当たったらホームラン!
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
短編5作品、どれも面白かったです。
笑ったり、感動したり、頭がこんがらがったり・・とても楽しい時間を過ごせました。
役者さん達は、それぞれのキャラクターを好演していて、良かったです。
日によって演目が違うので、他の作も気になりました。
面白くて、あっという間に時間が過ぎる舞台、良い舞台でした!
FLAGLIA THE MUSICAL
サンライズプロモーション東京
日本青年館ホール(東京都)
2023/02/03 (金) ~ 2023/02/09 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
若いイケメン君たちがいっぱいで、ファンにサービス公演?なんて思っていたら、とんでもない!熟年組のしっかり説得力のある歌声だけでなく、若手も歌える!動ける!個々の動きも良いのだが、全体としての動きのバランスが美しい。確かにストーリーはかなり難解かも?やたら説明台詞が多かったのは仕方ないと言えば仕方ないが、そのせいか途中少々中ダレしていたような気がしないでもない。だが、壊れてしまいそうになる少年の危うげな心は伝わる。なぜ、どうして、という悲痛な思いが痛みのように流れてきた。シリーズで続けば、もっと理解しやすいものになっていくのではと次回作があることに期待する。
ザッツワンスモールステップ
完全右脳アルコロジー
上野ストアハウス(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
母が子(息子)を思う気持、子が母を思慕する気持、その親子の情愛をファンタジーとして描いた追想劇。主人公:たーくんの脳内物語…理論というよりは感情優先で、思考ならぬ試行錯誤を繰り返していくようだ。或る日、ウサギのジャンピーが現れ 再び物語の続きを書くように促すが…。少しネタバレするが、25年ぶりに書き出したことから、物語の内容は勿論 登場人物まで忘れている。
物語は、微(幽)かに残る母との思い出を手繰り寄せるように展開し、関心を惹く。主人公の脳内で紡ぐ話は、現在であり 過去にも遡行する。時間と空間が錯綜し不思議な世界観を形成していく。
空間と時間は 離れ変われども、親子の情愛は不変といった分かり易さ。登場する人物によってお伽噺であり空想科学にもなる。人の脳内ほど描く題材は豊富、テーマに事欠くことなく自由自在に展開していく。
表層的には明るく楽しいが、何となく浮遊感がありすぎ、親子の絆・情愛の深さといった物語の芯が暈けたようで勿体なかった。
(上演時間1時間30分 途中休憩なし)【Aチ-ム】
戯けの死に様
獏天
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
10年ぶりの時代劇とのことで期待して行きました。
私としては、殺陣をたっぷり観たかったので、とても満足でした。
これでもか、これでもかと嬉しい悲鳴でした。
この劇団さんの恒例?で、高いところから飛びおりてのシーンがインパクトあります。
役者さんのケガは心配ですが。
幕末のヒーローたちがてんこ盛りで楽しめました。
千葉さなこ役の役者さん、とても色気があり歌も歌いよかったです。
なんといっても、衣装が奇抜で男性客がとても喜びそうです。
女性からみても、とても綺麗でした。
おりょう役の役者さんも魅力的で、着物がよく似合っていました。
桜姫東文章
木ノ下歌舞伎
あうるすぽっと(東京都)
2023/02/02 (木) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本年屈指の話題作の登場である。
木ノ下歌舞伎が岡田利基で桜姫をやる。どうなることか、と芝居ファンは固唾をのむ。
これまでの芝居狂の方々の「見てきた」のように、意外にオーソドックス。いつものようにほぼ満席の劇場だが、いつもはあまり見ない若い男女が多い、これは成河、石橋静河のファンだろうが、こう言う芝居の出来る役者のファンと言うだけあって、場内皆固唾をのんでいるジワが、開幕から続く。こう言う小屋の緊張感は、なかなか味わえない。若い人たちにとっては単に「モノメズラシサ」かもしれないが、モノメズラシサは芝居の出発点だ。
総評から言えば、一番は、この役者二人の大出来が一番だろう。最初の出会いで、成河が桜姫に惹かれてふっと立ち上がるところ、様式化されていない現代演劇の美しさ。最後の桜姫、清玄二人だけになって、ここだけはチェルフィッチュ風の見せ場になるが、振り付けも良いが、二人の役者としての切れも良く素晴らしい幕切れになっている。
演出がメタシアター仕掛けになっていて、それぞれに数役を兼ねる他の役者も全員舞台に出ずっぱり、下座は電子楽器一本で始終音が出ていてこの演者(荒木優光?)も出ずっぱりで、生身と役を往復して大健闘ある。軍助の谷山智宏,変ななまめかしさを見せるお十の安部萌。普通の芝居と全然違う間の作りがうまく、俳優の現実の肉体と役を、距離を持ちながらも往復する意味が、よくわかるように演じられている。たいしたものだ。
