まわれ!無敵のマーダーケース
sitcomLab
ザ・ポケット(東京都)
2024/01/09 (火) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
勘違いというか思い込みというか、認識のズレから生じる状況の可笑しさが上手く繋がっていて、ずーっとクスクスしてた。
これがワンコインで観られた幸せ。
面白かった!
リビング・デッド・キッチン
はちどり空港
アトリエ第Q藝術(東京都)
2024/01/12 (金) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
この設定でこういう描き方って良いな。
人が人にどう影響を与えるか、自己肯定感の低い人が人との関わりでどう変わっていくか、そんなことが丁寧に描かれていて、悲壮感微塵もなく心地よい時間だった。
別れのシーンもすごく良くて、心が温かくなった。
宮沢賢治朗読短編集
J-ROCK
浅草九劇(東京都)
2024/01/10 (水) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
宮沢賢治の短編、注文の多い料理店、セロ弾きのゴーシュ、永訣の朝のアクションリーディング。かなりアレンジが加わっていましたが、なかなかに楽しめました。リーディングといえども、ヴィジュアルは大切ですね。
ほどける双子
クレネリ ZERO FACTORY
小劇場 楽園(東京都)
2024/01/10 (水) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/01/14 (日) 15:00
大岩真理・脚本の本多真弓一人芝居。力あるところを見せてくれる。(3分押し)48分。
一昨年の年末に上演された作品の再演で、初演も観てる。育児ノイローゼの妻のため、ディナーとコンサートに連れだそうとしてベビー・シッターを夫が依頼し、そのシッターの独り言で始まるが…、という物語。何人かの人物を描き分ける演技力を要求される舞台。とても興味深い。
舞台「Go back to Goon Docks」
舞台 「 Go back to Goon Docks」 2024 製作委員会
EX THEATER ROPPONGI(東京都)
2024/01/11 (木) ~ 2024/01/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「桜の森の満開の下」
美しくて恐ろしくて素敵でした。初めて夢の遊眠社を見た時の心持ちを思い出しました。
田中良子さんは十三夜とは全然違うキャラクターで、今回の3作に全部出ていらっしゃる。お見かけしたところとても華奢なのにすごいです。
オデッサ
ホリプロ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2024/01/08 (月) ~ 2024/01/28 (日)公演終了
Ms. YAMA-INU
劇団鹿殺し
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
中盤まではほ〜って感じで観ていたが終盤のグロさに嫌悪を感じつつも切ない展開にぐいぐい引き込まれて、結果涙。
犬を演じた方の踊りで表現する心情が素晴らしかった。
「鹿殺し」というキーワード以外情報入れずの観劇だったが、とても面白かった。
ネズミ狩り 2024
劇団チャリT企画
ザ・スズナリ(東京都)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
社会派とコメディのバランスが良く飽くことなく楽しめた。
同じ被害者遺族でも受け取る事実によって取る立場が異なるということが巧みに表現されていて、ナツキとフユコの衝突がリアルに感じられた。
個人的にはハジメの心情を深掘りして欲しいなぁと…そんな思いも。
長い正月
20歳の国
こまばアゴラ劇場(東京都)
2023/12/29 (金) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
落ち込んでる自分がいる。
絶賛ツイートしか目にしない中で絶賛できない自分には何かが欠けているのだろうか?
100年という時間を違和感なく切り替えていく演出には感嘆したが、物語が日常過ぎて実体験を超えない、そんな遠い目で観ていた。
決して否定しているわけではなく…
きっと、求めているものが「非日常」なんだと思う。
パートタイマー・秋子【石川公演中止】
ニ兎社
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/01/12 (金) ~ 2024/02/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
つぶれそうな下町スーパーで、わけあってバイトを始めた山の手の奥様・樋野秋子(沢口靖子)。さえない店長派と、ぐーたらバイトの反店長派の対立の余波を受け、頭がくらくらしてくる。そんな世間知らずの奥様に、沢口靖子がうまくはまっていた。
生瀬勝久の「焼肉ヨーデル」のスイス風の節回しは傑作で、客席が大いに沸いた。ロッカーから突然飛び出してくる意表を突く場面と言い、生瀬氏の喜劇度は非常に高かった。
2時間45分(休憩15分込み)
ほどける双子
クレネリ ZERO FACTORY
小劇場 楽園(東京都)
2024/01/10 (水) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
迫力ある演技と落ちが読めなかったストーリーが凄く良かった!
