最新の観てきた!クチコミ一覧

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たわごと

たわごと

穂の国とよはし芸術劇場PLAT【指定管理者:(公財)豊橋文化振興財団】

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最初何が起きているか不明な時間が過ぎて行ったが終ってみれば桑原裕子らしい再生の物語。役者も活きている。地方劇場から発信と言うと可児市芸術劇場(毎年秀作を出している)、時折北九州芸術劇場が、「芸術監督(作り手)絡みでない」プロデュース舞台を送り出してくれる。今作の企画者である穂の国とよはし芸術劇場は桑原女史が芸術監督で、就任以前からの縁があったよう。「たわごと」は今回上京し、お目にかかる事ができた。
しっとりと時が刻まれる瞬間が時折訪れる。リアルの時間、それを揺さぶるミラクルの時間。演劇という時間に浸る快感がある。

#34「闇の将軍」四部作

#34「闇の将軍」四部作

JACROW

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

第3話『常闇、世を照らす』
2020年初演。
政界叙事詩として完成されたジャンル。こんなやり方があったとは。脚本に唸らされる。
昭和49年(1974年)から平成5年(1993年)まで。
ロッキード事件には余り触れない。失脚した田中角栄が何とか時期を待って返り咲く雌伏の時代。観客は彼が返り咲くことはないことを知っている。しかし舞台上の角栄はずっとそれを信じて待ち続ける。決してこんな所で終わってなるものか!「天命」という言葉を何度も何度も繰り返す角栄。彼はそれだけを頼りにしぶとく生き延びる。
内閣総辞職、逮捕、自民党離党、それでも自民党最大派閥「田中派」の支配者として君臨。「影の総理」、「闇将軍」と呼ばれ党内人事を掌握。

盟友・大平正芳役、内田健介氏が素晴らしい。「なあ昔、俺達が夢見た日本になったのかなあ。」
山東昭子に福田真夕さん、菅野貴夫氏と踊る健康体操。
秘書を3役演じ分ける青木友哉氏。
辻眞佐に江口逢さん。
田中眞紀子に川田希さん。声を似せる。
小沢一郎に菊池豪氏。なんか意外な配役。
金丸信に岡本篤氏!役者が揃った!
竹下登(今里真氏)がキーマン。

竹下登の十八番、『ズンドコ節』。
講和の条約 吉田で暮れて
日ソ協定 鳩山さんで
今じゃ角さんで列島改造
10年たったら竹下さん

角栄側からの視点で政界を見るとこんなふうに見えていたんだなあ。いろんな出来事に合点がいった。
竹下登、金丸信、小沢一郎による「創政会」旗揚げによるクーデター。(後の「経世会」)。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

辻眞佐の登場。辻和子の娘は早逝しているので、「この娘は誰か?」と思って観ていた。二人の息子を置き換えたのか?と。時代とズレたファッションといい、角栄と決して同席しない事で辻和子の妄想の娘だったことに気付く。こういうアイディアが効いている。

一番の作品の肝になるのは竹下登の内面に渦巻く業。若き日、実父に肉体関係を迫られて懊悩する新婚の妻を酷くなじった竹下。「お前がつけこまれる隙を見せているからだ!」と。妻は帰宅してすぐ首を吊って自殺。それから竹下は全ての負の感情に蓋をして生きることとなる。内面に溜まった鬱屈したタールが吐き出す場所を求めて煮えたぎっている。
金丸信から「何故、総理を目指すのか?」と訊かれて竹下登はこう答える。「俺の内面の業を昇華し表現する為だ」と。一気に竹下登が魅力的な男に見える名シーン。

今ではロッキード事件とは、キッシンジャー大統領補佐官の陰謀だったと言われている。日中国交正常化、第四次中東戦争における親イスラエルから親アラブへの転換(キッシンジャーはユダヤ系)、日ソ首脳会談における北方領土返還交渉。田中角栄のやる事なす事が気に食わなかったのだ。
Free Flow Sensation!

Free Flow Sensation!

