楽屋
自由劇場
神戸三宮シアター・エートー(兵庫県)
2023/07/08 (土) ~ 2023/07/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇。
この演目は何度も拝見しているが、どちらかと言えばジゲキさんよりハチさんぽい公演なのだが…
OP&EDのパフォーマンスや、鏡にキャスタ付けて動きを付けるなど、ジゲキさんらしさが随所に!
更にこの演目、役者の力量が問われる内容だが、引き込まれる程、見入った。
とても良かった!
舞台「いま、会いにゆきます」
Sh!nkiяo
阿倍野区民センター・大ホール(大阪府)
2023/06/30 (金) ~ 2023/07/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
奥様と千秋楽観劇。
そうそう思い出した。こういう話だった!
終盤、涙が溢れて止まらない😭
映画でも号泣したが、舞台でも泣いた😭
脚本も素晴らしいが、役者陣も絶品!
中でも佑司を始め子役さんが良かった!
胸に刺さる秀逸ラブストーリー!
再演希望!
02023/07/31 12:08
『HUNTER×HUNTER』THE STAGE
ネルケプランニング
天王洲 銀河劇場(東京都)
2023/05/12 (金) ~ 2023/05/28 (日)公演終了
実演鑑賞
傑作漫画の2.5次元芝居である。
よかった点としてはビジュアルの再現度が高かったこととそれぞれの魅力を伝えていたこと、惜しい点としては芝居として一本テーゼとして筋が弱いところ。脚本演出が研ぎ澄まされていないのと、役者が技術としての訓練が成熟していないことがわかってしまうのは惜しい。
六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/08/07 (月)
面白かったし、やはりあやめは好きですね~
圧巻だったのは、金子さん、いつも素敵だけれど今回はすごすぎでした
川田さん、蓮見さんのベテラン俳優さんがやはり凄く素敵でした
あと、田久保さんも、こんないい役者さんだったんだと感動しました
地獄のオルフェウス
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2023/05/09 (火) ~ 2023/05/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
非常によい上演だった。杉村春子、大竹しのぶらが演じてきた記憶が残っているが、今作は恋愛という側面がはっきりと見えてきた。話題のイケメン俳優と名のしれた女優という組み合わせだと、男に翻弄される女という見え方も私にはしたものだったが、今回の作品は戯曲で抱く2人の関係への印象を舞台に表してくれていた。
怪奇星キューのすべて
南極ゴジラ
北千住BUoY(東京都)
2023/08/03 (木) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
スタンダップコメディ・サマーフェス2023
合同会社 清水宏
小劇場 楽園(東京都)
2023/07/18 (火) ~ 2023/07/24 (月)公演終了
実演鑑賞
実演を観られたのが二晩目、ゲストにせやろがいおじさんの回で、やっぱしスタンダップはいいな~、健全だな、と思い直した夜であった。
他の回も配信で観たく、申し込んだがプラットフォームを提供するvimeoがトラブり、どうにか「多様性ナイト」視聴はできたが、以後暫くは配信チケット販売停止とのこと。要望があるので何等らの形で配信は実現したい、と主催者の弁。気長に待ちたい。観たい!
『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)
ムシラセ
駅前劇場(東京都)
2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初観劇の劇団。二本立てであったが、話は繋がっていた。お笑い芸人モノ。芸人界隈は人情喜劇の題材としては鉄板な所がある。そう思っていた所、一瞬食傷の感が走ったが、運びが巧く、俳優もうまく、「いそうな芸人」のデフォルメが秀逸で、これがネタに終わらずドラマの要素としてしっかり組み込んでいる点が優れていた。
ただ「芸人モノ」に胸を借りた感は残り、この劇団の本領を別の形で観てみたい。
Bless M
劇団薄命
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
楽日、最終公演を拝見。今回、とても素敵な作品を拝見でき、実に充実した1日になった。お礼申し上げる。力のある劇団なので今後も期待。追記後送
六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
〈大正ロマン〉
こちらの配役も甲乙付け難い傑作。2回目だけに今回の方が面白く感じた。もう一度観てみたい程。
中野亜美さんのジェスチャーは本当に絵になる。無声映画のカリカチュアライズした動きがピッタリ。この人は凄い。
こんな作品を観せられるとただただ参る。2つのヴァージョンを観ないと勿体ない。まだ観るべき余地があるのでは。広瀬正の小説みたいに読めば読む程、世界が広がっていく。2つの異なる役を当たり前のように演じる役者達。恐ろしい。
六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
大正ロマンを観劇
今まで観たことがない斬新な演出で驚かされた…。
どこまで言っていいのか分からないが、生演奏も
よくそれが自然と舞台と繋がる流れも素敵でした。
序盤はやはり情報量過多で少し混乱したが
終盤に行くに従い、厚みのある構造になり
とてもいいものが観れた。
次回公演も観に行きます!!
