最新の観てきた!クチコミ一覧

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ひとえに

ひとえに

シニフィエ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/01/13 (土) ~ 2024/01/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/01/15 (月) 18:30

丁寧に描かれる「理不尽」の詳細。ちょっと痛い。(3分押し)127分。
 5人の俳優が丁寧に描く現在の「理不尽」。言葉が多すぎて圧倒されるけれども、リアルはある。

フェスティバル#4 Match up

フェスティバル#4 Match up

プロトテアトル

Live-art-bar MagaYura(大阪府)

2024/01/13 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★

会場がとても狭い反面、役者との距離がとても近く毛穴まで見える(嘘です…)女優が複数と男性一人で演じる会話劇 千里ニュータウンや多摩ニュータウンを意識しているのか、その場所の栄枯盛衰を上手く表現していた 香川さんが可愛かった

フェスティバル#4 Match up

フェスティバル#4 Match up

プロトテアトル

Live-art-bar MagaYura(大阪府)

2024/01/13 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ワンドリンクをビールハイ(ビールにブラックニッカをかなり混入)を飲んだせいか、テンションはハイに
二本立て
まずは地球の誕生を自分の人生❔(産まれてから死ぬまで)に例えた話 悩みは色々有るけど、地球誕生基準で考えるとちっぽけなモンなんだと、改めて認識させて頂きました

Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/01/12 (金) 13:30

 正直、観劇前は、元SKE48/AKB48に所属していた木崎ゆりあさんと、元乃木坂46所属の伊藤純奈さん、能條愛未さんと演出家兼劇作家で俳優の丸尾丸一郎さん含め、男女6人中元国民的アイドルが3人もいるということで、とても豪華で、すごく期待すると共に、不安も感じていた。
 なぜなら、元国民的な女性アイドルや2·5次元舞台俳優が、あらすじを読んだり、チラシの雰囲気を見ても、かなりアングラ劇というか、ゴシック?サイコ?ホラーミステリーな感じが漂っていたので、よほど殻を破るというか、体を張った、良い意味で今までのイメージを打ち壊さないとできない劇だと思うので、なかなか大変なのではないかと感じた。

 実際に観劇してみて、6人しか出て来ない劇というのもあって出ずっぱりの役者がほとんどということもあるだろうが、ハマダマコトという男か女なのかもわからない同級生を巡って、共通の手紙を受け取っていた先生含め3人の男女が裏山に埋めたタイムカプセルを掘り起こし、それぞれ背後から何者かに襲われて、気が付くと、山小屋に閉じ込められ、そのすぐ外を野良犬が徘徊している模様の極限状態中で、狂気に襲われたり、人肉を食べたり、料理する場面、人を刺し殺す場面、虫がたかったチョコレート、何とかハマダマコトのことについて思い出そうとする服部先生と、狂気とグロテスク、エロを彷彿とさせる描写や、生々しい殺人描写に、所々笑える場面含め、背後から襲われる前後や閉じ込められている時など、そういう微々たる差や表情に至るまで元SKE48/AKB48や元乃木坂46、2·5次元俳優とは思えないほどの体を張った演技にただ、ただ、圧倒させられ、劇世界にのめり込んだ。

 また、木崎ゆりあさんや伊藤純奈さんの仲万美さん演じる出自からしても野良犬のような或る女に対して、容赦ない蹴りや罵声が意外にもかなりハマっていた。

 終演後の現役AKBの岩立沙穂さんを交えた、ぶっちゃけていて、時々のほほんとしたトークもかなり笑えた。
 特に、現役AKB48岩立沙穂さんと元SKE48/AKB48の木崎ゆりあさんとの絶妙なボケ突っ込みで、かなりズケズケと言い切る木崎さんと劇中とはまた違った面も見れて面白かった。
 演出家兼劇作家兼俳優の丸尾丸一郎によるそこ聞いても大丈夫なのというような、聞いてるこちらが冷や冷やしてくる質問を木崎さんや岩立さんにしていて大いに楽しめた。


 

ビバ!小町さん

ビバ!小町さん

劇団ドラマ館

多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)

2024/01/13 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

腑に落とす。

腑に落とす。

月刊「根本宗子」

音楽実験室 新世界(東京都)

2024/01/09 (火) ~ 2024/01/19 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「小日向星一さんに大変な役をやってもらいたいと思って書いた」と根本さんがおっしゃっていましたが、1時間弱とは思えない怒涛のセリフ量でした。この熱気を浴びるように味わえるのはバー公演ならではです。

