キッズオペラ「ふたりのももたろう」
若い演奏家の為のプロジェクト
調布市文化会館たづくり・くすのきホール(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/06 (木)公演終了
播磨谷ムーンショット
ホチキス
あうるすぽっと(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
ナイゲン(にーらぼ版)
24/7lavo
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/11 (火)公演終了
ナイゲン(にーらぼ版)
24/7lavo
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
にーらぼ版の千穐楽。ナイゲンは毎回どの席で観ようか迷うが、今日はせっかくだから、にーらぼの役者さんの表情がよく見える角度の席に。やっぱりナイゲンは楽しいな。
彼の男 十字路に身を置かんとす【再々演】
LiveUpCapsules
シアターサンモール(東京都)
2023/04/10 (月) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/04/11 (火) 15:00
第1次大戦当時、三井や三菱をしのぐ勢いで国家の経済成長を支えた神戸の総合商社「鈴木商店」の物語。男たちだけによる熱量あふれる舞台で迫力満点だが、勢い余って滑ってしまうところもあった。欧米列強に追いつけという当時の時代の反映でもあるが、低成長でも何とか生きていかねばという現在の社会に生きる自分たちから見ると、実感が今ひとつないという気もする。
出演者たちはいずれも、我こそが世界に伍して立つという熱意と勢いを体現している。それは、大番頭の金子を演じた山田準平もそうだし、英国政府を向こうに回して次々に商談をまとめていったロンドン支店長高畑誠一を演じた横関健悟もすごかった。
一方、少し引いたところで血気盛んな社員たちをまとめていく本店の西川役を演じた狩野和馬は、抑え気味の演技に味わいがあった。JACROWの政治シリーズで演じていた田中角栄の印象が強いが、今回は角栄の残像をきれいに落としていた。過労死という言葉などなかった当時に生きた男の末路に悲しさが募る。
史実に基づいているかどうかは分からないが、こうした破竹の勢いの商社に冷や水を浴びせる大阪朝日新聞の描き方には、少し違和感がある。いってみれば裏も取らずに悪口をかきまくったのか。当時のメディアは今のようにファクトに基づいた報道をしていたかどうかは疑問があるにせよ、一方的に悪者扱いなのはどうなのか。
政治状況や国際情勢を機を見るに敏とつけこんで金もうけに走った商社に批判される余地はないのだろうか。日本経済を我こそが支えているという意識におごりはないのか。そうした視点がこの舞台に欠落しているのは、自分としてはとても残念だった。
熱い舞台で好感は持てるが、熱すぎて引いてしまうところがある。自分があまのじゃくだからかもしれないが。
笑の大学
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
作家永井荷風の日記『断腸亭日乗』昭和十五年五月十七日に、「オペラ館楽屋の男のはなしに、無頼漢重吉捕縛せられ、警察署に拘留中、曾て銭貰ひたる人達の名を自白せし為迷惑を蒙るもの少からず、先生のお宅へも呼出し状来るべしとなり」とある。浅草オペラ館楽屋へ足しげく出入りしていた荷風が、当局の風俗取り締まりのリストに挙げられていたこと。注意するようにと親しい男から注意されたことが記されている。
欧米の「個人主義」「自由主義」を好むものは国民の敵とされ、臣民であることが求められた。だが、ヒステリックに忠君愛国を呼号する裏に、深いニヒリズムが隠れていた。
警視庁検閲官の向坂睦男の、役人としてはお粗末な、竜頭蛇尾の態度にそれがうかがわれる。静かだが強烈な同調威圧の中で押し殺されていた「個人」「自由」に対する憧憬を、舞台で見事に、内野聖陽は表現した。あの豹変はオーバーではない。昭和十五年当時の国民が背負っていた、ウツの底に何があったか、内野の演技は鮮やかに見せてくれた。
逆に言えば、座付き作者椿一の「個人」「自由」に対する命がけの執念が、向坂のニヒリズムに穴をあけたと言えよう。国民を覆っていた重いウツの暗雲に穴をあけるもの、それがコメディ、笑い。病をも治してしまうほどのエネルギー、それが笑いである。
この戦場のような一室で、ただ言葉だけで敵を圧伏し、ウツを破っていく姿を見せてくれた演出はすばらしい。また、執念の人を演じた瀬戸康史は、その演技を通じて、刀を抜かずに相手を倒す受容力と優しさとをよく伝えた。
この作品が、世界に戦争が起きている限り、上演され続けることを、心から願う。
Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜
劇団6番シード
六行会ホール(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
千秋楽を観てきました。
とても面白かった。
コメディ的要素を入れつつも締めるべき場面ではきっちりした演技で緊迫感漂う交渉シーンにもなるし、達者な役者陣が良い脚本を演じた良質な会話劇だと思いました。
播磨谷ムーンショット
ホチキス
あうるすぽっと(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
イケメンのゲスト揃いの中,変わらぬ作風と小玉久仁子さんの存在感,圧倒的です。なんかホッとするなぁ。良い観劇時間でした。いつも面白い芝居をありがとうございます。
まだここは
劇団CLOUD9
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★
うーん。
まず、何を伝えたいのかわからなかった。
そして、舞台や照明など各々が作りたいものを作ってみせたような気がして、演出とも噛み合わず。
