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お待たせしました

お待たせしました

吉祥寺GORILLA

吉祥寺シアター(東京都)

2023/06/02 (金) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/06/04 (日) 16:00

ゲストに星秀美さん、森崎真帆さん出演回を観劇。
ストーリーを知っていたので、オープニングのシーンからそれぞれの想いが感じられて良かった。
終演後、少しの間、客席で舞台の上の美術を眺め思いを馳せていた。

THE BEE

THE BEE

劇団ケッペキ

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2023/06/03 (土) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

満足度★★★

負(悪)のスパイラルがエンドレスで続く…この題目を新歓に持ってくる意図がわからないが、食べ物を粗末に扱うのは…
けっこう派手に小道具が飛び交い、迫力はあったが、過去のケッペキと比べると…

風景

風景

劇団普通

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2023/06/02 (金) ~ 2023/06/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

なんだろ?そうでしょうよ。いいでしょうよ。

悔しくなる程の才能。演劇好きは早目にチェックしておいた方がいい。(まあ皆観てるだろう)。小説を書いても映画を撮っても賞は貰える筈。系譜としては小津安二郎なんだろうけれど、描き方が韓国映画っぽい。『ペパーミント・キャンディー』をホン・サンスが撮ったような。抑制の美学。暗転ごとに時間がかなり飛ぶ。これをやり切る力。

主演の安川まりさんが圧倒的。こんな女優がいたんだ!と驚いたが、結構『た組。』とかで観ていたようだ。彼女と母親(坂倉奈津子さん)、父親(用松〈もちまつ〉亮氏)のシーンが絶品。この遣り取りは永遠に観ていられる。
一歩間違えれば只々退屈の境界線上、断崖絶壁のギリギリの攻防を乗り切るのは役者陣の才覚のみ。
モルタル塗りされた灰色の壁が背後に無言で突っ立っている。

ある家族達が老いていく。子供を作るように親は諭す。

ネタバレBOX

祖父 亡くなる

長男 引きこもり
長女 離婚して不在
長女の元旦那 浅井浩介氏
次男 用松亮氏
次男の妻 坂倉奈津子さん
次女 不在

長女の息子 岡部ひろき氏
次男の息子 岩瀬亮氏
次男の息子の妻 鄭亜美(チョン・アミ)さん
次男の娘 安川まりさん
次女の娘・姉 鄭亜美(チョン・アミ)さん 二役
その旦那 早坂柊人氏
次女の娘・妹 青柳美希さん
その旦那 泉拓磨氏

多分こうじゃないか?との推測なので間違っているかも。

岡部ひろき氏の父親に対する丁寧な相槌が良かった。
鄭亜美さんは二役を区別させる為、次女の娘の時には胸元を開いた大胆な衣装のアイディア。

冒頭、兄のハンカチを意味有りげに見つめている安川まりさん。義兄への恋心なのか?と思ったがそういうわけでもなく、しかも実の兄。何だか気になる描写。

子供の頃、祖父に車に乗せられ祖父の兄の家へ一人連れて行かれたことを思い出す安川まりさん。養女にしたかったのか?とも思った。
舞台「HELI-X ~スパイラル・ラビリンス~」【大阪公演中止】

舞台「HELI-X ~スパイラル・ラビリンス~」【大阪公演中止】

High-position

サンシャイン劇場(東京都)

2023/06/02 (金) ~ 2023/06/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/06/02 (金) 18:30

大阪公演が中止になってたなんて知りませんでした。東京、サンシャインではいつもの通り、迫力のステージが展開。前回を踏襲した筋。

ネタバレBOX

螺旋機関が前回の終盤で解散になったので、話が組織vs.組織というよりは個人vs.個人にシフト。次回にはまた、この期間が復活し、スケールの大きな戦いになりそう。
フィクション・モテギモテオ 2023

フィクション・モテギモテオ 2023

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

疑似と現実が最初は明確だったけど、徐々に境界線が曖昧になり、これは最後どうなっちゃうのかなーと考えながら観てましたところ、鮮やかな収束、みたいな感じで、なるほどーと。鮮やかすぎて、その後は呆然としたまま終演に至る。やられた!

