あなたがわたしにくれるもの(がたり)
やみ・あがりシアター
王子小劇場(東京都)
2023/06/07 (水) ~ 2023/06/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
出演者はAmazonのほしいものリストを公開し、ファンが有志で出演者に贈り物をする。贈られたものは必ず舞台に登場し、贈られたものだけを小道具として使うことができる。もうこの条件が面白すぎる。
調子に乗って色んなものを贈らせて頂いた。
自分が見に行く日に届くように時間指定しておいたら上演中にAmazonのダンボールが舞台に投入され、その場で開封、ストーリーが変化したのだ!
贈り物を受け取った時の出演者の生の反応を楽しむことができてこちらも幸せになった。
お話もちゃんと面白かった。
ラフカット2023
プラチナ・ペーパーズ
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2023/06/07 (水) ~ 2023/06/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
実績ある脚本家4作品に若手俳優をオーディションで選んだというオムニバス公演。
作品ごとに全く雰囲気は異なるがどれも面白かった。
ヒトリゴト
kokorozashi企画
エビスSTARバー(東京都)
2023/06/09 (金) ~ 2023/06/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
1人芝居3つと3人芝居の連作短編集。
実際にイベントで利用したこともあるバーで、バーを舞台にしたお話。
至近距離で演技を楽しめた。1人芝居だから一挙一投足見逃さずに集中できるし、3人でのやり取りも楽しめた。
ホテル・ミラクルThe Final
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2023/06/08 (木) ~ 2023/06/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
STAYチームとRESTチームをどちらもレイトショーで観劇。ラブホを模した空間で、半透明のシャワールームまであって雰囲気は満点!
どちらも5作品あって、作品ごとにセンシティブ表が公開されているので安心。
ホテルミラクル1から7までの選りすぐりの脚本が集められているということで、どれも面白かった!
ヒラエス
たすいち
駅前劇場(東京都)
2023/06/28 (水) ~ 2023/07/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
なぜ失踪してしまったのかの謎を抱えながら、月を模した美術を背景に、幻想的に、時にスタイリッシュに物語が進行。
たすいち劇団員が3チームに別れてそれぞれ最強のキャストを集めるというワクワク企画。
3チームとも見たがそれぞれの色があって複数回見ても楽しめた!
ある馬の物語
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2023/06/21 (水) ~ 2023/07/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
なかなか面白い演出になっている。俳優陣も総じて良い。
最後の最後で、観客が終わりと間違えて盛大にフライング拍手をしてしまい、興ざめの終結となってしまった。あの紛らわしい演出では観客が早とちりするのもやむを得ないと思うが、俳優たちが客席に向かってお辞儀をするまで拍手は待つのを習慣化してみてはどうか。
マネキンはだまってろ!
回人回製作所
東京芸術劇場アトリエウエスト(東京都)
2023/07/01 (土) ~ 2023/07/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
アトリエ入口側の側壁にSサイズのワンピースが掛かっている。ホリゾント側の壁には様々なスタイルの衣装が展示されているがこちらは大人が普通に着るサイズ。但しこれらの衣装の大半は、通常の衣装の素材とは全く異なる素材が使われており、主催者の時代に対する批評意識が感じられる。実際に終演後に確かめてみることをお勧めする。華4つ☆
幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい
中央大学第二演劇研究会
APOCシアター(東京都)
2023/06/29 (木) ~ 2023/07/02 (日)公演終了
メデューサ
橋田ゆういちろうのカンパニー
ACT cafe(大阪府)
2023/06/29 (木) ~ 2023/07/06 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
オモロかったー♪僕はこういう「ただただ楽しく笑ってれば良いだけ」のお芝居が大好きなんです☆でも物語の設定はダークなんで「締まった笑い」になってて緊張と緩和を楽しむ事が出来る中々奥深いコントでした☆自らハナクソコントと言ってるけどストーリーがめちゃめちゃシッカリしてるのが素晴らしかったです♪ラストなんか一流ミステリーとして十分通用する大どんでん返しが待ってるんやから驚いた!ちゃんと物語として楽しめるのが「メデューサ」の魅力で、馬鹿馬鹿しさがそれを上回ってるのがカッコいいんです☆ブラボー!!
