最新の観てきた!クチコミ一覧

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金閣炎上

金閣炎上

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2023/05/12 (金) ~ 2023/05/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ほんとに頭丸めて演ずるんですね
小説の作者自身が戯曲化したとのことだが、台本としては、観る側の感性や好みの問題だろうが、いろいろ場面が並べられていても主人公の心情や心の闇の部分が今ひとつ伝わってこない印象。エピソードやセリフが淡々と流れて通り過ぎていくような・・・。演出や演技の問題はなく、素直に芝居として楽しめる。

ララ・バイ

ララ・バイ

ゲキバカ

ザ・ポケット(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/05/13 (土) 18:00

B-trainを観劇。
同じ作品だが印象が少し異なり、より演劇を強く感じた。
中野さんの演技がより好きになった。

ララ・バイ

ララ・バイ

ゲキバカ

ザ・ポケット(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

#ララバイ2023 B公演。役者さんの技量は高かったように思う。話自体も悪くないとは思いました よくまとまっていてしっかりしたお芝居だと思いました

ネタバレBOX

ただ、なんだろう「面白くはなかった」好みではなかったというだけかもしれないが。そもそもゲキバカさんを観たのは多分初めてで今作以外がどうであるのかわからないのですが喜怒哀楽のツボが決定的にずれて感じた。愉快なシーンが不愉快に感じるレベルに。WW2末期のドイツに侵攻されたイタリアを舞台にユダヤ人の「家族」扱っているのに全般的に「スカした」感じを受けたのも大きいかもしれない。基本的に子供目線で語られるお話がそう見えなかった(作りは理解できるがなんか無理だった)のも大きかったかもしれない。そもそも子供目線なので勘違いや意識しない嘘もあるかもしれないが「ハッピーエンド」と言っているのだが兄は犬死恋人もおそらく収容所で死亡。孫の存在がハッピーエンドってまあ爺さんからしたらそうなんでしょうがねもうすぐ終戦だったのに間接的とはいえ世話になった「家族」も「兄」も死に追いやって生き残った兄の恋人と家族となって孫までいることを「ハッピーエンド」というのはどんな心境で見ればいいんだろうか、今が幸せならええじゃないかというのには一理あるしそうしなければとても乗り越えられない経験もあるとは思うが。そういえば題がララ・バイっていうのがまた不穏でしかないララ bye 考えすぎか...まさかなとは思うがそこに点があるし、もう過去の人なんかな。そもそも子供が1人生き残るなんてことがあり得たのか個人的には大いに疑問だったりあそこで銃が盗めるてだれだったら軍からちょろまかすより普通に卵くらい盗めるだろうというか「鶏が農場で飼えない設定」が強引すぎやしないか?鶏がダメな農園主って。話の都合上の事象の積み重ねで物語はできているのだから当たり前とも言えるしいわゆる「異世界もの」「なろう系」のお名無しなど清いものでご都合主義が基本みたいなところすらあるけどもリアルよりの設定で連発されると辛い。架空戦記ものの終末ぐらい辛い。
アクターズハイ

アクターズハイ

LUCKUP

劇場MOMO(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/05/12 (金) 14:00

役者の成長と挫折、再起の物語にサイコスリラー的な要素も加わって、奇想天外なエンディングに。びっくりした。緻密に構成された物語。

原色★歌謡曲図鑑

原色★歌謡曲図鑑

株式会社ビーウィズミュージック

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

皆さんがとっても元気に楽しく演じられているのが伝わって、観客とも一体になって、楽しいお芝居でした。肩の力を抜いて楽しめました。
内容も面白かったですよ。ハッピーエンドで良かったです。

愛と忘却と記憶

愛と忘却と記憶

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても大好きな団体さんです。ここ最近の作品は概ね拝見しています。どの作品も見終わったあとに心が暖かく優しくなれるようなそんな作品で、本当に毎回楽しみにしています。今回も短編が連なるなか、一つ一つも意味があって、そして繋がってる。見事ですよね。役者のみなさんも感情表現豊かで心引かれます。次回作品も楽しみにしています。

アクターズハイ

アクターズハイ

LUCKUP

劇場MOMO(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

燃える役者魂を観るような物語。サスペンス ミステリー仕立で描いており、何となく分かったような気がした筋立てだが、実は予想外の展開で観(魅)せてくれる。人生は舞台、人は(大根)役者、というシェイクスピアの有名な台詞を繰り返し、「役者(演じ)」とは を問う。小難しい演劇論を聞くより、役者として 演じることへの凄まじい思い 秘めた執念が感じられる内容だ。

