった。アフタートークで、他のどの役をやってみたいかとあったが、同じ座組でシャッフルしても面白そうかと思いました。

ネタバレBOX

村人のミステリー物の演劇も観てみたかった(笑)
花を灯す

花を灯す

劇団水中ランナー

駅前劇場(東京都)

2022/11/11 (金) ~ 2022/11/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
死は魂が別の所へ行くだけで、その人を忘れなければ、そんな思いを強く感じさせる公演。劇団水中ランナーが紡ぐ物語は、切ないが同時に温かく優しい気持にさせる。タイトル「花を灯す」は、キクの開花調節を行うため、電照栽培をしている。その光景を近くの丘の上にある公園から眺めながら育った家族、母が、そして父が亡くなり、花農家の経営が行き詰る。思い出が多い家を処分することになり、両親の遺品を整理することになる子供たち。その思いを切々に描くとともに、その家族と親交のあった遺品整理士たちの思い、それぞれの観点から「想い」を描いた秀作。

死、そして遺品整理という「想い」が「重く」なりそうな内容だが、時に笑いを挿入し、ある小道具が沈んだ気持を癒してくれる。脚本は勿論、演出や舞台技術も巧みで、見事な心情描写を観せる。
ちなみに、遺品整理業を営んでいる代表の名前は木村拓哉、有名人と同姓同名であることを揶揄われるが、そこには悲しさ切なさが…。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台は宮野家、空間を二分し、上手は玄関や土間を設え、棚には花農家らしい作業具が乱雑に置かれている。下手は居間で 障子戸や茶箪笥、TVや座卓が置かれている。本当にそこで暮らしているかのような造りである。上手 客席側に別場所として遺品整理士たちの事務所<机・パソコン、ソファ>を設える。
座卓の上には「フラワーロック」が置かれている。音・声に反応して動く玩具。寂しさを紛らわすために話しかけ、クルクルと回る様子に癒される。そして葬儀時の木魚の音に反応して腰をくねらし踊るーその台詞は胸にグッとくる言葉、そんな心情をサラッと言わせる上手さ。

物語は花農家の先代が亡くなり、その葬儀に娘・由紀恵が帰ってきたところから始まる。由紀恵は離婚し、ここで働いていた宮野英太と再婚する。由紀恵・英太共に再婚で、それぞれ一人息子の連れ子がいる。そして二人の間にも2人の子供が授かり、家族6人で暮らしていたが…。13年前に母が亡くなり、今度は父が亡くなった。花農家の経営は行き詰まり、家を手放すことにした。4人兄弟・妹はそれぞれの事情を抱えており、遺品の整理と自分たちの心(気持)の整理が必要になっている。思い出の詰まった家は勿論、遺品の整理(処分)はしたくないが、やむを得ない事情を切々と説明していく。

家族一人ひとりの事情、遺品整理士が抱えている思いを丁寧に描き、それ故に身動きが出来ない もどかしさが痛いほど伝わる。劇団水中ランナー公演の特徴は、人物の過去・現在を巧く説明することで、今置かれている状況をリアルにしているところ。本公演も例外ではなく、長男の眼病、次男の引籠り息子、独身長女の将来、家業を継いだ末っ子(三男)の責任感と苦悩、そして長男夫婦、次男夫婦という、それぞれの家族の問題を絡めた多面的な事情が物語の広がりと深みを感じさせる。この花農家で代々働いている山下玄・清の二役(作・演出:堀之内良太さん)が重くなりがちな雰囲気の中で、コメディリリーフとして笑いを誘い、硬柔のバランスを見せる。

遺品整理士の木村拓哉は、学生時代に火事で家族を亡くしている。一瞬の出来事で遺品どころではない。整理する遺品がなく、大切にしているのは父が付けてくれた「拓哉」という名前だけ。そこに、家族の想いに寄り添った遺品整理士としての矜持を見るようだ。夜でも明かりを灯す…美しい光景の中に、ちょっぴり切ない思いを描いた公演は、ぜひ劇場で。
次回公演も楽しみにしております。
「潜水艦とクジラと・・・」

「潜水艦とクジラと・・・」

椿組

雑遊(東京都)

2022/11/10 (木) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

原作は野坂昭如の「戦争童話集」、昨年も観劇しており 本公演で2回目。椿組としては3回目であるという。タイトル「潜水艦とクジラと・・・」は、語られる物語の中の一話+αの意である。そして何より大切なのは、副題「~忘れてはイケナイ物語り~」に込められた思(重)いであろう。文字で書かれた物語は、読み手の想像力で如何様にも思い描けるが、演劇は視覚を通してどのように描くのか?それを手作りという温もりをもって表現する、その発想の豊かさと工夫に感心する。

表層的には面白く、そして楽しそうに描い(演じ)ているが、勿論その中に描かれた内容は戦争の悲惨さ、命の尊さなどである。公演は、童話集からの話など6話(冒頭と最後の歌も含め)を休憩なしで緊密に繋いでいく。それは舞台正面に「8・15夏」と書かれた意味、そこから地続きであることを強調する、そんな演出のように思う。演出といえば、先に記したように 舞台美術は手作り感いっぱいで、戦時下という冷たさとは対照的に、仄々とした温かみが漂う。

