見醜顔
劇団光合聲
表現者工房(大阪府)
2023/02/21 (火) ~ 2023/02/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
飛車編観劇。
外見に傷付きながら生き、幸せを求めてきた…
将棋好きのキョウコが目を覚ますと…
飛車編では、3人の女優さんが両親·祖母·妹·上司·先輩·後輩など多役を演じ、ハードな現実と救いの手を、間髪いれずテンポ良く展開。あっという間の終演、面白かった
妄想ホテル 502号室「囚われの美」
アートプロジェクト集団「鞦韆舘」
藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)
2023/02/25 (土) ~ 2023/03/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
江戸川乱歩「黒蜥蜴」をベースに、サイバー空間上の「妄想ホテル」として再構成。
歌&ダンス、そして艶やかなキャストと共に、往年の名トリックが甦る!
コミカルな妄想ホテルチームと、妖艶な黒蜥蜴、とってもエンタメで愉しかった。
狼なキミとエンドレスな魔女
劇団1mg
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
隔離された研究施設 母 父 狼 娘は愛する人とボートで逃れる 孫娘もボートで逃れる
二つの時間軸 死ねない狂犬病の亜種に感染した人 新たな種族 適合する血液を摂取して生きる
感染源のエンドレスが孫娘 個人の幸せか、集団の感染か、壽命が異なる人の愛は幸せなのか 逃れて生きていけるのか、現在を、最善に生きる事は正しい事なのか。
橋の上で
タテヨコ企画
小劇場B1(東京都)
2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
Dramatic Jam 5
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
感想は何もない。
俳優座スタジオで『対話』を観劇した時のようなピリピリした緊張感が張り詰める客席。(ベクトルは逆だが)。
やっぱ今井未定さんが欲しいところ。
寺園七海さんの人をムカつかせる表情が好き。
いつか「正論ティー!」でどっと客席が沸く日までこのギャグを続けて欲しい。
ジョン万次郎の夢
劇団四季
自由劇場(東京都)
2023/03/11 (土) ~ 2023/04/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「ジョン万次郎」といえば居酒屋チェーンだが、もう全部潰れているらしい。江戸時代に難破してアメリカ漁船に救助され向こうで英語を学んで帰ってきた人、位の知識しかなかった。去年の夏観た『人間になりたがった猫』がイマイチだった為、四季のファミリー向けには警戒していたが今作はよく出来ている。楽曲も悪くない。美術も衣装も見事。
冒頭、当時のアメリカの新聞記者の女性二人と江戸の瓦版の女性二人が地図を前に解説してくれる。大森美優似の土居來未(くるみ)さんと秋元才加の目力を持つ東沙綾さんが気になった。
大荒れの海、嵐に遭遇した漁船が大波の中を右往左往。ド迫力のポリエステルサテン生地(?)をうねらせた大海原。投影された雨、アナログの力を思い知る。人力に勝るものなし。
バカリズムっぽくもある島村幸大(ゆきひろ)氏演ずる14歳の万次郎。アメリカの捕鯨船に救助される。ホイットフィールド船長(北澤裕輔氏)に見込まれ、養子のような形でアメリカへ。こんな優しい良い人がいつの時代も世界に確かに存在していることの不思議。万次郎は11年後に到頭帰国。薩摩藩主、島津斉彬(なりあきら)の夢、開国して日本を近代国家に生まれ変わらせることを聞く。島津斉彬役も北澤裕輔氏。
侍が突然美声で歌い出す違和感が悪くない。今こそ『鴛鴦歌合戦』をミュージカル舞台化したら受けるのでは。
Dramatic Jam 5
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
9作品の舞台でしたが、面白かったです。
真剣に見つつ・・と思いきや、思わず笑ってしまうという感じでした。
面白くて、1時間が、あっという間で、もっと観ていたかったです。
とても楽しい時間でした!
【変身-METAMORPHOSIS】
舞台芸術創造機関SAI
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2023/03/09 (木) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
染明色
Prelude
王子小劇場(東京都)
2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
パワハラや性的マイノリティへの差別発言、動物虐待や性暴力の間接的表現があるR15の舞台。
Aチーム観劇。
優しい耳障りの良い言葉で「多様性」を認めると言うけれど、「多様性」とは何なのか、「普通」とは何なのか。
美術もいい。
コミカルなシーンと重いシーンのバランスもいい。
救いのないラストもいい。
脚本、演出の方はまだ若いと思うが、非常に良い舞台だと思いました。力作でした。
次回作も期待したい。
橋の上で
タテヨコ企画
小劇場B1(東京都)
2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/03/12 (日) 14:00
価格4,000円
実話を基にした舞台。脚本、キャストの皆様の熱量、裏方様の演出に「社会とは」を考えないわけにはいかない、そんな舞台でした。
悲しい、怒り、楽しい、嬉しいというのは感じることがあっても、心が動くってそうそうないかなと思います。
観劇できてよかったです。
デラシネ
鵺的(ぬえてき)
新宿シアタートップス(東京都)
2023/03/06 (月) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
脚本家の物語。リアルさが好みだった。重さも笑いも私はとても好きだった。しかし、同伴者は疲れた模様。
感想がわかれるのも、良いものだった証だと思う。
Dramatic Jam 5
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
9作品で1時間弱。クスッと笑える作品で、「女子会の3人」がお気に入り。自分も色々と持ち歩く方なのでかなり同意しました。シアターミラクルが閉館とのこと、とても残念です。
