慕0苑
劇団土竜
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2023/09/07 (木) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
満足度★★★★
日本史知らない僕でも知ってる、織田信長と家臣 明智光秀の三日天下の話
これを絡めて、友情や忠誠とは何か、そして潔さがとても上手く表現されていた
殺陣は相変わらず上手くて楽しめた❗
想い光芒、想われ曙光
劇団25、6時間
萬劇場(東京都)
2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
A班を観劇しました。
辛い現実的な部分あり、優しさを感じるファンタジー部分ありで、とても良かったです。
どんな展開になるのか?と、どんどん惹き込まれ、笑いあり涙ありで観応えがありました。
そして、意外性もありました。
心温まる、素敵な舞台でした。
煙突もりの隠れ竜
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
推しの春名真依さんが九尾役で出演した作品。幻獣がお話という事だけの知識で見ました。。前説で通常はワードレスの講演が多く、この舞台は過去に行った公演と階段状に世界を共有する物語と知らされる。舞台が始まった。メタい話ですが人形劇が展開されるとは知らなかった。3人の幻獣、最初は人を見てたんだけど、それぞれが手に持っている人形を見ると幻獣のトークがまた違って見えて2回目以降は観劇の解像度が高くなった。男性が現れて、疾走していくシーンからこの劇団の凄さが分かるオープニングが始まる。タテと呼ばれるアクションを超えて、ファンタジーの演出が生身の黒子的な方々によって炎や風や雷などが表現された。何より、全体をみると衣装の作りが完璧。かっこいい&かわいいを表現されてるのは評価が高いです。そして、タイトルの煙突が仕切りなしに動く事で場面が作られていく。物語はゲームのファンタジーの世界を舞台に落とし込んでいる。違う種族による恋、テリトリーの設定、世界を束ねる政治的な所と、内容が深い。150分という時間があっという間に感じるほど(最初の幻獣の人形劇が一回目に理解しきれなかったのでついていけなかったが、1時間は理解できてなくても後半楽しめた)すこしウトウトしたところで、メリハリのある展開やアクションがありました。そして、最後は悲しかったり、考えされたり、揉め事が引き起こされる展開を打開していくことになります。主人公となった男の、周りへの優しさが人を動かすというメッセージ性は丁度自分にも刺さる点でした。最後のアクションシーンは音楽と効果音とタテアクションの演技に、群衆エンターテーメントが展開されて、高揚感と爽快感があるシーンでした。また、劇団の他の作品も見て見たいと思う作品作りでした。公演お疲れ様&ありがとうございました。
想い光芒、想われ曙光
劇団25、6時間
萬劇場(東京都)
2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
想い光芒、想われ曙光
劇団25、6時間
萬劇場(東京都)
2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
想い光芒、想われ曙光
劇団25、6時間
萬劇場(東京都)
2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
A班観劇。う~ん、泣かせる話ですね。結構シリアスなリアルの部分とファンタジーの部分がいい塩梅で、大いに楽しめました。
地上の骨
劇団アンパサンド
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2023/09/01 (金) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
想い光芒、想われ曙光
劇団25、6時間
萬劇場(東京都)
2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
Aチームを拝見。池袋演劇祭にも参加している作品。自分は審査員では無いからある程度のネタバレは許されようが取り敢えず楽迄はネタバレ内容は控えめにしておく。楽以降に追記。作品としてはファンタジックな要素も取り入れながら、極めて深刻な人間関係をドラマティックに描いた秀作である。
煙突もりの隠れ竜
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2023/08/18 (金) ~ 2023/08/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高でした✨
3匹めちゃくちゃかわいくて堪らなかった😭
人間はワードレス、なのも違和感なく観られて良かったです!
竹村さん天才なんだよ…
強いから優しいんじゃなくて、優しいから強いんだなと…良いキャラしかいない…!!
次回もどんな世界が観られるのか楽しみで仕方ありません!!
煙突もりの隠れ竜
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
前に大阪支部の公演を観てまた東京も見たいと思いました!
笑うところがいくつもあり観ていてとても楽しかったです。もう一度観たいと思いました!