短篇作品集・其ノ壱「雨」

短篇作品集・其ノ壱「雨」

エビスSTARバープロデュース

エビスSTARバー(東京都)

2024/01/13 (土) ~ 2024/01/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

バー公演ということでしたがきっちり舞台作りをしており極小の劇場で濃厚な観劇体験でした。2人芝居の短編30分のチョイスもちょうど良い。

『劇場版 芝居小屋シアター THE STAGE』

『劇場版 芝居小屋シアター THE STAGE』

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2024/01/13 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

不思議な世界。
輪廻?社会批判?受験生応援?ちょいおバカ?盛り沢山であっという間。
早大で野田演劇オマージュはツボ。
終わりが見えない演出が良い。
初早稲田の熱にあてられた。
90年代の小劇場に来た感覚でとても面白かった。

まわれ!無敵のマーダーケース

まわれ!無敵のマーダーケース

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2024/01/09 (火) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

勘違いというか思い込みというか、認識のズレから生じる状況の可笑しさが上手く繋がっていて、ずーっとクスクスしてた。
これがワンコインで観られた幸せ。
面白かった!

リビング・デッド・キッチン

リビング・デッド・キッチン

はちどり空港

アトリエ第Q藝術(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この設定でこういう描き方って良いな。
人が人にどう影響を与えるか、自己肯定感の低い人が人との関わりでどう変わっていくか、そんなことが丁寧に描かれていて、悲壮感微塵もなく心地よい時間だった。
別れのシーンもすごく良くて、心が温かくなった。

宮沢賢治朗読短編集

宮沢賢治朗読短編集

J-ROCK

浅草九劇(東京都)

2024/01/10 (水) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

宮沢賢治の短編、注文の多い料理店、セロ弾きのゴーシュ、永訣の朝のアクションリーディング。かなりアレンジが加わっていましたが、なかなかに楽しめました。リーディングといえども、ヴィジュアルは大切ですね。

ほどける双子

ほどける双子

クレネリ ZERO FACTORY

小劇場 楽園(東京都)

2024/01/10 (水) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/01/14 (日) 15:00

大岩真理・脚本の本多真弓一人芝居。力あるところを見せてくれる。(3分押し)48分。
 一昨年の年末に上演された作品の再演で、初演も観てる。育児ノイローゼの妻のため、ディナーとコンサートに連れだそうとしてベビー・シッターを夫が依頼し、そのシッターの独り言で始まるが…、という物語。何人かの人物を描き分ける演技力を要求される舞台。とても興味深い。

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台 「 Go back to Goon Docks」 2024 製作委員会

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2024/01/11 (木) ~ 2024/01/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「桜の森の満開の下」
美しくて恐ろしくて素敵でした。初めて夢の遊眠社を見た時の心持ちを思い出しました。
田中良子さんは十三夜とは全然違うキャラクターで、今回の3作に全部出ていらっしゃる。お見かけしたところとても華奢なのにすごいです。

オデッサ

オデッサ

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2024/01/08 (月) ~ 2024/01/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とにかく面白かった。

ネタバレBOX

これぞウェルメイド。構成の妙、配役の妙、謎解きの妙で全く飽きさせない。
役者3人は映像でしか観たことなかったが舞台での演技も素晴らしかった。
どんでん返しは、振り返ってみるとベタなんだけど、それに全く気付かせない脚本が最高。
Ms. YAMA-INU

Ms. YAMA-INU

劇団鹿殺し

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

中盤まではほ〜って感じで観ていたが終盤のグロさに嫌悪を感じつつも切ない展開にぐいぐい引き込まれて、結果涙。
犬を演じた方の踊りで表現する心情が素晴らしかった。
「鹿殺し」というキーワード以外情報入れずの観劇だったが、とても面白かった。

ネズミ狩り 2024

ネズミ狩り 2024

劇団チャリT企画

ザ・スズナリ(東京都)

2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

社会派とコメディのバランスが良く飽くことなく楽しめた。
同じ被害者遺族でも受け取る事実によって取る立場が異なるということが巧みに表現されていて、ナツキとフユコの衝突がリアルに感じられた。
個人的にはハジメの心情を深掘りして欲しいなぁと…そんな思いも。

長い正月

長い正月

20歳の国

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/12/29 (金) ~ 2024/01/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

