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令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

曲者たちの屁理屈の応酬からシリアスなテーマが時に鋭く浮き彫りになる。
アガリスクの魅力が光る社会派会議コメディ。
タウンミーティングという設定で観客の投票の結果により二通りのエピローグに別れる参加型の臨場感。
三会場で観劇。
特に地元の墨田区は現実の選挙当日と重なり稀有な体験でした。
細部(各キャストの細かい演技!)を噛み締めながら観返し、何度も面白い。

ハートランド

ハートランド

ゆうめい

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2023/04/20 (木) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/04/23 (日) 13:00

冒頭とエンディングは映画なんだか演劇なんだかよくわからなくなる演出。面白い! 開演前に流れてた映画の紹介は本当にどこかの劇場で上映される映画なのでしょうか?

二次会のひとたち

二次会のひとたち

エイベックス・エンタテインメント

紀伊國屋ホール(東京都)

2023/04/14 (金) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/04/19 (水) 14:00

非常に良質なコメディー。披露宴には呼ばれないんだけれど、二次会には呼ばれて、しかも、幹事をかまされるという微妙な人間関係が面白おかしく表現されていました。深夜のテレビドラマ『来世ではちゃんとします』に主演してた内田理央ちゃんを生で見れたのが大収穫。

滝沢歌舞伎ZERO FINAL

滝沢歌舞伎ZERO FINAL

松竹

新橋演舞場(東京都)

2023/04/08 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/04/28 (金) 13:00

映画館で生中継を見ました。本当に生なの?と疑いを抱くくらい、演技、仕掛け、カメラワークが完璧。音響は少し遠く感じられた箇所もありましたが。ジャニー喜多川の影での行為がここまで騒ぎとなり、この作品のタイトルにもなっている滝沢を含め事務所をやめる人も多数、男性アイドルのジャニーズ一強時代は終了という、まさに芸能界の岐路において発表したステージですが、少なくとも表面上はマイナス面は微塵も感じさせない通常営業のように見えました。新橋演舞場で見たかった。

PARADURE -パラデュール-

PARADURE -パラデュール-

壱劇屋

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/04/22 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/04/22 (土) 13:00

座席F列16番

価格5,000円

🅰️チーム🅱️チーム共に初日に観劇しました。
同じストーリー脚本なのに演じる俳優さんが変わると作品の印象がこんなにも違ってくるのかと、本当面白い体験が出来ました!
作品の感想は兎に角、殺陣がカッコイイし、登場人物一人ひとりがとても魅力的でした。
私が特に気に入っているのは、🅰️チームのセグメトです!赤い軍服の麗人が剣とピストルの二刀流で戦う姿がカッコよくて、マジで惚れました!
そう!パラデュールは衣装も素敵なんですよね!
物語や登場人物のイメージにピッタリの衣装がこの舞台を更に魅力的にしていると、とても感じました!
映像化されないとの事なので、もう観れないと思うとパラデュールロスになりそうなぐらい、大好きな舞台です。

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

理屈と感情がせめぎあう濃密なタウンミーティングでした。アガリスクさんらしく、登場人物がいかにもいそうでキャラ立ちしており、観客も参加しているような臨場感があります。私が観劇した回は、賛成バージョンでしたが、反対バージョンも観てみたいですね。

ネタバレBOX

個人的には、エピローグがとても良かったです。投票結果後の各キャラの違った一面も垣間見れ、特に上林さんと隅谷さんが印象的でした。
PARADURE -パラデュール-

PARADURE -パラデュール-

壱劇屋

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/04/22 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

パラデュールを目指して全人類が歩いていく

装飾具によって身体機能の向上

最初は不思議な世界観だなあと思ってましたが
見ていくとその世界に引きずり込まれました

セリフありの壱劇屋さんはとても新鮮でした!

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

賛成バージョン観劇、傑作でした。
会議室や体育館でできるのもいいですね。

TOP HAT

TOP HAT

お茶の水女子大学ミュージカルカンパニーMMG

お茶の水女子大学徽音堂(東京都)

2023/04/30 (日) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/04/30 (日) 15:00

以前はほぼ毎公演観ていたMMGだったが、コロナ禍で在学生と大学関係者のみ観覧可となったこともあり、19年4月の「Je Chante -終わりなき喝采-」以来4年ぶりにお茶女の徽音堂に入った。
前述のような事情もあってか、以前は開演1時間以上前でも長蛇の列ができていたのだったが、今回は40分前でもほとんど並んでいる人がなく、2列目(最前列は使用不可)のセンターに席を取れた。

