東京在住資格
劇団BBF
RAFT(東京都)
2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
東京という<街>に住み続けることに拘る一人の女性 幸子の心象劇。10代の頃から東京に憧れを抱いているが、その理由が漠然としている。東京とそれ以外の街の違いはなにか といった明確な答えはない。それを10代から30歳頃までの特徴的な出来事を3人の女優(一役3人)で紡ぐ。登場人物は幸子と幸子の周りの人々(7人)といった曖昧な括りで描いており、衣裳もそれを意識した分かり易さ。役者陣は 出捌けせず、ほとんど舞台上におり幸子を見ている。いや 見るというよりは観察・洞察するような役割を担っているようだ。
経験しなければ解らない…東京で暮らしてみなければ、その<街>の居心地の良さや悪さは理解できないかも知れない。一方、幸子が東京に求めるモノ<希望や夢>が曖昧であるがゆえに追い詰められていく様子、それが青春の残酷さとして浮き彫りになる。小さい劇場、シンプルな舞台セットだけに、演技によって幸子の心象をしっかり伝える必要がある。その人物像は等身大の女性として巧く演じていた。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)
OH MY GOD 2024
パン・プランニング
博品館劇場(東京都)
2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
1h版観ました。ダンスと歌を省いて、コントに特化した上演時間1時間弱のヴァージョン(歌のコントはありましたが)。これはこれでサクッと楽しめました。
君がいなくなって
ナハトオイリア
ウイングフィールド(大阪府)
2024/02/17 (土) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
満足度★★★★
とても好きなテイストで、引き込まれた❗内容は単純だけど、それぞれ問題を抱えた三人が、夢に向かって走って行くストーリー
人生もそうだが、色々な紆余曲折があって今がある
親からの呪縛、支配、家族中の問題等々を乗り越え(乗り越えられないこともあるけど…)自分の人生を構築していく
本作品は二人のサクセスストーリーでは有るが、女性目線からのストーリーも観てみたい❗
「たまねぎ」
カワグチプロヂュース
天狼院カフェSHIBUYA(東京都)
2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
渋谷駅すぐのお洒落な複合施設「MIYASHITA PARK」、3階にあるBOOK&CAFE「天狼院カフェSHIBUYA」。店内に平台を設置してステージとし、2方向に椅子を並べた。外はガラス張りの為、行き交う沢山の通行人が眺めていく。隣の店からガンガンとHIPHOPが流れる凄い環境。
世界でシリーズ累計500万部突破の小説『コーヒーが冷めないうちに』。ハリウッド映画化も決まり絶好調の作者、川口俊和氏主催の公演。
東京AZARASHI団のエース格だった目方聖子さんを観に行った。40分程の短篇コメディ。
四人姉妹(永吉翼さん、山口紗貴さん、堀さや花さん、目方聖子さん)と謎の男(林剛央〈たけひさ〉氏)が一緒に暮らす部屋。次女の別れた旦那(阿部晃介氏)がとある報告を告げにやって来る。
主演の堀さや花さんはこあみっぽい美人。
永吉翼さんは岸本加世子系の美人。
山口紗貴さんも目方聖子さんもガチビンタと涙でハッとさせた。
林剛央氏は坂上忍っぽかった。
堀さや花さんの後輩OL、吉田伊織さんは大森美優っぽい。
三枝翠さんの霊能者が物語のキー。
山下りかさんは何か見覚えがあったが思い出せない。
作家のファンなのか、涙ぐむ観客達も。
こういう形で演劇との接点が始まる人もいるだろう。
とにかく一度現場で観てみないことには何も始まらない。
作家が好印象。一度、『コーヒーが冷めないうちに』を読むなり観るなりしようかな、と思う。
是非観に行って頂きたい。
サド侯爵夫人
サラダボール
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/02/10 (土) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
青年団系の劇団、と言っても幅広で多様だが、サラダボールは西村和宏氏による演出が目玉で青年団所属の頃からバリバリやってたらしい来歴を以前サイトで見て興味があった。演出家が軸のユニットはアートとしての演劇の探究の徒、同じ出自の地点は突出してるが、このユニットも拠点が関西にあり、観たのは前作「三人姉妹」(3人の女優のみで演じる)が初。これが中々力作であったのと「サド」は未見だったので何とか時間を割いて足を運んだ(二幕のみの上演はそう言えばSCOTのを観ていたが)。
何とか時間を、、と言うのは本来休息中の所体を起こしての観劇、案の定前半の大部分寝落ちした。