ネタバレBOX

第二部のタイトルは、「モテギモテオよ永遠に」でしたっけ?永遠にと聞いて、ということはモテギモテオは死んでしまうの? と考えながら観てましたところ、結局死にはしなかったけど、死んだも同然な感じ。ガンダーラは実は恐ろしい場所だったんですね。近づくことなかれ。
成城試着室

成城試着室

WATARoom

アトリエ第Q藝術(東京都)

2023/06/02 (金) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

え~っ成城にはこんなブティックないでしょ、成城マダムもひっくり返りますよ(笑)有り得ない 可笑し過ぎる!
可愛いアルバイト店員さんのやる気満々で前のめりな気持ち、よく分かるけれどその接客一番ダメなやつ(笑)
その後にも来店客や接客指導員など、人が訪ねてくる度に新たな笑いが生まれて
何より舞台との一体感が心地良い、この一体感から生まれる笑いはプライスレス
舞台と客席との間に垣根が一切無い感じが最高です

お笑い界からお二人出演されていますが、このお二人の前説がめっちゃ面白い
「ルミネtheよしもと」の前説とも似たやり取りなのですが、ルミネは若手芸人のところこちらは元ピスタチオとBOOMERのコンビ、やっぱり年季が全然違います
前説段階で完全な笑いモードに突入してから本編へ というのはかなり大きい

やむを得ず1名女優さんが抜けてしまった穴を柏進さんが代役されていたようですが凄く良かった(可笑しかった)
転んでもただでは起きない精神が凄く良い

引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

テアトルBONBON(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

紬チームを観劇しました。面白かったです。
親子、姉弟、友人等、様々な人との繋がりを描いた、優しさを感じる舞台でした。
雪江は何者なのか?主人公との関係は?と、どんどん惹き込まれました。
役者さん達の熱演、とても良かったです。声の出し方のせいか煩く感じる場面もありましたが、一生懸命さが伝わってきました。
ラストは涙腺が緩みました。良い舞台でした。

​田園に死す

​田園に死す

劇団☆A・P・B-Tokyo

あうるすぽっと(東京都)

2023/06/01 (木) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

勿論、全く分からない。
主演の松本旭平氏は『ほおずきの家』で知ったが、かなり彼のファンが詰め掛けたようだ。
寺山修司は母親、寺山ハツとの母子関係をライフワークのように描き続けた。共依存と支配、“母地獄”とさえ称された歪な関係性。母殺し、駆け落ち、家出・・・、実際は47歳で死ぬ迄同居した。母親=自分自身、憎んで憎んでぶっ殺してやろうとしてもどうしても果たせない。自分との関係性。

話は自分の少年時代を美化して舞台化、その上演の途中で本人(浅野伸幸氏)がストップを掛ける。
「こんなのは本当じゃない。皆嘘だ。」
本当の少年時代を語る為に過去に遡行し、少年時代の自分(松本旭平氏)と向き合う。母殺しを果たして未来を変えることが出来るのか?

犬神サーカス団。空気女の元ネタは何なのか?寺山修司のオリジナルなのか?

ネタバレBOX

ラスト、全員が私服に着替えて池袋の街並みを再現する場面が良い。見世物小屋の休演日みたいな感じ。ろう者のMiCHiさんが手話で口上を述べるシーンがカッコ良かった。
引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

テアトルBONBON(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/06/03 (土) 13:00

いくつもの伏線が、終盤に見事に紬ぎ結ばれ、目頭が熱くなりました。
今、自分が生きてここにいることは、奇跡。このことに改めて感謝したいと思いました。素敵な公演、ありがとうございます。これからも、益々のご活躍をお祈りいたします。

