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ゲマニョ幽霊〜試験公演〜

ゲマニョ幽霊〜試験公演〜

おぼんろ

ゲマニョの芝居小屋(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/01/20 (金) 14:00

おぼんろ is back! あの豊洲の廃工場公演、あの海沿いのテント小屋公演の雰囲気がコア・メンバーによって復活。待ってました。試験公演らしいが、客席から見るに完成度は高い。来月の本公演は、当然、さらに上を期待しちゃうよ。

ネタバレBOX

素人が危険な魔術に手を出すと痛い目にあうという常套な話の中に、演劇の魔術性や社会性や虚実、観客参加実験、戦争等の社会不安やフェイクニュースに振り回されている現代社会の批評にも通じる小テーマもふんだんに盛り込まれた傑作。
Go Let It Out

Go Let It Out

演劇企画アクタージュ

荻窪小劇場(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

宝飾時計

宝飾時計

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2023/01/09 (月) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/01/20 (金)

価格8,130円

20日14時半開演回を拝見(途中休憩15分挟んで前・後半70分の計140分)。

個人的には2016年2月の「ファンファーレサーカス」以来の根本宗子作品は、2013年頃のエッジが効いた作風からは、だいぶカドが取れ、この日、劇場に集った観客の大半を充分満足させたであろう恋愛系エンターテイメントの完成品の趣きか。
ゆりか(演・高畑充希さん)の変わらぬ想いの行く末がどうなるのか…観客の多くが、恐らく、途中から予想したであろう結末に終わるのだが、それさえも含めて、(ストーリー上の矛盾をついつい理詰めに考えがちな男性とは違って)女性作家らしい心情的な流れに沿った、精緻過ぎるほど精緻な作劇だと感心させられた。

演じ手では、当て書き芝居というだけあって、まず何よりも、主演の高畑充希さんの演技や歌唱の魅力が存分に披露されていた。
あと、個人的には、さすがの芸達者・小池栄子さんと、小劇場のフィールドで何度も拝見している後藤剛範さんの"役得"ぶり⁈が、とても・とても印象に残った。

ネタバレBOX

【配役】
松谷ゆりか(ロングラン・ミュージカル『宝飾時計』の主役を10歳から29歳まで務めた”奇跡の子役”。現・30歳)
…高畑充希さん
大小路祐太郎(1年前からの、ゆりかのマネージャー。ゆりかの彼氏でもあるのだが、二人の関係はなかなか縮まらない)
…成田凌さん
板橋真理恵(『宝飾時計』初演時の主役トリプルキャストの一人。今はママタレ)
…小池栄子さん
田口杏香(『宝飾時計』初演時の主役トリプルキャストの一人。今は引きこもり)
…伊藤万理華さん
杏香ママ(元宝塚のステージママ)…池津祥子さん
関一(真理恵のマネージャー)…後藤剛範(ごとう・たけのり)さん
勇大(『宝飾時計』初演時の相手役の子役)……小日向星一さん
滝本伸夫(『宝飾時計』のプロデューサー)…八十田勇一さん

バイオリン…磯部舞子さん
ビオラ…島岡万理子さん
チェロ…松尾佳奈さん、吉良都さん
ピアノ…大谷愛さん、Momoさん
swing…椙山さと美(すぎやま・さとみ)さん
この世界がおわる前に。

この世界がおわる前に。

アンティークス

シアター711(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いくつかの設定のストーリーと時系列が、シーンごとに変わっていくので、いろいろ整理するのが大変でしたが、見終わった後につなぎ合わせると、見えてくるものがありました
その後が気になる登場人物はどうなったのかな~

Dramatic Jam 4

Dramatic Jam 4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/19 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

チームCを拝見。自分としては「名前のない名前を呼ぶ冒険」が非常に楽しめた。孫のような年齢の俳優さんたちだが、素直に彼らの世界に引き込まれた。実によくできた3篇であったと思う。

ほおずきの家

ほおずきの家

HOTSKY

座・高円寺1(東京都)

2023/01/11 (水) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

演出、舞台美術、照明、そして俳優と、力のある人たちが集まれば、こういう作品ができるのだと納得。
味わい、情緒。しかし、そんな雰囲気に流されるような甘い作品ではない。
余韻がいつまでも心に残った。

