ミラーガール
演劇女子部
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2024/11/08 (金) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
線引き~死者に囲まれる夜~
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2024/11/14 (木) ~ 2024/11/21 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/14 (木) 19:00
価格5,200円
舞台ならではの「演出」「効果」を存分に楽しめた。何の先入観もなく、役者さんたちに引き込まれていった。
私個人はスタンディングオーベーション。役者さんたちは、揺るぎない自信で、明日以降も舞台に立ってほしいと心から思いました。
Day Dream Dance D.C.
空想実現集団TOY'sBOX
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
Day Dream Dance D.C.
空想実現集団TOY'sBOX
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ダンスメインの舞台いいですね。邦ロックとダンスの相性のよさに気づかせてもらいました。最後にシメというかキメのダンスがあるかな…と思ったらなかったですね。キャスト全員で最後1曲(なんなら関白宣言のユーロビートヴァージョンでw)ダンスしてほしかったです^^ あと、演出と脚本を手掛けられた方のMCに驚嘆です。あれだけうまいMCというか前説ははじめてです。今日一番の感動は前説かもしれませんw
第一回蒸気展覧会
蒸気倶楽部
Paperback Studio(東京都)
2024/11/02 (土) ~ 2024/11/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/03 (日) 13:00
日本のラジオ・屋代主宰が立ち上げたコントユニット(?)の旗揚げ公演。
現実の「あること」に対してシニカルなもの、観客の選択によるマルチエンディングなもの、シュールなもの、あの童話とその童話を「あんな形」で結び付けたものなど多彩だがやはり「屋代さんらしさ(私見)」が貫かれていてニヤニヤ。
早くも「第二回博覧会」が楽しみ♪
ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us- 2024 TOKYO Remix
waqu:iraz
スタジオ空洞(東京都)
2024/11/12 (火) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
栗原課長の秘密基地
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
説明にある「栗原課長の初仕事は、伝統ある『きつつき賞』の授賞式、15分で終わる予定の式が次から次へと…」の通りであるが、秘密基地がいかにも児童文学絡みで ラストシーンは秀逸。次々に判明する事実、その対処に追われる編集部と審査員の荒唐無稽とも思える会話と行動が、なぜかリアルに思えてしまう。脚本の面白さもあるが、やはり演出が巧い。大勢いる慌ただしい場面から 急に2人だけの静かな場面へ、多くを語らず 何気なく照明を諧調させ、しみじみとした情景を描き出す。心憎い心象付である。
(上演時間2時間 休憩なし)
栗原課長の秘密基地
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
華5つ☆、必見! 脚本、演出、演技何れも素晴らしい。流石にSpiral Moonの作品だ。殊に要を得た脚本が、役者が脚本に書かれた役を演技するというより、演技者に憑依するような脚本と感じる程脚本、演者の表現が素晴らしい。ネタバレ部分は、取り敢えずのネタバレ迄、余り詳しく書き過ぎるとこれから観る人の興を削ぎかねないから。
栗原課長の秘密基地
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
ハナコキカク「きょうのエビスは」
2223project
エビスSTARバー(東京都)
2024/11/07 (木) ~ 2024/11/10 (日)公演終了
幕末純情伝 〜黄金マイクの謎
9PROJECT
王子小劇場(東京都)
2024/11/06 (水) ~ 2024/11/10 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
全日満席完売だったため配信で観劇