眠らない街と愛していたが訳ありだった僕ら
運命論者
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2023/09/01 (金) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
遅ればせながらコメントさせていただきます。
運命論者 旗揚げ公演ということをかんがえれば合格点ではないだろうか。
キャッチ―な「トー横キッズ」を取り上げた作品であり、映像を使って2人の主人公を軸に物語が進んでいく。
役者に物語を語らせ過ぎない点も好印象だった。
煙突もりの隠れ竜
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
大阪公演につづいて東京でも観劇させていただきました。
大阪ABCホールと比べると小ぶりな劇場なのでスケール感など変わってしまう心配があったのですが、アクションの手数や動きの変化、情景演出の追加などもあり、密度を増したファンタジーを所狭しと存分に味わえました。
大阪で観ていたからこそはっとさせられるような場面や、東京へきてはじめて涙が止まらなくなるシーンもあって、両方で観に行くことができて良かったです。
日永麗さん演じる不死鳥も素敵なお芝居でした。
不死ゆえの貫禄や強さを見せつける一方で、恋に焦がれる可憐さやお茶目な可愛さもあって。
アクションモブの方々の操る翼(不死鳥ブレード)とともに舞うバトルシーンは抜群に格好良かった。
ラストシーン、それまでの想いが乗った叫びに心から揺さぶられました。
また夏が来るたびに思い出しそうな冒険がありました。
この世界がたまらなく大好きです。
いつか再び「煙突森」の住人たちと会える日がくることを願っています。
橋からの眺め
パルコ・プロデュース
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2023/09/02 (土) ~ 2023/09/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
よかった。いろいろ考えさせられる。港の労働者のエディ(伊藤英明)が20歳そこそこの姪のキャサリン(ケイト=福地桃子)をあそこまで縛ろうとするのは、なぜなのか。性的欲望があるのかないのか、その微妙な線は微妙なままに、とにかく事態だけは破局へと突き進んでいく。そこが大変スリリングだった。何かにとりつかれた人間の愚かさ・怖さを伊藤がよく出していた。一方の、福地も無邪気さとコケティッシュさの両方をバランスよく出して、若い魅力を存分に発揮していた。
奥行きのないコンテナの中のような部屋。安っぽい蛍光灯が並ぶ天井が上下して、メリハリと心理状態と、場面転換(アパートと弁護士事務所)を示す。ジョー・ヒル=ギビンズの演出は、労働者仲間などわき役3,4人をカットし、戯曲の本筋だけをくっきりと示す。90分という短さにも、その凝縮ぶりが出ている。
作者はギリシア悲劇・喜劇を意識して本作を書いたという。エディの異様ともいえる偏執・偏向ぶりも、ギリシア悲劇の人物がもとになったと考えれば、うなずける。かつて鄭義信の「たとえば野に咲く花のように」も、「あの男を殺して」という妄執にとりつかれた女性エキセントリックだったが、これもギリシア悲劇「アンドロマケー」を下敷きにしたからだった。
もやしの唄
劇団テアトル・エコー
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2023/09/06 (水) ~ 2023/09/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
経済成長でどんどん生活が便利になっていく60年代の日本。そこで6時間ごとに2時間の水やりをしなければならないという、超手間のかかるもやし栽培を家業とする泉家。長男の恵五郎(根本泰彦)はいつも眠い。長女の十子(吉川亜紀子)は結婚を控え、新しい家電製品に目移りするばかり。次男の一彦(松沢太陽)は6年行った大学もそろそろ卒業、しぶしぶ就活に回る…。やもめの恵五郎に見合いの話が起こり…
11年ぶりの2回目の観劇。懐かしいセットがまずいい。しっかり井戸の水が出て、家の縁の下や軒もリアルに再現。もやしが育つ室の中のシーンは圧巻だ。会社社長の父に反発して家出してきたという村松(川本克彦)、近所の中華料理店の娘なのに、やもめの恵五郎が気になっていつも手伝いに来る高野九理子(小泉聡美)。初老の大人なのに、なぜか子ども帰りをしている喜助(後藤敦)。それぞれのわき役もいい。特に自分の思いを打ち明けられない高野がいじらしい。
お尻にスイッチがあって、座ると眠ってしまう(息子のカンタ=小1の作文)という恵五郎のキャラが本当におかしい。そのうえギターがうまい。ギターがしたくてほんとは最初、もやしづくりが嫌だったというのもうなずける人物だ。
煙突もりの隠れ竜
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/09/02 (土) 18:00
幻獣と人間、幻獣と幻獣、人間と人間。それぞれの思いと欲とが絡み合い、時にはせつなく,時には暴力的に,時には自己中に、でもその根底には相手を思いやる優しさが見え隠れしている。いつもながらにハラハラわくわくさせてくれる作品。でも最後にはすごく温かい気持ちにさせてくれる作品。何回見ても飽きるどころか,違う視点や思いに気づかせてくれる作品でした。子供たちが見ても十分楽しめるファンタジー世界でもありました。
煙突もりの隠れ竜