椿組主宰の外波山文明氏が読み上げる「戦後なんて、この地球上に一度もおとずれていません。いつも戦時中です。今もどこかで戦争が行われている限り、永遠に『忘れてはイケナイ』物語りなのです」は、上演の意義そのもの。その言葉はウクライナ侵攻〈現実〉が如実に現わしている。
(上演時間1時間40分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

「戦争の悲惨な極限に生まれえた非現実の愛とその終りを“8月15日”に集約して描く万人のための、鎮魂の童話集」である。
舞台美術は、段ボールを切り抜き、雲や卓袱台・TVなどを形作る。基本は素舞台であるが、話の内容に応じて色々な小物を搬入したり衣装を着る。シンプルな中に 大切な「思い」を多く盛り込み、悲惨な現実の先ー未来の希望を描いている。
6話は次の通り(上演順)。幕間にコントというか宝塚歌劇団風の寸劇を挿入する。

▶「8・15夏」
 歌というか歌語りといったプロローグとエピローグ

▶「ソルジャーズ・ファミリー」
南の島に取り残された兵士二人を飢えがおそう。多くの将兵がいたが、今では二人になった。若いが足を負傷している兵士は、故国 日本への郷愁を募らせ、夢の世界を彷徨い始める。二人の風貌と衣装が何となく敗残兵といった雰囲気を漂わす。

▶「赤とんぼと、あぶら虫」
 赤とんぼと呼ばれる飛行機に乗ったまま敵機に突っこんでいく特攻隊。しかし 失敗し帰るところもなく南の島に不時着した飛行士は、一匹のあぶら虫と友達になり命の尊さを知る。被り物があぶら虫に見えないことから、ボケとツッコミのような漫才仕立て。

▶「年老いた雌狼と女の子の話 」
年老いた狼が死場所を求めて歩いている時、病気(「麻疹」感染を防ぐため)で捨てられてたキクちゃんに出会う。キクちゃんと会ったことで再び生きる勇気を取り戻した狼と、一人ぼっちのキクちゃんの運命は如何に。

▶「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」
日本海軍の潜水艦を自分の仲間だと思いこんで恋をした一頭のクジラが、その恋人を守るための行為の美しくも哀しいラブ・ストーリー。人間を疑うことを知らないクジラの、一途な思いが胸を打つ。ラスト 潜水艦が宙に浮き、上手上空へ その姿を消していく。

▶「死んで神様と言われましょう」
 TVを見ながら家族団欒の食事どき、客席通路から一人の男が何度も現れる。そして老若男女問わず一人づつ食卓を離れる。もちろん召集令状の配達と出征で、家族は当たり前のように送り出す。TV内からは色々な情報が流れているようだが…。

幕間には、宝塚歌劇団風の男役・女役が現れ、それらしい衣装で面白可笑しく喋る。勿論、戦時中 歌劇団は奉仕隊を組織し慰問公演を行っている。戦時中と戦後(今)を繋ぐかのような寸劇は、平和(今後 コロナの収束含め)だからこそ出来る、そんな意味ありげな役割を担っているようだ。
次回公演も楽しみにしております。
マスク

マスク

劇団 バター猫のパラドックス

王子小劇場(東京都)

2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/11/11 (金) 19:00

初見のユニット。コロナ禍を逆手に取ったアイデアは面白い。(5分押し)123分。
 マスクを捨てることで記憶を亡くした「おばさん」が出会った人々。マスクをすることで匿名性を得る、というのはなかなか鋭いが、そこに至るまで分かりやすくはない。最終的なテーマは悪くないのだが、分かりやすく提示されるわけではないので、ちょっとイライラする時間がある。役者陣の巧さ、照明、小道具の使い方など、芝居を作る技術は確かなものなので、次作も観てみたいとは思う。

冬物語

冬物語

LABO!

すみだパークシアター倉(東京都)

2022/11/11 (金) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/11/11 (金) 14:00

元NOISEのメンバーによるユニット。シェイクスピアらしいシェイクスピアだった。楽しい!(5分押し)79分(休憩13分)90分。
 シェイクスピア作品の中で初めて観る戯曲。2幕の前半では、勘違いから起こる悲劇が重々しく描かれ、後半は祝祭的な印象を濃くして、ハッピーなエンディングに向かう。言葉の美しさに現代口語的なセリフも混ぜて、分かりやすい物語になり、近藤達郎による生演奏を加えた歌とダンスも楽しく、3時間が気にならない舞台だった。
 劇団 tea for two の西尾早智子が出演というので観に行ったが、従来にない役柄を好演。その他、役者陣の巧さを感じる芝居だった。

旅館じゃないんだからさ

旅館じゃないんだからさ

ダウ90000

ユーロライブ(東京都)