アビリティイレブン

アビリティイレブン

Monkey Works

シアターサンモール(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/06/03 (土) 18:00

ここまでくだらないステージは久しぶり(←悪口じゃなくて褒め言葉!)。限界を超える絶叫に圧倒されて、無理矢理、楽しまされた感がパない。

引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

テアトルBONBON(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/06/03 (土) 19:00

悪天候の後、交通機関の遅延などが心配されましたが
無事に上演時間に間に合いました。今回は「引き結び」の紬チームを観劇。
紬ぎ結ぶは命の糸…自分たちが今この場に居られるのは、遠い遠い血縁者のおかげ。
人間に生まれる確率が1400兆分の1から辿り辿って…と、コンセプトは壮大です。
開場から暖かい雰囲気で、前説あり物販ありの盛り上がりが熱いです!

以下、公演について

ネタバレBOX

主人公の一輝が、初めて出来た彼女(香澄)を妊娠させてしまう。
出産を覚悟した2人が互いの家族、友達、同居人の幽霊もろもろの絡みが
笑い・涙を織り成すコミカル作品。

そもそも少年漫画のような設定で、キャストの関係性と筋道を
ハッキリと認識出来る感覚になるまで時間がかかった。
個性派役者たちの、よく分からない新喜劇を見せられているような状態。
台本に統一感がなく、シンプルな物語に色んなネタを肉付けしている印象でした。
大衆的なエンターテインメントに近いかな。

役者陣は、総じて声を前に張ろうとする意識が強いです。
大きな小屋ではないのですが、音響は結構大きめ。そのせいもあるかもしれませんが
連日キャストの役者は喉を傷めやすいだろうと心配になりました。
若さ溢れるパワーに押されたせいか、終幕では生まれてきたかった命や
幽霊の正体とお別れのシーンに、切なく涙をさそわれました。癖強めの劇団です。
鳥山探偵事務所〜朝起きたら事務所に死体があった件について〜

鳥山探偵事務所〜朝起きたら事務所に死体があった件について〜

劇団えっぐ

天満天六・音太小屋(大阪府)

2023/06/03 (土) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

満足度

内容もしかりだが、観る環境が整っていない… 制作も対応悪いし…
最悪😞⤵️⤵️

引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

テアトルBONBON(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

結 拝見しました。この、引き結びシリーズはとても大好きで、笑いあり涙アリでギュット詰め込まれた2時間でした。ストーリーは何となくわかるのに、それでもうるっとしたり、役者の皆さんの演技力なのかな。雪江役の高橋さん別の舞台でどちらかと言うとおしとやかな役をやられていたのを拝見してて、今回は元気で、役者さんすごいなと思ったりしてました。とにかく、とてもよいお話、よいお芝居でした。次回も楽しみで。

水槽

水槽

シアターノーチラス

RAFT(東京都)

2023/06/01 (木) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

好きな団体さんの1つで、久しぶりの公演、堪能しました。ジワジワ締め付けられるような雰囲気、会話、展開で、胸が苦しくなりました。
誰にでもある心の葛藤もよく表現されていて、本当に面白かったです。役者の皆さんの力量も素晴らしかったです。次回作品も必ず見に行きたいです。

引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

テアトルBONBON(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

昭和・・・う~ん平成初期の
青年漫画みたいな設定の主人公が
妊娠出産について考えさせられる物語
といった2時間10分超えの作品です
衣装替えが凄いなぁと
感心しきりでした