脚本から想像だけで師に近づいた初演の台詞に一切手を加えてない作品
(二部構成を一部にまとめてますが
基本ストーリーが分かってないと何が何やらかもしれませんがいろいろ面白かったです
20日まで配信
お時間ある方はぜひ
テーバイ
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2024/11/07 (木) ~ 2024/11/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ギリシャ劇の登場人物をつなげてみた「グリークス」ソポクレス版、あるいはオイデプス版である。集められたのは「オイデプス王」「コロノスのオイデプス」ここまでが1幕1時間40分、この後2幕「アンチゴネ」で45分。ギリシャ劇をつなげてみる趣向は長いのも短いのもあって、蜷川の朝から晩まで10時間を超えるものもあったが、それぞれの物語を超えて新しい世界が見えたわけでもない。それぞれの役と物語が強烈すぎて集めてみてもその上に新しいテーマを発見できない。
蜷川の版(2000)はイギリスですでに成功した版(ジョン・バートン、ケネス・カヴァンダーによるRSC版)を基に当時の演劇界の大劇場俳優を集めた華やかな上演だった。(劇場はコクーン)話はトロイ戦争が中心で女性の視点から見ていて若干はわかりよくはなったが、原作以上の物語になったわけでもなかった。
今回の上演版は二つの原作・翻訳から新たに船岩祐太が上演台本に作り直したもので、新しい脚本である。「テーバイ」というギリシャ劇は何だったっけ?と思ったが、それはこの劇の場所からとった新しいタイトルである。テーバイを舞台にこれは原作の登場人物と話の枠を使った今の現代劇である。
良いところから行くと、演出の船岩祐太の歯切れが良い。冒頭から、オイデプスのクライマックスのシーンを次々と並べていて、複雑な親子夫婦関係でオイデプスが翻弄され悩むところが見せ場なのだが、あっさり、「そーいうこと」と進めてしまう。神託も「仕方ないよね」となる。先月は串田和美の「ガード下のオイデプス」も見たが、いずれも降りかかる運命に深刻になっていない。いろいろ大変な社会だから何でもありだよね、という不条理劇精神がギリシャ劇と拮抗している。そこが新しいし、今に通じる。個々の人間の懊悩よりも社会の動きの中の人間に向かおうとしていると窺える
それでこの芝居の世界が成立するのは、多分、ここが唯一見どころと思うがクレオンを1幕と3幕で中心に置いていることで、この融通無碍が得意な現代に通用する人物が軸になっているところで話が現代につながっている。このクレオンは今時の指導者の顔をしている。ギリシャ劇の世界とは無縁のようにツルッと演じた植本純米が快演している。
相変わらず、なんだかよくわからないのはこの新国立の取組みで、新人の船岩からよせられた分厚い計画書に従って一年がかりで何度も俳優が集まっては相談してまとめたプロジェクトと言うが、一体どんな計画で、どこを検討したのか、を公開してくれなくては、結局は延々と稽古しただけ、と言うことになってしまう。演劇の公演は何も答え合わせをやっているわけではない、と言うことが解っていない。これは金さえあれば出来ることである。それは舞台制作費の潤沢ぶりに見えている、
朗読劇 「すっぴん 2024」
kimagure studio
すみだパークシアター倉(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/13 (水) 19:00
座席1階
和菓子職人が、餡をつつむ機械を開発する技術者に転身し、大変な仕事をサポートして職人芸を次世代につないでいこうと奮闘する物語。主人公の男性もそもそも職人肌で、そこに嫁いだ女性が苦労を重ねながらも懸命に支えていく。これを全編、電子ピアノの伴走で俳優たちが若干の演技を伴いながら朗読を続ける展開だ。
自分としてはストレートプレイの方が好みなので、この戯曲もそのように演じられたらよかったなあ、とは感じた。しかし、今作はピアノの伴奏、音楽がものすごくよかった。俳優たちが演じる役柄の気持ちに実にフィットし、違和感を全く感じなかった。それどころか、俳優の演技にやや不足しているような役柄の雰囲気をうまく埋め合わせ、さらに伸ばしていくような力を発揮していた。
俳優たちの朗読もよかった。マイクを前にした定位置での演技に限られているが、せりふにプラスして客席に伝えるイメージを最大限に出していたと思う。
物語は、主人公の情熱と、それを支える内助の功がテーマ。「あなたについていきます」というところが昭和が色濃く出ていた。客席には多くの若い人がいたが、どう受け止めただろうか。
また、和菓子というアイテムをもう少し具体的に出してもらったらさらにうまくイメージできた。朗読劇では限界なのだろうか。
橘に鶯
露と枕
