その犀はひとり行く
ルドルフ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても良かったです。
役者さん達の迫力ある演技、切ないストーリーに、どんどん惹き込まれました。
抗えない運命に苦悩する主人公の姿に、胸が痛くなりました。
こんな時代があって今がある事や、自分の人生について考えさせられる気がしました。
良質な舞台で、素晴らしかったです!
東京ローズ
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2023/12/07 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了
#01 わが闇
イノセントギアカンパニー
上野ストアハウス(東京都)
2023/12/06 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ナイロン100℃が何度か再演しているこの作品を今回初めて観たが、不必要でウザいだけのキャラが何人も出てきて無駄な動きでストーリー進行を滞留させるのでイライラさせられる。二人の作家が全然作家らしく見えない時点で致命的。トラウマになっていいはずの毒母親のエピソードもその後の展開には何の関係もないし、某妹の出現はまったく不要、レイプシーンも意味がなく不快。ダラダラ3時間続いてあのオチはなんだ・・・。今回の演出がたまたま酷いだけなのか、もともと原作が凡庸すぎるのか。後者であろうから同カンパニーの第二弾に期待したい。
DANGAN
ターリーズ
早稲田大学学生会館B203(東京都)
2023/11/09 (木) ~ 2023/11/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
最初から最後まで笑えるお芝居だった。タイムリープもので構成はやや複雑なところもあったが分かりやすく仕上げられていて幅広い層に楽しみやすい内容だったと思う。
モモンバのくくり罠
iaku
ABCホール (大阪府)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/12/09 (土) 18:00
人里離れた山中で育ち、親の仕事(くくり罠で鹿や猪を捕獲し解体し食する)を手伝い山で暮らしきた。親の価値観、育った環境に悩まされる子供。一般の社会にどう適応するか、苦しむ子供。芝居ではこの生活を受け入れる中で解決しようとしているが、一歩間違えれば宗教二世のような深い問題が潜んでいる気がした。
噂噺 怪奇超常探偵叢書
OG-3works
萬劇場(東京都)
2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/12/09 (土) 18:00
座席b列11番
#OG3怪奇 新シリーズの冒頭4話一挙放送かと思ったら番外編のエピソードゼロの特番でした(伝わらない)
#34「闇の将軍」四部作
JACROW
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
第1話『夕闇、山を越える』
2016年初演、2018年再演、2020年再々演。
昭和22年(1947年)から昭和32年(1957年)まで。
冒頭、田中角栄の選挙演説から始まる。とにかく新潟県民の暮らしを良くすること、その熱意。現世利益の追求、あやふやな言葉は決して使わない。具体的に何を為すべきか。『全身小説家』のように『田中角栄』という一つのジャンルの体現。誰にも真似などできない。一人の“天才”が『太閤記』宜しく『国盗り物語』を現代でやってのける痛快さ。敗戦後のどん底の日本をどうしたら繁栄に導くことができるのか?
東京、神楽坂の芸妓置屋「金満津」で出会った円弥(辻和子)が重要な位置を占める。昭和21年(1946年)に初対面、翌年二十歳にして角栄が旦那(パトロン)になる。認知された息子2名(娘は早世)、47年間妾として尽くした。
憲法改正をして、アメリカの属国から早く逃れたい岸信介。
対する池田勇人は国の威信よりまず国民の生活、軍事費のかからない分、経済成長に力を入れて通商国家として身を立てるべきとの主張。
どちら側からも陣営に誘われる角栄。
田中角栄は狩野和馬氏。代えは効かない。有田哲平っぽくもある。
盟友、大平正芳に内田健介氏。二瓶正也っぽい。池田勇人派。
池田勇人に佐藤貴也氏。
岸信介(のぶすけ)に林竜三氏。
岸信介の実弟、佐藤栄作に土橋建太氏。「“エイちゃん”と呼べ」。宮台真司っぽい。
福田赳夫(たけお)に小平伸一郎氏。パンクブーブーの佐藤哲夫っぽい。
円弥に井口睦惠(むつえ)さん。
腹心の秘書、本間幸一に青木友哉氏。
存在だけでかなり重要な母親、田中フメに宮越麻里杏さん。今作も完全に成り切ってみせる。完全憑依女優。この方はもっと評価されて然るべき。
そろそろ中盤かと思ったら終わってたぐらい時間の経つのが早い。田中角栄はキツイ発言をした後、必ずハーッハッハッと豪快に笑う。これのあるなしで随分イメージが変わったろう。
是非観に行って頂きたい。
ブラック・フラッグ・ブルーズ
ミサキカク・秋月はる華共同プロデュース
小劇場 楽園(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしかったです。ある意味、地の利を生かした舞台だったかと。あの劇場だからこそできたストーリーと演出だったかなと。劇場が二面客席だったけど、違う側の席だとどう見えたか気になるところでした。すばらしい舞台をありがとう!