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2023/08/18 (金) ~ 2023/08/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
映像化していないので劇場で観るしかないのが本当に惜しいと思う反面、劇場で観る以上の贅沢はないなとも実感しました。アクションモブや音響、照明、他の観客の反応さえもその効果で舞台を彩っていてとても素敵な作品でした。
煙突もりの隠れ竜
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いつもの事ながら,アトラクションのような演出、あっという間の150分でした。複数のお話が並行して展開しながら絡まり合ったり離れたり・・・最後はキレイに全ての伏線を回収していく見事さ。暖かかったりせつなかったり黒く渦巻いていたり、色々な感情が表れたり隠れたり。もちろん殺陣も満載。アクションモブの人間CGの美しさと運動量に圧倒されっぱなしでした。「楽しかった~」と味わい反芻しながら帰路につける作品です。
『会議』『街角の事件』交互公演
Pカンパニー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2023/09/06 (水) ~ 2023/09/12 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/09/06 (水) 19:00
座席1階
「会議」をまず、拝見。Pカンパニーの「べつやくづくし」の中でも、上位に入る面白さだ。
まず、開幕前の舞台に納得。定番の電柱に裸電球。これは自分的に言うと好みなので「そう来なくっちゃ」という感じである。冒頭、アルバイトと思われる数人が木製テーブルといすを運んでくる。まず、偉そうに振る舞っているのがこのバイトたちを束ねる担当者のおじさんだが、やがて入ってくるこの仕事を発注したと思われる紳士に会話の主導権が移る。この紳士によると、人間の会議志向を証明するのが目的なのだという。電柱がある屋外に机といすを持ち込んで「会議」だというのだから相当おかしいが、不思議なことに客席はこのシチュエーションをすんなりと受け入れてしまう。
別役戯曲の面白さの一つは、会話の主導権が次々に別の人に移り目くらましをされていくところだ。なるほど、相当な不条理だ。今作でも、バイトが「壊れているいすがあった」というのだが、バイトの担当者のおじさんは「そんなはずはない。壊れていたとしたらお前たちが壊したんだ」と毒づくがそれはその場面だけですっかり忘れてしまう。だが、こうしてすんなりと受け入れられるシチュエーションの中に、重大なカギが潜んでいる。
会話の主役は続いて、たまたま通りかかった風情の「会議参加者」に移る。これも別役戯曲ではよく見られるが、その一人ひとりが勝手な会話を繰り広げる。てんでバラバラに交わされている会話のようだが、実は巧妙に織り込まれていて、やがてキーパーソンである男が登場する。劇はこの男を中心に急展開し、客席は路上という公共空間で行われる殺人事件を目撃することになる。
こうした見どころが1時間20分の舞台に凝縮されているのだから、面白くないわけがない。
2本だてにしなくて、これ1本で締めたのは正解だ。帰りの電車で「あの場面の会話は、ここを解く鍵だったのか」などと反すうして楽しむことができる。
ラフタリ―の丘で
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2023/08/29 (火) ~ 2023/09/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
アイルランドの演劇では最近はマクドナーの暗い土着リアリズムの作品がよく上演されてきたが、この作品もこの系列のようで、下層階級の農民の家父長の圧制下に生きる一族の暗黒の物語である。物語の軸はこの家の子供たちで18才の娘、その姉四十才、その間に知能障碍の男の子。母親は下の娘が生まれるときになくなり、同居の祖母は認知症。父はもっぱら同年の友と荒野での兎撃ち、自宅の牧草地は荒れ放題。男の子は動物同然に牛小屋で糞まみれで生活し娘たちは父親の性奴隷になっている。その下の娘に縁談が起きるのが物語のスジだが、全編、内容は今は御法度の家庭内パワハラ、セクハラのオンパレードである。もちろん、舞台で見せたりはしないが、それではこの作品を上演する意味が伝わらない。
なぜ、上品という点では他劇団を引き離して独走の俳優座がこの戯曲をやる気になったのか解らないが、これはミスキャストならぬミス劇団である。文学座が上村聡でやっても、阿佐スパが長塚圭史でやっても、若いところでは温泉ドラゴンがシライケイタでやってもこうはならない。アイルランドの僻村の農家の食堂のセットは軽井沢のコテッジのようだし、衣装化粧は男の子の汚し方は極端だが、娘の方は良家女子校の生徒の普段着の感じ。台詞も上品な訳で、俳優座の俳優だから、台詞はきれいに通す(これは唯一の見所と言って良い)がそれが一層空々しくなるという悪循環である。
俳優座は、劇場も閉めると言うし、この先のレパートリーも発表発しているが、どういうことをやりたいのか解らない。文学座や青年座は時代の難局を切り抜けて新劇ファンの期待に応えている。劇界首位にあった劇団の充実した芝居を見せてほしいものだ。かつては日生劇場で公演が打てた劇団ではないか。百人足らずの客席八分の入り。老人多くエレベーター混雑。
SHINE SHOW!
東宝
シアタークリエ(東京都)
2023/08/18 (金) ~ 2023/09/04 (月)公演終了