王子小劇場(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/13 (水) 19:00
初見のユニット。丁寧に積み上げられた会話劇で、面白い、というのとは一寸違うが興味深く観た。(1分押し)前説含め118分。
地方都市で、300年の記憶を持つことになっている「おくしさま」というフィクションをベースにした群像会話劇。いろいろなエピソードを積み上げつつ、大きな事件が起こるというより、個々の人々の感情をしっかり積み上げる。演出も丁寧で役者陣もしかあり演じていたが、個人的に好みでないセリフ回しの役者がいたのがちょっと…、なのが残念。久々に観た島田の貫禄に安心しつつ魅了される。
セリフ量が多いので、私が嫌いな言い回しが出てくるけど、これはしょうがないかなぁ。
お気に召すまま
明治大学シェイクスピアプロジェクト
アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)
2024/11/08 (金) ~ 2024/11/10 (日)公演終了
実演鑑賞
今回3度目のMSP。毎回演出もスタッフ体制もキャストも違うから舞台の見え方も違う。今回は音楽の質の高さが目についた(演奏力は毎度同程度)。主要キャストの中でラストに向けて一人抜きん出る役どころとなるロザリンドのポテンシャルが好感。
Day Dream Dance D.C.
空想実現集団TOY'sBOX
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
何度か拝見している団体さん。今回も元気に楽しそうに演じられていて、面白かったです。ダンスも皆さん上手で良かったです。帰りのはいタッチお見送りも良いですね。楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。
ジキルの告白
ISAWO BOOKSTORE
サンモールスタジオ(東京都)
2024/11/06 (水) ~ 2024/11/12 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/11 (月) 19:00
1973年夏に起こった「立教大学助教授教え子殺人事件」を題材にした「昭和事件シリーズ」の第5弾で、実際に起きた事件と犯人周辺、被害者周辺の人たちはこうであったのではないかという虚構とが良い按配で絡まっていて、まるで事件の前後を眼の前で目撃したかのような臨場感と、犯人がすぐ近くにいるのではないかと感じさせる演出方法、こちらの恐怖心を最大限に煽り、冷やりとさせ、緊迫させていて、この劇は見事だと感じた。
勿論、役者の素に見える程のさりげない演技も伴って、この劇が劇映画やドキュメンタリー以上に真実味を帯びていてすごかった。
教え子に何度か手を出しているような助教授大迫が女学生の林京子と奥さんと小さな子どもがいるのに関係を持ち、その教え子の女学生を殺したところから人生が狂い、平静を装いつつ、どんどん追い詰められ、最終的に一家心中というさらに悲劇的な結末となり、こうも人は転落するものなのかという絶望感、救いの一切ない終わり方に、重々しい余韻が残りました。
しかし、助教授の友人、助教授の務める大学の仲間、奥さんなどを巻き込み、助教授が殺人を犯したことから今までのような日常が送れなくなり、みんなそれぞれが少しずつ追い詰められていくさまが丁寧に描かれていて、何とも言えない複雑な気持ちになった。
栗原課長の秘密基地
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すばらしかったです。俳優さんのキャラも立っていてすごくよかったです。話もわかりやすく、さらにテンポもよく、おまけに起承転結がしっかりしていて非常にわかりやすかったです。出版業界というか賞取りレースで似たような話をよく聞くこともありリアリティをもって観ることができました。他人のアイデアのパクリや夜職兼業問題、そして二重投稿、すごくリアルでした。
Day Dream Dance D.C.
空想実現集団TOY'sBOX
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us- 2024 TOKYO Remix
waqu:iraz
スタジオ空洞(東京都)
2024/11/12 (火) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
プレビュー拝見。思っていたのとはいい意味で違っていて、とても新鮮な感じて拝見しました。これは見ないと説明難しいですね。でも、ダンスとお話とてもマッチして心にも響いたし、ダンスも楽しめました。汗だくになってのパフォーマンス素晴らしかったです。機会があればまた見たいです。面白かったです。