One Bill Bandit

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

コメディタッチの作品、楽しい時間でした。

劇団壱 CE A WEEK

劇団壱 CE A WEEK

壱劇屋

萬劇場(東京都)

2023/05/15 (月) ~ 2023/05/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

これ、結構本気なんですが、自分の好みだと、今年やった壱劇屋東京支部(これは、ほんとにド素人参加OKのWS公演ですが)の作品のなかで、ピカルーンの次に好きでした。
個人的に、ワードレス芝居のほうが好きってのもあるんですけどね。
今年のワードレス芝居はこれだけだし、オリジナルの新作だし。
演者自体を個々でみて、減点法でアラを探せば、いくらでも見つけられるんだろうけど。
全体の芝居をちゃんと俯瞰でみたら、チケット代をちゃんと取ってても、この公演に及んでない舞台はいくらでもある。
物語性も良かったし、演者さんたちの熱から伝わってくる色んな感情が確かにありました。
今年、観に行って良かったと思ってる公演の一つです。

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ミサキカク・秋月はる華共同プロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/10 (日) 17:00

キャラメル作品色々観てるが本作は初見。初演時はTEAM発砲B•ZINと組んでたなんて懐かしい。
やっぱりキャラメル作品はわかりやすいしほろっとするし良いね。柱の使い方もなかなか。面白かった。

ガラリ

ガラリ

表現集団 式日

麻布区民センターホール(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2023/12/10 (日) 16:30

価格3,500円

千穐楽を観劇。蒼木鞠子さんの大御所感が良かった。
お芝居の内容としては色々思うところはある

ネタバレBOX

あの本は一体、何だったのか。
そして、はたして「ガラリ」と変わったのか。
記憶

記憶

劇団The Timeless Letter

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/02/18 (土) ~ 2023/02/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

team想
なかなかの人数で紡ぐ世界はかなり不思議な物語
記憶 ってワードで色々と思い浮かべるものもあるんだが、思い出、そして絆みたいなものもあるのかもしれない
◯◯灯って感じが強いかもしれないんですけどね
そんな色んなものとタイトルみたいなものを考えてしまうような物語ではあったりする
それは魅力的なストーリー展開
ステージの使い方が結構個性的やったりもするかな
それはある意味ではキャストによっては固定された位置やったりするかもしれない
個人的にはこれはいい面と悪い面がある気もするんですよね
観たいキャストが見え難い位置だと絶望的って感じがあるのも事実かもしれない
とは言えそれぞれのキャストがいい感じに見られる構成にはなってる気がする
このあたりは上手いかな
そしてキャラの雰囲気も良かった印象
やはり杉崎おと さんの少しお姉さんぽい感じ良かったんですよね
少しお姉さんって感じなんだが、そこに弱さみたいなのが加わって
くめはるか さんの思春期の娘さんって感じも良かったんですよね
懐いてたころから父との接し方が難しくなる感じ良かった
そして佐々木英美 さんが今まで見た感じとは違った雰囲気の役
そしてある意味では素に近いそんな印象の役やったりしたかもしれないんですよね

team記
この物語はなかなかに大きなどんでん返しがある感じのストーリー
だからダブルチームだからそこのところの楽しみはリピートした時の感覚かもしれない
と言っても当然のごとくリピートとは違ってキャストが違うので、それぞれのパートが全く違う雰囲気
立ち位置も違うからつながり方も変化する
そしてセリフないところでの動きとかも違うから前の動きと後ろの動きで作り出す空気感も違うんですよ
このあたりもほんといい
キャラ自体の性格みたいなものもほんと違うなって印象
やはりこのあたりは作り込む段階でのそれぞれの役者さんの本から受け取ったものの違いやったりしますよね
それもほんと面白いし、実は性格逆?ってぐらいの変化がある人もいたりするんですよね
これは両方見ないと
大千穐楽は号泣してる人がほんと多かった印象
鳴り止みそうになったところから、息を吹き返した感じのダブルコールやった印象
この作品ほんと愛されてるなって感じやったかもしれないですね
お客さんの入りもかなりって感じやったのは座組がやはり素晴らしかったかな
吉田恭平 さんが雰囲気違ってて、途中でそう言えばって感じで一致したぐらいの変化
暗闇であの散らかし凄いかもw
やはり良かったのが愛恵 さん
ほんとこの女優さんは見るたびに全く違う空気感をまとってびっくりさせられる
今回セリフのないところもいいが熱い演技

三文オペラ

三文オペラ

兵庫県立ピッコロ劇団

兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)

