しあわせのかたち
藤原たまえプロデュース
小劇場B1(東京都)
2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
テンポが良くて笑いどころがいっぱいだけど、最後はじんわり。帰りにカレー食べたくなってカレー屋に寄りました笑。タイミングが合えばおかわりしたいです!
アクターズハイ
LUCKUP
劇場MOMO(東京都)
2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了
満ちる
キノG-7
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2023/05/11 (木) ~ 2023/05/15 (月)公演終了
母【5月11日~14日公演中止】
劇団文化座
俳優座劇場(東京都)
2023/05/05 (金) ~ 2023/05/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/05/10 (水) 14:00
座席1階
文化座を率いてきた佐々木愛の主演作品。パンフレットによると、「主演作品としては最後にする」という。女優生活60年という記念の舞台。まもなく80歳を迎える佐々木愛にとっては記念碑的な作品なのだと思う。
小林多喜二の母親を描いた物語。三浦綾子の原作をアレンジしてある。母親小林セキが中心ではあるものの、多喜二とその兄弟、そして、多喜二が身請けをしたタキも重要な役割を果たしている。小林セキを取り巻く群像劇になっている。
昨年の舞台「しゃぼん玉」でスーパーカブに乗って舞台を駆け回った佐々木愛には驚かされたが、今回は回り舞台を活用してそれほど派手な動きはない。しかし、主演だけにせりふの量は最も多く、しかもせりふの裏側にある主人公の思いを表現しながらの演技は、さすがというしかない。先日に亡くなった民藝の奈良岡朋子も生涯女優を貫いたが、佐々木愛もきっとこの先ずっと舞台に立ち続けてくれるだろう。そんな思いを込めたカーテンコールの拍手だった。
会場の俳優座の客席はほぼ満員である。年齢層が高いのは仕方がないが、夫婦で見に来ていた高齢男性の大いびきには閉口した。隣の奥さんは止めるべきだ。せっかくの舞台なのに、とても残念な客席だった。
地獄のオルフェウス
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2023/05/09 (火) ~ 2023/05/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2度の休憩を挟む3時間の舞台だが、弛緩するようなところはいっさいない。さすがに文学座の俳優たちは巧く、特に主演女優の演技は結末に向けて感情のテンションが上がっていくのが見事。演出含め、まさにプロの劇団の凄さを味わえる。
オリニフレテ。
インプロカンパニーPlatform
川崎H&Bシアター(神奈川県)
2023/05/03 (水) ~ 2023/05/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/05/05 (金) 19:30
私が観た回は女囚版でしたが、あらすじを事前に読んだ感じから、記憶喪失の女殺人犯を主人公に、癖強な女囚たちの殺すに至るまでの動機が語られ、それをヒントに女主人公が犯した罪を、謎の男2人の話も参考にしつつ、観客自らが解き明かしていく、観客参加型の没入型本格シリアスミステリーなのだと思って途中まで劇を観ていた。
事実、私の予想通り途中までは大体そんな感じで進行していった。ただし、ミステリーであると同時にインプロ劇でもあったので、劇中役者が、劇が始まる前にお客さんが書いた紙が入った箱から適当に取った紙に書かれたことを即興で歌にしてみたり、いきなり大喜利を始めてみたりと観ていて飽きず、ミステリー劇とは普通は頭を使うものなので、構えて観がちな気がするが、肩の力を抜いて、大いに笑える場面も多くて、大変面白かった。
しかし、劇の中盤で主人公以外の女囚が殺人を犯すに至った経緯が語り尽くされたあと、もちろんこの流れは、記憶喪失の主人公の犯した殺人事件が明らかになるんだと確信していた。
ここに至って、2人の謎の男の推理論戦が始まるのだが、2人それぞれの意見のどちらかに会場にいる観客に挙手してもらったり、配信のコメント欄に役者の名前を書いてもらったりと、予測不能な観客巻き込み参加型ということで臨場感が味わえたことは良かった。
けれども、2人の謎の男のうち1人が出した意見、カメ人間だったり、女主人公に拾われたカメ人間が5年経つと成人して告白するだとかといった悪ノリに観客までもが便乗したことにより、奇想天外で支離滅裂、どう考えても辻褄が合わなすぎて、おそらくミステリー劇としては大失敗だと感じたが、これが爆笑必須な何でもござれな不条理要素も入ったくだらない大人なコメディだとしたらば大いに成功だといえると考えると、何とも言えない気持ちになった。
終わった後の役者のコメントで、「この劇はインプロ劇なので、いつも結末がこんな感じで終わるわけではないです。千秋楽はしっかり締められたらと思っています」みたいなことを口走っているのを聞いて、本当だろうかと疑問に感じた。