だご三島戯曲の緻密さ、また役者の丁寧な台詞(そこは厳に守っていた感)で物語世界はそこはかと汲み取れた。
些か配役の難で関係性の把握に苦労。鈴木氏の演技の存在感が主役的、侯爵夫人役が脇役的。作者のイメージは少し違うのだろうな。原作を読みたくなった。
登場しないサド侯爵を取り巻く女性たちの反目と紐帯を通して、不在のサドの底知れなさ、仄かに匂う人間味が、想像の中に立ち上がるが、大いなる存在に対し、夫人が最後に取った態度をもって劇的瞬間として幕を閉じせしめるのがやはり三島由紀夫のテキスト。流石やなー、と思う。スベらんなー、みたいな。
たてほこ
たすいち
シアター711(東京都)
2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/02/14 (水) 14:00
【剣チーム】
日頃からダブルキャストや2バージョンの場合、先に初日を迎える方が基本形でもう一方は応用編的と思っているが、弓チーム・剣チームに関しては逆?な印象。というか当て書きの初演に近付けた弓、それをスタンダードにした剣チーム、みたいな。
また、前日の兜チームで気付いた「あのキーワード」はこちらの何編かにも言えるのではないか?とも思う。
川にはとうぜんはしがある
ばぶれるりぐる
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台は左右に土間の設定。左側は1段、右側の方が2段で高さの違いがある。土間をつなぐものはないが、スニーカーやらすのこで渡ることができる。題名といい、もうこの演劇のテーマはすぐに見えてくる。
村社会での出来事の積み重ね。都会から帰ってきた次女(といっても随分大人)。長女と娘、入り婿でおとなしくさせられている夫、闖入青年の話である。
日常の積み重ねのような展開が続くが、どこの家庭でも起こっていることが再現される。母親と娘、姉妹この関係が執拗に描かれるが、不思議とこの演劇では男の香りが無風である。作者が女性だからか、かなりウェットな繊細なセリフが飛び交う。
娘がフィリピンのコールセンターに働きに行くというところで、はっととこれは寓話なんだと気づく。そうすると全体の構成も明確にわかってくる。
いい芝居だね。観客はそれぞれ自分に戻り、劇場を出てゆく、、。
509号室−迷宮の設計者
名取事務所
小劇場B1(東京都)
2024/02/16 (金) ~ 2024/02/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
凄まじい作品。マジで死にたくなった。今、何を置いてもこの名取事務所のセレクトする作品は可能な限り観ておく必要がある。間違いなく本物。脚本のレヴェルが段違い。
昔、黒沢清が言っていたことを思い出す。「自主映画だろうが何だろうが表現という土俵に立った以上は対等。予算がどうのとか所詮は言い訳。やるんならハリウッドの超大作と競い合うつもりで創って欲しい。」
伝えたいことがあるのなら、あとは才能で勝負。どんな媒体であっても凄い作品は必ず伝わる。本物であるならば必ず。
何故なら今作にこうして打ちのめされているからだ。
韓国映画の超傑作、『1987、ある闘いの真実』と重なる作品。韓国ドキュメンタリー映画、『スパイネーション 自白』での「在日留学生捏造スパイ事件」の恐怖。徹底した暴力と拷問で無実の人間に自白を強要させていく手法。人間は弱い。簡単に蹂躙される。すぐに痛みと不安と恐怖とに支配される。惨めで醜い自分を受け入れざるを得ない葛藤。あっという間に苦痛に跪く尊厳。何故なら人間は動物だからだ。動物はとても弱い。すぐに死んでしまう。
①1975年、韓国現代建築の巨匠である金壽根(キム・スグン)に、ある建物の設計を依頼しに来た政府の高官(山口眞司氏)。彼が多忙な為、アシスタント(西山聖了〈きよあき〉氏)が応対するのだが。
②1986年、学生運動を齧っていた大学生(松本征樹〈まさき〉氏)は恋人との待ち合わせの場所で拉致される。目隠しされて連れて行かれたのは「対共分室」と呼ばれる黒レンガ造りの迷宮のような建物だった。
③2020年、ドキュメンタリー番組の監督(森尾舞さん)はかつて「対共分室」だった「民主人権記念館」を取材する。案内してくれる解説員(鬼頭典子さん)。
ソウル最大の繁華街、南営洞(ナミョンドン)に建てられた黒レンガ造り5階建てのビル。(後に7階建てに改築)。表向きは「国際海洋研究所」と偽装された。実際は体制側が不穏分子と見做した人間を拉致監禁、拷問虐殺する屠殺場だった。「人間の恐怖を最大化する構造に設計」された天才建築家による緻密な計算。採光抑制、脱出防止を意図した細長い異形の窓が不快感を煽る。簡素なプロジェクションマッピングが効果的で素晴らしい。これだけで全てが伝わる。
3つの異なった時代が同時進行していく。設計する者、拷問される者、それを調査する者。
MVPは山口眞司氏だろう。この人は一体何なんだ?
