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A.R.P festival ~2023~

A.R.P festival ~2023~

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2023/09/29 (金) ~ 2023/10/02 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Bチーム観劇
長さの違いもバリエーションになっていて、それぞれの作品がそれぞれ面白かったです!

イェルマ

イェルマ

劇団昴

Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)

2023/10/06 (金) ~ 2023/10/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/10/10 (火) 19:00

イェルマとは「石女(うまずめ)=子を産めない女」という意味だそうだ。主人公の女性は農作業などにとても勤勉な男の妻。子ができず、夫は「子どもがいなくても夫婦で平穏に暮らしていこう」という考え方で、劇中でもそのようなせりふがあるが、この女性は子を産むことに執着する。周囲の口さがない言動、石女に対する差別的な視線。こうしたものに巻き込まれ、女性は心の平穏を次第に失っていく。

恐ろしい物語である。不妊治療などない時代、これは悲劇というよりこうした世を生きる女性(男性も含めて)に対する惨劇と言ってもよい。「愛し合えばそのうち子どもはできる」という「常識」を前にして、石女は人間扱いされない。夫も妻の言動に不信感を持って自宅に閉じ込めておこうとし、女性の悲劇は加速していく。「どうして子どもがほしいのか」という問いすら、風に流されていくように。

演出がすばらしい。特に後段、洗濯女たちによる長髪を振り乱しての踊りは鬼気迫るものがある。また、主演の市川奈央子が時系列で変わっていく女性を強烈に表現している。劇の出だしでは柔らかな表情を持つふっくらして穏やかな感じの主婦を(おそらく地で)演じ続けているのが、後段で徐々に豹変していく。小劇場に響き渡る絶叫には耳をふさぎたくなるほどだ。
劇団昴はこうした社会性のある戯曲を扱うと一日の長があるような感じだ。どのような議論を経てこの戯曲を取り上げたのか。そんな舞台裏も知りたいと思った。

或る夜の

或る夜の

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF OFFシアター(東京都)

2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

不思議なストーリー。演者も見せ方も秀逸、良い時間が過ごせました。ありがとうございました。

盈恋虧恋(えいれんきれん)

盈恋虧恋(えいれんきれん)

ワイルドバンチ演劇団

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2023/10/05 (木) ~ 2023/10/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

オムニバス2作品とも良かった。殺陣もきれっきれで演者も良い。良い時間をありがとうございました。

悼むば尊し

悼むば尊し

かわいいコンビニ店員 飯田さん

駅前劇場(東京都)

2023/10/04 (水) ~ 2023/10/10 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★


王道の青春モノである。ただし、装いは現代風、若い観客が満席で入っている。若い女性客がワンワン泣く。生きている者は、死んだ人の分まで生きなくちゃ、というようなチェホフもどきの台詞が決め所で使われている。へぇー、今の子も純情なんだなぁ。
小さい頃から母子家庭の家の二階を溜まり場にしていた同級生たちの群像劇である、男五人、女三人。二コマほど、高校を出たばかり頃までの悪童ブリがあって、そこでは、いじめが仲間の共同意識を作っている。万引きやいじめも仲間意識を醸成するが、一方では嫌悪感も持っている。いつの世も変わらぬ複雑な青春像の中に巧みに今の風俗を交えてなかなか上手く書けている。一年がたち、さらに年がたった頃、いじめっ子の音頭取りだったこの家の息子が自殺する。なぜだ。と、それぞれ、その理由を憶測する。溜まり場だった部屋を整理しようとなって、母親が同級生たちに声を掛ける。彼らは二〇才を過ぎている。それぞれ仕事を持っていたりする。皆たいした仕事には就けていない。そこも非常に上手い。
お互い傷つけ合い慰め合った思い出の中で、それぞれが自らを浄化していく。
これを他の仲間が見ている場でやるのが上手い。又その中で、今の世の中の生きづらさも鮮明に浮き上がってくる。誰かとつながりたいのだけど果たせないもどかしさと不安が彼らをバラバラにしている。
ワンセットだけで時間が経過していく青春モノらしい話の運びだが、そこには現代のつらい青春が反映している。


OBACHAN

OBACHAN

NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

めちゃ楽しかった!笑いました!そして、ラストはじんわり涙も誘われるハートウォーミング
ダンスもたのしいし、キャラの立ったオバチャンたちに人生を教わりましたww

ネタバレBOX

「オバチャン♪」ってアイキャッチがおもろすぎますww
ローズのジレンマ

ローズのジレンマ

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2023/09/22 (金) ~ 2023/10/01 (日)公演終了