2023/02/17 (金) ~ 2023/02/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

稼働部分の多い感じのセットは場面転換ごとに複雑に組み合わせながら変化していく感じ
たぶん基本的には建築現場とかで使われる足場
それを上手く使われてるなって印象
そして繰り広げられるのはひとりのかなり自分勝手なんだけど、カリスマ性を持った男の物語
結末は普通とは…
曲がかなり印象的でこの世界を作り上げてる印象
オペラって言うからにはって感じなんですが、やはり基本は歌で紡がれていく感じの世界ではあるんですよね
ちなみにランタイムは95分+休憩(15分)+50分の160分ってなかなかの長い作品
とは言え見出すとやはり世界に入るのでそこまで長くは感じない
そのあたりは場面展開、物語のテンポなんかもいい感じに作られてるのも大きい
そしてエピソード的な感じもいいなって印象かな
しかしこの主人公って普通に考えると極悪人のただの女好きやったりもするんですよね
そんな存在がある意味ではひとつの国を揺るがすような存在にって感じではあるんですよね
それは巻き込まれていく人々が国に大きな影響がある人やったり、多くの人を巻き込んでいくから
そんな話の中やはりいい演技されてるのが木下菜穂子 さんやったりする
やはりこの人が作る空気感は見事なんですよね
そしてあれはアコーディオン?って演奏もされてたのが宮﨑佳恋 さん
途中バイオリンとコラボ
役も手下の時点でびっくりやったんですが、振り幅凄い

三文姉妹

三文姉妹

T-works

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/02/09 (木) ~ 2023/02/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

少し不思議な感じに始まる三人姉妹の物語
慌ただしく荷造りをする様で、何気に片付けより、昔話や、遊びに興じる
このあたりの行動も少し不思議ではあるんだが、仲の良さが伝わってくる感じではあるんですよね
ほんとその感じが楽しそうな3人って雰囲気
そして思い出の品が出てきて一瞬雰囲気が変わる感じもいいんだが、その時の動きがほんといいんですよね
そしてそこだけに集中させてくれない演出も巧み
ほんとこの序盤が上手いなって印象なんですよね
そしてそれはこれから繰り広げられる物語のちょっぴりの序章でしかない感じかな
当然3人芝居ではあるので、それぞれのセリフであったり、メインの時間が存在はするんだが、そんなことを忘れてストーリーに引き込まれてみてた感じ
ある程度は予想される展開ではあるんだが、いい感じに裏切ってくれる感じでもあるんですよね
時間を完全に忘れて引き込まれる世界
緩急の感じもほんと上手くて、いい感じにイベントがってのは演出の上手さですかね
そして?やはりこの3人の女優のポテンシャルが高い
相変わらずいい空気感を作り出してたのが是常祐美 さん
お姉ちゃんって感じに終始振る舞っているんだが、その実本心的には…って感じもほんといい
そしてはじめましてかもしれないのが原田樹里 さん
キャラメルは見てるから他でって可能性はあるが、雰囲気全く違う感じの可愛いさと美しさのバランスって感じ良かった
やはり丹下真寿美 さんが作る空気感は凄いですね
今回の役もほんと引き込まれる演技やった印象
やはりいいですね

ぱくっと! 2023(パフォーミングアーツ&コンテンポラリーシアター大阪 2023)

ぱくっと! 2023(パフォーミングアーツ&コンテンポラリーシアター大阪 2023)

大阪市立芸術創造館

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/02/04 (土) ~ 2023/02/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ぱくっと!2023 Bブロック を観劇

劇団在りが欲しフィクシオン・デイ・ドリーム
不思議な雰囲気の作品はバスタブが印象的に使われてた気がする
この存在感が何気に大きかった気がする
作品の根底にある絶望って感じと2人のやりとりがシュールかな

雨と靴とララバイ
こちらも何気に不思議な雰囲気を持った作品やった印象
小道具の使い方も独特な感じで、靴から滴る水滴すら演出に入れてた感じなんですよね
なかなかに個性的な世界観やった印象の作品やったかな

三等フランソワーズさっちゃん とひとの気も知らないで の2作品
2作品ともに流石って思わせる、ほんと見事な完成度って思った感じ
さっちゃん
この作品は前にも見てるんですが、そうそうこんな展開やったんやって驚かされる作品
前半の心地のいい笑いいっぱいからの急激な雰囲気のシフトチェンジに度肝を抜かれるって印象の作品ですね
この作品ほんと3人の女優人がそれぞれ見事なんですよね
美香本響 さんの前半の威圧感の高い感じからの後半の動揺して自分を失う感じ
全咲愛 さんの年相応では無い子どもっぽい感じからの威圧感
そして木山梨菜 さんのだめ親っぽい感じからの芯を持った強い女
ほんと良かったです
ひとの気も知らないで
こちらも緩急が素晴らしいなって思わされる作品やった印象
3人で話す前半からの兄妹2人の会話、そして未来の旦那が戻ってきての雰囲気の変化が見事すぎるって思わせてくれる作品
倉増哲州 さんのあまり難しいことは考えない…考えられないキャラがあってこそなのかもしれない
そして中川浩六 さんのこの感じもほんとハマるんだよなって印象
そして全てを知りながらもって感じの #澤井里依 さんが見事すぎるって印象なんですよね