是非観に行って頂きたい。
舞台版『舌切雀』
舞台「日本昔ばなし」製作実行委員会
ヒューリックホール東京(東京都)
2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2024/02/12 (月)
ヒューリックホール東京にて舞台「日本の昔ばなし」製作実行委員会『舞台版 舌切雀』を観劇。
古くから伝わる「むかしむかしあるところに心優しいおじいさんと欲張りなおばあさんがいました」という日本昔話をベースとした作品であることには変わりないと思いますが、プロジェクションマッピングのようなカッコいい照明演出や歌なども盛り込まれ、懐かしくもあり、新しくもあり、不思議な感覚が楽しめた印象です。
今回の舌切雀に限らず、桃太郎の話だったり、花咲かじいさんの話だったり、浦島太郎の話だったりと、いわゆる昔話については幼少期の頃の断片的な記憶しか残っておらず、こうして改めて触れてみると、当時の感覚との違いや発見があって面白いと感じます。というより、今回の『舞台版 舌切雀』はオリジナルのストーリーにアレンジを加え、新たな世界観が創られていた印象を受けました。いや、むしろ別モノに近い設定?それとも太宰治が推察したという設定だからでしょうか。
ただ、良いストーリーだなという結論は変わらず、こういう昔話が生きるうえでの教訓になったり、学びになったりしているのではないかと思っています。だからこそ、令和の時代になった今でも、古来から伝わる昔話が語り継がれているのだろうなと感じます。公演概要に書かれていた「“昔ばなし”ならではの日本人の心の原風景、親から子へ、子から孫へ受け継がれ伝えられ続ける人々の絆の大切さ」という部分に共感を覚えました。また、作品全体の印象として、島津亜矢さんが歌うテーマソングを含め、エンターテイメント性の高い作品に仕上がっていたと思いました。
主演の内博貴さん。舞台で拝見したのは初めてでしたが、遠目からでもカッコ良さが伝わってきましたし、素敵な雰囲気があるなと感じました。特別出演の片岡鶴太郎さん、萬田久子さんの老夫婦役もさすがの存在感があり、作品全体の価値を高めていた印象です。但馬俊役の辻本祐樹さん、みやび役の菅原りこさんらも印象に残りました。
川にはとうぜんはしがある
ばぶれるりぐる
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
土間は懐かしかった。スニーカー あるあると笑いました。色々ありましたが母と娘の印象が強かったです。うまく言えませんが 縮められてよかった。
J•A•C•K
劇団ネモノ会
千本桜ホール(東京都)
2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
若さあふれる舞台を堪能させてもらいました。多摩美大系の劇団さんだったのですね。実は先日多摩美大の舞台『音楽』も観させてもらいましたが、多摩美大さん、舞台にかなり力入れているようですね^^
きょうのの○○は
ムシラセ
Paperback Studio(東京都)
2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
川にはとうぜんはしがある
ばぶれるりぐる
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かった~☆僕は竹田モモコさんが描く「日常演劇」が大好きで大事件が起きる訳でもないのにずーっと見てられるあの空気感のもはや中毒者と行っても過言ではない位のファンです☆今作も単発じゃなく連続ドラマで永遠に観続けたいと思う傑作でした‼️今回は様々な「距離感」を描いてる作品だなという印象で姉妹、夫婦、親子、ご近所さんとの「距離感の温度」が微妙に変化して行く景色を楽しむ物語でした☆姉妹の距離感が埋まったラストは涙が滲む程感動したし、新参者の青年が距離感を縮める才能が天才レベルなのも面白かったなー♪そんな距離感を通り土間の「すのこ」で表現してる演出が秀逸✨ラストにはすのこがちゃんとそこにいるのが嬉しい🎶タイトルは「川にはとうぜんはしがある」だけどサブタイトルは「古川家の通り土間にはすのこがある」だね🎵あのすのこがある時古川家は幸せな距離感で生活してるのだから(^-^)