以前から場内アナウンスも宝塚劇場の開演前のそれと似せていて微笑ましかったのだが、今回は聴いていてかなり無理をしているなあとしか感じず、ちょっと不安に。
その不安は定刻に開演して、最初の曲で現実のものに。4年の間に歌もダンスも以前の公演とは比ぶべくもないほどにレベルが落ちている。冒頭の曲ではほぼ全員がステッキを扱いきれていないし、映画版でフレッド・アステアが帽子掛けを相手に伝説的なダンスを披露した場面では帽子掛けを持て余している様がありあり。全く心が弾んでこない。

演技力も低レベルで、溜息しか出ない。
緞帳の故障で急遽幕を使用しない演出に変更したとのことだったが、短いシーンを繋ぐのに長い暗転を繰り返し、その装置替えも極めて手際が悪い。幕を使わずとも装置替えを上手くやる方法はいくらでもあるのに、演出のひかり(31期)の経験不足でそういった工夫に頭が回らなかったようだ。

デイルやマッジといった主要な女役のスタイルが悪く、欧米の上流階級の女性にはみえない。外見でものを言うと今の時代はハラスメントだと批難されてしまうが、舞台上での見栄えというのは作品の出来に大きく影響する。
見栄えといえば、最もひどかったのはウェイターを演じていた時のこはる。立ち姿が悪いし、ヒールの高い靴に慣れていないのかダンスでフラつくし、そもそも振付を覚えていない。笑顔も全くみられないし、舞台にあがるレベルにはほど遠い。

この公演を観たら宝塚関係者は怒りだして、もう二度と宝塚作品のコピー上演は許さないと言い出すのではないか。

夜叉ヶ池

夜叉ヶ池

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2023/05/02 (火) ~ 2023/05/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日観劇。いやあ素晴らしかった。今年のナンバー1だ。
泉鏡花というと私的には受験勉強で覚えた名前で作品は読んだことがなく、時代遅れの作家という認識で、あまり期待しないで出かけたのだった。しかし、静から動へのダイナミックな話の展開、美しく斬新な衣装と踊りにすっかり引き込まれて3回目のカーテンコールでは周りの人に先んじて立ち上がってしまった。もちろん視界の端でどなたかが立ったのを確認してからなのだが(笑)

1913年(大正2年)の戯曲、つまり110年前の作品である。大正初期というと日本でもまだ人間と妖怪が共存していた時代だ。雨乞いで若い女子の生贄を捧げることも毎年どこかの村で行われていたという(「大正風俗大辞典」民明書房刊より)。そんな時代のお話……おいおい大正の人に叱られるぞ。

登場人物は
・山奥の釣鐘堂を守る晃(勝地涼)と百合(瀧内公美)、そして失踪した晃を探しにやって来た学円(入野自由)の3人。
・夜叉ケ池に封じ込まれた竜神の白雪姫(那須凜)とその乳母などの家来たち。家来たちは魚の精のようだ。
・干ばつにあえぐ村人たちと議員に雇われたヤクザ者たち。雨乞いを企てている。
の3つのグループに分かれる。
と書くと皆さんストーリーの大筋は想像が付くだろう。まあでもそんな余計なことを考えずに目の前に展開する美しきものことをただただ楽しめば良いのだ。

瀧内公美さんのはかなげな美しさ、那須凜さんの躍動する美しさが堪能できる。私の推しの勝地涼さんはもちろん素晴らしく、眼鏡姿の入野自由さんはぴったりの雰囲気を醸し出している。

原作は短いもので争うシーンの記述も簡素でもちろんダンスシーンなんて書かれていない。そこを限界突破に膨らませたのが演出の森新太郎さんと振付の森山開次さんだ。満足度は余裕の星5つ。

***
千秋楽も観劇

序盤の芝居はほとんど舞台下手で行われるので上手席の今回はかなり退屈であった。しかし魑魅魍魎がワラワラと湧いてくる歌舞伎風「スリラー」の踊りでダイナミックモードに入ってからはそうそうこれこれと膝を打っているうちにそのままエンディングまでハイテンションで持って行かれた。

本当は初日と千秋楽を比べてどう進化したかを比較するはずだったのだが三週間も空いてしまうと今の記憶力では無謀な試みであることを思い知った。

カーテンコールで一番に立つぞと意気込んでいたのだが2nd callで皆さん立ってしまって涙目だった。千秋楽と初日では違って当然。しかし2ndで真っ先に立つ勇気はないなあ。

*当日5/23はPARCO劇場50歳の誕生日ということで入口で御礼の大入袋が全員に配られた。中身は恒例の5円玉1枚。

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/05/02 (火) 17:00

恐らく、普段は本当に区民の会議に利用されてると思しき部屋での上演。会議ものが得意なだけあって、安定の面白さ。座・高円寺より少し長めで、新たに加わったパートあり。

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

タウンミーティング設定で、区民ホールでの上演。実際に観客も物語上の投票に参加し、舞台の結末の決定に参加できる。臨場感たっぷりでライブ参加できる。お芝居としてこんなに楽しいことは無いのではないか?
アガリスクらしいメタファーが散りばめられていて最高に楽しめました。