劇団CLOUD9 タイムカプセル
少し昭和って雰囲気がただよう雰囲気の作品
そんな感じで描き出されるのは昔の思い出のタイムカプセルの記憶
ラストはなるほどって感じやけど2択にも、妻なのかと思いながらも親って選択肢も

サカナ注意報 浮上
なかなかに美しく幻想的な世界って印象かもしれない
音と光が印象的な感じの作品やったのかも
少し不思議な物語ではあったりするが、彼女は現実としてはそこには存在してなかったんだろうか?って思ったり
色んな感じ方ができる作品やったのかもしれないなって気がするそんな作品やったかも
この不思議な感覚の作品でいい雰囲気を作られてたのが森下愛梨 さん
少しふわっとした空気感がなかなかにこの作品を盛り上げてた印象だったんですよね
ジンベイザメもいいアクセントかな

evkkMAORY 皮膚と心
レトロ感って感じが似合うんやないかなって思ったのがこの作品
明治、大正ってあたりの雰囲気なんやないかな
そんな作品を盛り上げるのは独特な演出やった気がする
それは個性的な傘に照明って組合せ
この薄明かりの中で繰り広げられる演技はさらに美しさや、妖艶さを格段に上げてた印象
そしてその雰囲気で魅力的な空気感を作り出されてたのが大下真緖里 さん
あのトランクに乗るのって簡単そうで凄いバランス
ほんといい表情されるなって演技が見事やったかな

三俣婦人会 庭には2羽ニワトリがいる
ここまでの作品とは全く違う雰囲気やったのがこの作品
ドタバタのようでかなり計算された作品って印象やったんですよね
何も考えずに楽しむのもいい

プリセット つ
コメディと言うよりコントって印象の作品やったかもしれない
そのあたりの切り分けって難しいところはあったりする印象ではあるんですけどね
作る側のイメージとかもあるのかもしれないんですけどね
どうなんでしょう?

羅針図 Compass
これは見るものを選びそうな作品だなって印象
設定的には地下?迷宮って感じを探索するイメージ
淡いランタンの灯りを基本に紡がれていく
宝を見つけると音が重なり増していくあたりが美しい
この演出の感じは京都の演出さん?ってなったのはかなり個人的な感覚かもしれない
薄明かりと強目の明かり、そして音で作り出す幻想的な世界かな
薄明かりの中の石川信子 さんの雰囲気、微かな表情が印象的やったんですよね
動きも優雅でこの作品をさらにって感じ

トランスパンダ キラキラヒカル
今日1番ガッツリとって感じやった作品
妄想と現実が入り乱れる感じのなかなかに見応えのある物語
同時に回想、それもこの人とこの人のって感じに展開されていくのはなかなかに珍しい演出やったかもしれない
しかしその感じがまた良かったりする印象
竜崎だいち さんは2週連続の本番
主役の女優さんなんてお名前だろう?
表情良かったんですよね

Micro To Macroさんは 真夜中を飛ぶ
始まり方から一気にこの世界に引き込まれる印象の作品
やはりミクマク さんは曲が魅力的なんですよね
そして今回の曲の感じもかなり好み
小山栄華 さんのテンション高いキャラと #泥谷将 さんの渋めのキャラのバランスいい
チンピラも良かったですがw
やはり石井テル子 さんの歌声って魅力的
マイナンバーが頭から…
そしてむらたちあき さんの歌声もいいですね
今回の雰囲気ほんといいんですよね