果てのない 物語のない 旅にでる
精華高校演劇部・芸術総合高校演劇部合同東京公演実行委員会
シアター風姿花伝(東京都)
2023/03/11 (土) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/03/12 (日) 12:30
芸総さん⇒崩れぬ世界観、一つ一つの仕草・セリフの言い方・表情が1秒1秒気を抜けないぐらい変わっているのが本当に素晴らしい。目が離せず全ての人が魅力的に映っていた。
精華さん⇒最初から最後まで楽しそうで良かった。どこまでが台本でどこまでが素でどこまでが演技なのかいい意味で分からない。いつの間にか切り替わっているという不思議な感覚。オペラからかなり身近な話として捉えていたのが素晴らしかった。
The Writer
ゼロコ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2023/03/03 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
新風を感じてきた。素晴らしい80分間でした。
セリフがない方が伝わってくる。作家の頭の中の混沌模様。七変化の舞台美術。
可笑しさと切なさが入り混じる。
セリフなくてもここまで描けるのか。
とても好きな作品でした。
Laghu prarthana
中央大学第二演劇研究会
ザムザ阿佐谷(東京都)
2023/03/09 (木) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
聖なる怪物
MIXZONE
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2023/03/10 (金) ~ 2023/03/19 (日)公演終了
実演鑑賞
分類すればオカルト・ミステリーとでもなるのだろうか。
こういうものを面白いと感じるセンサーが私の体には備わっていないので感情は1ミリも動かされなかった。一言で言えば「あほくさ」だ。しかし近くにいた若い女性の団体は大喜びで拍手をしていたのでこれが気に入る人も多いのだろう。まあ何だか理解不能なので評価せずにしよう。
橋の上で
タテヨコ企画
小劇場B1(東京都)
2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ご縁があり存じ上げている #タテヨコ企画 あさ朝子さんご出演の舞台『橋の上で』を観劇。冒頭から引き込まれいつの間にかキャストの皆さんに感情移入「すごい舞台をみた!」帰りの電車では放心状態に‥あぁ〜もう一回観たい 明日千穐楽で当日券は若干枚争奪戦だそうですが絶対劇場で観た方がいい!キッカケをいただいた、あさ朝子さんに感謝。
デラシネ
鵺的(ぬえてき)
新宿シアタートップス(東京都)
2023/03/06 (月) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#とみやまあゆみ #堤千穂
#小崎愛美理 #高橋恭子
#田中千佳子 #中村貴子
#米内山陽子 #川田希
#木下愛華 #未浜杏梨
#佐瀬弘幸(敬称略)
#高木登 さんが届けてくれた素晴らしい作品。何一つとして無駄のない最高の演劇体験があった。そして、大好きな とみやまあゆみさんの素晴らしさを存分に味わえる作品を届けてくれて感謝。
彼女の抑制された声と表情から、内にある激情が滲む。能面が顔の形を変えずとも見せる角度で感情を表現するのと同じように、固めた表情の角度や瞳に心を映す。振り向く動きに合わせた音響にもワクワク。早々のアソコで頬に光る流れには射抜かれた。それが鼻先や顎の下に小さな膨らみを作るのを見ながら、大切な人への愛と、汚れた者への憐みや憤りを傍受し痺れた。
中村貴子さんとのシーンでのみ彼女の穏やかで柔らかな表情を見ることができる。ふわっとした空気に包まれる。それなのに……酸素が薄くなっていくような息苦しさが生まれる。人を信じること信じられることの、何と神聖で罪深いことか。中村貴子さんの佇まいが本作の肝であり、その塩梅の見事さに拍手。
そこはまるで脚本家の虎の穴。蹴落とされて、這い上がっていかなければリングに立てない。リングに上がってもマスクを被らされ、誰かの仮面で戦うことを強いられる。
世の理不尽さを豪快にデフォルメしていても、そんなこともあるかもしれないと思わせてくれる筋の通った筋の通らない話。不快で不愉快な様が遠心力を増して迫ってくる。
今作も、ろくでなしばかり。そして、高木作品の真骨頂とも言える「逃れられない血の問題」が流れ出す。その悍ましさに満ちた話なのに、終演後に清々しく席を立てるのは、虐げられた者たちの手に勝利の盃が握られているからに違いない。
今回、メンバー全員が出演しているチタキヨの融合ぶりが素晴らしかった。前述の中村さん然り、バランサーに徹した千佳子さん、可愛らしさの奥底に隠した芯を強固に宿した恭子さん、皆さん見事だった。そして米内山さんのパンチ力は圧巻。米内山さんと堤さんの喉の強さにも驚愕。
鵺的の正式メンバーになった美しき三人の俳優の競演に心躍った。
常連の川田さんと若い二人も流石の実力。その中で悪臭を撒き散らし大立ち回りを繰り広げる佐瀬さんも見事。このキャスティングに拍手。
寺十吾さんの、あの暗い照明と美術プランが最高にフィットした作品。
ホンモノの演劇を満喫した。幸福な110分。
嗚呼、演劇って素晴らしい。
The Reed
犬猫会
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2023/03/03 (金) ~ 2023/03/08 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
板手前やや上手に葦を模した細工物。似たような物が板上に適度距離をおいて置かれている。物語はこれら葦の生命力に依拠する集団と葦の生命力の源であるその地下茎が吸いあげる命の水、そして不思議な存在・ソ。ソを射る者たちとその長、葦の管理等をする長、そして葦の世界とソの世界を結ぶ世界を差配する長らとのコラボレーションによって成り立っている。
デラシネ
鵺的(ぬえてき)
新宿シアタートップス(東京都)
2023/03/06 (月) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
大仰な音とか若いとは言え作家になろうとする人がそこまで率直な意見を思いついたまま言うものかと疑問は残りましたが、大変面白く拝見しました。
芸術と商業のバランス的な。
大谷がダルビッシュの言うままメジャーでは打者に専念していたらと思うと背が寒い、、、みたいな。