開演15分前からの
座の温めはいつも通りで楽しめました
=撮影タイムにもなっていましたし=

ネタバレBOX

実年齢を叫びながらの
割と恥ずかしい衣装での登場は
インパクトあったデスよー
さておき
ちょっと冴えない感じの大学生が
初めてできた彼女に舞い上がり
周囲の仲間がいろいろ絡んでの話ながら
初Hで彼女が妊娠~本人達は出産に前向きながらも
周囲の反対がーという流れで
いやぁ彼女が医学生という話でしたが
それだったら生殖行為に対してゆるすぎじゃねとかは
強く思ったねー
生理痛とか酷い方とかは低用量ピルの服用とかもあるだろうし
いろいろと設定がほんに青年漫画風に緩かったかなぁ
で主人公さんには昔からユキエという女性の幽霊が見えてて
何かと生活に介入してきて迷惑がっている風な設定もあり
賑やかな笑いをとりつつも堕胎とか子育てとかの話しを盛り込み
まーそういった話の簡易提供としては良く出来たと評価できた
妊娠彼女の母親が産婦人医という設定でシングルマザーなんだが
それにしては本当に生殖についての知識がお粗末な彼女だなぁと再び思うわ
で当然堕胎するように娘に迫るのだが当然だなぁと思えた
でもまぁハッピーエンドに持ち込む団体さんでもあり
そこは力技でも嬉しい方向ではあるが
わたしが最終的には生れた孫の面倒をみるしかないかぁと
諦めたんだろうと思えたわ=金はあるだろうし=医者だし
開業医か勤務医かは知らんが
開業医ならそこそこ稼げているだろうし
今回の娘の出産で保育室でも作るかもねーと変な納得しました
それにしても
自分が同様の立場なら
机上論と感情だけで結婚出産をゴリ押ししてくる男は
鼻もちならんなぁ=主人公の事ですが・・・

綺麗なカラーパンフには
登場人物らの相関図も描かれて
作品世界の概要が分かりやすくなってました

話的には実は主人公が見ていた学友の一人が
また幽霊さんで
20年前に主人公らと同じように学生結婚したんだが
その時の子が幽霊さんの正体で
死産だったか堕胎だったかは明確に語られず
母を求めたその幽霊さんが妊娠彼女を連れだして
あわやというところで
本当の母や父と会えて成仏し
主人公に憑いていた幽霊も
実は・・と北海道から出てきてくれた
主人公の両親が「おまえには姉がいた」と話し
その子が幽霊さんの正体で
家族に囲まれた幽霊っ子も成仏し大団円となるのでした

ラストに
いままで真っ黒い衣装だった学友幽霊氏が
真っ白な衣装に変えて
幽霊っ子と共赤い紐で中央に立つ
新米家族=赤子と両親=紐を緩く巻くところで
綺麗に終演を締めていてビジュアル的には満点だったかなーと
それで星はオマケしまする

まぁ現実的に考えると
彼女は将来的な稼ぎを考えると医学生は休学し継続
主人公は大学辞めてもいいけど
しっかり稼いで
ふた親から資金援助してもらって
完全保育補助での生活かなぁと想像しますわ

いつも登場のもじゃ様は
今回は霊的なものの支援での
もじゃ神様立場というか使徒でしたかな
女医さんの手下としての主人公探索もしていました
フィクション・モテギモテオ 2023

フィクション・モテギモテオ 2023

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

黒を基調とした舞台セットは
白い水玉模様=大きな白い円が描かれたシンプルな感じ
話は説明通りに
一人身の同僚の誕生日を祝う会社の同僚
そのもてなしに今回利用したのが
モテギモテオの提供するモテサービス
そこから展開するモテギワールドを堪能する2時間超えの作品です
大雨の中
我も含めて結構な人数が
来てたなぁと感心しました
だいたい男女比はトントンで
開演前のBGMは昭和歌謡…
懐メロかなぁ
1時間10分✕2で
2時間20分休憩挟んでの長丁場です

ネタバレBOX

まぁ再演ですので
話は変更無く前回の感想と
ほぼ一緒なんですけど
割と単純な話といえるんですけど
回り道に類するエピソードや
差し込まれる細かな笑いを楽しむ作品と云えますでしょうか
定番の舞台セットギミックは
影絵のシャワーシーンが一番インパクトあったなぁ
着痩せするという設定での底上げが何とも笑いとれてました
ラストでのアルファモテオが
ネーミングセンス良かったが
まぁやはり2時間は長いかなぁとも感じたかな
前回同様であるんだが
ラストのどんでん返しを前作の記憶忘却してして
素直に楽しめたんで
星はオマケしました
フィクション・モテギモテオ 2023

フィクション・モテギモテオ 2023

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです。
ふんわり不思議な雰囲気で、ちょっと怖いような感覚が絶妙でした。
何気なく挟み込まれているギャグも、自分の笑いのツボでした。
役者さん達は、それぞれのクセのあるキャラを好演していて、とても良かったです。
面白くて大満足の舞台でした!