2021/09/24 (金) ~ 2021/09/27 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高

ずっと正月

ずっと正月

ダウ90000

新宿シアタートップス(東京都)

2022/01/26 (水) ~ 2022/02/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

良〜〜〜い!!!めーちゃめちゃ良かった!ダウ90000の本公演観ると嫌なこと忘れるくらい笑えるし、心をキュ〜ってさせてくるから大好きだ〜!
今回のパンチライン「自分の中でマジカルバナナしすぎだよ!」最高。

いちおう捨てるけどとっておく

いちおう捨てるけどとっておく

ダウ90000

新宿シアタートップス(東京都)

2022/10/05 (水) ~ 2022/10/19 (水)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

喧嘩のシーンひりひりしてリアルで良かった。
刺さる言葉を吐くなよ大人なんだから、のセリフ良かった。

CAFÉ de 金剛

CAFÉ de 金剛

劇団ノーティーボーイズ

中野坂上ハーモニーホール(東京都)

2022/11/08 (火) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ゲスト主役の松田悟志さんはじめ、メンバー一人一人が輝きを放っていました。笑いに笑い、最後は大号泣してしまい、数日感動が続いてます。是非ご覧いただきたい作品です。

八雲さす

八雲さす

KOTH

遊空間がざびぃ(東京都)

2022/11/10 (木) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 華4つ☆ 面白い。

ネタバレBOX

 先ずは、第1回公演おめでとう。考古学が絡む作品で良く調べていることに拍手。脚本の構成もかなりしっかりしているし、演出も悪く無い。がざびぃには久しぶりに足を運んだが、この鰻の寝床のような空間を、今回のように使った公演は初めて拝見した。舞台美術はシンプルだが手前に幅広い白木の階を二段に構えて神殿の階段のような趣を与え、踊り場上には八の字型に開いた衝立の手前に紗のような布を掛けて恰も御簾の如き雰囲気を出している点もグー。また上手のカーテン状に開く布を開けると神棚(仏壇)が在るのも実に効果的だ。出捌けは衝立の奥と階段手前の演技スペース上手、下手の3カ所。
 現代の若者の典型として登場するユーチューバーの挙措・言動は、自分達爺から観るととってつけたようなパフォーマンスに映るが、一種の強迫観念に裏打ちされた哀しさが透けて見える気もする。何れにせよ現代の若者の行為の形を舞台上に上手く再現している。自分自身は多少、考古学には個人的興味がある為、考古学関連の内容は特に面白く拝見した。今後にも期待している。
そんなに驚くな

そんなに驚くな

名取事務所

小劇場B1(東京都)

2022/11/11 (金) ~ 2022/11/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

風変わりな家族の、不条理でブラックユーモアが効いたストーリーで非常に面白い。韓国の演劇作品は高水準のものが少なくないようだ。女優のはっちゃけたテンション高い演技もなかなか楽しめる。

UTOPIA

UTOPIA

coconkukanunity

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 開演前、ずっと水の滴る音がしている。

ネタバレBOX

明転すると板上には天井から裸電球、網掛けされた電球総計十数個が下がり、灯っているもの、消えているものの比は2体1程度。灯っている方が多い。劇空間の四隅には側壁側は真っ直ぐ垂れ板中央側は円を4分割した形に各々纏められた白いすだれ状の縄暖簾の如き物が下がっている。上手奥の垂直に下がっている物のみ、先が床迄達している。他下手奥にラウンドテーブルと椅子。上手客席側には寝かせた箱馬が4つ、適度な距離をとって置かれている他、側塀前にはパイプ椅子が壁に密着して置かれ演じて居ない者は此処に座る。総ての登場人物の着衣が白を基調とし多用される殆どが釣鐘草のような形の傘も白が基調だ。役者陣総出の動きには、常にシンメトリカルな構図が意識され動作全体が構成美を持つように計らわれているが、このようにすることで、この劇団が表現したい個々の気持ちを機能的モビールという骨でガードしようとしているようである。出演者は総勢13名、内11名が女性である。
 内容的には女性が守りたい自分達の気持ちを、このように幻想的な美しさのある形で表現した作品と観た。5周年記念公演のようだ。おめでとう。
八雲さす

八雲さす

KOTH

遊空間がざびぃ(東京都)

2022/11/10 (木) ~ 2022/11/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

客入れ時の案内は前説というよりもほぼフリートーク(笑)
旗揚げらしいフレッシュな公演で、テンポ良くハキハキとした演技が観ていて気持ちいい

物語は主人公少女が神の癇癪を鎮めるため奮闘するという神事アドベンチャーと
その最中に出逢った青年との青春ラブストーリーの2本柱
面白いキャラクターに囲まれて中々に楽しめる内容になっていましたが、絡みのバリエーションが少なめのせいなのかどこかあっさりとした印象
丁寧で取っ付きやすい面白さはそのままに掘り下げのテクニックが加わると尚良かったと思います
これからいい意味で年齢を重ねていって欲しい劇団

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