テンポも悪く、舞台を移動させる意図はあったのか。
しかし、踊ったり面白くないことを笑わせにいくような舞台ではなかったのでそこは良かった。
キッズオペラ「ふたりのももたろう」
若い演奏家の為のプロジェクト
調布市文化会館たづくり・くすのきホール(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/06 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
絵本のミュージカル化って感じに受け取れたかな~♪
舞台セットはシンプルながら
衣装とかは凝っていて
らしさが良く出ていた
音楽はピアノとドラム系のお二人が担当して
客席最前列に指揮さんがおりました
生演奏と歌は迫力ありました(^-^)
約70分強の作品
紙は人に染まらない
藤一色
OFF OFFシアター(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
播磨谷ムーンショット
ホチキス
あうるすぽっと(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最近のホチキスのゲストはイケメンだらけで、客席の女性比率が今や少年社中を上回った感があるのだがそれはそれとしてゲストが変われどホチキスの原点はブレないなぁと改めて実感。「家族愛」「とことん馬鹿やる」精神だ。音楽もいい。観た人すべてを気持ちよく劇場から出してくれる。ほんと、癖になります。
零れ落ちて、朝
世界劇団
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2023/03/17 (金) ~ 2023/03/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『隠された医師の戦争犯罪』のヒリヒリしたシリアス物、ではなく…
打ち寄せる波の様に何度も繰り返す台詞と場面。
とても抽象的で比喩的。
世界劇団さんらしい雰囲気と世界観でE9が充たされてた!
何度も推敲を重ねられた脚本、考えつくされている様に思えた。
ただ、個人的には戦犯,GHQの下りが、幻想的な空間から急に現実世界に引き戻された様で少し残念。
あげとーふ
無名劇団
無名劇団アトリエ(大阪府)
2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
『あげとーふ』と『4人のアケミ』の2本立て同時上演アーカイブ配信にて3度目の観劇。
『あげとーふ』3度目の観劇。
1度目より2度目、2度目より3度目、観るたびにレベルアップされていて、各人の想いや感情の揺らぎがとても良かった。
若い役者さんの伸び代が良い!
決して広くはないアトリエで、引きの広角や横からのアップなど、飽きさせないカメラワーク、楽しめた!
『4人のアケミ』Cキャスト観劇
生で拝見したA,Bキャストに続き、映像でCキャストを拝見。
本当に役者さんは役が変われば雰囲気も変わりますね。全く違う3つのアケミ愉しかった。
1粒で3度美味しい!
狼なキミとエンドレスな魔女
劇団1mg
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
typeA千秋楽観劇♾🌕
ウィルス災害で人口激減の日本、
離島に収容された新東京国立免疫センターではワクチン開発に向け…
SFとしては設定が少し雑でご都合主義だが、ファンタジとしてはラストの展開は感動物、良かった。
紙は人に染まらない
藤一色
OFF OFFシアター(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
本編はかなりシリアスでやるせない話ですね。時代のせいにするのはなんだが、仕方ないのかな。アフターイベントの一人芝居はテンポよくサラリと楽しめるコメディーでした。
播磨谷ムーンショット
ホチキス
あうるすぽっと(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
けむりの肌に
キ上の空論
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
実にスタイリッシュな群像劇。かなりシリアスな内容ながら、ちょっとサイコミステリーな感じやシニカルな笑いもあって、惹きつけられますね。
朱の会vol.6 怪異と幽玄ノ譚ー雨月物語と小泉八雲の世界
朱の会
中野スタジオあくとれ(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/04/08 (土) 18:00
初見のユニット。興味深い公演だった。66分(15分休み)53分。
朗読をメインとしているユニットらしいが、いまいゆかり出演ということで観に行った。怪異譚の短編をいくつかリーディングするが、動きも含め興味深い舞台だった。扱った作品は
芥川龍之介「魔術」
江戸川乱歩「指」
岩間太郎「薔薇の散策 ほか」(詩)
和田誠「おさる日記」
小泉八雲「お貞のはなし」
小泉八雲「むじな」
石川淳「吉備津の釜」
小泉八雲「守られた約束」
で、詩は読んだことはなかったが、それ以外は「おさる日記」の他は全て知ってる題材だった。いまい出演の「おさる日記」は新鮮で面白く観た。他の作品も丁寧に作られていた。
開場前に列ができ、開場して10分と経たずにほとんどの席が埋まる人気で、根強いファンがいることが分かる。
紙は人に染まらない
藤一色
OFF OFFシアター(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
そうか~この時代では戦争に行く事が「おめでとうございます」なのか・・・♪
色々な戦争物を観ていると「お国のために」と「無事にお戻り下さい」が普通に出てくるのだが・・・そうでない人もいるのかと・・・淡々と描いている分少し怖さを垣間見た気がする・・・♪