ミルキーウェイ

ミルキーウェイ

村松みさきプロデュース

王子小劇場(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2023/01/18 (水) 19:00

初見のユニット。七夕チームを観た。2021年初演作品の再演だが、当然ながら初演は観てない。ちょっと不思議なファンタジー。117分。
 冒頭、登場人物がマスクで出て来るのでコロナ禍下だと分かるが、その内マスクをしてない人物が出て来るなど、物語は複雑に展開し時間軸もガンガン動く。即座に時期が分からないところがあって戸惑うのと、台詞が私のテイストではなくて、物語に入り込めない感じがあったのは残念。タイトルもそれほど活きていない気がする。

ほおずきの家

ほおずきの家

HOTSKY

座・高円寺1(東京都)

2023/01/11 (水) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

前向きな人情舞台でよかったです。ただ劇場が横幅があり全席左隅に位置したせいか、右側の舞台が遠く声が聞きにくかったです。

Dramatic Jam 4

Dramatic Jam 4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/19 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Cを観劇。10代女子を中心とした楽しく刹那な三つの劇。
かわいい殺し屋さんときれいな女子高生がGOODでした。
そして、たすいち風学園活劇の楽しさ。吸い込まれました。

記憶の転生

記憶の転生

フェルフェン

新宿眼科画廊(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/17 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

入るとすぐ なかじまみゆき いいねえ。

とても熱演。何回も倒れて大丈夫でしたか。

Go Let It Out

Go Let It Out

演劇企画アクタージュ

荻窪小劇場(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

奇妙な味のするサスペンス(サスペンスと言い切って良いのか、サスペンス風味?)
その先に何があるのか手探っていくのだけれど、暫くすると煙幕を張られた様に目先がぼやけていき、
それでもまた手探って
見えそうなんだけれど隠されちゃっている感じ、これは狙ってますね、確信犯
あえて分かりやすい万人受けを狙わずに、手探りに進んでいく(その手探り感も一緒に楽しむ)作風はおそらくアクタージュさんの新機軸

そして久しぶりにディスタンス感を取っ払ってくれた舞台というか、小演劇ならではの気迫を存分に堪能できる演出になっていて、もう感無量
今一体何を見せられているの(笑)…なシーンの唖然も、全部全部ひっくるめて生々しくライブでプライスレスな観劇体験
ここにいる本当に限られた人だけの体験だから尚更の贅沢感
全ては劇団さん、そして劇場さんによる安全管理があってこそ
生の醍醐味を「安心」と両立して楽しめるということ
その幸せを改めて噛みしめる事ができました、心から感謝!

ゲマニョ幽霊〜試験公演〜

ゲマニョ幽霊〜試験公演〜

おぼんろ

ゲマニョの芝居小屋(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

久しぶりのおぼんろらしい舞台でした。まだまだ客席の間を飛び回るというわけには行きませんが、少しづつ距離が近くなって、語り部さんの案内で場内を見学する?というシーンもありました。チケットに記された色でコースが変わるようなので、何回も行きたいところです。
えええええっ!!と言うシーンにも遭遇します。お楽しみに。

GOOD BOYS

GOOD BOYS

TAAC

新宿シアタートップス(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

重い内容に感じました。

ネタバレBOX

観終って、暗い気持ちになるのを避けられませんでした。混沌とした世の中で、非現実的でないテーマだったからでしょうか。本公演から何を感じ取るか、何を考えるか、思考が巡ります。おばあさん、父、母の個性が強く印象に残りました。双子の『強くなりたい』の繰り返しはあったものの、個性が抑えられていたように感じました。最後の方で、双子が『痛くない!』と連呼して、お互いを傷つけあう場面は冗長に感じました。
Dramatic Jam 4

Dramatic Jam 4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/19 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

【チームD】
①「紙風船より」
岸田國士の『紙風船』を女優二人で舞台にかける。本番は来週、稽古は今日を入れてあと四日しかない。しかも演出家は遅刻の連絡。頭にきた女優二人は仕方なく待つ間、読み合わせをすることに。夫役は西島朱里さん、妻役は今井未定さん。しかし、二人共台詞はイマイチ入っていない!
②「はこをつくる」
大学のフランス語学科で知り合った環幸乃さんと結井ひよりさん。演劇をやっている環さん、映画好きの結井さん。人見知りコミュ障の二人だが、身長の低さで意気投合。宮城県に帰った結井さんは環さんのツイート、「何処か遠くに行きたい」を見て連絡を取ることに。

