巡光-めぐるひかり-
エビスSTARバープロデュース
エビスSTARバー(東京都)
2023/08/19 (土) ~ 2023/08/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
バーの中で行われる会話劇を、実際にほんとのバーで観る。これ以上ない臨場感。なおかつ観た人だけにわかる観劇後に恵比寿駅周辺を歩くエモさ。ここでやることにより最上に生きるお芝居でした。今年も来られて嬉しい。
アソートメント・アパートメント
彗星マジック
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/08/26 (土) ~ 2023/08/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
宇宙に関連する四つの短編集。今回お披露目になる新劇団員さん含めての劇団員オンリー公演。名作の再演と新作、わたし彗星の短編好きやなぁとしみじみ思う短編集でした。
長くずっと彗星マジックは勝山さん作品を上演するのが特色な劇団だったけれども、ユラリちゃんも手掛けるようになるのは劇団の方向性のひとつとしてアリだと思うのです。また劇団として強くなるのに客演さんをお呼びせずに数を打つのも大切かなって。
何度目かの転換期。お迎えした新劇団員さんと共に是非とも強くなっていって欲しい。まだまだ長く太く、これからも観たいです。ひとつひとつの作品の良さを楽しむと共にそんなことも思う公演でした。
ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.5 -最後の事件-
マーベラス
メルパルクホール大阪(大阪府)
2023/08/24 (木) ~ 2023/08/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いよいよ迎えてしまった、この最後の時。
全てが最高でした。緊張感に張りつめる。
思い入れのあるシーンは、すべからく完璧につくりあげ魅せてくれて。。。
最後の最後、あの背中を観せてもらえた瞬間が、忘れられません。ありがとう。
ブルースターナックル!
ステージタイガー
高槻城公園芸術文化劇場 南館・大スタジオ(大阪府)
2023/09/01 (金) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
まるで初めからここで上演される為に作られたかと思える程に、この場に相応わしい舞台でした。定期的にここで、なんなら屋外でも観たい!
少しずつ、少しずつ、改稿されたところが、もの凄い変化をもたらしてる。心の動き、描かれる人物像が全然ちがく。もう再演じゃないよねこれ!楽しい!演劇楽しい!
演劇は虚構、でも、ちっとも虚構を観た感なくて、生きてて、生の生き様を追体験した感で…熱い!身体も頭も心も熱い!なんか奥底からチカラ湧いてくる!
光画楼喜譚
少年社中
ザ・ポケット(東京都)
2023/09/07 (木) ~ 2023/09/18 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇団員さん揃っての公演。ぷらすもはや劇団員のおひとりに近しい存在であるいこまちゃん。しかも近距離、高密度の空間。あの演技をあんな空間で味わえるのは、とっても贅沢でした。
なおくんが出られなかったのは、とても悲しかったけれども・・・いつかまた元気に万全な状態で再会できると信じているので。
もう・・・この空間にいられた事が、それ自体が、幸福で、心が満ち足りて。
永遠に続いて欲しいと願います。
六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
時代の変換点に立ち会った。
チャンスが増えたのか減ったのか。勝った側から見たのと負けた側から見たのとでは全く違う風景が現れる。
劇中ずっと熱が溢れていて目が離せない良い舞台でした。
舞台『刀剣乱舞』山姥切国広単独行 -日本刀史-
舞台『刀剣乱舞』製作委員会
天王洲 銀河劇場(東京都)
2023/10/07 (土) ~ 2023/10/22 (日)公演終了
ヨリソウ重力(ENG改定版)
ENG
吉祥寺シアター(東京都)
2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★
軽快なパルクールが見たかったのに陰鬱な人間の悩みの話だった。そんなウジウジする??特に主人公が何をそんなにウジウジするのか移入し難い
ReLIVING(リリビング)
中野劇団
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2023/09/16 (土) ~ 2023/09/18 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いや〜おっもしろかったぁ!かの名作『10分間』を彷彿とさせる容赦のないぶっ込み度合い。さすが中野さんの本はさりげなさを装いながら少しの隙もなく。またよく出来てるなぁと感嘆するのが起こる出来事に対するリアクションがリアルな点。
創作の世界だとそんなわけないようなことも登場人物はすんなり受け入れがちで、まぁそれはいちいち止めてると話が進まないという事情もあるけれど(笑)でもね、そこをしっかり引っかかる、すんなり受け入れない、理解しない。そりゃそうよね、確かにだわ。
そのリアルさがあるからどんな突拍子もないことでも観てる側の心も置いてけぼりにならないでむしろ生まれ出る説得力。設定の見事さ、リードの巧みさ、リアルの匙加減、具現化するキャストの技術。さいこーでした!めっちゃ楽しかったぁ。
W/E
壱劇屋
扇町ミュージアムキューブ・CUBE01(大阪府)
2023/12/29 (金) ~ 2023/12/30 (土)公演終了
熱海殺人事件
SHASEN
日本写真映像専門学校・実習棟1階ホール(大阪府)