本は木ノ下が補綴したものを、岡田が上演台本にしたようだが、とにかく南北の原作に従ってちゃんと七幕まである。大歌舞伎でも見たことのない場があるが、物語はどんどん進む。桜姫は、今は南北の代表作のように言われているが、初演以後はほぼ百年お蔵に入っていたという難物。昭和になってからの復活も、孝夫・玉三郎の京都南座の大当たりまではさして受けていたわけではない。要するに話に「実は」が多すぎて、時代劇というハンディもあって、見物はついて行けないのだ。ここ四十年の名作である。
岡田利基は、その難しさを、チェルフィッチュガ開発した「今から何々をやりまーす」と宣言してから演じるという「三月の五日間」の手法で解決した。舞台中央に縦型のスライド映写のスクリーンがあって、シーンが始まる前に次のシーンの登場人物とあらすじが投影される。そこから周囲に控えた俳優が舞台でその場を演じるのだが、この流れが非常にうまくいった。木ノ下歌舞伎で、よく、始まる前に芝居の予告編と称して、全編の登場人物と見せ場を見せてしまう、という手を使っているが、これがこの複雑怪奇な演目によく似合って
成功している。これを見ていると、ホントは、場の設定だけ出来れば、スジはどうでもいいのではないかとさえ思えてくる。しかも、この上演に関してだけ言えば、このメタシアターの作りともに合っているのだ。期せずして、古典から現代への見事な通路になっている。
岡田利基はパンフでも今作は、古典を現代に翻訳しただけ、といっている。あまり解釈批判を避けて、と言ってもいるが、本人も言うとおり、それは避けられないから、いろいろな意見が出てくるだろう。コクーン歌舞伎の時だってその批評では大げんかがあった。今回は、周到な出来だから、あまり大きな論争は起きそうにはないが、やはり、これは現代の若い世代のトップスター的な演劇人が、難物の古典に取り組んだ成果の一つとして財産にしていきたいものだ。
と書いたところで夕刊が来たので、開いてみたら朝日新聞の夕刊にこの劇評が出ている。全くとんちんかんな劇評で、見てもいない初演時の俳優の心境を元にこの芝居の原点にし、俳優を共演者すべてをなぎ倒す者をよしとし、相対主義が役者の演技をも解体すると断じ、全体を虚無的な芝居ごっこであると結んでいる。他にも短文の中にワケのわからんことを権威に寄りかかって得意そうに言いつのっている!木ノ下も岡田もこの筆者よりは年下だろうが遠慮することはない、反論するなり、からかうなり、言ってやらないとこの貴重なトライアルが無駄なものになってしまう。馬鹿につける薬はないと笑って許すんじゃないよ!
桜姫東文章
木ノ下歌舞伎
あうるすぽっと(東京都)
2023/02/02 (木) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/02/05 (日) 13:00
途中休憩15分を含め上演時間3時間15分。
中央通路のすぐ後ろのほぼセンターという絶好の席での鑑賞。
鶴屋南北作で1817年に初演後は長らく再演されなかったものの、昭和2年(1927年)初代中村吉右衛門が川尻清譚の脚色により復活上演し、戦後も六代目中村歌右衛門、四代目中村雀右衛門、五代目坂東玉三郎らによってたびたび演じられる人気演目となっているが、殊に玉三郎と十五代目片岡仁左衛門(当時・片岡孝夫)による上演は「孝玉(たかたま)コンビ」と呼ばれて大人気になったことが記憶に残っている。
そもそも話の発端が修行僧・清玄と稚児・白菊丸との心中未遂であり、清玄が高僧となってからは出家しようとやってきた吉田家の息女・桜姫を白菊丸の生まれ変わりと信じて関係を迫り、一方桜姫は1年前に強姦された時の快感が忘れられず強姦した男と同じく二の腕に釣鐘の刺青を彫っている、などとかなりのドロドロの愛欲人間模様が繰り広げられる。
こうした物語を展開する手法として演出に招かれた岡田利規が採ったのはこれまた驚きの方法だった。
基本的に額縁舞台であるが、舞台中央寄りのやや奥に調整卓(に思えたが、どうやら電子ピアノだったようだ)があり、全体として劇団の稽古場かセットが組みあがった劇場といった様相で、場当たりもしくは通し稽古が行なわれている風情。演技する役者の台詞廻しはほぼ棒読みで抑揚にも乏しい。演技していない時には舞台前方や横手に寝転がったり、座ったりしており、時折見せ場と思われる個所で「●●屋」などと掛声を発するも、どこか投げやりで形だけ、タイミングもいまひとつだ。歌舞伎の様式美を徹底して拡大し、現代演劇との違いを批判的に表現しようとしているかのようだ。
あらかじめその場面の展開が簡潔な文章で字幕表示されることもあって、物語の筋はわかりやすいし、前述したようにドロドロの愛欲劇だけに面白い。
