最新の観てきた!クチコミ一覧

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チョコレートドーナツ

チョコレートドーナツ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2023/10/08 (日) ~ 2023/10/31 (火)公演終了

実演鑑賞

涙なしには観れなかった。
苦しい現実と確実に芽生えた愛の形の悲しいせめぎ合いがもたらしたラストは大号泣でした。

連鎖街のひとびと【11月29日~11月30日公演中止】

連鎖街のひとびと【11月29日~11月30日公演中止】

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2023/11/09 (木) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/11/14 (火) 13:00

座席1階

時は終戦直後、日本の植民地だった中国・大連に取り残された日本人の物語。「きらめく星座」などのように戦火の足音が聞こえるような戯曲ではないが、背景には戦争があり、庶民を明るく描いた物語だ。22年ぶりの再演という。

連鎖街と呼ばれる繁華街のホテルで二人の劇作家が、占領軍ロシアの関係者の前で演じる30分の余興的な演劇の台本を書くように命じられているが、ほとんど筆は進まず、逃亡しようかと考えたりしている。どんな演劇をするのか、それぞれ新劇と大衆演劇の分野の二人だが、やっぱり気が進まないようだ。こんな設定から始まり、15分の休憩を挟んで3時間の上演。最後は人間関係の修復なども戯曲の中でやってしまうという流れで、一貫して明るく描かれている。
2幕は歌唱シーンも多く、ミュージカルを見ているようだ。そうなってくると、こまつ座初出演という宝塚月組トップスターだった霧矢大夢の実力発揮というところか。音楽はピアノ演奏だけで展開されるが、なかなかの腕前で感心してしまう。

実際は日本への引き揚げをめぐって暗い世の中だったと思うが、そんな中でもたくましく生きる庶民の姿が描かれるのは、ああ、やっぱり井上ひさしの戯曲だなあ、と安心感も抜群。

asahikawa

asahikawa

劇団BREATH

品川区立総合区民会館 きゅりあん大ホール(東京都)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/11 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

旭川愛に溢れた物語を
郷土に根付いた文学等交えての
ミュージカルとして仕上げていました
も少し噛み砕いた感じでの
いろんな説明が入ると良かったかなぁと思えた
2時間半の大作品~中途休憩あり

動画の使い方が上手で
開演前も様々な旭川を映し出しておりました

結晶

結晶

劇団5454

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/11/10 (金) ~ 2023/11/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

生殖をテーマにした近未来SF群像劇、大いに楽しめました。受精卵から出産までの人工子宮の完成はかなり先になるでしょうけど、色々と考えさせられる啓蒙的ヒューマンドラマでもありました。

Re- ~奥州義経名残雪~

Re- ~奥州義経名残雪~

BQMAP

シアターサンモール(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

全体として、確かにとても良い印象はあるのだけど、少しまどろっこしさも。人の想いの美しさはしっかり描かれていたと思う。出演者に熱量があり、好感が持てる。ただ時代物が絡むのならもう少し華やかさも欲しかったかなと・・・。個人の好みですが。

晴耕雨読

晴耕雨読

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

男は靴を履いているのに、女は素足。予想は出来たけど、グッときましたね。家人を亡くしてから、この手の話には滅法弱い。

あなたはわたしに死を与えたートリカブト殺人事件ー

あなたはわたしに死を与えたートリカブト殺人事件ー

ISAWO BOOKSTORE

小劇場B1(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

事件の概要は知っていても、臨場感溢れる舞台には圧倒されました。

asahikawa

asahikawa

劇団BREATH

品川区立総合区民会館 きゅりあん大ホール(東京都)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/11 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

スケールの大きい時空を超えたファンタジックなミュージカル、楽しめました。旭川の歴史と観光地の勉強にもなりました。

海辺のメロ刑事

海辺のメロ刑事

ライオン・パーマ

駅前劇場(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

やっぱりライオン・パーマの刑事モノはいい。ノアールなハードボイルドとエッジが効いて失笑するジョークとが同時進行。大いに楽しめました。

晴耕雨読

晴耕雨読

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

SPIRALMOONさんはやっぱり好きだなーと。静かに繊細に流れる時間はとても良かったです。

あなたはわたしに死を与えたートリカブト殺人事件ー

あなたはわたしに死を与えたートリカブト殺人事件ー

ISAWO BOOKSTORE

小劇場B1(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです。何役もこなす役者さんの演技にとても楽しめました。冤罪を訴えた本をすぐ読もうと思いました。