実物の刀使いに関する宮本武蔵の『五輪書』などに言及する場面があると、もう一歩踏み込んで日本人のアイデンティティについて問いかけられたりするのかなーなどとも思いつつ、
軽さと重さの交錯する自由で深い流石の脚本と演者の皆様のキャラ立ち具合にあっぱれ!でございました。

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

令和5年の廃刀令 終演お疲れさまでした。素晴らしいタウンミーティングを企画して下さったことに感謝します。自分は全5回反対票を投じ続けてきた。もっとも刀の所持にも反対。綺麗事だとは思うけど「イマジン、皆が自主的に手放せばいい」という広木の主張に賛成。勝てばそうだよなと感じ、負けると悔しいと感じてきたけど、昨夜は初めて負けを清々しく感じられた。やっぱり賛成多数のエピローグの方が深いなぁ〜との思いに至った。

廃刀令への賛否を考える際に、拳銃や、抑止力としての核や原発は当然想起させられていたけど、賛成多数のエピローグにおける隅谷の苦悩を改めて見て、これは国旗国歌法制定のメタファーにもなっているんだと今さら気づく。公務員という理由で宮入が刀剣を携帯させられている件が、学校における日の丸問題を暗示してることは明白だったのに。苦悩する隅谷は、日の丸が否定された架空の世界線で、それまで日の丸を胸に闘ってきたオリンピック選手に見える。だとすると株式会社Rivetさんには、スイッチや時間経過で見えるデザインが変わるスマート国旗を提案してもらいたい。広木には日の丸にもお上による新たな国旗の制定にも反対という屁理屈を展開してもらいたい。などなど楽しく妄想。

杉並バージョンで月山のキャラクターに感じたわずかな違和感が墨田バージョン以降では解消された。そのわけを台本で検証。投票の可否を巡る議論で「公平さ担保した上でやり直すべき」という月山の台詞が、中立な瀬戸の台詞に変わっている。わずかな差だけど、月山の「投票を行うべきではない」という態度が強化された。自分はそこに好感を抱いたんだろうな。

八鍬の「バッテリーが切れました!」の台詞。スマ刀のモバイルバッテリーの出番じゃん?と思ってしまうのに、それが提案されるまでの展開にちょっとテンポの悪さを感じていた。豊島区バージョンではそれが見事に解消。台詞の応酬がはさまり、即提案されないのが不自然でなくなった。このバージョンの台本をアップして欲しい。

アガリスク作品をたくさん観てきたけど、今作はナイゲンを超える新たな代表作と言っていいんじゃないかな。それぐらいネタが知れていても何度も楽しめる作品だった。

葛飾ナンバー

葛飾ナンバー

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2023/04/26 (水) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

まちがいない劇団さん!大笑い!楽しかったー!

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/05/02 (火) 13:00

杉並に続いての豊島タウンミーティングでした
完全版の賛成多数エピローグでも全然登場人物の印象が変わったりするのでやはりもう少し上演期間が長ければなぁ、と
とは言え自分でコントロール出来る訳でも無いんですが
アーカイブ配信で賛成バージョンと反対バージョンどちらも観られるようですがやはり現地の空気感って大事ですからね

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

アガリスクらしさが満喫できる一作。文句があるとすればもう少し長くて変化があればなあということくらい。まあでも建前はタウンミーティングなのだからこんなものか。

私が参加した回の投票は廃刀令賛成が6割、反対が4割くらいだった。アメリカの銃社会の置き換えなので日本人が真面目に考えればほとんどが賛成だろう。しかし、それでは投票後の舞台がつまらなくなるので敢えて反対をした人(あるいはただのひねくれ者)が4割いたということだと思う。私ももちろん条例案には賛成だが投票は反対に入れた。

やさぐれた江益凛ちゃんが最高だった。

ネタバレBOX

作家って便利だなと思ったのは登場人物に毒を吐かせることができることだ。「(被害者の)関係者の意見を重視するのは間違いだ」とか「規制のために特定の産業が無くなっても仕方がない」とか言わせる。私なんかは聞いただけでドキドキするのだが、ナチスもお笑いにしてしまうこの作者にとっては塩を一振り二振りする程度のことなのだろう。
令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