じゃぷナー観 Japnakanさんは 雨後の空のアト
かなり不思議な感じの物語は知識あるともっと楽しめたのかもしれないなって感じですかね

劇団イタカダラ変わった空気感を作られる座組やなって印象
これはコントって感じなのかもしれませんね
少し強調しすぎてオチが前半で…って感じはあったかもしれない

カラ/フルさんは ぶらんこのキィキィする音
精神的な部分を上手く表現されてた印象の作品やった気がする
それはブランコであったり雨音であったりって感じかな
そして役者が作る空気感が見事やなって印象
橋本浩明 さんがなんとも言えない感じの葛藤する男をって感じなんですがこれがなかなか
そしてそこにからんでいく要小飴 さんがいいんですよね
落ち着いてるようで、私が落ち着かないとって感じがなかなかに見応えあったかなって気がしたかな

白いたんぽぽ さんは ひももも
個性的で不思議なんやけど魅力的な世界って印象
かなり心の闇みたいなものご見え隠れする作品ではあるんですけどね
とは言え目に飛び込んでくるものが斬新って感じ
役者さんの演技自体もなかなかに引き込まれるものがあって、他はどんな感じの作品をされるのか気になった感じ
主役の紐にって感じの女優さんがなかなかにいい表情されてたんですよ
とは言え他もかなりいい雰囲気で盛り上げられてた作品やった印象ではあるかな

うさぎの喘ギ さんは 睡眠のパフォーマンス
これはどう判断したらいいのかなってなったかもしれない
ほんとはどうしたかったんだろう?
何を作って上演ってかたちをって思ったんだろう?って感じやったかも
わかる人には?

街の劇 さんは 凝縮へんりぃ八世
かなり長いお話をわかりやすく、しかも薄まらない感じにここまでギュッと1本の作品にしてるのは見事としか言えない
そして楽器を使ってさらにその世界を膨らませる
前の作品を考えての冒頭のパフォーマンスから見事なんですよね
そこで一気に空気を変える
そしてこの世界にもっていくのは見事すぎるのはやはりポテンシャルの高さですね
そして本編はさらに盛り上げ方が上手くてびっくりするほどいい作品見たなって印象

にほひ さんは 海へゆく花筏
この作品かなり色んなものを想像させる
それは直接的な感じなのにどこかボヤッと表現されてる
そのボヤッとは悪い意味ではなく見るものの感性にゆだねるかの様な印象やったんですよね
なかなかにそんな感じもいいなって思わせてくれた作品
そして雨音の使い方が独特やなって印象やったかな
塗木愛 さんの表情とかも良かったんですよ
秘めた感情って感じも
そして最初から引き込まれたのが香川由依 さんの空気感
そして魅力的な表情やったかも

THE GO AND MO'Sさんは 黒川の煙
今日の構成は漫談、講談、コント、体操でしたかね
ほんと毎回多彩な構成でって印象なんですよね
そして異質な感じの体操って?最初なりますよね
そして始まってみると劇団太陽族 さんの森本研典 さんもご出演って感じ
THE GO AND MO'Sさんって意外に結構見させていただいてる感じなんですが他のご出演者さんがってのは初めて見たんですよね
そして個人的には今回が一番暴れっぷりがおとなしかった印象w
なかなかに正統派スタイルでって…体操も少しおとなしめやった気さえするかもw

ノラ さんは 澄
なかなかに幻想的な空気感の作品やった印象
くじら、あなた、わたしてワードが耳に残るそんな印象の作品やったかな
かなり抽象的に描かれた作品なので、どこまで作り手の思いを理解できてたかは微妙かもしれない
恋することに裏切られた、そして自分の居場所がって感じかな
静かな感じなのに体力勝負
運動量半端ないし距離感もかなり難しい
そして照明がほんと幻想的な美しさを作ってました

最果て近辺

最果て近辺

room404

スペースコラリオン(大阪府)

2023/02/03 (金) ~ 2023/02/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

なかなかに重たくも感じるが、それだけではないって印象の作品
始まって少しすると若干の違和感
でも物語が進んで行くとこの違和感がある意味では演出、そしてわざと作り出されたものだってことを知るのだが…
大きくはふたつの異なった世界で進んで行く物語
当然のごとくそれが触れ合って溶け合っていくんだが、全く異なるふたつの世界
このあたりの全く違う雰囲気がこの物語を魅力的にしてた印象
そしてそれ自体がある意味では虚構やったのかもしれないんですよね
しかも両方ともにって感じなのかもしれない
なかなかに深いなって感じかもしれないなって設定ではあったりするんですよね
なかなかに面白い
しかしほんとおもしろいのは、最初に書いたが間違いなく、誰が見ても思う感じの違和感なのかもしれないんですよね
そしてそれが意外な感じに解き明かされて行く感じがなかなかに良かったりした印象やったかな
ありそうでない感じの展開やったかもしれないなって感じかもしれない
なかなか難しい役をいい雰囲気でされてた印象なのが石崎紗耶 さん
写真撮らせてもらったら良かった…
そしてもうひとりが結構意外な感じの役を今回されてた髙野亜実 さん
ここまで見させていただいてた感じとは全く違う雰囲気が良かったなって印象
こんな感じも似合いますね

foolish

foolish

N-Trance Fish

ABCホール (大阪府)