SHELL

SHELL

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2023/11/11 (土) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

LIGHT BLUE CAFÉを聴いてファンになった石井杏奈さん目当ての観劇。わかんないところも多いけど、それでも実に面白い舞台。ざっくりちょっとサイコでシュールなSF学園ドラマと言っていいのかな。スタイリッシュで、実にユニーク。も一回行ってみよう。

アメリカの怒れる父

アメリカの怒れる父

ワンツーワークス

駅前劇場(東京都)

2023/10/26 (木) ~ 2023/11/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いつもの赤坂REDに行きそうになっていけねえいけねえ、今回は下北・駅前であった。(劇場を間違えた事は流石にないが、、いや途中で気づいて断念した事があった。開演時間を30分間違えた事は数知れず。。)
最近は二回に一度の観劇頻度となったワンツー、今回は韓国戯曲と珍しい。数年前韓国現代戯曲リーディングでやって題名を覚えていたが、舞台を観てその片鱗も思い出せなかった。アフタートーク及び後で資料をめくってみて合点。リーディングでは随分寝落ちして絵面の記憶からも内容が思い出せず、また今回は元戯曲のドキュメンタリー要素を切り「ドラマ部分のみ」の上演としたとの事。そして本作は題名通りアメリカの、アメリカ人の父の話で韓国との関係は無い(その意味でも珍しい戯曲)。奥村氏が父役を力演。9.11同時多発テロとイラク戦争が背景。正にワンツーのテリトリーであった。

(以後内容についての感想、慣れぬスマホで書いた長文が消え、二度目は途中で前画面に戻って消失。少々げんなりしたのでここまでにしてまたいつか。。)

海辺のメロ刑事

海辺のメロ刑事

ライオン・パーマ

駅前劇場(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★


名だたる刑事ドラマはあれど30年はこれを越える作品は世に浮かばないだろう。それは言い過ぎか。けど、緻密な構成とエスプリの数々には畏れ入った。
※本日追記

海辺のメロ刑事

海辺のメロ刑事

ライオン・パーマ

駅前劇場(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

千秋楽を観劇。
フライヤーにも書かれていましたが、往年の刑事ドラマを彷彿とさせる作品。
2時間以上の長編でしたが、密度濃く、飽きさせない。

ミュージカル 口笛は誰でも吹ける 【Anyone Can Whistle】

ミュージカル 口笛は誰でも吹ける 【Anyone Can Whistle】

大阪芸大 s20ミュージカルコース

大阪芸術大学(大阪府)

2023/10/23 (月) ~ 2023/10/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ヒーロー班観劇。
何なんだ、このミュージカルは!
転調に次ぐ、転調に次ぐ、転調?
何なんだ、この曲は!
この奇々怪々な曲を、見事に歌いあげてる?!
凄っ!
凄いとしか言えない!

ストーリーも少しイッちゃってる感じだが…
息のあったダンスにバレー!そして生バンド!
見応え十分、卒業おめでとう🎉🎊
良い卒業公演でした。
(これど無料は超お得)

influence

influence

劇団WAO!

アトリエアーサム(大阪府)

2023/10/21 (土) ~ 2023/10/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台のチカラ第三弾、リーディング公演2本立て、千秋楽観劇。

■この素晴らしきそばの世界
友達少ないアラフィフ女のプチ贅沢で心の声が…
女は相席客と会話できるか?