落ち込んでる自分がいる。
絶賛ツイートしか目にしない中で絶賛できない自分には何かが欠けているのだろうか?
100年という時間を違和感なく切り替えていく演出には感嘆したが、物語が日常過ぎて実体験を超えない、そんな遠い目で観ていた。
決して否定しているわけではなく…
きっと、求めているものが「非日常」なんだと思う。

パートタイマー・秋子【石川公演中止】

パートタイマー・秋子【石川公演中止】

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/01/12 (金) ~ 2024/02/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

つぶれそうな下町スーパーで、わけあってバイトを始めた山の手の奥様・樋野秋子(沢口靖子)。さえない店長派と、ぐーたらバイトの反店長派の対立の余波を受け、頭がくらくらしてくる。そんな世間知らずの奥様に、沢口靖子がうまくはまっていた。
生瀬勝久の「焼肉ヨーデル」のスイス風の節回しは傑作で、客席が大いに沸いた。ロッカーから突然飛び出してくる意表を突く場面と言い、生瀬氏の喜劇度は非常に高かった。
2時間45分(休憩15分込み)

ネタバレBOX

バイトのボスの春日(土井ケイト)たちは、レジを通さないで店の物を持ち帰ってずるしている。店長は、賞味期限切れの肉を「リパック」して再び店頭に並べ、その片棒を担ぐ精肉担当には特別手当を出している。担当が辞めたため、秋子が8万で引き受けるが、前の精肉担当の手当は10万だったことが分る。こういうせこさが、いじましい。どちらにも正義のない店長派とバイト派のかけひきが、日本社会の縮図のように見える。

そこに「新店長赤っ恥セール」が絡むのだが、豆腐や牛、豚のシャッポをかぶったり、調子っぱずれの替え歌(「夏の扉」を「店の扉」にしたり)を歌ったりと、浮世離れしたセールス。反店長派ならずとも、とてもついていけない気がする。

二兎社には珍しく出演者が多い。12人。ちょっと多い気がする。誰が誰かを理解するのに少々かかった。21年前に上演した青年座では、これぐらいがちょうどいいのだろうか。
開演時間を間違えて、30分遅れてしまったせいもあるので、仕方がないかもしれない。
ほどける双子

ほどける双子

クレネリ ZERO FACTORY

小劇場 楽園(東京都)

2024/01/10 (水) ~ 2024/01/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

迫力ある演技と落ちが読めなかったストーリーが凄く良かった!
表情がコロコロ変わり別人を見事に演じ分けに拍手

ひばり

ひばり

劇団四季

自由劇場(東京都)

2023/12/24 (日) ~ 2024/01/20 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ジャンヌ・ダルク役の小柄な五所真理子が、無邪気なほど無垢でりりしくて、声もよく響いて素晴らしかった。舞台装置は簡素ながらも紋章や林立する槍で歴史を感じさせる。なんといっても素晴らしいのは衣装。甲冑や、貴族の豪華な服、司祭たちの赤いビロードのような服など、見た目にもゴージャスだった。

前半の神の声を聴いてから、ボードリクール隊長を説得して隊を整え、シモンで皇太子を起ち上らせるまでは、ジャンヌの知恵と純真さに心現れる。すがすがしい。
後半の宗教裁判は、審問官とジャンヌの対決がなかなか重い。そのなかでも、最初の方の「人間こそが神の奇跡」「人間が自ら選択し、実現することができることこそが奇跡」というジャンヌの言葉は、きらめく輝きを感じた。(井上ひさし「きらめく星座」を連想させる。もちろんアヌイの方が先だが)

ネタバレBOX

宗教裁判の中盤はついていけなくて、少々眠くなった。
史実を知らなかったので、ジャンヌが一度「改悛」をして、「はい」とうなずきサインするくだりはもどかしいし、「あれっ?」思った。入牢してから、再度自分を取り戻して、改悛撤回、火あぶりになる。第二次戦争直後に書かれたここの下りをどう解釈するか、私は混乱した。生き延びるより自分らしく死ぬことを選ぶのは、戦争中は勇敢な行為だが、平和になった後では、戦後社会への順応の拒否にならないか。
火あぶりのさなかに、「戴冠式がまだ演じていない。ジャンヌの物語の最後は、戴冠式でなければ!」ととボードリクールが客席後方から駆けつけて、「この芝居はハッピーエンドだ」と、場面は火あぶりから一転、戴冠式へ。なるほど(平和の時代の芝居らしい)と思う一方、あわただしいバタバタに少々唖然とさせられた
「アンチゴーヌ」が最高傑作。「ひばり」はそれに次ぐ傑作である。

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