2023/02/03 (金) ~ 2023/02/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ほぼセリフなし、表情、動き、ダンスだけで作り上げられてく世界
音響、照明がそのパフォーマンスをさらに盛り上げる
複数のストーリーをそんな感じに作り上げていかれる感じのちょっぴりオムニバスっぽい世界でもあるかな
そしてそれらのストーリーが見てるうちにその意味が伝わってくる
これがなかなかに重かったりする、ある意味かなり心に傷をって感じの物語やったりする
しかしそんな感じが重いだけではなく複雑な心理みたいなものをダンスでさらに深く表現する感じやったりするんですよね
この感じでこの世界にさらに深く引き込まれる感じ
そして前半はそんな感じの少し心の傷、重い感じやったりするんですが、後半にかけて少しその雰囲気も変わっていったりする
そんな感じの変化もこの舞台良かったりするんですよ
そしてダンスのキレ、動きにこの世界に引き込まれていく
立花裕介 さん浅雛拓 さんがやはり上手いんですよね
見事な表現って印象
谷野まりえ さんの狂気って感じもほんと見事だなって印象
笑顔とのギャップがほんと見事
そして安東利香 さんの最初の演技も良かった
とは言え後半はかなりダンスで引き込んでくれた印象ではあったかな

釈迦を汲む

釈迦を汲む

彗星マジック

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/01/27 (金) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

これは本当の歴史、今生活してる世界とは別の世界の物語
とは言え全く違うのかと言われたらこんな世界観になっててもおかしくないような設定の世界ではあるんですよね
中心に描かれるのは日本って場所であるのは事実ではあるので
しかしその状態、状況が違う
日本は大国に挑み敗戦…ここまてはって感じだが、米、英、仏、露によって分割統治されている世界
そして分割されてることにより自由に行き来することが許されない
しかし神木を献上する目的でそこを自由に?ある程度自由に通行するために通行手形を持って旅に出ることになった人々の物語
もうこう書いてもたぶんあまり伝わらないんやないかなって思う世界観ではあるんですよね
しかしこの設定がなかなか巧みで、こんな世界、そして通行手形ってものから広がる世界は江戸時代の旅の感じが色濃くってイメージ
しかし世界観は戦後やったり、ある意味では戦時中って感じやったり
そして?やはり彗星マジック さんは曲やったり歌やったりの取り込み方が上手い
そして縦に伸びる照明やったりもほんと美しかったりするんですよね
役者陣もほんと巧み、そして上手い
久しぶりって感じやった上杉逸平 さんやはりいいです
やはり米山真理 さんが作る世界観好きですわ

Re:TURN!

Re:TURN!

ステージタイガー

近鉄アート館(大阪府)

2023/01/28 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

今回のステタイさんは時代劇かと思わせる始まりを見せるんだが劇団のお話し
なかなかにおもしろい立ち上がり
前は人気もありこれから飛び抜けた人気の劇団へって感じやったんだが、人気の役者が…
結構リアルでもありそうな題材ではあるんですが、それを #ステージタイガー が作品にするとこうなりますかって感じ
これが予想通りと言うか、予想以上にいい展開、いいラストをって印象なんです
そしてこの作品がいいのは劇団の物語って言いながらも、そこだけの視点、世界観だけで完結してないところなのかもしれない
それは家族やったり、友だちやったり、普段の生活やったりって部分が妙に生々しさをって世界を作り出してたかもしれないんですよね
しかしそのあたりが描かれてるのがかなり良くて、この世界に一気にもって行かれた感じかな
ほんと魅力的な作品を作られますね
そして秀悦やったのが、ラストの視点、そして思いやったかもしれないんですよね
舞台をより見てる人ならハマる気がするシチュエーション
やはりいいのが小野愛寿香 さんなんですよね
堂々とした存在感
そして西村こころ さんがほんとにいい演技されてた印象
悔しさとその中から見つけた光、そんな感じが良かった
喜多彩葉 さんがまさか…歌だけで終わる?って思ったらいいとこ持っていきますね