ココノイエノシュジンハビョウキデス

ココノイエノシュジンハビョウキデス

日本のラジオ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

#宮崎雄真 #日野あかり
#澤原剛生 #神山慎太郎
(敬称略)犬組2回目。
作品の隅々に腐臭が漂う。腐っているのは肉。腐っているのは精神。腐っているのは思考。腐っているのは関係。
幼い少女に見つけられてしまったコト。幼い少女には見ることができなかったモノ。見られてしまったのに見られていなかったコト。見てしまったのに見えてなかったコト。
その人は生きているのかいないのか。存在しているのかしていないのか。
大切で愛しい人の喜びを喜べないなら、関係は腐っているのかもしれない。人間の喜びは未来を約束するコトなんだ。そこで自己存在価値を確認しているのかもしれない。生きていてイイんだと思うのかもしれない。
だから、誰かと未来の約束をしよう。またねぇ。

お待たせしました

お待たせしました

吉祥寺GORILLA

吉祥寺シアター(東京都)

2023/06/02 (金) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/06/03 (土) 19:00

ゲストにキャラメルボックス鍜治本さん出演回を観劇。
とても面白い演劇だった。ストーリーも良かったし、出てくるキャラクターが魅力的でした。
中野亜美さんの演技に魅かれた。

風景

風景

劇団普通

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2023/06/02 (金) ~ 2023/06/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/06/03 (土) 14:30

座席1階

会場はほぼ満席。全編茨城弁の舞台も定着してきたように思える。今作は実家のおじいちゃんが亡くなり、孫たち(実家の父母の娘と息子)が配偶者を連れて実家に戻ってきたという場面から始まる。劇団普通の真骨頂である、「これは自分の家のことを語っているのではないか」と客席が実感するごく普通のありふれたエピソードが語られる。

一番印象に残るのは、結婚5年たっても子どもをつくらない長女(実家の父母から見て)に母親が「将来二人だけでは寂しいよ」と説教?する場面だ。茨城弁は少々とげがあるというか、厳しい言い方になるらしいが、厳しい口調なのだが説教の仕方が婉曲的なのがいかにもあり得る、という現実感を漂わせる。親は言いにくいことははっきり言わないのだ。特に、自分の娘がいつまでも子どもをつくらないという親にとっては不都合な現実に、なんだかんだと理屈を付けて迫ってくる。
ただ、この長女が自らの意思でつくらないのか、不妊なのかは舞台では明らかにされない。本音で聞いてしまえばいいのに、と客席に欲求不満が募るのも、この劇団普通の会話劇の特長であるのかもしれない。

物語は祖父の葬式の日だけでなく、その後数年たった時点での家族の会話へと続いていく。はっきりとした舞台転換がないため、客席はその「何となく」という雰囲気や役者の衣装などから時間の経緯を知る。今回は舞台の後ろに大きな壁があり、これを若干斜めに動かすという演出がなされるが、この演出が何を意味しているのかも分からなかった。
さらに、長女が子どものころに経験した祖父の兄夫婦の家に連れて行かれたというエピソードも、なぜこうなのかという種明かしもないままに終わる。自分としては、これらの語り方や幕引きの仕方には少し疑問がある。欲求不満もほどほどに、といったところだろうか。

今回もお父さん役を務めた用松亮のとぼけた演技が光る。お父さんがしゃべるたびに笑いが出るというのは、これまでの作品「病室」などの演技の延長として進化を続けているあかしだと思う。

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