ネタバレBOX

①台詞の入っていない二人が送る『紙風船』。何度もつっかえ台本をチラ見。「この台詞はないよな」とメタ的にツッコミ。凄く正しい岸田國士のremixだと思う。古典の再生にはこういう切り口が不可欠。逆に敢えてズレを強調して異化効果を生むやり方もあるが。
何かと注目される今井未定さん、確かに気になった。昭和初期の夫人の喋り口と素のギャップ。かなり勘の良い人なのだろう、細かい工夫が効いている。
ただ『紙風船』といえばあのオチの斬新さ。終わり方が勿体無い。
②等身大の「役者あるある」がリアル。被災地に劇場を作る話なのだが、皆が気になる具体的な手順がカットされている。「劇場を作ろう!」から「劇場は出来たがこれからが本当の戦いだ!」になってしまっている。金の話や施工のエピソードこそが今作で語るべき部分。その現実にうんざりしながらもそれでもやるのだ!の昂揚に観客は興奮する。誰もが『新宿シアター・ミラクル』に重ねて観ている筈だから。

凄く面白いのだが、同時に勿体無さも感じる二作品。あともう少し粘れば新しい風景に到達したような。

勿論意識していないのだろうが時期的に谷賢一を連想せざるを得ない。フェミニズムの観点からの岸田國士、被災地での演劇復興。
GOOD BOYS

GOOD BOYS

TAAC

新宿シアタートップス(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

祖母に虐待を受けながらサバイブする双子。当パンに記載はなく、アフタートークでも言及されなかったけど、“悪童日記”の設定を現代の日本に置き換えた話だな。“悪童日記”の魅力はあの文体なので、日記を書くっていうだけだと弱い(セットは日記帳のイメージだろうね)。

ミュージカル『CATsLa』

ミュージカル『CATsLa』

呼華歌劇団KOHANA

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

本場のCATSは観てないのですが、かなり本格的なミュージカルで楽しかったです!
やはり生演奏はイイですね

さなぎになりたい子どもたち

さなぎになりたい子どもたち

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/01/19 (木) 14:00

座席1階

ヤングケアラーの女子生徒を中心として、いまどきの中学校が抱えがちな問題点を鋭く突いた舞台。「生徒はこうあるべきだ」「家庭はこうあるべきだ」という教育現場にありがちな暗黙の規範意識への異議申し立てである。

主人公は、精神疾患の母親をケアする中学三年生。彼女は学校にはまったく自分のことを話すことなく、母親のケアのための遅刻や早退を繰り返している。学校側は、この子は素行が悪く「いくら指導してももう仕方がない」とみている。彼女が抱える事情は劇の中盤で明らかにされるのだが、食事や洗濯など家事を母親に代わって一身に背負っている状況を、校長が「すばらしい。これを生徒の前で発表すれば、彼女への見方が変わる」などととんちんかんなことをおっしゃるのにはため息が出る。さすがにここまで、男性管理職の意識はひどくないとは思うのだが、「ひょっとして似たようなことがあるのではないか」と客席に思わせるに十分だ。

物語は中学三年が卒業するまでが描かれるが、成績抜群の優等生やスポーツ推薦を受けられるような男子生徒の苦境も真に迫っている。ラストシーンの卒業式の場面はハラハラドキドキ、思わず涙が出てきてしまった。これは脚本のよさだけでなく、演出の妙という部分もある。

先生たちも事なかれ主義の人がいたり、個人的な事情を抱えて苦労する人がいるなど多彩で、これも見る人を飽きさせない。主役はヤングケアラーだが、それぞれの事情が明かされていく群像劇でもあるので、テンポよく進む2時間の上演時間はあっという間だ。

リンボンは前作も拝見したが、今作の方がはるかによかった。それは取りも直さず、リアリティー満載の舞台だったからだと思う。

たこ焼きの岸本

たこ焼きの岸本

関西芸術座

ABCホール (大阪府)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

どこにでもある昔ながらの大阪の日常(?)の人間模様が、繰り広げられ、かなり親近感を感じました!

Dramatic Jam 4

Dramatic Jam 4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/19 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

チームB観劇
振り幅の大きな3作品、それぞれに面白かったです!
個人的には、「名前のない名前を呼ぶ冒険」が楽しかったです

おやすみ、お母さん

おやすみ、お母さん

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/02/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

#那須凜 #那須佐代子
(敬称略)初日。
母と娘の話を、実の母娘で上演。その特別な公演はやはり初日を選ぶ。年初ながら、今年の話題作になることだろう。このシチュエーションで上演できるリアル母娘は、なかなか思い浮かばない。
衝撃的問題作ではあるけれど、奇を衒うことなく丁寧に作られた。

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