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『テンダーシング』 『リーディングドラマ ロミオとジュリエット』

『テンダーシング』 『リーディングドラマ ロミオとジュリエット』

幻都

あうるすぽっと(東京都)

2023/08/10 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/08/11 (金) 17:00

『テンダーシング』を観劇。2021年に初演した再演で、初演も観てるが、更に良くなっていた。観るべし!81分。
 ロミジュリ他のシェイクスピア作品のセリフを換骨奪胎して別の物語を作る。老年の夫婦の愛情を描いて秀逸な作品になっている。初演が東演パラータと小さかったので、あうるすぽっとの大きさに負けないかと心配していたのだが杞憂。役者陣もセリフをしっかり自分のものにしていて、初演より広がりのある作品になっていた。

2020ネンマツ?

2020ネンマツ?

劇団ダブルデック

シアター風姿花伝(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

開場すぐにガチガチの集客と熱気。何だこりゃ、異様なムード。客のノリもさっぱり理解不能。アウェイの感覚で覗き見た。ドリフターズ&志村けんRespect。「シェー」なんかもあった。笑いの種類的には全く好みじゃない。上京大学生のコンパのノリ。「うわ、こりゃ失敗した」と思いつつ、凄く練られている構成、繰り返されるブリッジ曲とドリフ・ダンスに段々と嵌っていく。90分のリズムネタとして秀逸。台詞から合いの手から表情から全て完成された一本の作品。この系の笑いが嫌いな自分でも面白かったのだから、好みの観客には絶品だろう。
「この人、好きだな」と思っていた女優が終演後調べたらマタハルさんだった。何か良いよね。

ネットの大型番組、5人の挑戦者が賞金一億円を掛けて夢を追う。馬術選手(吉川瑛紀〈ひでき〉氏)、ピン芸人(ワタナ・ベリヨさん)、料理人(マタハルさん)、モテたい男(加藤将隆氏)、歌手になりたい女(小山ごろーさん)。コロナで番組が中断され、3年後まさかの再開。

ネタバレBOX

アフタートークで謎が解けた。FM NACK5のパーソナリティ、斉藤百香さんがゲスト出演の回。熱狂的なリスナー・ファンが集結していたのだった。異様なノリの納得がいった。今の時代にもこれだけ濃いファンを獲得できるのなら、ラジオというコンテンツも面白い。小劇場を根城とする劇団と相性がいいのかも。
舞台「六日戦争~東洋一の飛行場〜」

舞台「六日戦争~東洋一の飛行場〜」

NPO法人文化活動支援会まつり

さいたま市産業文化センター(埼玉県)

2023/08/12 (土) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

映画並みの大音量の音響効果で迫力があったのは良い点。
そのためにこの劇場をえらんだのかな?

ストーリーや人物関係はよくわからなかった。
というか、誰が主役なのかも分からなかった。

ネタバレBOX

てっきり日本の話かと思ったら、ちがっていたよう。
日本をモデルにした架空の国の話だったみたい。
というのも、あまりにも時代考証を無視していたので。
「帝国国民」とか「帝国民」なんて言葉が出てきたり、「婦人」ではなく「女性」っていってたり。
女子が男性に抱きつくなんて、絶対ないなあ。
当時は無かったはずの「国際連合」なんてワードも出てきた。
その他いろいろ。
極めつけは「皇帝陛下」。
ここに及んで、日本ではなく架空の国の話と気づいた。
それなら納得です。
我ら宇宙の塵

我ら宇宙の塵

EPOCH MAN〈エポックマン〉

新宿シアタートップス(東京都)

2023/08/02 (水) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

EPOCH MAN『我ら宇宙の塵』を観劇。

昨年の岸田戯曲賞のノミネート劇団。

あらすじ:
早くに夫を失った宇佐美陽子と息子の星太郎。
父親は何処に行ったのかを星太郎が母に尋ねると「死んだ人間は星になる」と嘘をついてしまう。星太郎は父親譲りで星が大好きなのだ。
星太郎は行方不明になり、母親は周りの人たちに巻き込まれ息子を探す旅に出るのだった…。

感想:
出だしからびっくりするのような映像舞台美術に度肝を抜かれ「今作は間違いなく面白くなる!」と確信を持てる始まり方だ。
息子が行方不明になってしまい、苦悩する母親の姿は重く伸し掛かかってくるが、
宇宙について語られたオープニング、母親の悲しみ、星太郎の父親探しがどのように繋がっていくのか疑問を呈してしまうが、陽子が息子を探し始めると一気に加速し始め、疑問なんかどうでもよくなってしまったのだ。出会った人たちと向かう旅はロードムービー風ではなく、桃太郎が鬼退治に行くという勢いだ。「この手の展開は80年代演劇シーンであったなぁ〜」と面白がりながらも、どのようにして終着点に向かうのだろう?と不安を感じたのは確かだ。
二度ほど思考を止められたが、「死んだら人間は何処に行くのか?」という誰もが感じている疑問と今作のテーマが一致すれば納得出来る物語と感じられるであろう。

次作も観てみようと思える劇団であった。
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

劇団身体ゲンゴロウ

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

グサリとくる芝居ですね。自分の小学生時代は空気の読めないASDのような奴だったので、トラウマを思い出すような内容でした。しかしながら、大人が小学生を演じても意外に違和感がないなー。

2020ネンマツ?