蝶のやうな私の郷愁
藤家と南風盛と中條
アトリエ春風舎(東京都)
2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/02/16 (金) 19:00
稽古の続きのようにして作った舞台だと言う。興味深く観た。67分。
松田正隆の有名な作品で、ひなた旅行舎の上演を観たことがあるが、印象が随分違う。台風の中帰宅した夫と家にいた妻の、とりとめのない会話が展開される。夫の会話と妻の会話のズレに、興味を持って観させる力がある。時に大声でやり取りするのだが、お互いを思ってはいるという印象を見せる。藤家の発話に独特の癖があり、穏やかに話す時に語尾が揺れて聞き苦しいことがあるのが気になる。
バッド玉手箱を抱いて
息切れカメレオン
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
桜の園
桐朋学園芸術短期大学
俳優座劇場(東京都)
2024/02/14 (水) ~ 2024/02/15 (木)公演終了
小栗判官と照手姫
Project Nyx
遊行寺本堂(神奈川県)
2024/02/17 (土) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
ユートピアたより
キノG-7
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/02/17 (土) 14:00
友人のお見送りの会。ダシ物の練習で集まったが思うように進まず。そして時間が過ぎる。アフタートークで武田操美さんが死の予感を指摘いた。劇中は何気なく観ていたが、違和感のある服装の汚れ・白板の文字メッセージ等思いあたる事があった。もう少し深く観る感性が求められる芝居でした。
川にはとうぜんはしがある
ばぶれるりぐる
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
お母さんは寂しかったと思うけど、娘の成長を嬉しく思ったと思います。
見守ることが一番の幸せかな。
観られ良かったです。
ありがとう☆☆☆
川にはとうぜんはしがある
ばぶれるりぐる
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
もどかしさとかやるせなさとか閉塞感を見つめながら、やさしい願いや祈りがあるようで、私はとても好きでした。シチュエーションコメディにも思えるような軽やかさがあるところも好きです。
幡多弁、端々まで意味はわからなくてもなぜか愛おしくなってしまう。
前説で(本公演が)5作目と聞いて「まだそれだけかあ!」と驚くくらい、毎度安心感と安定感がある。
内容を知らず見ていたわたしは「親と共に暮らす才能はちっとも無い趣味のおえかきマン」なので、謎にあらゆる角度からグサグサと刺された。それでいてやさしかった。好きだなあと、しみじみ思う。
田舎の(田舎から離れられた人間からしたら)やなところの上澄みの飛沫をくるぶしくらいまであびたことがあるので、わっ、やだよねー…と思うところもあったけれど、セリフやキャラクターの同士のめぐり合わせでそれが続かないのもやさしいなと思った。あのおとうさん、あそこではだいぶ異端者なのかなあ。もしかしたらなまちゃんよりも。
キャラクターのバランスが良いというか、誰しも…ゲームチェンジャーになり得るキャラクターもいくら自分と合わなくてもきらいになっちゃう(悪者になっちゃう)一歩手前くらいで印象をコントロールされてる気がして、最後まで気持ちよく物語を追いかけることができる。お話づくりも、役者さんの技術がよいのもあるだろうし、キャスティングもよいのだろうなあと勝手に想像する。
現実は意外とこんなにもうまくいかない…うまくいくタイミングを自分から逃してしまったりする(逆に破滅をすんでのところでのがれられてしまう)ので、いくら現実と地続き風の世界観でも、物語の時点で劇的だなと思う。竹田さんの見つめる・見つめてきた現実を丁寧に描きながらも、やさしい祈りが込められているなと思う。
きっと母が見たら別の感じ方をするだろうし、きっと見て私に(言われて当たり前の)イヤミを言うだろうし、でも見てみて、「母」をいっとき離れてみてほしいなと思ったりもした。