前述のように台詞はほぼ棒読みであるため、演技力があるのかないのかよくわからない。が、終始感情を交えずに棒読みするのも困難ではあろうから、その意味からはよく演じていたのかも。因みに桜姫役の石橋静河はの石橋凌・原田美枝子夫妻の次女である。
愛犬家
甲斐ファクトリー
ザムザ阿佐谷(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日が終わったばかりだから、細部は後送するとして、ヒントとしてsenseという単語が持つ様々な意味の中で思慮・分別や感覚や意識、感覚能力の他に方向性などの意味もあることを指摘しておきたい。(追記後送)
ところで、自分が「観たい」で書いていた深海魚と水圧に関する記述での指摘は、人間が変身した状況を描いている訳だから、作家が敢えて矛盾する説明文にしたのではないか? との疑念を観たいの指摘とは別に同時に考えていたのだが、後者の記述が当を射ていたと舞台を拝見して発見するに至っている。
トムラウシ
株式会社Ask
自由劇場(東京都)
2023/02/04 (土) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
秦建日子さんの脚本ということで、思い切りスリリングでサスペンスフルな舞台を期待してしまいました。推しのために命がけみたいな梨花には笑えましたが、それはご愛嬌としてと見ていましたが・・・
今の世情を反映している部分もあり、あまりリアルに描くと怖すぎると思ったのかしら?
ウルトラファンとしてはオーブにイグニスもいてうれしいです。
愛犬家
甲斐ファクトリー
ザムザ阿佐谷(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
連鎖の教室から、拝見させていただいていますが、今回もとても素晴らしい内容でした。旗揚げ公演の再演とのことですが、後に拝見した作品に確かに通じるものはあった気がしました。内容は人にとっての幸せって…考えてしまいますね。役者の皆さんの確かな演技と熱演はいつも通りでこれもよかったです。次回も期待です。
FLAGLIA THE MUSICAL
サンライズプロモーション東京
日本青年館ホール(東京都)
2023/02/03 (金) ~ 2023/02/09 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
休憩を含めて3時間くらい。世界観が全然分からなくて、それでもがんばって見ていましたが、分からないままに終わりました。先日見た「進撃の巨人」も、推しさん目当てだけで見た人はこんな気分になるのかしら?と思ったことでした。
堂珍さん坂元さんユナクさんたちの歌は素晴らしかったですし、アフタートークは楽しかったです。
当たったらホームラン!
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回は短編祭とのことですが、全部が同じ長さではなく、本当に短かったり意外と長めだったりと「バラエティパック」みたいな感じです。笑えたり、しんみりしたり、それはどうよ?と思えたりで楽しかったです。
初級革命講座 飛龍伝
Project Nyx
ザ・スズナリ(東京都)
2023/02/02 (木) ~ 2023/02/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
あの男は、あの男たちはその後どういう人生を歩んだのかと思ってしまいました。
時系列がどうしても納得できないのですが、つかさんはもういないので聞くこともできません・・・なのかな。
「若者たち」で始まる前説?が良かったです。
なんともいたたまれない気分で帰路を辿りました。
生活と革命
マチルダアパルトマン
OFF OFFシアター(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
110分で5つの短編なので一作品あたり20分強という事か
20分、結構見応えあります!
それでもってこの5つが揃いも揃って面白いのだからかなりのお得感だと思う
切り口が全く異なる5編なので、どれが一番とか決められないけれど、どれもこれも人間描写が絶品
何と言うか日常の中にありそうな題材で、よくもこんなに面白い状況や関係性を描けられるものだと感心してしまう
(1編だけスキャンダラスな設定があったけれど、それすら日常の延長線上との混沌で楽しめる)
良い事ばっかりなので一応悪いところもあれば書こうと思っても、う~ん無いなぁ
引き出しが多いって強いね
あとマチルダアパルトマンらしいポヨ~ンとした感じも健在
この感じ 余計な力が抜けてとても好き
愛犬家
甲斐ファクトリー
ザムザ阿佐谷(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
これが「愛犬家」か。。。
「八月のモンスター」があまりにも良かったので観に来たが、衝撃を受けた。
凄い!この言葉でしか表現できない。凄い!!