タイトル「アクターズハイ」とは実に上手いネーミング、主(人公)役と脇役の関係をシステムの相互作用に見立て、特定の目的の役割を現す存在として登場させる。ただし本来は 具体的な実体ではなく、或る抽象的な存在になるはずが、公演では重要な役割を担う脇役として登場させている。同時に満足できる演技によって「ランナーズハイ」のように爽快感と高揚感に浸れる と。オッとこれ以上書き込むと、物語の内容に踏み込んでしまいそうだ。

清水邦夫の「楽屋」執筆は、ある劇場で楽屋の壁にアイロンの焦げ跡を見て、そこに居た役者たちの想念を感じたからと言われている。アプローチは違うが、本公演も一人の俳優人生を熱く語り、冷徹に見詰める愛憎劇を通して舞台(公演)に立つ俳優の演技(目的)を知ることが出来る かも、ぜひ劇場で…。
(上演時間1時間25分)

ネタバレBOX

舞台美術は四角い枠、その中央正面に可動式の衝立2つ。その後ろにはソファが置かれ、シーンに応じて移動させる。全体的は ほぼ対称をなしているが少し歪んだ形をしている。それが役者として成功を夢見る男トニーの心象風景のよう。演出ー照明は回転させ揺らめかせることで 心の迷いを感じさせる上手さ。

トニーは役者を続けるか否か迷い苦悩している。そんな時、トニー親衛隊というファンサイトをみて、元気 勇気づけられる。幾度の苦難を乗り越えてスターの座を得るが…。人気を博すと人は増長し傲慢になる、といった典型的な人間像も描く。トニー親衛隊は、トニーに何らかで助けられた人々、同時に手痛い目に合わせられた人々。人の行為には表と裏の面があり、その複雑な心の内を投影したかのような描き。応援して絶頂期を見せ落とす悪意ある行為、まさに天国から地獄へ。何となく褒めと貶め、人間の本性が透けて見える。

役者になりたい男2人…トニー(新井將サン)とK(遠藤巧麿サン)、切磋琢磨し演技力の上達を競い合うが、トニーには どうしても敵わないと…。実は、役者になることを諦めたKがトニー親衛隊を率いて応援している。トニーが見つめているのは鏡の中、そう自分自身の姿に苦悩している。説明にある「光と影、過去と未来、嫉妬・恨み・スキャンダル…」は、全て自分の心に抱いた思いと行いを示す。
演劇という虚構、それを「役者」という存在に見立て、役柄と本人という虚実の正体を暴くように描く。

冒頭、可動式の衝立が左右に開き、一人の役者<俳優>が登場し物語が始まる。その光景こそ<幕が開く>を表している。落語家が羽織を脱ぎ 噺へ…その一人噺には大勢の人物が現れては消える。それを演劇として観(魅)せる奇知に驚かされる。
次回公演も楽しみにしております。
原色★歌謡曲図鑑

原色★歌謡曲図鑑

株式会社ビーウィズミュージック

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

歌謡曲への熱い思いが溢れた素敵な舞台でした。
物語の展開も丁寧に描かれていて、信念を貫こうとする人物達、
少しづつ変わっていく人物にとても魅力を感じました。
観劇後の帰り道で思わず懐かしい歌を口ずさんでしまいました。

ネタバレBOX

劇中では登場することのなかったシンの新曲を聴いてみたかったと思いました。
原色★歌謡曲図鑑

原色★歌謡曲図鑑

株式会社ビーウィズミュージック

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

舞台を観る限り、1987年からのタイムスリップというのは、単に「昭和」末期を絡ませるだけの設定にとどまり、音楽的に何か仕掛けがあるのかとか、こちらか勝手に想像していたようなことがある訳じゃなかったので、その点では少々拍子抜け。何も考えずに観た方がもっと楽しめたかも。

ネタバレBOX

制作側が音楽事務所だからか、PRも兼ねた楽曲披露のようなシーンも。ラストの歌では、開演前の撮影禁止とのアナウンスなど無視してスマホで撮り始める女性(ファン?)も目に入り、一観客としてはちょっと残念というか、やや冷めた気分にも。
26/26

26/26

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

楽曲の選曲が好きな並びだった。各職業のデフォルメが納得感のあるもので面白かった。

ネタバレBOX

ことが起こる前の平凡、普通を舞台で表現するのって難しい。今回はチョット「大丈夫なの?この作品」と思える感じだった。
人を叩くSEは必要だろうか?
ラストをどこまで描くかは難しい問題ではあるが個人的には「語りすぎ」tv放映で終わらせてあの最後の内容は中に入れ込む(匂わせる)方が好きかな
TV放送の最後の歌唱は震えがきた。
ララ・バイ

ララ・バイ

ゲキバカ

ザ・ポケット(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/05/13 (土) 13:00

A-trainを観劇。
エンターテイメントに溢れていながらも、観応えのある作品でした。
梶川さんの表現力が楽しかった。

しあわせのかたち

しあわせのかたち

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

比べるものではないけれど、親から子への愛のほうが子から親への愛よりも強いんだな~と思いました
笑いがふんだんにあり楽しいステージでした!