エンジェルス・イン・アメリカ【兵庫公演中止】
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2023/04/18 (火) ~ 2023/05/28 (日)公演終了
エンジェルス・イン・アメリカ【兵庫公演中止】
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2023/04/18 (火) ~ 2023/05/28 (日)公演終了
地獄のオルフェウス
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2023/05/09 (火) ~ 2023/05/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#名越志保 #小谷俊輔
#下池沙知 #鬼頭典子
#赤司まり子 #つかもと景子
#廣田高志 #金沢映実
#高橋ひろし #若松泰弘
#鈴木弘秋 #太田しづか
#木津誠之 #頼経明子
#室園元(敬称略)
初日。この感覚はいつ以来だろう。完全に作品の世界に取り込まれた。ヒリヒリとした空気を体感し、集中が研ぎ澄まされて、心も脳も前のめりになっていることを感じていた。
そこにあるのはアメリカ南部に蔓延った差別と、その暴力性。肉体への暴力は勿論のこと、精神を打ちのめす思想による暴力も存在する。それは人生を踏みにじる。人は誰かを上から見下し、弱者の存在を感じていないと安心できない生き物なのだろうか。ネチネチと人に絡み、尊厳を金と暴力で奪う。毎日死にたくなりながら、一体何を守って生きていけばいいのだろうか。
何が善で何が悪なのか。善に見えるものと悪に見えるものの本質は、本当に見えている通りなのか。
今作は作者による、愚かな世界愚かな社会愚かな人間へのアンチテーゼ。他者と違う装いで立ち、疎まれ蔑まれ村八分にされる者の叫び、そしてその者の瞳に宿る怒りの中にこそ、追求すべき真実がある。大好きな下池沙知さんが、孤高のジャンヌダルクのように、美しき精神を持ちながら虚勢と不安の中で溺れそうな汚れたキャロルを見事に立ち上げた。たくさんの人に彼女を観てほしい。
名越志保さんの声の美しさは宝石のようだった。ウットリと聞き惚れた。
鬼頭典子さん演じる保安官夫人も印象的だった。彼女が抱えた、人生を生きるというある種の信仰が、希望と絶望を内包しているように思えた。
研究生の時から抜群の存在感を放った小谷俊輔さんも、やっぱり良かった。
演劇の素晴らしさを実感する公演がここにある。たくさんの人が、この素晴らしさを共有してくれることを願ってやまない。
DEEP FOREST
青色遊船 aoiroyusen
王子小劇場(東京都)
2023/05/05 (金) ~ 2023/05/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ふくろうの森▶️
#板橋直久 #大賀美佑治
#黒田智栄 #桜羽萌子
#羽田敬之 #日野あかり
#廣川千紘 #星澤美緒
#真寿美 #丸本陽子
#村上愛梨 #鈴木ゆき
(敬称略)千秋楽。
4本の短編オムニバス。作者の異なる色合い違う作品ながら、思ったよりひとつにまとまった印象を受けた。
目当ての日野あかりさんは、白井ラテさんの二作品に出演。これまでの出演作では観たことのないキャラクターを演じられていた。ギャルの設定は、観ていて楽しかったし、きっとご本人も楽しんだのではなかろうか。ギャルに思いのほか嫌味がなかったのも、日野さんの美しさによる愛らしさの為せる技。クルクル変わる表情が可笑しくも可愛いくて目が離せなかった。
ダダ漏れする心の声も可笑しかったし、ちょっぴり切なかった。
ともかく、今回も抜群に素敵だった日野あかりさんを堪能できる作品だった。
丸本陽子さんの漫画家の孤独も共感を生む好演だった。
福子、福ちゃんの夜明けに飛べ
enji
吉祥寺シアター(東京都)
2023/04/27 (木) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
メモリー×メモリー
シベリア少女鉄道
草月ホール(東京都)
2020/12/09 (水) ~ 2020/12/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
毎度毎度のシベ少ド定番・狂気の伏線回収劇です。今回は会場デカい!!!しかも元ネタのチョイスがアホらしすぎて…でも、認知させる下りはさすがでした。そして後半の狂乱ぶりは、いつもながらのシベ鉄節に大舞台ならではの小細工が絶妙ものでした。
どうやらこれ、恋が始まっている
シベリア少女鉄道
俳優座劇場(東京都)
2022/04/08 (金) ~ 2022/04/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