Bless M
劇団薄命
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
『2a.m.』
乙戯社
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
POINT OF VIEW
ファニーキャンクス
STAGE+PLUS(大阪府)
2023/08/03 (木) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かった☆個人的に「人と人の距離感」を楽しめる世界観で全4話それぞれの距離感に魅了されました♪それはお芝居だけじゃなく主宰のseikoさんの温かくフェミニンな人柄により出演者と観客の距離感をも身近な存在に誘ってくれた気がしました☆
終演後に頂ける冊子を読むと登場人物達がより愛しく感じるという余韻も素敵ですね♪
竜闘虎争
Team AZURA 大阪
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
演劇と殺陣の二部構成
演劇はとても良かった(隣は中盤から泣いていた)
殺陣も専門だけあって文句無し
女性客は💃で光るうちわを振り回しノリノリ❗男優追っかけ感が凄い
楽しめた‼️
Musical『TRACE U』
Musical『TRACE U』製作委員会
浅草九劇(東京都)
2023/08/04 (金) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
β(津田英佑&榊原徹士)の回を観劇
開演時間になると5名のバンドマンが現われて各々のチューニングを始める
ヤバい、この音はまさにライブハウスのそれ
案の定、オープニングからイケイケのロックナンバーが披露され、お行儀よく座っているのが勿体無いくらい
ミュージカル、二人芝居というより2名のアーティストライブ感が強い内容
会場全体をすっかりロッククラブ空間にしてしまう巻き込み型は「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」をどこか彷彿させたけれど、本作では派手な客イジリは無し
ただそう大きくはない会場全体を縦横無尽に活用し、観客を二人の空間世界に強い力で取り込んでいく演出はかなり個性的
やがては二人のやり取りを通して曲の方もストーリー性を帯びてくるので、じっくり聴き入る事が出来るように
ちょっと浮世離れしたような世界観は人によって好みが分かれる所ではあるかも
朗読劇『この子たちの夏』1945・ヒロシマ ナガサキ
公益社団法人 国際演劇協会(ITI/UNESCO)日本センター/地人会新社
シアタートラム(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
全員号泣。アメリカで大ヒット中の『バービー』と『オッペンハイマー』。「Barbenheimer(バーベンハイマー)」なんて造語が生まれSNS上で二作の合成画像がバズり、ミーム(ネットの流行り)となっている。バービーの髪型にキノコ雲を合成してアフロヘアーにしたものや原爆投下を背景にオッペンハイマー博士の肩に乗った笑顔のバービー。それに「忘れられない夏になりそう」なんてワーナー公式アカウントが好意的にコメント。こうなると世界唯一の被爆国日本は黙っていられない。署名運動にまで発展した。自分は「たかがパロディじゃないか」と冷ややかに思っていたが、今作を観て考えを改めた。日本人だけはこの十字架を何処までも背負っていかないといけない。逆に日本人が忘れてしまえば一つの不幸話に消費されてしまう。これは日本人が民族として語り継ぐべき民話であり、神話だ。この口承文学は永遠のもの。
1985年初演の被爆した母子の手記の朗読劇。一度は足を運ぶ価値は十分にある。誰もが皆知っている話なのに初めて聞くような痛みと衝撃。地獄とこの世の終わり。何故自分がこんな目に遭わないといけないのか?そしてこの体験に意味はあるのか?外国人の感想を聞きたい。
「今までの悪かったところを許してね。母さん、よか場所ばとっとくけんね」