Scrap ‘n’ Build

Scrap ‘n’ Build

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/05/12 (金) 14:00

パンライ・燃えマル・へその緒=115分。休憩なし。

糸地獄

糸地獄

劇団うつり座

上野ストアハウス(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

色彩の美しさに感動。
全体に漂う妖艶な雰囲気に圧倒される。
赤い糸が垂れ下がり、掴み、身悶えしているさまがなんともインパクトありで、目がクギズケになる。
能か歌舞伎を観ているような、不思議な雰囲気。
女のひとたちの告白が恐ろしく、夢中になる。
本物のお芝居というのはこういうものを言うのでは...
私はまだ、たくさん芝居を観ているわけではないのだが...

非常に厳しい稽古を積んできた、とパンフレットに書いてあった。
ひとりひとりの演技力も見事です。
完成度が高く、とても素晴らしい舞台で、とても満足でした。

ステージ『エロイカより愛をこめて』

ステージ『エロイカより愛をこめて』

株式会社Lol

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

楽しかったです!なんで今「エロイカ・・・」なのか分かりません(何かで話題になってた?)が、観客は当時のファンより若い人が多かったので単に推しさんを見にきたのでしょうか?
八神さんの影の薄さが残念だし、伯爵の衣装は軽い方が動きやすくて良いのでしょうがなんか安っぽいのが気になりましたが、そんなことはまあいいかと思えた楽しい舞台でした。
渋谷区文化総合センター大和田は、伝承ホールしか行ったことがなくて、さくらホールは初めてでしたが、こんなホールがあったんですね。赤い緞帳も素敵なホールでしたが、前方は5列目まで段差がないので小柄な人には見にくいと思います。」

愛と忘却と記憶

愛と忘却と記憶

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

宇宙視点で見た地球人というテーマ性が面白い作品集
最初に壮大な印象を与えておきながらフェイントをかけるように1作目では狭い職場内での恋愛模様、心地良く笑った
人間臭く場を温めた後、2作目以降はトワイライトゾーン風な要素が盛り込まれ末広がっていく感じになっていて中々に上手い構成

当日パンフでは作・演出の主宰者ご自身の懺悔をモチーフに創られたと書かれていましたが、いやいや悪い人にはこれは書けない
心の傷を癒していくような優しさが滲み出た舞台
ダークな部分があってこそ光射していく感覚をいろんなカタチで味わえたと思います

あたらしい朝

あたらしい朝

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/05/03 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/05/10 (水)

生者と死者がともにいる世界

 新型コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年に上演されたアトリエ公演のリメイクである。多くの人が亡くなり常に死の恐怖と隣り合わせだった感染症禍があってこそ生まれた作品といえるだろう。

ネタバレBOX

 ピンクの自家用車で山道をドライブ中の高木龍之介(木村巴秋)とユリ(清水緑)夫妻は、ヒッチハイクをしている山本ユカリ(北川莉那)を拾い羽田空港へと向かう。ユカリは7年付き合った彼氏に振られ、傷心旅行への道すがらであった。当初はよそよそしかったユカリが同郷の同い年と知ると、ユリはすっかり心を許し、龍之介の反対を押し切って一路東南アジアへと向かうことになった。

 飛行機でユリは龍之介との新婚旅行のときのことを思い出す。客室乗務員(小瀧万梨子)に英語が通じなかったことや、ユリの母の反対を押し切って結婚したことが心残りであったこと、現地でもピンク色のレンタカーに乗って恋愛バラエティ番組「あいのり」よろしく見ず知らずの男女を拾ったこと……到着してメコン川クルーズや寺院参拝などを満喫した3人は、つぎはトルコのイスタンブール、そしてイタリアのヴェネツィアなど世界各地への旅を続けていく。道中ではユカリが相乗りしてきたかなやん(金澤昭)に失恋したり、龍之介が高校時代の知り合いのミキ(菊池佳南)と大沢(亀山浩史)夫妻に出会ったりなどさまざまなことが起こる。この旅のなかで龍之介の存在は徐々に薄まっていき、やがて彼は本来「いないもの」とされてきたことが分かる。