実演鑑賞

結構な時間を中盤眠ってしまった。とっかかりを何とか見ようとしたが・・原作も梗概も(ニールサイモン作品だった事も)念頭になく劇場に駆け込んで「真っさら」で見たせいか、舞台上の事態が入って来ない。篠田三郎演じるのが死者であったとは寝落ちの後、後半で漸く悟った次第。照明が変るでもなく普通に登場し、大仰な臭い演技をやって去って行く(この大仰さが「この世のものでない」演技だったのだな、と後から回顧したような事で)。サザンシアターの、プロセミアムアーチの中でお姫様が王子様を慕って、的なお芝居を見た、という記憶の残滓なのだが、もう少し記憶をかき分けてみると、「イイ話」だったんだろう、と想像はされた。

ニール・サイモン作品は恐らく初観劇。著名な戯曲は読んで「面白い!」と今度の「ビロクシー・ブルース」を楽しみにしている(でも高いな~諦めるかも)。
公演に戻れば、後半の観劇で幾分回収したのは、四人の出演者の内古手の二人が、次の世代のために尽くす、という所で琴線を震わすコメディの構図。既に名のある女性作家ローズ(樫山文枝)が長年信頼してきたパートナー、ウォルシュ(篠田・・作家業の上でのそれなのか男女の関係なのか、また彼がローズの見る幻影なのか幽霊かは不明)の死後、物が書けなくなったという問題が、今家計をも逼迫させていて、秘書の(ローズの娘でもあるが親子の関係は封印している模様)アイリーン(桜井明美)が冒頭から頭を悩ませている。
恐らく中盤、幽霊からある若手作家の力を借りてはどうかと提案され、新たな人物の登場と相成る。アイリーンと若手作家ギャビン(神敏将)との関係に焦点がシフトする。色々あって二人は結ばれ、何はともあれ目出度いラストとなる。邸を空けて二人が門出するラスト、古手の二人が見送るが、若い二人は見向きもしない。ローズも既にあちらの人となっていた。想像力を駆使して穴を埋め、どうにか拍手が出来た。
周囲を見ると、勿論高齢層が主だが、満足気であった。

演出の名も後で確認したが、どうも足りなさを覚えてしまうのが毎度正直な感想。

盈恋虧恋(えいれんきれん)

盈恋虧恋(えいれんきれん)

ワイルドバンチ演劇団

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2023/10/05 (木) ~ 2023/10/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ハッピーエンドとサッドエンドの時代劇2本立て。どちらも主演の女優さんがよくて、グッときますね。相変わらず殺陣もカッコいい。

明後日のガラパゴス

明後日のガラパゴス

ホチキス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2023/10/04 (水) ~ 2023/10/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

誰もが知ってる国民的人気アニメのオマージュ兼パロディ。ちゃんと許可はとってんのかな?と思いつつ、実におもしれー。

いつぞやは【8月27日公演中止】

いつぞやは【8月27日公演中止】

シス・カンパニー

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2023/10/04 (水) ~ 2023/10/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度

感情移入が全くできず、退屈な約1時間50分でした。演出家の加藤拓也さんの芝居を見るのは始めてですが、好みは個人それぞれとも思いますけど、ここ5年間に見た芝居では一番のハズレでした。
窪田正孝バージョンもかなり印象は変わるかとの期待もあり見たい気もします。ただ、このシーン要る?とか思う箇所もちょこちょこあり、このままでは、大きな変化までにはならないでしょうね。

明後日のガラパゴス

明後日のガラパゴス

ホチキス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2023/10/04 (水) ~ 2023/10/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

先日見た時よりパワーアップした感があり、さらに面白かったです。あ、あそこはやっぱり日替わり?なのかと思ったシーンがあったのですが、先日何をやっていたか思い出せなくて残念。油断したらいけませんね。
みんなに愛されている某アニメ、久しぶりに見たくなりました。

或る夜の

或る夜の

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF OFFシアター(東京都)

2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 一風、変わった作品だが面白い。(華4つ☆)