3回泣いた。それもラストは堪えきれなかった。
「八月のモンスター」が会話劇だったが「愛犬家」は映像的だった。脚本家の引き出しの多さに感心した。役者は熱演。美しい照明と音響の中でおぞましくも聖なる物語が進行する。ネタバレになるからこれ以上は語れないが必見の芝居である。
リピーター割があると聞いたのでもう一度観に行きます!
愛犬家
甲斐ファクトリー
ザムザ阿佐谷(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
客入れSEがLOVE PSYCHEDELICO。「Last Smile」が何かに似ているなとずっと考えていた。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「snow」っぽいが、「Last Smile」の方が先。シェリル・クロウの「What I Can Do for You」に似ていると言われているらしいが(?)。「I miss you」はローリング・ストーンズの「ルビー・チューズデイ」っぽい。
当たったらホームラン!
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/08 (水) 19:00
お菓子でもアイスでも「パーティパック」ってありますよね。色々な味がワンパックで楽しめるヤツです。
今回の公演は、そんな「パーティパック」みたいな公演ですよ!って説明が、一番分かりやすいと思います。ショートストーリーがテンポ良く展開されていくので、楽しい時間があっと言う間に過ぎてしまいます。劇場に足を運ぶ価値がある公演だと思いました。
トムラウシ
株式会社Ask
自由劇場(東京都)
2023/02/04 (土) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ハードボイルド・ヴァイオレンス・アクション、グッときましたね(かなりギャグ多いけど)。ロシアのウクライナ侵攻を題材にしていて、かなり考えさせられました。
血は立ったまま眠っている
文化庁・日本劇団協議会
Space早稲田(東京都)
2023/02/01 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★
初演は昭和35年というからもう六十年も前の作品。新しい演劇の時代のスタートとなった作品で、確か日生劇場で四季が上演したのではなかったか。そのときからわからん!わからん!ト評判は悪かった。
60年安保が背景だからさすがに古い。今再演するなら、どこかに焦点を絞って新しく作らないと見るに堪えないものになる。危惧は当たって、ただわぁわぁと賑やかなだけの二時間。惨憺たる出来である。
若い演出者に今が不安な時代であるからと言って、往事の安保戦略を押しつけるのも酷だが、やる方も時代をちゃんと見なくては。今この作品をやるとしたら、やはり流山児の嗜好には合わないだろうが、言葉だろう。あの図々しいとしか言い様のない独特のレトッリックをうまく芝居にするのは、今の時代なら出来そうだ。俳優もどうやっていいのかわからずやっている感じだったが、二三目立つ役者はいた(配役表がないので名前を挙げることが出来ないが)
血は立ったまま眠っている
文化庁・日本劇団協議会
Space早稲田(東京都)
2023/02/01 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
全く期待していなかったせいか、自分的には意外と凄く面白かった。驚く程超満員。皆、何目当てなのか?
寺山修司が23歳(1958年)の時に書いた処女戯曲というだけで、頭でっかちでつまらなそうなイメージ。それに反し今作は寺山修司の名前を伏せた方が良いぐらい痛快。新人の新作だったとしたら随分と設定が古めかしく、逆に好意的に受け止められたことだろう。
「地下鉄の鉄筋にも一本の電柱にも流れている血がある
そこでは血は立ったまま眠っている」
オレノグラフィティ氏の音楽が冴える。
沖縄顔の新垣亘平(あらかきこうへい)氏と赤塚不二夫キャラのような本間隆斗氏は使い勝手が良く売れそう。
甲津拓平(こうずたくへい)氏は前回観た時よりもかなり太っていて、似た別の人かと思っていた。六平直政に寄せたのか。
ズベ公3人組、金髪の内田敦美さん、胸の谷間を見せつける木村友美(ゆみ)さん、美脚の竹本優希さんがエロくて最高。
時代は違うが『ゴジラ対ヘドラ』みたいな厭世観。
首を吊ったマネキン、和式便所に捨てられる猫の死体。
今となってはステレオタイプの定型文のような設定と展開。逆にパロディーみたいに見えて楽しい。中島貞夫が渡瀬恒彦とピラニア軍団で撮りそうな映画。誰一人好感を持てるキャラが登場しないことが気楽でいい感じ。誰が死のうが生きようが何とも思わない。
さなぎになりたい子どもたち
演劇集団 Ring-Bong
座・高円寺1(東京都)
2023/01/18 (水) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
中学校をとりまく、現状の問題を描いた舞台!
いろいろ考えさせられました
タイトルと説明から、地域レベルでの人間関係のラスト、リセットしたい頃合いなのでしょうかね!?
面白かったです!