 私が面白いと感じたのは、時間や空間が自在に行き来し、彼岸と此岸の境界が取り払われた作品世界のなか、さまざまな位相にいて本来は邂逅しないはずの登場人物たちが舞台上に出現していた点である。いわば本作の主役はこの荒唐無稽な世界そのものであり、登場人物や描かれたエピソードを鵜呑みにするのではなく、この世界の表象や構成しているパーツと捉えて観てみればわかりやすい。しかもこの荒唐無稽さが極めて自然に、ときにおかしみを交えて描かれていた点が独特である。本来は亡くなっている龍之介とユリが一緒にドライブや旅行に行くことはあり得ないが、二人とも龍之介の死を当然のことと受けとめ、感傷を交え得ることなくイチャつきあっている。ユリはユカリにも龍之介を紹介し、彼が亡くなっていることを示唆するがユカリも動揺していない。無論龍之介が幽霊であるなどという言及もない。この世界のなかでは死は生と地続きなのである。観ていて私は、東日本大震災の直後に被災地のタクシー運転手がしばしば幽霊の客を乗せたという証言を思い出した。そう考えれば、実は生きているのは龍之介ただ一人だという解釈も可能なのかもしれない。

 コロナ禍に伴い大幅な外出制限を経験した我々観客が、感染症と隣り合わせだった人類の歴史に切実な思いを抱く描写があったことも忘れ難い。一部の登場人物がペストマスクを被っていたりひどく咳き込む描写が挟まれていたりしたことに加え、ヴェネツィアの場面でペスト患者の集団墓地の話題や、コレラが蔓延していた時期を描いた映画『ベニスに死す』で使用されたマーラーの「アダージェット」が鼻歌で流れたように聞こえたことなどからも、作者の意図は伺えた。初演では本作の旅行の描写に掻き立てられた観客が多かったであろうことは容易に想像できる。

 数台のパイプ椅子を移動させるだけで車中をレストランに、そして船中に変えるなどテンポの良い展開もうまい。龍之介とユリ、ユカリが海鮮丼を食べている横で、葬式から帰ってきたミキと大沢がいて龍之介の死を示唆したり、数役を兼ねる俳優が旅行の場面で演じる役を自然に入れ替えたりすることで、過去と現在の時間軸をするりと移動させて舞台に厚みを持たせることにも成功していた。奔放に行き交う空間と時間、そして登場人物の移り変わりは目まぐるしく、その後の展開を示唆する歌謡曲や落語を入れ込むなど手数の多い演出は感心したが、果たして自分はいまなにを観ているのかと混乱を覚えたことも事実である。とはいえ本作の感触は他ではなかなか得難いものであったことは疑いえない。

 龍之介の葬儀を終えたユリは、今は亡き母を連れてドライブにいく。道中でヒッチハイクをしている龍之介を拾うと、3人でどこかへと旅立っていく。暗転するなか舞台前方に置かれた花がぼんやりと輝きを放ち、それがこの数年間の死者への鎮魂であるかのように見えたのは私だけではないと思う。
しあわせのかたち

しあわせのかたち

藤原たまえプロデュース

小劇場B1(東京都)

2023/05/10 (水) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

結末に希望があって胸をなでおろした。久しぶりに涙腺の緩むストーリーだった。

原色★歌謡曲図鑑

原色★歌謡曲図鑑

株式会社ビーウィズミュージック

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

タイムトラベルと歌謡曲を合わせた内容の舞台で、とても楽しめました。まず脚本が面白いですね。昭和と令和の歌手の売り方の違い等も説明されていて、納得する部分も多かったです。昭和世代としては、ランキングボードやミラーゲートが懐かしく思えました。

"A Midsummer Night's Dream" 夏の夜の夢

"A Midsummer Night's Dream" 夏の夜の夢

演劇ユニット Willow's

王子小劇場(東京都)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/05/11 (木) 19:30

初見のユニット。シェイクスピアをメインとしたユニットらしい。(5分押し)114分。
 今どき、シェイクスピアをやるのは現代的なアレンジをすることが多いが、本作はそのバランスがよくない印象。どこが、という説明はできにくいのだが、方向性が一定していない感じが残る。古典的なセリフと現代的なセリフを交えるあたりもフツーだが、古典的なセリフは元々が美しいだけに、噛む役者がやや目立つのは残念。

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