『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)
ムシラセ
駅前劇場(東京都)
2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
前回の再演、今回の再々演を観ました。
ムシラせの作品は、切なく、温かく、みんなが面白く、優しく描かれていて大好きです。
特にチカユカが素敵すぎて涙しました。
あと、やまちゃん、好きです
空ヲ喰ラウ
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/11/28 (火) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/11/30 (木) 14:00
言われてみれば確かに新機軸。設定は現代だし、悲劇の度合いも従来作と較べて(あくまで相対的に)マイルドだし「桟敷童子といえば」な「アレ」もないし。しかしそのことによって「各人物のドラマ」がより前面に押し出された感じ。
そして脚本・演出・演技に舞台美術・音響などのスタッフワークも含めて「桟敷童子の芝居」なんだと改めて認識。
『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)
ムシラセ
駅前劇場(東京都)
2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
つやつやのやつもファンファンファンファーレも初演からずっと大好きなやつです。
クリスマスプレゼントで無料配信始まりますね。
面白いので是非観てください!
時をこえて
アンティークス
シアター711(東京都)
2023/12/22 (金) ~ 2023/12/27 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すばらしかったです。「座敷童子」ぽい人が舞台のキーパーソンだったのかなと。一人二役やったり二人で1役やったりでちょっと理解するのが大変でしたけど面白かったです^^
ヘッダ・ガーブレル
劇団 新人会
上野ストアハウス(東京都)
2023/12/20 (水) ~ 2023/12/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ベテラン俳優が多いからか安定感がありオーソドックスな印象の舞台。イプセンのちょっと歪んだ人間像のドラマが安心して味わえる。
墓場のオサムと機嫌のいい幽霊2
GoldFishTheatre
扇町ミュージアムキューブ・CUBE01(大阪府)
2023/12/21 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
まずタイトルが秀逸!ストーリーは基本1と同様やけどブラッシュアップされてるんで「続」でも「シン」でもなく「2」が一番シックリ来るの♪観るまでは「2」てどういう事?と思ってたけど観たら納得でした☆
1ではもっとダークが深い印象やったのが2はその側面が程よく中和されて観やすいエンタメ作品になってました♪それは幽霊7の存在が大きくて幽霊シーンはコントばりのポップさでめちゃ楽しいんです☆人間ドラマが闇深くて幽霊シーンが軽やかという絶妙な逆転バランスがこの作品の総体的な魅力に繋がってたんじゃないかなと感じました♪
お局ちゃん御用心!!!
片岡自動車工業
駅前劇場(東京都)
2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
エンタメの体現でした!
お衣装もさることながら歌、ダンス、殺陣もあり笑いあり涙ありの凝縮の時間。
気楽に見て楽しめますし、衣装がほんとにかわいかったです
貴子はそれを愛と呼ぶ
東京マハロ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2023/12/20 (水) ~ 2023/12/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/12/23 (土) 13:00
上手い役者さん多いのに、当作品、下ネタの連投が醜いかなぁ
単発は笑えますが、連投には耐えれませんでした(正直
福澤さんこの作品のために体重増量ご苦労さまでした
千秋楽後は、是非元の体重へ・・
と言いつつ、個人的に矢島作品は、恒例行事化してますので、未来永劫見続けます
今回の作品点数をつけさせて頂くとしたら、95点です!