ネタバレBOX

 物語は某地下鉄駅のホームで展開する。従って舞台美術は地下鉄のホーム。板上には太い円柱が2本少し前後をずらし適度な距離を置いて天井へ向かって伸びており、下手は駅の側壁とみえる。即ちホームの端に当たる場所だ。上手はホーム側に迫り出した部分があるので階段があるのかもしれないが狭くなっている。ホーム上にはやや不規則な市松模様。線路があるのは客席側という設定だ。
 最終を待つ人々は原因不明のシステムトラブルに巻き込まれ地下鉄のホームに閉じ込められてしまった。当初帰らなければならない理由だとか、締め切りに間に合わないとか、スマホの送受信が出来ない等様々な不平が聞こえる。そんな乗客たちは、平身低頭の駅員に詰め寄る。何とかならないのか? との切実な思いから。駅員は兎に角、出来ることを全力を尽くしてやる。然し防火シャッターが閉ざされ、緊急時職員の通る非常用出入口も閉ざされ、通信も一切通じない。外界からの受信も出来ないのだ。乗客たちのスマホも総て送受信できないことは先に記した通り。2時迄にバイト先へ到着できなければ仕事を失うと悲痛な叫びを挙げていた若い女性が線路伝いに歩いて脱出すると線路内立ち入りを決行しようとするが、駅員のみならず他の乗客たちも外界の状況が全く不明の折、急に回復して列車が走ってきたら確実に死ぬ、と諭して漸く収めた。この時の対話でバイトを失いそうな女性が反論した際、現代日本の極端な格差を生む雇用形態の差が如実に表れる点もグー。
 ところで、今作には不思議なキャラクターが登場する。乗客によってその人物は、高校時代の教師に見えたり、不倫相手であったり、犯罪者仲間であったりと様々に変容するのだが、実際には誰なのか分からない。然も乗り損ねた乗客の中には週間誌の記者とスタッフが居て記者は現在芸能人などのスキャンダルを扱う部署にいるが、本来は社会的な事件を扱う事件記者や社会部が扱うような記事を書きたいと望み普段から気がかりな事件についてはデータを集積していた。そしてこの不思議な人物が凶悪な殺人犯に極めて良く似ているとスタッフにもデータ写真を見せ警戒しだしたのである。
 次第にこの話が皆に伝わり結果、不思議な人物と記者は対決することになるが。不思議な人物はある質問を記者にぶつける。それは記者の生き希望していることに対する最も本質的な問いであった。記者は応えることができない。
 あとは読者の想像力に任せる。尺は約80分。
アタシたちには明日しかない【終演しました】

アタシたちには明日しかない【終演しました】

Cheeky☆Queens

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/10/05 (木) ~ 2023/10/10 (火)公演終了

満足度★★★★

トリプルコールで、劇団員が涙😢
皆の評価は高かったと思う
内容は犯人当て的なファクターを含んでおり、最後まで解らなかった面は有るだろうが、流れとしてあの犯人は…😞1田舎町の○○と時期大統領候補が…
またイエローモンキーを中国人に限定するのも…(気持ちは分かるが)
演技は文句なし

インディヴィジュアル・ライセンス

インディヴィジュアル・ライセンス

市民劇場TAMA

多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)

2023/10/08 (日) ~ 2023/10/09 (月)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

OBACHAN

OBACHAN

NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「関西の役者が踊ってみた」企画から飛び出した、とにかくダンスがものすごくいい舞台です。
でも物語がめちゃくちゃココロに刺さって、ホントの序盤から勝手に涙が出て仕方なかった。

アタシたちには明日しかない【終演しました】

アタシたちには明日しかない【終演しました】

Cheeky☆Queens

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/10/05 (木) ~ 2023/10/10 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

強くてカッコイイ女性達と情け無くて狡い男どもの西部劇で、素敵で盛り上がるダンスとヒリヒリする殺陣がとても良い!

贋作写楽

贋作写楽

劇団そとばこまち

近鉄アート館(大阪府)

2023/10/05 (木) ~ 2023/10/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

エンタメ時代劇シリーズ作品としてしっかり確立した、満足の公演です。
今回は、本編になだれ込むライブペイント、爆音の和楽器、辰巳琢郎さんがそとばこまち舞台に40年ぶり登場と盛りだくさんでした!

或る夜の

或る夜の

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF OFFシアター(東京都)

2023/10/06 (金) ~ 2023/10/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

非常の面白かったです。展開が以外で
最初からのめりこんでアッと今の時間でした。
次回作楽しみにしています。

誘拐犯

誘拐犯

WAO!エンターテイメント

アトリエアーサム(大阪府)

2023/10/04 (水) ~ 2023/10/12 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/10/09 (月)

とても感動しました!

普段、何気なく感じていること、それってほんと?

いろんな役の方のセリフひとつひとつに、心動かされました!

ありがとうございましたー!

明後日のガラパゴス

明後日のガラパゴス

ホチキス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2023/10/04 (水) ~ 2023/10/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

某国民的長寿アニメをモチーフにした制作現場が舞台
老舗番組を担当する作家チーム、制作プロデューサー、番組プロデューサーなど様々な業界人、出入りしている人々の強烈な個性で笑わせてくれるが、普通の業界モノに全く収まっていない吹っ飛び具合が気持ち良いくらい面白い
楽しい仕掛けいっぱいのジェットコースターみたいだったけれど、絶対に振り落とされず余す所なく楽しめるのは圧倒的な共感性と、やっぱり構成テクニックが抜群に巧いからだろうなぁと

フィクションな部分があってもこの某国民的長寿アニメ、久しぶりに観てみたくなりました
この舞台の事を思い出しながら楽しめそう

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