「女夜叉になって
おまえたちを殺したものを
憎んで 憎んで 憎み殺してやりたいが
今は
母さんは空になって
おまえたちのために鳩をとばそう
まめつぶになって消えてゆくまで
とばしつづけよう」
闇に咲く花
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2023/08/04 (金) ~ 2023/08/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
こまつ座の「闇に咲く花」は七演目という。僕にとっては、初演のテレビ放送を見て、初めて井上ひさし劇に目覚めた、エポックメーキングな作品。99年の再再演の時には、井上ひさしに初めて取材することができた。そういう点でも思い出深い。おみくじで次々大吉が出るくだりが、涙と笑いで大傑作である。作者は「ああいうことはいくらでも書けちゃうんだよね」と、こともなげにおっしゃっていた。ウーム、天才の天才たるゆえんである。
今回は、11年ぶりだそうだが、神主の牛木公麿が、亡くなった辻萬長から山西淳にバトンタッチ。松下洸平といい、おめん工場の戦争未亡人5人(4人と記憶していたら、5人もいた!)といい、世代変わりが顕著。でも、変わらぬいい舞台を作っていたと思う。数えてみれば、13人も出るので、こまつ座としては大掛かりな芝居である。5人の戦争未亡人のアンサンブルが面白いのだけれど、人数が多いので、それぞれの人生が一筆書きにとどまるのが玉に瑕か。
ギター弾きの加藤さんのそこはかとない旋律が、乾いた切なさをかもしていい。実は初演からずっと同じひとだという。演者によって変わりそうなアドリブ的な弾き方なのに、道理で、毎回同じ音色に聞こえたわけだ。水村直也さん、お疲れ様です。応援してます。
遅ればせながら気づいたことは、健太郎の記憶喪失と、日本人の戦争協力の忘れっぽさとが重ねられていること。「忘れちゃだめだ、忘れたふりはなおいけない」という健太郎のセリフが、最後、ブーメランのように返ってくるのは、残酷である。この残酷さには初めて思い至った。
3時間5分(休憩20分)と井上戯曲らしく長いが、どこもゆるみがない。後半の4場、捨て子の里親探しの下りが少々長く感じるが、これも物語のリアリティーを丁寧に積み上げていくための重要な場面なので、簡単に削ればいいとも言えない。さすがである。蜷川幸雄の公演のために、後年かなり作者自らカットした「天保十二年のシェイクスピア」とは、円熟度が違う。
こんにちは、母さん
義庵
調布市文化会館たづくり・くすのきホール(東京都)
2023/07/26 (水) ~ 2023/07/31 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
新国立で初演を見たのは22年前ということになる。いい戯曲であることはすでに折り紙付き。
今回見て、父の戦争体験、母の戦争体験が要所要所に、短くではあるが深く描かれていて、びっくりした。母の新しい恋人も、戦争で死んだ兄の悔いから決意した若き日のことを語る。そのくだりが、「昭夫さん、あなたもね、もっと朗らかに生きた方がいい」とつづき、一番聞かせるセリフになっている。
老いた母の恋に戸惑う息子の話、とばかり思っていて、全然忘れていた。考えてみれば、この初演の頃の老母、老父は戦争体験者だったのだ。当時、記憶に残らないのは、メインストーリーから見れば枝葉のエピソードだからだろう。でも、今戦争体験に目が向くのは、見る目が熟したせいか、ホームドラマに戦争体験が出ることが珍しくなったせいか。
息子がリストラ担当で、それに首にされた同僚(伊原豊)が、芝居のよきカンフル剤として配されているのも忘れていた。面白かった。
生の芝居だからこそ、誇張や、頓珍漢なやり取りでコメディーになるが、映画ではこうはいかないだろう。まして主役が吉永小百合では。映画もいいという話だが、舞台には舞台ならではの変わらぬ値打ちがある。
俳優はみな好演。その中では、戦争体験者を自然体で演じた一柳みる(福江、母)と山崎清介(直ちゃん、恋人)が、舞台をきっちりと成り立たせる要の役をよく果たしていた。