薄膜インタフィアレンス
BEHATI OWL PRODUCE
エビスSTARバー(東京都)
2023/12/21 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台は地方都市にあるBar、時は2023年大晦日の夜に集まった幼馴染による心情劇。魅力的な言葉(台詞)に溢れた会話、そこには人の本音と建前という典型的な人間模様が描かれている。言葉は魔法であり呪い…その使い方次第で人を癒したり傷つけたりする。幼馴染ゆえに知り尽くした相手の思いや事情、そのことを遠慮なく言葉に(干渉)する.。相手がそれを どう受け取る または受け止めるのか、その感情の行き違いを巧く表す。トライアル公演とは思えない表現力だ。
地元に残った人、東京で暮らしている人、今では生活環境も違うが、久しぶりに会っても気心が知れた仲、そこに遠慮会釈はない。表面的には厳しいこともズケズケ言うが、心の内では相手のことを心配している。こんな会話を地方都市ならぬ東京のエビスSTARバー(会場の妙)で覗き見る臨場感、一方 舞台となる北陸地方の深夜にしては寒冷さが感じられない不自然さ。出来れば、地元に残った人達は 方言で喋ってくれたら 雰囲気が出たかも(電話通話の時、少し聞けたような)。
シャボン玉を人の多様・多面性の比喩として使っており面白い。劇としては、ノスタルジックな風景の中に悲痛な現実、そこに もう少しユーモアやペーソスを交えて滋味深く描ければ、もっと印象的になった のではないか。次回公演が楽しみな団体(BEHATI OWL PRODUCE)。
(上演時間1時間20分 途中休憩なし) 追記予定
『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)
ムシラセ
駅前劇場(東京都)
2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
小劇場は、上半期鬼ペースで観劇、下半期は劇団四季に魂奪われて、殆ど観れてませんが
商業演劇含めて、
個人的MVPは、つやファンの「歌舞伎師匠」に
贈らせて頂きたいと思います!
Strange Island
Nakatsuru Boulevard Tokyo
サンモールスタジオ(東京都)
2023/12/13 (水) ~ 2023/12/20 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
中津留はいろんな公演ブランド名で活動している。昔は商業演劇と新劇をかき分ける作者もいて「業者」と陰口を叩かれたものだが、現実には、そうしないと食べていけなかった。ブランド名というのはわかりやすいし、それぞれの良さはあるのだし、観客も面白い舞台がたくさん見られればいいのだから変に純粋にアート風に頑張ることもない。多作のできるこの作者にはさまざまに活躍してほしい。
このシリーズは,ヴォードヴィる・トーキョーと言っているから、大衆演劇を面白くやろうという趣旨なのだろうか。それなら新宿という場所にもふさわしい企画だ。
舞台ははっきり登場人物も設定も明確に決められた社会風刺劇である。金持ちは表町、貧乏人は裏町に住んで、表町が何事も支配していて豊かに暮らし、裏町の人々は貧しい生活を暮らしている。それが当然の社会だ。しかし、人間なら人情もあって、表町の男は裏町の女に心を奪われることも起きるし、逆もまた起きる。しかしそれらは、さまざまな形で封印せざるを得ないような仕組みになっている。
現実の日本の社会も重ねられるわけで、そこをヴォードヴィル風に舞台は進んでいく。展開も早く、話も大振りなので富裕側も貧民側も多くの人間が出てきてどんどん進む。
設定が設定だから、類型的な話もたくさんあるが、2時間半、とにかく飽きさせはしないが、話にコクがない。役者に華がない。若いカンパニーを育てようという意図も見えるが、やはり、小劇場なりの華のある役者がいれば少し違っただろう。そのあたりが課題だろうと思う。
『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)
ムシラセ
駅前劇場(東京都)
2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
小劇場は、今年上半期は鬼ペース、下半期は劇団四季に魂取られて殆どでしたが、
2023年のMVPは、商業演劇含めても
「歌舞伎師匠」に贈らせて頂きたいと思います!