2020ネンマツ?

劇団ダブルデック

シアター風姿花伝(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

4年ぶりのダブルデックさん観劇。やはり独特のコミカルな動きとダンス、細かな笑いを散りばめた台詞で今作品も大変楽しめました。基本はコメディですが、ストーリーが実際のコロナ禍に即している為、色々と考えさせられ感慨深かったです。毎回熱量溢れる舞台で、元気を貰えるお薦めの舞台でした。

ネタバレBOX

ネタバレでは無いですが、今回は制作の方に急なお願いを真摯にご対応頂いた件があり、この場を借りて改めて御礼申し上げます。益々、この劇団さんが好きになりました。
「野ばら」+「八月の言霊(朗読)」

「野ばら」+「八月の言霊(朗読)」

SPACE U

ギャラリーLE DECO(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

朗読劇と二人芝居。いずれも命について考えさせられるお盆の時期にふさわしい内容。「野ばら」の二人芝居は原作が巧みにアレンジされていて、見事な音楽劇になっていました。

兎、波を走る

兎、波を走る

NODA・MAP

大阪新歌舞伎座(大阪府)

2023/08/03 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/08/12 (土) 18:00

独特の言葉遊びで今回も面白かった。
兎に様々な世界に誘われてドップリ世界観にはまった。

大きくなった未来

大きくなった未来

時々、かたつむり

シアター711(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

・戯曲…場面がとにかく多い、もう少しワンシーンでの積み重ねが見たい。雨がなぜ降るか・なぜ記憶が消えるか・未来人は何だったのか・宇宙デブリは?等々仕掛けるだけ仕掛けて何もなかった。もう少し絞って効果的に見せたい。作者の頭の中ではいろいろと思い出や裏側の広がる一瞬なのだろうか。種々ほかの芝居や映画で見たのか「やりたいことはわかるけど」のつまみ食いだった気がする。ああいうのは丁寧な伏線や言葉があってこそだと思う。
・演出…場面が多いゆえか場転が毎回同じような照明でのゾーン分けになっていて飽きる。最後の入場が上手客席横だったのは面白かった。ベンチを使うのもよかった。床に座ると角度の関係であまり見えなかった。ベンチやイスをもう少し使えたらいい。
・演技…台詞を噛む人が多かった。それだけ稽古が足りていないんだと思う。度忘れした人もいたっぽかった。まあそれはそれとして。喧嘩のシーンで流れもなく怒ったり、進路を話すのに謎の間があったり、それらは俳優が「こう言おう」と正解を持ってきているのだと思う。言葉通りの感情とは限らないしやり取りしてほしいと思った。作った声が多い中で、菅原さん・萱さん・五十里さんあたりはいろんな声が聞こえて好きだった。宮坂さんの大声好きだったのでもっと見たい。本宮さんの寄り目の徹底ぶりに感動。所作が丁寧すぎる方もいたので雑になってもいいのかも。そこまで稽古したものを見たい。とにかく稽古が難しかったのかなと思わせた。
・美術…天井からつるされた雨はきれい。シーンがたくさんなので美術も難しいと思うが家の中が多かったのでそこは抽象的にでも作ったらよかったかも。ベンチの形きれいでした。

いろいろ書きましたがこれだけの人数で公演を開けられたのは素直に尊敬します。
私の感想も正解ではないので気にしなくてもいいと思います。(実際ツイッターには称賛の声がたくさんでした)

2020ネンマツ?

2020ネンマツ?