おわたり
タカハ劇団
新宿シアタートップス(東京都)
2023/07/01 (土) ~ 2023/07/09 (日)公演終了
アダムとイヴ、私の犯罪学
演劇実験室◎万有引力
ザ・スズナリ(東京都)
2023/06/30 (金) ~ 2023/07/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
何か軽く鬱気味で観ていたのだが、観劇の途中で急に気が晴れた。理由をあれこれと考えてみたが、多分時間の経過の作用だろう。時間がこの世の全てを解決する。時間というものの持つ面白さ。
凄く楽しかった。終演後の物販に長蛇の列。詰め掛けるマニア。客層は若い女性が多い。何周も回って寺山アングラは今オシャレなのか。1966年上演の天井桟敷設立前の戯曲。
林檎が5つ置かれてある。『トルコ風呂エデン』の看板。ここはトルコ風呂(=現ソープランド)の上のスペースを間借りした一家が住む部屋。父・髙田恵篤氏、母・森ようこさん、長男・髙橋優太氏、次男・三俣遥河氏。背中に愛すものの絵が貼り付けられている。それぞれ、宝くじ、林檎の木、汽車、切手。
DIY感溢れる木材剝き出しの建方美術。中央にほっぽらかされた金槌を、暗転時踏まないか心配になる。梯子も手作り。大量に制作された林檎の小物が良い出来。
内山日奈加さんがエロエロ。フルート。シーツ越しの舞い。
森ようこさんは女・麿赤兒。コミカルでエロい。
主人公は髙橋優太氏演ずる寺山修司。家出を試みるも一家全員付いてきてしまい、ただの引っ越しに。30過ぎても家を出て他者と出逢うことに憧れている。彼は汽車の汽笛を「ポーッ!」と叫び続ける。その線路は体内の血管だ。血液が汽車となって全身を隈なく駆け巡る。それが心臓を通過するごとに覚醒剤のような快感がどっと押し寄せる。亡国の徒、亡人。
下の階のトルコ嬢見習い(山田桜子さん)は『ロビンソン・クルーソー漂流記』を愛読する。いつか無人島で一人生活することを夢想して。そこにやって来る自称ロビンソン・クルーソー(小林桂太氏)、風呂を借りる。
ラストの曲はリフがもろ『移民の歌』。カッコイイ。
この劇団はまだまだ先に行ける。
共演者/同級生
2223project
小劇場B1(東京都)
2023/07/01 (土) ~ 2023/07/11 (火)公演終了
ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)
劇団チョコレートケーキ
シアタートラム(東京都)
2023/06/29 (木) ~ 2023/07/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
最初この舞台の話を聞いたときは、セブンの12話か、帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」あたりを題材にするのかと思っていたが、後者の方だった。立体感のあるいい作りの舞台。
舞台「いま、会いにゆきます」
Sh!nkiяo
阿倍野区民センター・大ホール(大阪府)
2023/06/30 (金) ~ 2023/07/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/07/01 (土)
愛は時空を超えて愛する人を夢に導く。このお芝居を観てこの意味がわかる頃にはあなたは涙に溢れるでしょう。秀逸の恋愛に酔いしれたいなら是非ご覧下さい。
『ビー玉雨と眠たげな夏』
劇団月光斜
立命館大学衣笠キャンパス学生会館小ホール(京都府)
2023/06/30 (金) ~ 2023/07/01 (土)公演終了
満足度★★★★
色々思考をこらしている
はや予約でシール貰えたり、今後二回見たらプレゼントあり等、場所が不便なことを上手くカバーしようとしている
内容も最初は??だったが、中盤からは引き込まれて、最後もなるほど感がありすっきり❗
次回も期待します‼️
Eternal
劇団雪月風花
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2023/06/23 (金) ~ 2023/06/25 (日)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2023/06/23 (金) 19:00
価格5,000円
事前知識を入れずに鑑賞。ファンタジーだった。魔女にも色々あるものだ
【再演】黄金の猿-コガネノマシラ-
ワイルドバンチ演劇団
ザムザ阿佐谷(東京都)
2023/06/14 (水) ~ 2023/06/18 (日)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2023/06/16 (金) 19:00
価格4,000円
いつもながら殺陣の手数が多く、複数の役をやる人もいるので大変だったかと思う
メデューサ
橋田ゆういちろうのカンパニー
ACT cafe(大阪府)
2023/06/29 (木) ~ 2023/07/06 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
壮大なスケール感なのに、しっかり細かいところまで行き届いたオモロさは流石です。
生でしかこれを観れないなら、後悔先に立たず観劇するべきと思いました。
黒星の女
演劇ユニット「みそじん」
吉祥寺シアター(東京都)
2023/06/30 (金) ~ 2023/07/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/07/01 (土) 13:00
座席1階
歌あり踊りありの陽気な舞台かと思いきや、ラストでぐっと締める意外にも感じる展開。それぞれ罪を背負って入っている女子刑務所のメンバーたちが、個性豊かに躍動する。いい舞台だった。
刑務所が舞台のはずなのだが、二段ベッドに置かれているアイテムはまるで女子高生の持ち物のようだ。本物の刑務所は私物の持ち込みは制限されているはずだから、設定は少しファンタジーの世界。どんな罪を犯したのかは「言ってはならないことになっている」そうだが、問わず語りに明らかに。スーパーの万引き(常習累犯窃盗)、覚醒剤…。どうして実刑になったのかが、舞台が進むにつれて明らかにされる。
おもしろいのはこの受刑者たちの人間関係だ。刑務所のイメージは牢名主がいて新入りをいびったり、という感じだが、ここでは仲良しグループのように友情の筋が通っている。なぜか房対抗ダンス大会をやるという話になって、ファンタジーの色は濃くなっていく。
だが、それぞれが背負った罪の背景には社会の不条理が詰まっていてハッとさせられる。罪人と言うには無邪気な振る舞いも、その裏にあるものとして闇深い事情、思いが表現される。
個性的なメンバーによる少数精鋭。カーテンコールの後思わず涙ぐんだ主宰の大石ともこに声援が飛んだ。コロナ禍で延期になった今作の経緯が胸に去来したのだろうか。それとも…。
SHINOBI SASUKE
劇団そとばこまち
ABCホール (大阪府)
2023/07/01 (土) ~ 2023/07/03 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/07/01 (土)
いつもながらのワクワクドキドキのオープニングでした。女優さんだけで戦国時代を演じられていましたが、迫力のあるお芝居でした。中でも、服部半蔵役の殺陣と徳川家康役の演技は素晴らしかったです。