惨醜歌の響く夜
学園座
関西大学千里山キャンパス凛風館4階小ホール(大阪府)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
満足度★★★
学生演劇らしさ爆発💥
制作は案内もせずに座って話し込んでいるだけだし、公演も役者がめちゃこけたり、小道具が散乱したり、ピストルの弾倉を落としたままドンパチが始まったり、照明に違和感あったりと学生演劇でした
一昔前は関西一の学生劇団だと思っていたけど…
内容は良かったが、総合的には…
クリスマス・キャロル
劇団昴
座・高円寺1(東京都)
2023/12/02 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
作りこまれたセット、台詞の多さ、綺麗な歌声どれをとっても一流という舞台。
ストーリーは本や映画で見て知っているのにぐっと引き込まれてしまった。
一足早いクリスマスプレゼントに大満足です。
噂噺 怪奇超常探偵叢書
OG-3works
萬劇場(東京都)
2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
コサシーズ
遊気舎
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
タイムトラベル大五郎
さんらん
王子小劇場(東京都)
2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
良くある設定だと思いますが、心にしみる心に響く良いお芝居でした。大人の皆さんが小学生、大丈夫かと思いましたが、思ったより入り込めました。時代変わる場面での衣装替えも良かったです。この先の登場人物の幸せを祈りたくなりました。優しい時間過ごせました。ありがとうございました。
噂噺 怪奇超常探偵叢書
OG-3works
萬劇場(東京都)
2023/12/06 (水) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。エンタメとしてとても素晴らしかったです。笑いあり殺陣あり怪異あり盛りだくさんでしたね。詳細省略したのかなというところがありましたが、内容、演出、演技みんなよかったです。楽しい時間ありがとうございました。
ガラリ
表現集団 式日
麻布区民センターホール(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本日拝見しました。私も親なのでとっても身近に感じながら見させていただきました。心の中と現実ととても上手く表現されて、良くできた演出だったと思います。心に染みるいいお話でした。
海罪に沈む
劇団108
千本桜ホール(東京都)
2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
ガラリ
表現集団 式日
麻布区民センターホール(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
親心と自立の狭間で悩む少女の旅立ちを描いた心象劇といったところ。人の思いや考え方、どの側面を捉え 見るかによって「ガラリ」と違う。親と子の立場や考えの違い、それを精神科医の問診を通して展開していく。少女の心象であるが、その世界観は分かり易い演出によって巧く表している。
少女の名は 月下海(木下美音サン)、その名の通り深海を思わせるような浮遊感ある舞台美術。同時に、舞台幕を使用して 心に思い描く世界(空想)と現実の世界(問診)…ファンタジーとリアルといった表現の違いも巧い。この違いが テーマ「孤独」を上手く表出している。そして自由・肯定と束縛・心配といった子と親の心情が浮き彫りになる。
親といっても父と母では子への接し方も異なり、親の過去(成長過程)が関係しているという。ただ この親子の関係性は 典型的で斬新な切り口になっていないところ、そして人を観察し深堀しようと試みているが、少し理屈っぽいような気が…惜しい。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし) 12.11追記
萎れた花の弁明
城山羊の会
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
晩餐
タクフェス
サンシャイン劇場(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/12/08 (金) 18:30
久々に観た宅間作品は満腹感!(前説10分を含め)160分(+アフター)。
東京セレソンデラックス時代はいくつか観ていたのだが、タクフェスになってからは初めて。タクフェス旗揚げ作品を10年ぶりに再演した。エンターテインメントに徹しつつ、相変わらず良くできてる。タイムトラベルを扱っているので辻褄合わせが大変だが、「家族」というテーマには普遍性があり、終わり方も納得できる。ただし長い。第1場がもうちょっと整理されて、上演時間が短くなると、もっと観やすくなると思う。加藤貴子が久々の舞台で元気なところを見せてくれるのが嬉しい。
開演前から宅間他が出てきて会場を盛り上げ、そのまま前説的にセットの説明をする。終演後、5分の休憩を挟んでパフォーマンスとミニ・トークがあるということだが、帰ってきてしまった。
モニュメント
マチルダアパルトマン
イズモギャラリー(東京都)
2023/12/06 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
イズモギャラリーにて
青チームを観劇
ちっこく密度の高い空間で
自分の幻影を見たり
そうくるのかと楽しかったり
充実の演劇みちみち
果たして二人の収まりは
ポジティブなのかと
モンヤリしつつ
イズモギャラリーに映えていた
食事isビューティフル