√オーランドー
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2023/12/22 (金) ~ 2023/12/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』のダンス化と言われても何が何やらさっぱり。ロビーに飾られた『オーランドー』の作品内年表やら何やらをチラ見して「つまらなそうだな」と身構えた。頭でっかちな芸術風味の下らない時間稼ぎをしたり顔で満喫するのは御免だ。そんなものはブランドしか判断基準のない連中の領分。自分の頭で物を考えることを放棄した奴等の末路···、なんて杞憂に終わり、普通に面白かった。
中村蓉さんの挨拶からスタート。後ろに投映される『オーランドー』の序文をパロディにしたような前口上。そこに軟体動物のような動きを繰り返す役者が登場。するとその様子を実況説明し始める役者が現れる。更にその実況している者の動作を実況し始める別の役者。更に···、とメタ的に十数人が誰かの実況をし続ける。一人の女性がダンボール箱から白い紐を取り出し、それにぶら下げた分銅を揺らす。バックでは『オーランドー』の章が進んでいく。凍った池の上でアイススケート。ユーミンの「BLIZZARD」で皆で踊る。そこに中村蓉さんが再登場。照明トラブルの為、一時中断とのこと。始めからやり直すので休憩に。「さっき私凄く噛んじゃったのでもう一度やらせて下さい。」観客笑って大拍手。これで場の空気が和み、時間を置いて再開。遣り口が分かってきたので楽しみ方も準備万端。役者達は振付から動作から先程と変えてみせた。『オーランドー』をパラパラめくっていくように進んで行く。筋ではなく世界観を味わうようなスタイル。
中野亜美さんのスーパーマリオ・ジャンプが炸裂。新聞売りの少年だったり、勲章を追い掛ける群衆だったり。川島信義氏との「価値観の違う二人は一緒に暮らせるのか?」という対称舞踏がとても良かった。
小津安二郎の『晩春』、笠智衆が原節子に説教をする名シーンの音声が延々流れる。「幸せは待っているもんじゃなくって、やっぱり自分達で創り出すもんだよ。」
ヨガのポーズを取りながら延々マイクを持ったインタビュアーに答え続ける女。男から女に性転換する際の3人のチアガール。二人羽織。詩を書き綴る。工夫を凝らして飽きさせない。原作を知らなくても楽しめる。
是非観に行って頂きたい。
偽語り 眉間尺
玄狐
シアターX(東京都)
2023/04/19 (水) ~ 2023/04/25 (火)公演終了
人の気も知らないで
劇団六風館
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2023/12/23 (土) ~ 2023/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
時間は短いけど、内容をギュット詰め込んだ会話劇
人各々オープンにしていること、グロースしていることがあり、第三者はオープンソースから相手を判断している その判断によってコミュニケーションをとるのだが、グロースソースが多いと題目のようになってしまいガチ
三人の役者がとても上手くそれを表現していました‼️
もう少しランタイムが長くても良かったな〰️✨
北区の熱海『熱海殺人事件』
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2023/12/12 (火) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
狼なキミとエンドレスな魔女
劇団1mg
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2023/03/24 (金) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
なんだか、他の劇団の作品を観てるような
いつもと違う感じがした。
もっと、長いおはなしで前後編あっても
おもしろかったなーって感じました。
キャラはみんな強くて赤い人達と、モビルスーツみたいなマスクがかっこよかったです
MARIONNETTE(東京公演)
劇団The Timeless Letter
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/09/28 (木) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
両班観させてもらいました。
かっこいい、美しい、があちこちに
ちりばめられた素敵な舞台でした。
やたら噛みまくる若者が気になった以外は
最高でした
セットも照明もダンス演出も
最高でした
観劇好きな仲間3人誘っって、帰りに
やたら噛みすぎて話しが入らなくなるよね
と、いい舞台が残念な思い出になるので
この回はマイナスでした。
ぼくらの箱庭
route.©︎
王子小劇場(東京都)
2023/12/22 (金) ~ 2023/12/25 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/12/22 (金) 19:30
この所気になってる劇団のファンタジー作品。独特の世界観が面白い。82分。
2018年に初演された作品(恐らく旗揚げ)の再演だが、初演は観てない。「箱庭」と呼ばれるクリスマス向けのおもちゃを作る工場で、ドールと呼ばれるおもちゃの一人ロゼ(大屋沙季)が外の世界に行こうとするが…、の物語。統一された美意識で作られたファンタジーで、結末はちょっと切ない気もするけど、とにかく美しさを追求してる。大屋の声が素晴らしく美しい。マリアンヌ(まひたん)のヴィジュアルが、どストライク。藤真廉の凛々しさもいい。
タイトルの「箱庭」は「リトルガーデン」と読む。
生きてるうちが華なのよ TAIAI
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/11/15 (水) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「笑って泣ける本格/正当ゾンビ芝居」、みたび(前2回は2005年5月・東京芸術劇場、2012年12月・萬劇場)。タイトルにしても劇中使用曲にしてもそうだしこの題材で「生きる/生きているということ」を前面に押し出しているのがイイ。
そしてラストで語られる「その後の変化」は、作・演出の西村さんをはじめとした関係者のみならず観客……どころか全人類(広げすぎ?(笑))の願いなのではなかろうか? 昨今の情勢を考えるとよりそのように感じる。やはり名作。