劇団ダブルデック

シアター風姿花伝(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

さんなぎさんゲスト・アフタートーク回を最前列中央で観劇。
デフォルメされた動き、転換の時のダンス、ダジャレ言葉遊びなど、かなり濃い色をお持ちの劇団のようだ。若干自分の好みのセンスではなかったのでテンション低めで見てしまっていたが、きちんと最後の展開で泣けたし、見てよかったなぁと思える舞台でした。

マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

秘密裏に動く影の組織同士の死闘、そのアクション中心の公演。見所は勿論アクションシーンだが、物語に潜む怖さが<戦争><紛争>を連想させる。一方 小ネタで笑いを誘うが、それは何も知らない滑稽な市民の姿であり、世に蔓延る不安 恐怖を可笑しみに包んだ、皮肉であろうか。
*公演中につき、ネタバレ注意。
(上演時間1時間30分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術は二層、中央は両側に階段がある台形状、下部は刳りぬき抜け道があるよう。正面の壁 上部にプロジェクターを用いた映像で情景を描写する。

紛争孤児のケイトは 妹アキナと暮らしており、いつも守っていたが…。新たな紛争で離ればなれになり、ケイトは世界維持機構「マテリアル」に拾われ、そこの実行部隊に所属した。一方 ケイトも「サンサーラ」という組織に拾われるが、記憶を操作・消去される。この2つの組織が、ある地方都市の開発を巡る騒動で敵対し、死闘を繰り広げることになる。

この地方都市の大部分は山林、しかし その山林内にカイン村という特異な地域が存在する。そこは階級制(金・銀・銅・鉄)による管理社会、合理的な秩序で統治するという言い分。そして一定の人口数にするため調整を…。村の存在、その禁忌が世間に知られないよう、都市開発を推進する市長を排除しようと動くサンサーラ、一方 市長を護衛するマテリアル、斯くして戦いが始まる。

サンサーラは人体実験を繰り返し、人造人間を作り出しており なかなか仕留められない。戦時の人体実験というと、日本の七三一部隊をはじめ、各国で行われた行為を連想する。戦争は最悪の不条理と解っていても無くならない。だからこそ、現実にあったであろう人体実験は、今後あり得るのではと 恐怖する。またコメディリリーフとして登場するのは何も知らない、知らされない一般市民の姿という恐ろしさ。この二重の恐怖が現実に繋がる隠れた肝のよう。

公演の魅力は、スピード・キレ・ダイナミックなアクションシーンであろう。二層という高さを生かし、時に客席通路から という躍動感・刺激が堪らない。映像の中で動く人物、映像なしで人影として観せるといった巧みな照明、またエコーを利かせた音声も不思議と効果的だ。人物の衣裳も戦闘服らしく臨場感を漂わす。俳優 その外見・役キャラ …舞台そのものが〈絵〉になっている。
次回公演も楽しみにしております。
魔法少女革命

魔法少女革命

ミモザ

STAGE+PLUS(大阪府)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

満足度★★★★

最初は何を見せられるのか…大丈夫か…と不安になる一面もあったが、私の年代が陥るジェネレーションギャップを変わった思考で、上手く表現している
若い人(Z世代)には逆に分かりにくいかも…今までで一番の出来と思います

大過なく

大過なく

ティッシュの会

大阪市中央公会堂(大阪府)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

満足度★★★★

個人的にはとても良かった‼️
一緒に行った人は…😞わからん とのことであったが、二人のテンポの良い会話劇が約1時間強 笑えるやり取り 納得する場面等あっという間でした 次回も是非

くるみ割り人形外伝

くるみ割り人形外伝

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2023/08/05 (土) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

真夏のク◯暑い中、空調の効いた劇場の中に入ると、舞台中央にはクリスマスツリー。チャラン・ポ・ランタンの小春に加え、カンカンバルカンから3名が参加して生演奏。主役のクララを演じた女の子も、歌・踊りともいい出来で、想像以上に上質な仕上がりの音楽劇。音響もよく、楽しい1時間余を過ごさせてもらった。

マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

秘密組織の活躍を壮大なスケールで描くアクション中心の舞台。緊迫したストーリーではあるが、所々の小ネタで笑いもあり、とても楽しめました。役者さんは美男美女揃いで、キャラがそれぞれ分かり易くキャラだちしているのも良かったです。ただ個人的には、この手の物語が好きな故にやや既視感のあるストーリーにも感じてしまいました。まだまだ奥深さを感じるので、続編も是非期待したいです。

六英花 朽葉

六英花 朽葉

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/08/09 (水) 14:00

大正ロマン。150分。休憩なし。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

劇団身体ゲンゴロウ

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ミレニアム(2000年)生れの小学6年生の群像劇か、それとも主人公 ゆきのりとその級友 りょうの心象劇か。何となく中途半端な印象である。どちらかを中心に描いたほうが、もっと印象的になった。
チラシにもあるように「金魚鉢の魚のように、教室で僕らは群れをなしている」は、それぞれの登場人物の背景を描き、狭い世界(教室)でマウントを取り合っている。一方、ラストは先の2人の夫々のモノローグ、その思いを激白する。