おきて

おきて

ポケット企画

ウイングフィールド(大阪府)

2023/01/27 (金) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

独特な世界観で作り上げられてる印象の作品は会話劇なんだけど、それだけではなくエンタメって言うと言い過ぎな感じもあるが、ダンス、しかもそれは1種類とかではなく、マイムっぽいものもあったりかなり多様的な感じ
そんな感じも入れながら作り上げられる世界はほんと独特
ある意味この週末に芸創でやってるまわりみち渚 と根底のところが少し近かったりするテーマ
とは言え全く作風、アプローチは違うんですけど
たぶん会場に入ってまずはこの公演の少し変わったセットの配置に座るところに悩むかもしれない
あまり見ない感じのバランスのセッティング
言葉のチョイスも独特かなって思いながら、ひとつ言葉のイントネーションは気になったかな
とは言えスクリーンの使い方、照明の感じもなかなかに良くて、会話のやり取りに引き込まれた感じ
おもしろいアプローチで積み重ねられていくストーリーに違和感なく入れられるダンスって感じ
そして役者陣の演技もいいんです
個人的にはさとうともこ さんが作る独特な雰囲気がいいなって感じ
そして雰囲気の変化がびっくりするぐらい上手い
一瞬おんなじ人やよね?ってなるレベルやったかも
北海道の劇団なのでなかなか見る機会がないからこのチャンス見逃すのは惜しいかな

渚にいちばんちかく

渚にいちばんちかく

劇的集団まわりみち’39

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/01/27 (金) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

かなり不思議で幻想的な美しくて儚いって印象の作品
色んな感覚を揺さぶられるような作品やった印象なんですよね
ほんとにこの作品として伝えたかったこととは違うのかもしれないですけどね
不思議な余韻が残るそんな感覚
これはやはり自然ってものと、その恩恵を忘れて自分勝手に行動してる人類ってものの物語なんだろうか?
そんなことを色々と考えさせられるそんな作品
その描き方がかなり独特で、個性的な作品だなって印象やったりするんですよね
やはりそのあたりは見る人によってかなり変わるのかも
そしてどんなことを考え受け取るのかも人によるのかもしれない
それはこの作品が決して簡単ではないって感じの作品、描き方なのはあるかもしれない
でも作品がボヤッとしてるとかではなく、色んな捉え方ができる、見るものの感性や気持ちで映り方が変わる気がするそんな感覚ですかね
そしてほんとこの作品って光の使い方も独特で美しかったりするんですよね
そこにバイオリンってなかなかに珍しいけどいい演出がって感じ
あまり他では経験できない、見られないって感じの舞台やったかな
ランタイムは110分ぐらいだったんだろうか?
時間を忘れて見惚れるそんな作品

AkaneHiramoto Birthday Party

AkaneHiramoto Birthday Party

赤猫プロジェクト

大阪日本橋Pollux Theater(ポルックスシアター)(大阪府)

2023/01/22 (日) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ほんと色んなものが詰め込まれた感じの盛りだくさんなパフォーマンスいっぱいって感じ
歌、ダンス、ジャグリング、マジック?、そして芝居
どれもがレベルが高いそんな感じの集合体
そして全てが 平本茜子 さんの生きざまやったのかも
お祝いって意味もありながら、今までされてきたことを少しずつ
そんな感じで過ごせるお誕生日ってほんと素敵ですね
そしてそんな時間を作られてきたってことなんですよね
やはり今まで過ごされてきた時間が濃厚で素敵やったんやろうなってのが伝わってくるそんな時間やったんですよね
歌もダンスもすてきやったんですが、芝居がやはり魅力的
脚演 平本茜子 さんの前にされた作品やった感じの短い作品やったんですが、これがなかなか
雰囲気が変化しながら進むストーリー
いい話なんかなと思わせておいての、意外すぎるラスト
このびっくりする展開ほんと見事やなって印象
ラストは 西原希蓉美withクスミヒデオ の新しいユニット? 逆鱗 と 平本茜子 さんによるパフォーマンス
ここは写真撮影🆗やったんですよね
これがなかなかに引き込まれる空気感って感じの時間
そして最後には集合写真って感じで終了
元々は70分予定やったのかな?
色々あって何分でした?