■パープル·インフルエンス
ガラス細工売りたい職人と、母の治療費支払いたい女に、特殊能力の男女のお話。

どちらも面白かった。

ただ客出しが…

わたし:

わたし:

劇団在りが欲し

大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)

2023/10/21 (土) ~ 2023/10/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

楽日観劇。
九條ひなたさんの1人芝居。
上手な役者さんだが、改めて1人芝居の難しさを実感。

大人数が顔を出す前半は少し薄っぺらく感じたが…
逆に一人一人がフォーカスされた後半は、感情が込められ、揺さぶられ、グッときた。
良かった。

ネタバレBOX

ps.逆にこの演目の5人芝居Verも観てみたくなった!
アナスタシア

アナスタシア

梅田芸術劇場

梅田芸術劇場メインホール(大阪府)

2023/10/19 (木) ~ 2023/10/31 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

奥さんと下の娘と、木下晴香,内海啓貴,堂珍嘉邦,大澄賢也,堀内敬子さんの大阪公演の回を観劇

第一線でご活躍されている方々、やはりレベルが1段高いです。
聞き惚れる様な伸びやかな歌声、
台詞の様に流れ込む歌詞、
一糸乱れぬ息のあったダンス、
全てが素晴らしかった😍

ps.木下,内海,堂珍さんの裏話ATも良かった👏

さすらう

さすらう

劇団BLUESTAXI

ザ・ポケット(東京都)

2023/11/08 (水) ~ 2023/11/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
2つの話が交差し、どのように繋がるのかといった興味を惹く巧さ。「さすらう」は漢字にすると<流離う>となり、なるほど 物語の展開そのものである。
説明にある「母をなくした男、記憶をなくした男、愛をなくした男。失ったものを取り戻すため3人はさすらいの旅に出る」は、人生における過去を見つめることによって未来を切り拓く。その意味では、心の彷徨をも表しているようだ。

3者三様の人生に、現代日本が抱える問題を反映させ、色々考えさせる 深みある公演。しかも、それを前面に出さずに、あくまで3人のさすらいと繋がりとして紡いでいるところに好感がもてる。
(上演時間2時間 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術はBOXを不規則に積み上げたような非対称の段差、その色調は白と黒という反対色(継ぎ接ぎといった印象)。
冒頭、母から父の住所が書かれた紙を渡されバスを待っている知的障碍の男、拉致されやっとの思いで逃げてきた中年男が出会ったところから物語は始まる。また、妻と娘と3人で暮らしている初老の男、この2つの話を交差させ複雑な人生模様を紡ぎだす。この3人の男が説明にある さすらいの旅に出る ことになる。もっとも実際の旅というよりは心の彷徨といった感じだ。

知的障碍の若い男は、母を亡くし親戚の家で育てられている。バス停で話していた母は亡霊といったところ。逃げてきた中年男は、母に捨てられ 児童養護施設で育ったため愛を知らない。そして初老の男は認知症で記憶を失いつつある。この3人が付かず離れず展開していく。演出は、どのような脈略で繋がるのか興味を惹かせつつ、笑いや暴力シーンを挿入し緩急をもたせ飽きさせない。

知的障碍の男の(亡き)母と認知症の男は かつて結婚していたが、男のエゴのため別れた。そして今の妻と再婚して娘が生まれた。最近 認知症状が進み、現在と過去の記憶が混濁し前妻の名前や知的障碍の子の名前を呼ぶようになる。耐(堪)え切れなくなった家族の痛ましさ。一方、知的障碍の男も母が亡くなり、父が他の女性の再婚し孤独。また母に捨てられ児童養護施設育ちの男は、母に会いに行ったが惨い言葉を投げかけらる。

それぞれの男は 救いようのない悲しい思いをしている。障碍者への対応、認知症患者と家族、ネグレスト問題…今の日本が抱える課題を3人の男に負わせ、それでも前向きに生きる、そんな後押しをする応援歌のよう。そして彼らを見守る女性ーー亡き母であり児童養護施設で一緒に育った妹のような女性、そして今の妻と娘ーー女性という別観点で描く慈愛が逆に支え 救いとなるような巧さ。

物語のキーワードは「鳥」。劇中歌は、TVドラマ「池中玄太80キロ」の 挿入歌 「鳥の詩」で雰囲気にピッタリの選曲。そして<好き>とは ずっとそばにいたいこと等、珠玉の言葉(台詞)が心に残る。
一方、卑小ではあるが、2つの話を繋ぐのが認知症の訪問介護士らしいが、どうして障碍者 男の父親と気づいたのだろうか。
またラスト、障碍者と亡き母の しりとりゲームで終わっても余韻があったと思うが…。
次回公演も楽しみにしております。

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