シベ少ド定番型の狂気の伏線回収劇。シベ鉄作はたまにホームラン級のスマッシュヒットがあって、存在すればDVDとかBlu-rayとかで何度も観てみたいんだけど、間違いなく権利問題に引っかかる(しかも大物が多い)可能性大!…というか確実?それが、面白いんだけど、今回の舞台もまぁそういうの…無理だな(笑)
アイ・アム・ア・ストーリー
シベリア少女鉄道
シアター・アルファ東京(東京都)
2022/10/12 (水) ~ 2022/10/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
シベ少ど定番仕様の舞台。コロナ対策少し緩和モードの観劇で、客席の埋まり方もなんだか感慨深かった。相変わらず、序盤の伏線張りが目に余る周到さ(笑)で、観た人たちの評価の賛否はこの箇所の長さの“中だるみ的印象”に尽きるのでしょう。ただ、この複線張りを『後半のバカバカしいほどの熱量で展開される怒涛の伏線回収』のためだけの重要なシークエンスと、ハナから割り切って刮目しておけば良いこと。シベ少中毒患者はこの劇団の定番仕様をすっかり受け入れ、序盤の展開から競馬予想のように情報収集することに慣れているのかな?とも。わたしは正にそれ。しかも、微妙に裏切ってくるののにも慣れてきた。これじゃあ、すっかりシベ少ジャンキーだ。女優さん中心にニューフェイスの参戦も新鮮だった
シベリア少女鉄道リクエストアワー2000-2013 『見逃した君たちに』
シベリア少女鉄道
タイニイアリス(東京都)
2013/04/18 (木) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★
「耳をすませば」を舞台収録画像で観劇。未見のすごく前の舞台だったのでとても楽しみにしていました。それ故、映像と音声のクオリティが低く“見えない”“聞き取れない”箇所がそこそこ多かった、まぁ、貴重なアーカイブを見させてもらった…と思って、有難い機会と割り切って拝見しました。開演の前…冒頭の「さよならポニーテール」のPVの出来が素晴らしく、素直に感激した
PARADURE -パラデュール-
壱劇屋
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/04/22 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
王道少年漫画のようなアツくて血が沸騰するような作品で楽しかったです!150分とは思えないボリュームの展開、あれだけ個性的な大量のキャラクターを全員魅力的に描きながら全部に見せ場を作って捌き切る手腕、胸を打つセリフ、マンパワーで魅せる殺陣、全部全部最高でした!とくにガストンさんにめろめろになりました!
天守物語
SPAC・静岡県舞台芸術センター
駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場(静岡県)
2023/05/03 (水) ~ 2023/05/06 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
噂のSPACを初めて拝見。予想以上に面白かった。セリフを語るスピーカーと演技するムーバーを分けた二人一役が新鮮で、この古風な芝居にマッチしている。インドネシアのガムランのような東南アジア的音楽もふさわしい。亀姫主従が猪苗代に帰っていく姿は、ロケット花火を飛ばしたり、屋外劇ならではの趣向もある。
『龍臥江淮』/『魚之有水』
劇団文机と熊
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2023/04/13 (木) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
『龍臥江淮(りゅうこうわいにふす)』観劇
正史三国志シリーズ第二段、前作も三国志愛に満ちてましたが、今作も1800年前とは思えない、出てくる登場人物が皆、生き生きと、心に其々の義を持って生き抜いてた。
大国の間に揺れる徐州の民の奮起奮闘、策略、想いが熱かった!感動した🥺
Cartoonist【終演しました】
Cheeky☆Queens
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/04/14 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
関西ダンサー総出演的なショートムービー版もメッチャ良かったですが、舞台版ではガッツリ心象が描かれていて皆がキャラ立ちし、麻里の成長に、より感情移入できた。
敵役·小池先生も良かった。
アニーのTomorrow口ずさみつつ帰路に。明日は幸せ~♪
奇跡のミルク
WAO!エンターテイメント
アトリエアーサム(大阪府)
2023/04/11 (火) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
乳房炎、妊娠率の低下、借金、離農、酪農農家さんが直面する問題。
実在の「風の牧場」さんの実話の物語。
農家さんの熱い情熱と、生き物への愛情が溢れる公演。
私も熱い物が込み上げ、涙溢れた。
感動😭
満員御礼、杮落とし👍