短編集 君と僕の間にあるケモノ

短編集 君と僕の間にあるケモノ

カラ/フル

STAGE+PLUS(大阪府)

2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

4本の短編で構成されたオムニバスって感じのステージ
最初が 燻る
近所で起きた火事から繰り広げられる隣の家のお話し
かなり精神的な心の揺れ動きがなかなかに見応えのある世界観を作ってた印象
ラストまでほんと見事な変化を見せていく作品で目が離せなくなる感じ

次が『おっぱい/おしり』
なかなかに不思議なんだけど、どこかでその気持ちわかるなってなる感じ
どう考えても変態でしか無い彼氏、まともなことを言ってる彼女
しかし彼への気持ちは本物、揺れる彼女の気持ち…
後半はその強い思いが逆に火をつけたかのごとくの展開

そして おしり
なんか凄いタイトルの作品が続くなって印象
しかし雰囲気は全く違う感じやったりするんですよね
ある意味同じようなマニアックな感じではあるんですけどね
なんか不思議な作品構成ではあるなって印象
しかしここでの会話はある意味普段ありそうではって感じ

ラストは 行きずりの傘
なかなかに不思議ではあるんやけど素敵なストーリー展開の作品
ラストのほんとの意味はってなるんやけど、ある意味で鶴の恩返しなんだろうか?
この作品、序盤と後半の雰囲気の変化がほんと魅力的やったなって印象なんですよね
ほんと素敵な作品

12人のおかしな大阪人2023

12人のおかしな大阪人2023

「12人のおかしな大阪人」製作委員会

松下IMPホール(大阪府)

2023/01/21 (土) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

裁判員制度に集められた12人の人々の物語
余命1週間の男が元カノに殺された事件の裁判
残りわずかな寿命なのに人は殺人を犯すのか、容疑者の女性は医学知識がありこの話し合いをさらに複雑にしていく…
とは言えこの話し合いをより複雑にしていくのは陪審員に選ばれた人々…それは大阪人?関西人ならではって感じの雰囲気になっていくあたりが見事な作品って印象
はっきり言ってこの人たち半分以上事件の話をしてないんやないかなって感じ
本題に少し戻ると新たな脱線の火種が…それを繰り返してるうちに何を話し合ってたのかさえw
と思わせておいて急に核心をついた発言になったりする
本もいいんですが演出も見事な感じで進むストーリー
役者陣もほんと魅力的
それぞれのキャラがほんと強くて、それでいて潰しあうのではなく相乗効果が生まれていく感じ
ほんと魅力的な役者さんばかりでそれぞれを語り出したら止まらなくなりそうな見事な演技
男優陣ほんと甲乙つけ難い感じにみんないいんですよね
古場町茉美 さんは本気で生意気な小学生の男の子
生意気なんだけど頭の回転いい感じの演技が見事
内山絢貴 さんの牛丼屋の店員の破壊力
本役との振り幅ほんと最高でした
大江雅子 さん相変わらず出てきた瞬間は大江さんと気がつけないw
さらに徐々に濃くなっていく化粧最高w

メテオナデシコ七変化!

メテオナデシコ七変化!

キラキラ☆デストロイヤーズ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

この世界観は間違いなくアニメって感じ
ここまでそう感じるのも珍しい
ここまで何作品か見せていただいてそんな雰囲気がかなりあったんですが、今回は思いっきりそちらへよせたかったかなって印象がこの作品なのかもしれません
もしかしたら今までもそうやったよって言われるかもしれないですけど
曲が違ってたらさらにって個人的な見解
かなり上質なアニメの映画ではなく、一般放送の連続ものを総集編ではなく撮り溜めしてたのを一気に見るような感覚の作品なのかもしれない
この感じって伝わるんだろうか?w
そしてアニメって言っても色んなジャンルのいいとこ取り?オマージュって感じだろうか
盛り上がりかたって感じもまさにそんな感じで展開していくそんな印象
そんな世界をさらに盛り上げていくのが、魅力的なキャラたちやったりするんですよね
そんな感じの作品なのでキャラもかなり濃かったりするんですよね
しかしこのキャラがジワジワくる感じ
鬼村笑 さんはやはり渋かったw
YU-YAさんは前回からの振り幅がw
一ノ瀬あいみ さんの今回の感じはもしかしたら他では見られないキャラかもしれない
しかしいいキャラですね
そして宇佐美みお さんは関西拠点はラスト芝居?
魅力的な可愛さと優しさの融合かな

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