2012年、東北地方(宮城県か)の小学校。前年の東日本大震災を背景にしているところもあるが、緊密性は感じられない。少しネタバレするが、教室におけるヒエラルキーを覗き見て、虐めという負の連鎖に心が…。劇中一人ひとりが叫ぶ「教室は、戦場だ!」は、逃げ場のない教室で、いかに上手く立ち回るか。小学校を舞台にしているが、実は大人になっても勤め先、いや社会という枠の中で どう上手く立ち回ろうか四苦八苦している。そんな光景が垣間見える可笑しみと悲哀を感じる作品だ。
(上演時間2時間5分 途中休憩なし。アフタートーク20分)

ネタバレBOX

舞台美術は、ほぼ素舞台であるが、状況に応じて後ろの衝立(壁)が左右に開き、奥から東日本大震災時の立ち入り禁止(地区)を思わせるオブジェが迫り出してくる。この演出は前作にもあった。

アフタートークのゲストは生田みゆき女史(演出家)であった。トーク で登場人物(級友)は皆 被災者であるが、その背景の描きが弱い。被災経験者と距離感のある(被災地から遠く離れた)者とでは捉え方に感覚的な違いがある。観ていて 教室内の出来事と被災という背景に距離を感じる、そんな趣旨の話をしていた。脚本・演出の菅井氏は被災経験者であり その感覚の違いか。

主人公 葛西ゆきのり は母子家庭、父は大震災で行方不明のまま。震災前日に父と諍いをしたことがトラウマになり、自分の主張をしなくなり争いも避ける。級友から仲間外れにされないよう周りに気を遣い不自由だ。一方、雨宮りょうは 空気が読めずクラスの嫌われ者、友人がいなく孤独だが自由でもある。そして彼は母が失踪し父子家庭。この親1人子1人という似たような境遇にありながら、心持はまったく正反対な二人が微妙な距離感で親しくなったことで 少しずつ世界観が変わる。

物語では、クラスメイトのそれぞれが抱える苦悩を描き、虐めることによって自分の存在を知らしめている。いかに仲間外れにならないようにするか、強い者は その立場をいかに守るか。虐める側か虐められる側か、まさに教室は戦場だ!この教室内の出来事は面白く描かれているが、震災に係る場面はやはり弱い。劇中でも ゆきのり の思いだけが描かれている。
演出は、アフタートークでも 司会が話していたが、ソフトボール大会のシーンが好評らしい。たしかに 投打を色々な角度で見せ、音楽と相俟って迫力・緊張感ある場面を描いており巧い。

ラストシーン…ゆきのり は、自分(の意思で)一人で生きていけるような強さがほしい。一方、りょう は、寄り添える仲間がほしい、といった今までの生き方とは違う思いを激白する。いつの間にか入れ替わったような思い 考え方は、二人の友情の表れであろうか。
次回公演も楽しみにしております。
オイ!

オイ!

小松台東

ザ・スズナリ(東京都)

2023/08/03 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/08/11 (金) 14:00

120分。休憩なし。

2020ネンマツ?

2020ネンマツ?

劇団ダブルデック

シアター風姿花伝(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/08/11 (金) 18:00

95分。休憩なし。

感想(ネタバレあり)は、こちらに書きました。
https://www.nanka-ku-kai.com/entry/2023/08/12/9533/

メルセデス・アイス MERCEDES ICE

メルセデス・アイス MERCEDES ICE

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

凄い好きな話。ティム・バートンは即映画化すべき。こういう話を創作出来る才能に憧れる。子供の頃、夜布団で読み始めたら面白過ぎて読み終わるまで眠れなかった系の物語。雰囲気は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』。舞台美術も凝りに凝っている。こういうのこそが真の子供向け。子供はメチャクチャ好きな筈。チケットが高すぎるのが残念。

今泉舞さん目当てで何の情報も入れずに観た。知らない役者ばかりだったが全員最高の座組。(松尾諭〈さとる〉氏だけ『シン・ゴジラ』で知ってた)。

ある街に巨大な高層タワーが数十年掛けて建設され始める。巨大な影を落とす為、Shadow Pointと呼ばれた。皆がそれを嫌ったが、一人の女の子だけはその工事を愛した。
ロージー役東野絢香さん、この人の表情が魅力的。いい配役。ずっと観ていられる。
彼女のお母さんドール役は大場みなみさん、偉く綺麗だった。
魚屋の一家の息子、ティモシー(斉藤悠氏)も“影のタワー”を好きだった為、いつしか二人は付き合い始める。
その母親サンドラ役は今泉舞さん。二役を演じて間違いない存在感。

タイトルロールの細田佳央太(かなた)氏は「影のタワーの王子」として君臨する。
ハーフっぽい美人がいるな、と思っていたらヒロイン・豊原江理佳さん。ラッパ屋の『2.8次元』を観ていた。華がある。

客席通路を駆けずり回って子供達を喜ばせる演出。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

蜘蛛の巣のマント、鼠の毛皮のマント、センスがいい。トルテが美味そう。タワーもカッコイイ。

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