会場を立体的に使った卒業式や、お客さんで周りを囲んだ会議など、常に臨場感満載の舞台を見せてくれるアガリスクエンターテイメントさんの新作。今回は観客に投票させるお客さん参加型のタウンミーティング。実際に参加している(てい)なので、当然時間の流れも客席と同じ、ワンシチュエーションコメディであることすら意識しない空気感のなか、アガリスク独特の屁理屈が飛び回る。恐らくあてがきで書かれたあろう各役者さんの個性をそのまま固めたようなキャラは曲者だらけ。生き様を感じさせるセリフがボソっと出ると、人間の厚みが見えて全体に深みが増す。
刀の携帯を規制する条例を話し合うという、ifの設定だが、最後の投票で本気で悩んでしまうほど違和感のない内容になっていた。なんならエピローグのその先の世界まで覗きたくなる、そんな作品でした。

ネタバレBOX

実は主演だった前田さんの演技がとにかく素晴らしかった。観た方なら分かると思うが、最初、榎並さんが過去の事件に触れた発言をしたあたりからの視線の泳ぎ、途中何度も思い出して苦しんでいる表現が生々しく、ラスト、昂って標準語から徐々に関西弁になっていくところは、観ているこちらも涙が止まらなくなるほど感情を揺さぶられた。
演者さんは大変だと思いますが、投票結果によって内容が変わるエピローグも斬新でしたね。
結局賛成バージョンしか観れなかったんですが、あの、ちょっと物悲しい、お祭りの後のように切ないエピローグのやり取りにアガリスクを感じました。
観れなかった反対バージョンは配信があるようなので、そちらで拝見します。
椿説 三銃士

椿説 三銃士

エイベックス・エンタテインメント/クオーレ

ヒューリックホール東京(東京都)

2023/04/28 (金) ~ 2023/05/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

せっかく“椿説(ちんせつ)”=“突飛で滑稽な説”という意味をタイトルにくっつけたのだからもっと思い切りはっちゃけてしまえば良かったのに、「おバカ・ヒーローたち」の大暴れ活劇とまでは言えず、なんとも中途半端。ええっ!!私のアラミスはそんなじゃないわ〜とか言いつつも大笑いできたら良かったのに。
ヒューリックホールは「元映画館なのでステージが見やすい」と謳っていますが、お芝居と映画では視線が違うのでそれほどでもない。まあ、他の劇場もたいして見易くはできていないので今後は作るときに熟考してほしいもんです。

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

としま区民センター・小ホール(東京都)

2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/05/01 (月) 19:00

90分。休憩なし。

ミュージカル「マチルダ」【4月18日18時の回、19日公演中止】

ミュージカル「マチルダ」【4月18日18時の回、19日公演中止】

ホリプロ/日本テレビ/博報堂DYメディアパートナーズ/WOWOW

東急シアターオーブ(東京都)

2023/03/22 (水) ~ 2023/05/06 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

東急シアターオーブにてミュージカル『マチルダ』を観劇。
2010年に英国で上演されて以来、世界91都市で1100万人以上の観客が魅了されたという作品の日本人キャスト版。それを聞いただけで勝手に期待値が爆上がり。舞台以外にも、テレビやラジオで本作に関連する番組や楽曲、宣伝に触れる機会があり、観劇を心待ちにしていました。
マチルダ役はオーディションで1000人以上の中から選ばれた4人の子供たち。今回拝見した回のマチルダ役は嘉村咲良さんでした。シアターオーブという大きなステージで、小さなマチルダが1人でスポットライトを浴びて歌を披露しているという事実。しかも公演パンフレットを見ると、嘉村さんは今回が初舞台だそう。とても初舞台には思えない堂々とした歌唱、そして細かな感情表現に、驚きと感動の連続でした。さすが1000人以上の中から選ばれた人材だけあります。とにかく圧巻のお芝居でした。
さらにそのマチルダは、読書好きで頭が良く、正義感が強いという人物像。次々に登場する意地悪で頭の固い大人たちに「そんなの正しくない!」と毅然に立ち向かう姿ときたら、、、。もう”カッコイイ”という一言だけでは表現し切れないです。2018年の新語・流行語大賞のトップ10に、サッカー日本代表の大迫選手の活躍ぶりを指す「(大迫)半端ないって」という言葉が入りましたが、思わず「マチルダ半端ないって」と言ってしまいそうなくらいの圧倒的なインパクトがありました。
もちろんマチルダ役以外のキャストも充実。大貫勇輔さん、斉藤司さん、霧矢大夢さんらが演じる悪役たちや、昆夏美さん演じるミス・ハニーの優しさなども絶妙なバランスで嚙み合っており、様々な感情を掻き立てられる名作であったと感じました。楽曲も照明も舞台セットもお見事で、まさにエンタメの最高峰に位置する作品だと思います。同じ作品、同じ役でも演じ手が変わるだけでガラリと印象が変わるだけに、また機会があれば他公演も拝見してみたいところです。

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