2023/09/22 (金) ~ 2023/09/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
そうか!こうなるのか〜!コンプライアンス的にだいぶまろやかに、そして全編に渡って今の世のコンテンツが盛り込まれてはいたのだけれど。そーゆう前提ぶっ飛ばして、昭和の雰囲気を観てたらラストで一気に令和に飛ばされたような、なんとも言えないある種SF的な不思議な体験を味合わせて頂きました。急にね、飛んだ、意識が飛んだ。面白いわ、演劇ってほんと面白い!そんな面白さをくれる熱海でした。あぁ〜沼だわ。熱海をもっと観たくなる、知りたくなる。
そんでオカモト國ヒコさんならではやなぁというところが、キラメキ色があったところ。見事にナチュラルにオマージュしてぶち込んでました。魔術師なのかしら…?と思うと同時に熱海の懐の深さも感じて。これまたとても良き熱海でした。
欲を言うところは唯一。花びらもっと盛大に撒き散らかして欲しかった〜!いやわかるんです、生花って地味に予算かかる上、片付けも大変。でもだからそこをちゃんと生花使って撒き散らかしてるだけでも充分!だからあえての、個人的な欲(笑)
4047
廃墟文藝部
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2023/11/17 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了
gagap
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/11/22 (水) ~ 2023/11/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
部分点の加点は多いが、本筋自体はグッと来ない。キャラクターに移入する前に次の展開に行ってしまう。詰め込み過ぎ感が否めない。ただ演出も殺陣もキャラも部分点は多い
無駄な抵抗
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2023/11/11 (土) ~ 2023/11/26 (日)公演終了
ばいなら
オリゴ党
天満天六・音太小屋(大阪府)
2023/09/30 (土) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
お芝居だと都会の方が画一性があってむしろ地方の方が集う人に多様性がある事が多いかもしれないなぁと。とても多様性のあるコミュニティでした。推しの形は様々。わたしの推しも聞いてもらいたくなりました。
とかくおめあての谷屋さんは、わたし谷屋さん観劇史上もっともサイテーなやつでした(笑)他の追随を許さぬぶっちぎりで。谷屋さんなのに。あーでも、あの彼を説教するには拳が要るなぁと思う側面存外ころっと懐けられる可愛いところもある辺りは、谷屋さんの愛嬌。
朝劇「恋の遠心力」
朝プロダクション
NOS Bar&Dining 恵比寿(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2024/12/31 (火)公演終了
YAMA-INU
劇団鹿殺し
あうるすぽっと(東京都)
2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★
露悪的なところ好きな人はいるかもしれないけど私はシンプル気持ち悪いなで終わってしまった。どのキャラクターにも魅力を感じないからどこまでも他人事で終わった
SQUARE AREA
壱劇屋
近鉄アート館(大阪府)
2023/11/04 (土) ~ 2023/11/05 (日)公演終了
「小さいエヨルフ」&「少年はニワトリと夢を見る」
突劇金魚
扇町ミュージアムキューブ・CUBE05(大阪府)
2023/10/03 (火) ~ 2023/10/31 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
『小さいエヨルフ』
中入って衝撃。懐かしのかつてのアトリエに帰ってきたかのよう。こんな空間が創れるだなんて驚きです。この上なく密な空間、息を吐く音すら聞こえる、もう観てるんじゃない、私達もあの世界に存在している。
人の心とは人生において出会う全てにより変化してゆく。この密で空気すら命を得そうな空間の長いで目の前に存在する生身の人間がその変わりゆく様を生々しくも色濃く観せてくれる。なんという体験なのだろうか。たまらなく非日常な時間と空間。あそこにいる間は現実から完全に連れ去られる。
なにが恐ろしいってキャストの組み合わせも何通りもあるというところ。同じ人物でも演じる人が変わればそりゃ全く別人になるのは必然。キャスト表見ながらこの人が演じるあの人物はどんなだろうと妄想せざるを得ない。でも一番恐ろしい点はその全てに山田くんは出ているというところかしら
『少年はニワトリと夢を見る』
久しぶりかつアトリエ外で観るのは初めて。この作品はアトリエで観るのが最大限に引き出される…と思ってました。だのにアトリエがなくなってしまった今、こんなにあの雰囲気を損なうことなくまた観られるなんて思いもしなかった。感動。
二人の関係性がえぐいのです。閉じた変化のない環境で時間を止められてる者と、目まぐるしく変わる環境の中で変化してゆくせざるを得ない者、二人の対比。競争意識、対抗心、マウント争い。そんなものさえなければ、素直に好意を向け合えれば、幸せなのに。
そんなことは本人達が一番分かってて、でも生きてるから、生きているからには捨て去れないから。蠢く感情が目の前の空間に渦巻く、あの空間を占める。最高の芝居でした。このロングランの二作品にはラインがある。全く別々の作品でありながら、二部作の如し。同日に通せて楽しめちゃいました
ヒモのはなし
ヒモのはなし製作委員会
ささしまスタジオ(愛知県)
2023/10/17 (火) ~ 2023/10/29 (日)公演終了