表情がコロコロ変わり別人を見事に演じ分けに拍手
ひばり
劇団四季
自由劇場(東京都)
2023/12/24 (日) ~ 2024/01/20 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ジャンヌ・ダルク役の小柄な五所真理子が、無邪気なほど無垢でりりしくて、声もよく響いて素晴らしかった。舞台装置は簡素ながらも紋章や林立する槍で歴史を感じさせる。なんといっても素晴らしいのは衣装。甲冑や、貴族の豪華な服、司祭たちの赤いビロードのような服など、見た目にもゴージャスだった。
前半の神の声を聴いてから、ボードリクール隊長を説得して隊を整え、シモンで皇太子を起ち上らせるまでは、ジャンヌの知恵と純真さに心現れる。すがすがしい。
後半の宗教裁判は、審問官とジャンヌの対決がなかなか重い。そのなかでも、最初の方の「人間こそが神の奇跡」「人間が自ら選択し、実現することができることこそが奇跡」というジャンヌの言葉は、きらめく輝きを感じた。(井上ひさし「きらめく星座」を連想させる。もちろんアヌイの方が先だが)
Ms. YAMA-INU
劇団鹿殺し
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2024/01/12 (金) ~ 2024/01/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
かなりグロテスクでサイコパスなダークミステリー。自分はのめり込んでしまいましたが、好き嫌いが別れるだろうな。隣の席の人は途中でいなくなってしまいました。
ひとえに
シニフィエ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/01/13 (土) ~ 2024/01/21 (日)公演終了
実演鑑賞
静かな会話劇でした。
台詞量が多く、役者さん達の力量が感じられました。
台詞の中で共感できる言葉もありましたが、全体としては、私には難しくて分かりませんでした。
地獄は四角い
namu
OFF OFFシアター(東京都)
2024/01/12 (金) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/01/14 (日) 14:00
座席1階
小劇場の舞台制作の裏側を演劇にした、ユニークな作品。旗揚げ公演だけに少し肩の力が抜けていない感じもあったが、カーテンコールの拍手の力強さを見ると客席の満足度は高かったと言えると思う。
本番間近になっても本が最後までできていないとか、古株の役者が劇団で経験してきた上下関係とか。小劇場あるあるが散りばめられている(と思う)。そういう面白さもあるが、やはり見たいのは「何で演劇をやり続けるの」という役者や劇作家の胸の内とか、胸の中の本当の思いだ。それを最後まで期待していたのだが、肩透かしみたいな幕引きだったのは少し寂しい。
最初に語られる話。お笑いの世界ではM1がある意味売れない芸人に引導をわたす役割をしている。小劇場の世界ではこんなイベントがないから、役者たちはモノにならなくてもダラダラと続けている。こんなイントロが強烈だっただけに、舞台にその答えを求めてしまうのは自然なのではないか。
じごくのそうべえ
CHAiroiPLIN
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2024/01/12 (金) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
今回はビデオカメラを使ってスクリーンに映像を映しながらのお芝居。…あまりよろしくなかった。セットの裏側も見えちゃうし、画質も良くないしね。。 もっとダンス多めのかっちょいい方向にいってほしいな! 小林ららちゃんは相変わらずキレが凄いしかわいいしで最強☆☆
誤解のBar≪2階目≫
三栄町LIVE
三栄町LIVE STAGE(東京都)
2024/01/11 (木) ~ 2024/01/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/01/14 (日) 13:00
登場人物の繋がりが面白かったです。
照明の使い方も良かった。
玉章恋慕
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2024/01/03 (水) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
時代劇苦手な方でも分かりやすくて、コメディ要素もあり笑いながら楽しめる作品でした!!
歌も上手すぎて鳥肌が立ちました…!!!
『劇場版 芝居小屋シアター THE STAGE』
早稲田大学演劇研究会
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2024/01/13 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
長い正月
20歳の国
こまばアゴラ劇場(東京都)
2023/12/29 (金) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
配信にて鑑賞。音声に若干難ありだが、演技がしっかりしており、凡そのやり取りのニュアンスは分かる(キーになる台詞は何度か再生して確認するしかないが..)。20歳の国は恐らく8年前位になるか、一度観た切り。コロナ期に配信用に取られたフィルムは観た。
芝居が始まると奇妙な会話があり、その内「大正何年」という語が出てきて、リアリズムの時間が流れ始める。そして時折時空がふと飛んで世代が変わっている。100年の話という。逆算すれば1924年(大正13年)が起点。日本史的な事情が介入する隙もなく家族の内部の物語が進行する(一箇所、戦災孤児という言葉は出てくる)。人情劇に流れず、しかし情は溢れ出ている。外に出て行かずとも家族という自転(自然な営み)の中に劇的瞬間があり、全てを擁する世界がある。その発見。